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OUR MYSTERY CLUB『THE QUEEN OF CRIME』
¥2,310
<ZINE “THE QUEEN OF CRIME” > <ミステリの女王>、アガサ・クリスティー。 その著作は「聖書とシェークスピアの次に売れている」と言われ、世界各国100以上の言語に翻訳され、出版累計部数は20億冊以上。戯曲『ねずみとり』は現在も世界最長ロングラン記録を更新し、”史上最高のベストセラー作家”としてギネスにも認定された、押しも押されもせぬ超有名な人気作家です。『アクロイド殺し』、『オリエント急行殺人事件』、『そして誰もいなくなった』、『ABC殺人事件』等のミステリ界の歴史にその名を刻む超有名作は、ミステリファン以外にも広くその名前を知られていることでしょう。 しかし、これだけのビッグネームであるにも関わらず、「名前は知っているがちゃんと読んだことはない」という方も多いのではないでしょうか? なにしろ作家キャリアは50年以上、その生涯著作は100冊以上という多作な大家ゆえに、一部の超有名作以外はそこまで知られていない、、、というのも、また実情かもしれません。 ですが、クリスティー作品の魅力は、実はそれらの有名作品のみにとどまりません。 その他にも、枚挙にいとまがないほど傑作だらけであり、「メアリ・ウエストマコット」名義で著したミステリ以外の作品にも、誠に味わい深い名作が隠れています。 また、読み手側が年を経るごとにますます味わいが増していくのもその特徴。 何よりも、一人の女性として、母として、職業人として、二度の大戦をくぐり抜けて逞しく生き抜き、30歳から80代まで傑作を世に送り続けたクリスティーというその人自身の魅力と凄さは、ある程度以上の年になってから知ると、より驚嘆を禁じ得ないものがあります。 そんな、我々”OUR MYSTERY CLUB”(fragola & NINE STORIES)が心から敬愛してやまないクリスティーの奥深さをよりたくさんの方に知っていただきたいという思いで、私たちが感じるその魅力について本書では様々な角度から掘り下げました。 コラムニスト山崎まどか氏による巻頭特別コラム『私とアガサ・クリスティー』、コラージュアーティストnene chouchou氏によるオリジナルコラージュ作品”The woman Agatha”といった前作同様の豪華な内容に加え、新たに大幅加筆された、パワーアップ改訂版です。 [ 書籍概要 ] 全144ページ // CONTENTS // *Agatha Chrstie and Me 私とアガサ・クリスティ / 山崎まどか *Agatha Chrstie and Me 私とアガサ・クリスティー / NINE STORIES(Saori) *Agatha Chrstie and Me 私とアガサ・クリスティー / fragola (Mami) *HER OWN STORY —彼女はなぜ書かねばならなかったか、またはクリスティーとメアリ・ウェストマコットについて— / NINE STORIES (Saori) *If you “RESTART” reading CHRISTIE. —もしもクリスティーを再読するならば— / fragola (Mami) *クリスティー作品テーマ別オススメタイトル BEST3(Part1) *LET’S HAVE A NICE CUP OF TEA / fragola (Mami) *NICE TEA PLACES (東京、神奈川編)/ fragola (Mami) *NICE TEA PLACES (京阪神編)/ Maki Tamada *スペシャルコラージュ ”The woman Agatha” / nene chouchou *BEST HOTEL GUIDE in Christie’s. / NINE STORIES(Saori) *Tell Me, Sister A(クリスティーに人生相談)/ NINE STORIES(Saori) *当世服装事情/ NINE STORIES(Saori) *クリスティー作品テーマ別オススメタイトル BEST3(Part2) *Interview – Megumi Murano(”Jane Marple” & “Jane Marple Dans Le Salon”デザイナー) *IN HER MAGICAL DOLL’S HOUSES ー彼女の魔法のドールハウスー / fragola (Mami) *Like the cat that got the cream -Food and drinks in Christie-(クリスティー作品のフードとドリンク) / fragola (Mami) *Taste the world of Christie in your HOME!(自宅でクリスティー作品のフードを味わうなら)/ fragola (Mami) *彼女たちの横顔 -「アクロイド殺し」の女性たち – / NINE STORIES(Saori) *Flowers & The language of flowers in Christie world/ fragola (Mami) *WAR AND CHRISTIE 戦争とクリスティー / fragola (Mami) *ペンギンはクリスティーの夢をみるか?(クリスティーとペンギンブックスの知られざる関係について) / fragola (Mami) *CHRISTIE’S BOOKLIST FOR MYSTERY READERS(クリスティー作品に登場する本たち)/ NINE STORIES(Saori) *Crosswords – AGATHA CHRISTIE BOOK TITLES 著者紹介文より
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【特典栞付き】『IN/SECTS Expanded Edition』「特集:本をつくって本を売る」
¥2,475
本書はIN/SECTS Magazineの中でもスマッシュヒットを記録した vol.13「NEW BOOK SHOP CULTURE」とvol.16「本をつくる」を合本したものだ。合本とは言え、それだけにはとどまらず、新たに誕生したレーベルやブックショップを取材し、さらに販売方法やブックフェアについても追加収録している。 本書からは、vol.13とvol.16をリリースした当時の熱量や現在進行形で変化している本づくりとそれを取り巻く環境について大いに感じてもらえるはずだ。 また、前述の通りつくり手や書店の紹介に加えて、いかにして売るかという方法論と増加している新たな売る場にも着目し、紙面全体を再構成しなおしている。 なぜなら、編集部自体、この1年、さまざまな場で販売を行ったり、つくり手のみなさんの販売を見聞きする中で、ジャンルによって分かれていた売り場に、これまで異質と感じられていたレイヤーの人々が集い、共に本を楽しむという姿をまざまざと実感したからだ。 世間では書店がなくなるニュースが後を立たない、さらに言えば書店に対するトンチンカンな補助の話まで出てくる始末だが、そんな中でも編集部の周りから聞こえてくる声は、とても元気だ。ますます、はつらつとする気配さえ感じずにはおれない。 余談だが、お隣の国、韓国では本を読む行為がかっこいいと、「テキストヒップ」などという言葉も生まれているらしい。 だからと言って手放しで「未来は明るい!」などというつもりはないけれど、工夫やアイデアがたっぷり詰まった本づくり、そして、本を売るを改めてお楽しみください。 <目次> ▶︎地方発がおもしろい〜ローカルパブリッシャーを尋ねて〜 兵庫県神戸市 Re:S 藤本智士さん 滋賀県長浜市 能美舎 堀江昌史さん 日本屋久島 Kilty BOOKS 国本真治さん 岐阜県美濃市 mmbooks 服部みれいさん 京都府京都市 さりげなく わかめかのこさん 神奈川県真鶴町 真鶴出版 川口 瞬さん 大阪府大阪市 どく社 末澤寧史さん 多田智美さん 原田祐馬さん 福井県福井市 fu プロダクション 堀一心さん 川端麻衣子さん 黒川拓夢さん 長野県長野市 風旅出版 徳谷柿次郎さん ▶︎ひとり出版の先輩に聞け! ▶︎まだまだあるぞ 地方発がおもしろい 京都府京都市 Ambooks 兵庫県加東市 スタブロブックス 京都府京都市 英明企画編集 大阪府大阪市 屋台本出版 香川県高松市 万葉社 神奈川県三浦市 アタシ社 神奈川県鎌倉市 港の人 長野県上田市 バリューブックス・パブリッシング 京都府京都市 灯光舎 福岡県福岡市 書肆侃侃房 ▶︎出版リアル放談 レーベルって楽しい!! ミシマ社代表 三島邦弘×夏葉社代表 島田潤一郎×三輪舎代表 中岡祐介 ▶︎ZINE ZINEさせて ゆ novation のZINE探訪 ~荻窪Titleへ~ バーバリアン・ブックスの歩み こんな ZINE はいかが? 編集部のおすすめ ▶︎漫画 「本づくりの4コマ漫画」 あおむろひろゆき 「にぬき・ビール・デマエ」の作り方 スケラッコ ▶︎これぞ印刷のニュースタンダード 高山活版社/京都昌幸堂 江戸堀印刷所内小さな出版と本の研究室 関西の小さな印刷所 ▶︎教えて小田さん 本づくりからその先へ。リソグラフの可能性 ▶︎編集部が注目するインディペンデントな出版社・ブックメイカーズ84 ▶︎ブックメイカーが考える「本を売る」 SHUKYU Magazine の場合 緊急アンケート 「突然ですが、みなさんどうやって本を売ってます?」 温度/つくづく/百万年書房/sakumotto/オフショア ▶︎ブックフェアへ行こう! 教えてホッパーズ! 僕、私のブックフェア事情 全国各地で開催中! ブックフェア案内 ブックフェアマップ付き ▶︎ガケ書房の頃からホホホ座へ ▶︎僕が鳥取で汽水空港を営む理由 モリテツヤ ▶︎ストリートな ZINE SHOP voyage kids / Dig a Hole Zines ▶︎な夕書的 古本屋の営み方 ▶︎私とシカク スズキナオ ▶︎本屋開業(予定)記念! ノック3番勝負 ▶︎編集部が注目する BOOK SHOP ▶︎ニューカバーインタビュー竹本侑樹(イラストレーター/画家) ▶︎NESHINA ROOM 今月のおめでとう、ほか ▶︎コラム「秋の課題図書」 森本アリ/堀部美奈子/長坂有希 寺町知秀/佐藤菜摘/KIKI B6版/272ページ (公式HPより転載) *特典栞付きです。 活版印刷を使ったインセクツ特性栞をご自身の手でカットして、ご利用ください。
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『新百姓』2号「米をくう」
¥3,150
便利で安定した現在の米供給システムは、ありがたいもの。 しかし、効率のみを重視するあまり、稲作から炊飯まで、「米をくう」営みの中に溢れていた つくる喜びや楽しみも、失われてきたのではないでしょうか? 安定した米供給システムを土台にするからこそ、安心して、思いっきり「米をくう」で遊ぶ。 そんな新しい社会は、どうやったら実現できるのか? そんな想いのもと、本号では、 『まぁまぁマガジン』編集長で文筆家の服部みれいさん、 『米の日本史』などで知られる稲作文化研究の第一人者・佐藤洋一郎さん、 『小さな田んぼでイネづくり』などの著者で、石垣島で稲作に取り組む笹村出さんをはじめ、 常識に囚われずに、文明、テクノロジー、文化、技と知恵の各視点から、 「米をくう」を探究してきた先輩方との対話を通じて、新しいものの見方、最先端の問い、創造の余白に触れて参りました。 読めば、お米を釜で焚いてみたくなる。 読めば、自分で田んぼをやってみたくなる。 読めば、炊きたてのご飯がいつもの何倍も愛おしくなる。 そんな一冊になっていると思います。 『新百姓』とは:人間の創造性の解放を促す雑誌 『新百姓』では、「なぜ人類はいまだに毎日を遊んで暮らせないのか?」 (Why can’t we be playful everyday?)を根底の問いに掲げています。 効率性や規模の拡大を最優先に追求する経済のあり方、 人間一人ひとりがそれに従順であるように求められる巨大な社会システム。 そういったものに疑問を持ち、それを単に敵として抗うのではなく、 その巨大なシステムすら遊び道具として活用する、 そんな新しい生き方を探究している人たちの 問いと実践の物語を紹介する雑誌です。 毎号、古来から人間が行ってきた根源的な営みを1つずつ特集テーマに掲げ、 その意味を深め、捉え直して転回することを試みます。 2号のテーマは、「米をくう」です。 ■『新百姓』2号概要 発酵部数|8,888冊限定、全てに手作業でシリアルナンバー打刻 定 価|3,150円(税込) (=米サイコウ!) 判 型|B5変形判 頁 数|254P(フルカラー) ISBN978-4-910961-04-0
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『新百姓』1号「水をのむ」
¥3,150
システムに封じられた人間の創造性の解放を促す雑誌です。 効率性や規模の拡大を最優先に追求する経済のあり方、 人間一人ひとりがそれに従順であるように求められる巨大な社会システム。 そういったものに疑問を持ち、新しい生き方を探究している人たちの問いと実践の物語を紹介します。 毎号、古来から人間が行ってきた根源的な営みを1つずつ特集テーマに掲げ、 その意味を深め、捉え直して転回することを試みます。 1号のテーマは、「水をのむ」です。 ■1号「水をのむ」概要 発酵部数|6,966冊限定、全てに手作業でシリアルナンバー打刻 定 価|3,150円(税込) =ロックンロール、サイコウ! 判 型|B5変形判 頁 数|250P(フルカラー) (公式サイトより引用)
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医療法人社団プラタナス 桜新町アーバンクリニック『人のさいご』
¥550
人のさいごに訪れる、自然な変化。 やさしく、ていねいに、 目を逸らさず綴った小さな本。 この本は、「人のいのちがどう閉じられていくのか」という自然な変化について、当事者である本人を含む、あらゆる人が読むことができるように、言葉を選び、丁寧に綴った本です。 日々看取りに向き合う在宅医療・ケア関係者が、患者さん方から実際に「人は死ぬときにどう変化していくのか」と問われてきた経験からうまれました。 前もってこの知識に触れておくことが、きっと大切な人と過ごす時間をかげがえのないものにしてくれる。わたしたちは、そう願っています。 発行年:2024年6月 発行:医療法人社団プラタナス 桜新町アーバンクリニック デザイン:本田篤司 イラスト:水上多摩江 文 :尾山直子 校正 :浅野千恵 企画・制作: 桜新町アーバンクリニック在宅医療部/桜新町ナースケア・ステーション 國居早苗(訪問看護認定看護師) 林瞳(緩和ケア認定看護師) 尾山直子(訪問看護師/進行・編集) 株式会社メディヴァ 神野真実(ディレクション・編集) 印刷・製本:株式会社サンエムカラー 販売元:医療法人社団プラタナス桜新町アーバンクリニック、一般社団法人コミュニティ&コミュニティホスピタル協会 (公式サイトより引用)
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スズキナオ・橋尾 日登美『散策!関西ローカルチェーン酒場「得一」(酒と散策)』
¥1,430
関西エリア、おもに大阪に展開しているローカルチェーンの酒場である「得一」に行き、飲み、語ったZINEです。全9店舗をめぐり、各店の違いやそれぞれの空気を伝えます。 得一はチェーンではあるものの、各店の持つ裁量が大きいからか各店のカラーが大きく違い、面白いです。得一が好きな方、得一は知らないけど安くてうまい酒場に興味のある方におすすめです。 こんな良い酒場なのに、チェーン店だから…と、県外から友人が来た時にお連れすることってなかなかありません。なので、あえて東京から大阪にやってきた信頼の飲み手、ラズウェル細木さん、パリッコさん、森山さんを得一にお連れできたのは面白かったな。 A5判 38ページ 【著者】 飲酒とお散歩をするチーム『酒と散策』 メンバー:スズキナオ、橋尾 日登美 -- (発行元サイトより引用)
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橋尾 日登美『瓶麦酒杯日録』
¥880
好きな瓶ビールのコップに出会った日の日記を集めたZINEです。大阪、京都、兵庫、東京を飲み歩いた記録でもあります。 序文より抜粋 ---------------- 瓶ビールのコップが好きだ。瓶ビールのコップで飲みたいから瓶派で通していると言っても大袈裟ではないかもしれない。飲食店で飲むお酒界では生ビールが花形で、瓶タイプは乾杯だけ飲みたい数人で分け合うもの、という準レギュラー的存在である。目立たずじっくり酒場を支える続ける瓶。その変わらない姿を華やかに飾るか、親しみと安心をまとわせるかは、共に供される器次第だ。メーカーロゴの入ったタンブラーで王道に、切子のグラスでプレミアムな夜を演出、お冷と同じコップで気取らずに。そこには店の演出の心、美意識、オペレーションとさまざまな背景が垣間見える。 気づくとビールよりもコップを主体にスナップした写真が山ほどたまった。その中から素敵だ、面白いと感じたコレクションをより抜き、そのコップに出会った日の日記とともに紹介する。 ---------------- A5判 46ページ 【著者】 橋尾 日登美 -- (発行元サイトより引用)
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代わりに読む人『別冊代わりに読む人 試行錯誤4』
¥1,100
『試行錯誤』は読む/書く人々の試行錯誤のための実験室です。 文芸に新しい視点をもたらす著者のエッセイや批評を集めています。 「私は必要に迫られて、ノートの片隅に間取りを書くことで、その方法を再発見/再発明したのだ。それは道具を手に入れるというよりも、体に目や耳に加えてもう一つの新しい感覚器が生まれてきたような感覚で、それは私の体が拡張された感じなのだ。何かを自分で見つけたと思っても、大抵のことはすでに発見/発明されたことの再現にすぎない。しかし、取り組む人が必要に迫られて発見/発明し直しているその過程には読むべきもの(例えば発見の喜び)が必ず現れていると思う。期せずして、『試行錯誤4』に収められた文章は、再発見/再発明の過程にみちている。」(巻頭言「再発見・再発明」より) 目次 ・巻頭言「再発見・再発明」 ・陳詩遠 なにがなんだか「祭典・採点」 ・わかしょ文庫 大相撲観戦記「大関の書いた小説を探して」 ・スズキナオ 谷崎潤一郎のことを考えながら散歩する「暑い銀座のドイツビール」 ・伏見瞬 蓮實重彥論「書籍版『蓮實重彥論』の構想をそろそろ本気で考えてみる」 ・友田とん 取るに足らないものを取る「ワークショップ」 内容紹介 ◎陳詩遠 なにがなんだか「祭典・採点」 昨夏東京で開催され、著者が採点アルバイトとして参加した国際物理オリンピックの採点(祭典)記。できる限り好意的に解釈して中間点を与える運用方針のもと各国の高校生の大量の答案を採点するうちに、未踏の境地を発見する。 ◎わかしょ文庫 大相撲観戦記「大関の書いた小説を探して」 大相撲に熱中するためには、横綱・大関は強いのだというファンタジーが必要だ。これを取り戻そうとして、大相撲の歴史を辿りはじめると、思わぬ事実に当たる。 ◎スズキナオ 谷崎潤一郎のことを考えながら散歩する「暑い銀座のドイツビール」 『細雪』にも出てくるという銀座のレストランで母と一緒に昼食をとってから帰り着いた大阪で、谷崎の小説を読むと、大地震のことが書いてあって……。 ◎伏見瞬 蓮實重彥論「書籍版『蓮實重彥論』の構想をそろそろ本気で考えてみる」 「あの」蓮實重彦像がいつできたものか。それを明らかにするためにはどうすればいいのか。書籍化に向けて具体的なステップを書き出し、与えられた時間と作業量から検討していく。 ◎友田とん 取るに足らないものを取る「ワークショップ」 ワークショップの準備のため、集めてあった可笑しなことの写真を振り返っていくうちに、可笑しなことの見つけ方を再発見していく。 [書誌情報] 定価 1,000円+税 文庫判76頁、並製本 表紙用紙:アラベールスノーホワイト110kg 、本文用紙:上質紙70Kg 発行年月:2024年9月 発行所:un poco / 代わりに読む人 発行部数:350部 -- (版元サイトより引用)
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予約〆切10/21【訳者サイン本】レベッカ・ブラウン/柴田元幸(訳)『天国ではなく、どこかよそで』
¥2,200
Pre-Order Item
2024年11月7日発売日以降順次発送 *予約注文締め切りは【10/21(月)中】 *店頭受け取りは下記までお問い合わせください https://bookandbeer.com/contact/ 『体の贈り物』『私たちがやったこと』『若かった日々』などで知られるアメリカの作家、レベッカ・ブラウンの最新物語集『天国ではなく、どこかよそで』。 「三匹の子ぶた」を踏まえた「豚たち」、「赤ずきんちゃん」を踏まえた「おばあさまの家に」をはじめ、ピノキオ、ヘンゼルとグレーテルなど、さまざまな伝統的物語やキャラクターを、レベッカ流に夢見なおした物語が並びます。 語り直しの切り口は作品によってさまざまですが、単一のメッセージに還元できない、怒りと希望をシンプルな文章で発信しつづける作家の神髄が伝わってくる、豊かな「サイクル」が出来上がっています。 “ここにあるのは「めでたし、めでたし」の死角を辛辣なユーモアで照らしてみせる物語。 そうやってわたしたちが見えないふり、聞こえないふり、わからないふりをしてきた暴力の轍を、怒りでもって洗い出し、祈りをこめて語り直すのだ。” (倉本さおり) “そこではみんな、ほんものの肉体を得る。 痛みに苛まれ、声は揺らぎ、歪み、叫ぶ。 闇の中、寓話は変わり果てた姿になって 赦しを求め、こちらを見つめる。 どうしてこんなに、愛おしいのだろう。”( 大崎清夏) 装画は金井冬樹。デザインは横山雄。 目次 豚たち The Pigs 狼と叫んだ女の子 The Girl Who Cried Wolf 誰かほかに Someone Else 穴 The Hole デビーとアンジ Debbie and Anji 大皿に載ったあなたの首 Your Head on a Platter ヘンゼルとグレーテル Hansel and Gretel セメントの二つのバージョン Two Versions of Cement 天国ではなく、どこかよそで Not Heaven, Somewhere Else 双子 The Twins ご婦人と犬 The Lady and The Dog 人魚 The Mermaid ハンプティ・ダンプティ Humpty Dumpty わたしをここにとどめているもの What Keeps Me Here 兄弟たち The Brothers ゼペット Geppetto おばあさまの家に To Grandmother’s House 謝辞 訳者あとがき ページ数 136 判型 B6判変形 出版社:twililight 著者プロフィール レベッカ・ブラウン(著) 1956年ワシントン州生まれ、シアトル在住。作家。翻訳されている著書に『体の贈り物』『私たちがやったこと』『若かった日々』『家庭の医学』『犬たち』、ナンシー・キーファーとの共著に『かつらの似合っていない女』がある。『体の贈り物』でラムダ文学賞、ボストン書評家賞、太平洋岸北西地区書店連合賞受賞。 柴田元幸(翻訳) 1954年生まれ。翻訳家・アメリカ文学研究者。 ポール・オースター、スティーヴン・ミルハウザー、スチュアート・ダイベック、スティーヴ・エリクソン、レベッカ・ブラウン、バリー・ユアグロー、トマス・ピンチョン、マーク・トウェイン、ジャック・ロンドンなど翻訳多数。『生半可な學者』で講談社エッセイ賞、『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞、『メイスン&ディクソン』で日本翻訳文化賞、また2017年に早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞。文芸誌『MONKEY』(スイッチ・パブリッシング)責任編集。 (版元紹介文より転載) --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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【サイン本】くどうれいん『日記の練習』
¥1,870
SOLD OUT
「おもしろいから書くのではない、書いているからどんどんおもしろいことが増える」 小説、エッセイ、短歌、絵本と幅広い創作で注目される作家、くどうれいん。その創作の原点は日記にあった。そんな彼女の日記を一年分まるごと初公開するのが本書である。仕事から私生活まで、愉快なことも苦しいことも、真正面から受け止めて、描ききる。日々の短文日記=「日記の練習」とそれをもとにしたエッセイ「日記の本番」をとおして浮かび上がる、みずみずしくも生々しい、作家くどうれいんの一年。 【著者プロフィール】 くどう れいん 作家。1994年生まれ。岩手県盛岡市出身・在住。著書にエッセイ集『わたしを空腹にしないほうがいい』『うたうおばけ』『虎のたましい人魚の涙』『桃を煮るひと』、歌集『水中で口笛』、小説『氷柱の声』、創作童話『プンスカジャム』、絵本『あんまりすてきだったから』などがある。 発売日:2024年09月19日 価格:1,870円(本体1,700円) 判型:四六判 ページ数:256ページ ISBN:978-4-14-005747-6 発行:NHK出版 (版元HPから転載) --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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予約〆切10/14【サイン本】小原晩『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』(商業出版版)
¥1,760
Pre-Order Item
2024年11月14日発売日以降順次発送 *予約注文締め切りは【10/14(月)中】 *店頭受け取りは下記までお問い合わせください https://bookandbeer.com/contact/ *私家版のご購入はこちら https://bookandbeer.theshop.jp/items/73492615 \異例の累計1万部突破/ 一生懸命生きれば生きるほど空回りするすべての人へ 誰もが経験したことがあるような感覚、せわしない日々からこぼれていく感情や体験 を、切実に丁寧に掬いあげる彼女の文章に共感やあの頃を懐かしむ人が続出! 私家版の23編に加え、新たに17編を書き下ろし、東京での生活を中心とした全40編となります。 不安ややるせなさで固まった心をほぐしてくれる18~27歳までの東京での生活を中心に綴られたエッセイ集。 ままならないことも 不器用さもすべてひっくるめて 生活は愛おしい ここで唐揚げ弁当を食べないでください 著者 小原晩 体裁 四六判、並製、総176ページ 価格 本体1,600円+税 発売日 2024年11月14日 出版社 実業之日本社 ISBN 978-4-408-53869-3 挿絵・装画 佐治みづき ブックデザイン 漆原悠一(tento) <著者プロフィール> 小原晩(おばら・ばん) 1996年東京生まれ。2022年、自費出版(私家版)にてエッセイ集『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』を刊行。2023年9月に『これが生活なのかしらん』(大和書房)を刊行。
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小原晩『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』(私家版)
¥1,000
2024/11/14発売・商業出版版のご購入はこちら https://bookandbeer.theshop.jp/ 小原晩『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』 当店でも大人気の小原晩さんによるエッセイ。 日常生活のあれこれを弾む文体で綴り、一気に読まされます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー (本文より引用) ある日、唐揚げ弁当を持って、いつもの場所に行くと 「ここで唐揚げ弁当を食べないでください」 と、書かれた髪が張り出されていた。私は驚いた。バレていた。
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【豪華2名サイン本】第一芸人文芸部「第一芸人文芸部 創刊準備二号」
¥1,500
※豪華2名(ピストジャムさん・ファビアンさん)サイン入り!! 元HPより転載) 又吉直樹さん率いる「第一芸人文芸部」のメンバーが集まり、又吉さん自身が編集長を務める文芸誌の創刊準備二号。 --------------------------------------------------------------------------------- 執筆陣に前号の又吉、ピストジャム、ファビアンに加え、アキナ・山名、フルーツポンチ・村上、トニーフランク、赤嶺総理が参加している。小説、書評、俳句、エッセイ、短詩など個性豊かな作品を収録。全284ページにもおよぶボリュームたっぷりの仕上がりになっている。 ●月の裏側 又吉直樹 ●書評 ピストジャム ●ハチマキ 山名文和 ●俳句と散文 村上健志 ●ショートショートレストラン ファビアン ●歌詞とエッセイ トニーフランク ●分岐文 赤嶺総理 --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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【サイン本・特典つき】雪舟えま『地球の恋人たちの朝食』
¥3,300
《あたしは地球の数倍重力の強い星からきた女だ 地球人の数倍重い夢に 耐えられるようにできているはず》 穂村弘歌集『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』の主人公「まみ」のモデルとしても知られる歌人・雪舟えまによる伝説の最初期作品集が、20年の時を経てついに書籍化! 日記・詩・小説などジャンルを縦横無尽に行き来するwebニッキ「地球の恋人たちの朝食」の2001年から2008年までに公開された作品群から217篇を厳選。巻末には穂村弘による解説「言葉の超常現象」を収録。 (公式サイトより転載) ----------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売ならびに、画像の無断転載行為は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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一条道『かいごマガジンそこここ 1号』
¥550
◎もくじ 特集 それぞれの介護 お茶の時間|絵・作 中山信一 おしえて、さいとうさん!|第1 回 ラクラク体位交換 口腔体操 パタカラ 座談会 3きょうだいが語る、 アルコール依存症だった父のこと 花がもたらす会話 ふるさとの味|福島県会津地方 こづゆ 介護あるある 動物のことを話そう 福岡県大牟田市動物園 あこがれの人|アニエス・ヴァルダさん スーパーヘルパーたかはしさん|キタカゼパンチ 発行日:2019年7月25日 B5変形判 中綴じ ページ数:48ページ デザイン:Allright Graphics 表紙 絵:平山昌尚 (版元サイトより引用)
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書肆吉成『アフンルパル通信 14』
¥600
発行:2014/05/20 題字:吉増剛造 制作協力:かりん舎 価格:500円(税込) 【目次】 ・橋口 譲二 「身体感覚と写真」 ・木下 哲夫 「東松さん」 ・石塚 純一 「縁ある本」 ・管 啓次郎 「Agend’Ars」 ・河野 聡子 「パンダフォール」 ・山田 航 「長歌 タカハシさんの夏」 ・山田 亮太 「戦意昂揚詩」 ・小川 基 「アイヌ文様の世界と宇宙」 ・宇波 彰 「シニフィアン連鎖の形成」 ・くぼた のぞみ「サイロのある家」 (版元サイトより引用)
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公益財団法人 日本駆け込み寺『月刊Yo-Ro-Zu よろず vol.18』
¥600
【よろず巻頭対談】 「情」のあるお金 公益財団法人お金をまわそう基金代表理事 澤上篤人 × 玄 秀盛 【インタビュー】 "集活"としての遺贈寄付 立教大学社会デザイン研究所研究員 星野 哲 【連載】 感字庵〈18〉 ・書家 高野こうじ 再チャレンジへ向けて 刑務所からの手紙(1) さどヤンの「河川敷停留所」日記〈6〉 番外編1 K子 こころとからだの「新世界」〈18〉 発達障がいを考える(17) ・NPO法人 子どもと女性の身体と心を育てる 「心和-cocorowa-」理事長 浅井夕佳里 実録・支援の現場!〈17〉 〈日本駆け込み寺〉篇 ・公益社団法人「日本駆け込み寺」所長 中島 一茂 真言(まことのことば)〈18〉 春心 ・比叡山飯室谷・長壽院住職 大阿闍梨 藤波源信 ========================= 月刊『YO-RO-ZU』vol.18(2019年3月号) 2019年3月1日発行 62ページ 定価:600円(税込) ========================= (版元サイトより引用)
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aggiiiiiii『KAZAK #8「SOUND IS A GHOST」』
¥660
生まれながらに聴力をもたないサウンドアーティスト クリスティン・スン・キムや映画『ベイビー・ドライバー』などに見られるエンタテインメントと手話について。ピナ・バウシュ『カーネーション』の手話シーンを全力で解剖したページも。ASL(アメリカ手話)のスラングもおまけで載っています。 2019年発行 (版元サイトより引用)
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佐々木寿信・葛西薫『遅日の記』
¥2,750
澄んだ心をとおしてふるさとの自然をうたう 時に、荒々しい人間の情念をうたう そして、人びとへのあたたかな愛をうたう 佐々木寿信のうたに寄り添う画がある 葛西の画をとおして佐々木のうたがふくらむ 佐々木寿信ささきとしのぶと葛西 薫かさいかおる 1997年「NHK ハート展」において佐々木のうたに葛西が画を添える 2015年NHK みんなのうた『泣き虫ピエロ』 詩:佐々木寿信、動画:葛西 薫、作曲:中川敏郎 が実現 2017年佐々木のうた『遅日の記』に葛西が画を添える (版元サイトより引用)
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マーク・メリ『日本のクラフトビールのすべて』
¥2,200
日本のクラフトブルワリーに関するの画期的な本『Craft Beer in Japan: the essential guide』が、この度大きく改訂され日本語版となって登場しました! クラフトビールが好きな方必読です。 このマーク・メリ著の本は、日本のほとんど全てのクラフトブルワリーを網羅し、何百ものビールが分析され率直な意見が綴られているという点でとてもユニークだと言えます。筆者は、ビールの良い点も悪い点も包み隠さずストレートに語っています。そしてその分析は非常にフェアです。ビールの実際の味が隅々まで描写され、多くのビールが星で評価されています。大変興味深いのはこの星評価です。例えば、たくさんのビールが2つ星評価を受けています。この本では、2つ星は「平均的なビール」ではなく、「飲んでみる価値はあるが、好き嫌いが分かれそうなビール」を意味します。筆者は、ビールの評価はあくまでも主観的であるということを十分理解しています。逆に、紛れもなく美味しいワールドクラスのビールには高い評価がつけられています。 本書は、日本のクラフトビールについての「バイブル」となるように書かれたのではなく、ビールファンの間で会話や議論のきっかけとなるよう作られました。「この本では4つ星がつけられているけど、あなたなら何星をつける?」という風な感じです。また、本書は日本のクラフトビールの歴史と文化についての随筆や、物議を醸すであろう「おすすめリスト」というものもあります。フルカラーで多数の写真も掲載されています。
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Hey TAXI 編集部「Hey TAXI vol.2 チェッカーキャブ特集」
¥890
タクシーにまつわる雑学やエピソードや運転者さんのとりとめのない話をつないでまとめたタクシー専門誌。 待望の第二号は、温もりあふれるオレンジにチェック帯の車体が魅力的なチェッカーキャブ 特集! 著者が目的地までの間、運転手にインタビューした内容をもとに構成しています。 1つ1つ手製本した今号は特別付録として2種類のオリジナルポストカードが入っています!! 読んだら人に話したくなっちゃうかも!?な雑学満載の第二号は 渋谷〜中目黒間の乗車賃と同額の¥890でお求めいただけます。 サイズ・内容 B6冊子(16ページ)+ポストカード2種(各1枚) ・トライしつづけるタクシー ・プライドをかけて、ブレーキをかける ・「涙のリクエスト」は、B面になるはずだった ・1000回乗っても、乗れないタクシーがある ・勝手に「チェッカーキャブ」解剖図 (版元サイトより引用)
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株式会社つるとはな『つるとはな(3号・4号・5号)』
¥1,430
<3号> 一体いつ出すつもりなのかと お叱りの声も聞こえそうですが、 ついに!3号ができあがりました。 (声を大にして)みなさーん、おまたせしましたー! 待っていた人もそうでなかった人も 「つるとはな」第3号の内容を紹介します。 お手にとってご覧くださいませー。 ・日本人初の女性宇宙飛行士・向井千秋さんの母、内藤ミツさんは91歳。 散歩は毎日1万歩、「館林のジャクリーヌ」と呼ばれたこともあるとか。 ・「梅干し先生」こと藤巻あつこさんは94歳。 梅とのつきあいは73年。 毎年200キロ漬けてきたけれど、 腰を痛めた昨年は半分に減らしたとちょっと残念そう。 ・伝説のジャズシンガー、シーラ・ジョーダンは87歳。 今まさに黄金期。その声、パワー、包容力に圧倒されます。 ・お茶するときは、ひとりで甘味屋さんへというのもいいんじゃない? ・ロンドン市北部、ハムステッドの町にとびきりセンスのよい服や小物を集めた ギャラリー「リビングストン・スタジオ」があります。 ギャラリーを営む女性2人、ケイトとインゲは性格も何もかもが正反対。 でも25年も一緒に働いていられるのはなぜ? ・白髪のカップルはひとりでも絵になるけれど、 二人揃うとかっこよさは2倍。馴染みの場所へいつものように出かけました。 ・東京都荒川区町屋にある「ダンス・スナック ボンソワール」。 社交ダンスとカラオケの店として30数年。 常連さんがおしゃれして歌って踊って、今宵も「ボンソワールの夜は更けゆく」。 ・歴史に残る立派なお坊さんは多いけれど、 その名を「さん」付けで呼ばれ、親しまれているのは良寛さん。 良寛さんのおもかげを訪ねて越後へ行ってきました。 ・期待のヴァイオリニスト・大江馨さん。 19歳の時に国内最高峰のコンクールで1位になり、 大学は音大と普通の大学の両方で学んだ22歳の秀才は、 端正なお顔と力量で「ヴァイオリン界の羽生結弦」のという声多し。 ・バッグやコート、下着、パソコン、クルマなど、 新しくて軽やかでスマートな道具を探してみました。 ・ひとり芝居の第一人者・イッセー尾形さん。現在その胸に去来するものは? ・「鶴の友」と「古町の華」、一方的なご縁を感じて (その名にちなんで)新潟へ行ってきました。 ・同居人は19歳という宮本幸一さん73歳の共同生活。 大切なのは「心をひらくのはまず自分から」だそうです。 ・「いのち炎のごとく」。堀尾真紀子さんが画家、三岸節子の生涯を描きます。 ・川上弘美さん書き下ろしの小説「スミレ」。 不思議でもあり現実感もあり、読みごたえじゅうぶんです。 ・江國香織姉妹が幼いころ、母に歌ってもらった「童謡絵本」。 大人になった今姉妹にそれらを見直してもらうと。 <4号> 大変長らくお待たせいたしました!「つるとはな」4号ができました。 今回は卓球の話をイギリスまで出かけてスクープ(といっても誰も追いかけてきませんが)! 以下内容をピックアップしてみました。どうぞお手にとってごらんください。 ・東京・世田谷の国立成育医療研究センター内に、日本で初めてという重い病気を持った子どもと親のための「もみじの家」を設立した喜谷昌代さん。80歳になった今もボランティア活動に情熱を注いでいます。 ・佐々木茂良さんが初めて富士山に登ったのは63歳のとき。(シーズン中は)毎日!登山して今年で13年になるそうです。今日は佐々木さんのあとを追って、スタッフは1390回めの富士登山に同行ルポしました! ・華やかなドレスに身を包みライブハウスで歌い踊る、その名はトワイライトシスターズ。トワイライト=黄昏って最高なのよ、と声を揃える「アラ(ウンド)古稀(70)」ジャズボーカルの3人組に密着すると。 ・堀内和子さんいつも素足にヒールのパンプスを履いています。「あら、せっかくおしゃれしたら、ペタンコは悲しいでしょ」とこともなげに言う73歳です。 ・ピンポンの発祥はイギリスってご存知でしたか。イギリス人には身近で馴染み深いスポーツだそうで、ピンポンは認知症の症状を改善し、先送りさせると最近医学的に証明されたとか。 ・ひとりかふたりで切り盛りする小さな店。掃除や準備、サービスにもゆき届いた心くばりが。「このお店、入るだけでなんだか気持ちいい」。おいしさって味だけではないんですね。 ・西鉄黄金期を支えた伝説のプロ野球選手・中西太さんは83歳。日ハムの優勝を確信するなど野球への情熱は相変わらずです。その活力の源は? ・藤岡弘、さんといえば元祖仮面ライダー。しかし最近ではバラエティ番組に出演し、邪気のない笑顔で見る人を和ませています。おおマイボーイフレンドよ! ・86歳の女性バーテンダー・鈴木喜代子さん。今夜も静岡・伊東のトリスバーでシェーカーを振っています。その所作、制服姿の格好よいことといったら! ・染色家の柚木沙弥郎(ゆのき さみろう)さんの作品は、年齢を重ねるごとに研ぎすまされ明快になっています。「僕は今描きたいものを描こうと決めた。明日どうなるかはわからないからね」。94歳いまだ現役です。 ・2016年10月、卓球W杯のアメリカ大会で史上最年少、日本人初のシングルス優勝を成しとげた平野美宇選手。夏のリオデジャネイロオリンピックでは団体女子のリザーブ選手だった。悔しさを糧に? ぴかぴかの16歳! ・川上弘美さん書き下ろし「儀式」。またもや不思議な!そして読み応え十分な短編小説。 ・江國香織さんに聞いた本『雨水を飲みながら』。作家・A.Kシャルマンに江國さんは20年前に会いに行っていたのですって! <5号> 長らくお待たせいたしました。5号は、ついにというか、いよいよというか、90歳以上の人生の先輩方に多く登場していただいています。最高齢は104歳。どの方も自律した精神の持ち主で、お会いしに行ったこちらの背筋がピンと伸びました。 ・内海桂子師匠はただいま94歳。ツイッターでのつぶやきも評判ですが、芸人としても現役まっさかり。きょうも舞台で「生命とは粋なものだよ〜」と都々逸を披露しています。 ・毎日練習を欠かさない97歳のヴァイオリン弾き。慰問されるのではなく「声がかかればどこへでも」慰問するほうなのですって。2年先まで予定が決まっているそうですよ。 ・勝又道代さんは81歳の現役ファッションデザイナー。慣れた手つきで型紙を作り、大切なのは「その人らしい存在感を出すこと」なんだとか。 ・「その肌 いくつになっても ふっくらつやつや」。登場してくれた104歳、83歳、69歳の女性達の美しいこと! どうしたらそんなお肌になれるのでしょう。 ・20世紀半ば、アルフレッド・ウォリスが、絵を描き始めたのは70歳になってからのこと。紙の切れ端や板きれに、猛然と描いていたのだそう。描かずにいられなかったのは、なぜなのでしょう? ・友だちと一緒ももちろん楽しいけれど、行きつけの店があって"ひとりランチ”できるって、かっこいいと思いませんか。 ・書家の佐藤芙蓉さんは、重たい荷物を両手にさげて、書道教室へ出かけます。書くこと人に教えることがあたりまえの毎日で、76歳の笑顔は晴れやかに輝いています。 ・ご存知!伊東四朗さん。コメディアン、俳優、司会、ラジオのパーソナリティと幅広い活躍は知れたこと。でも自宅では彫像のように動かないって、本当なんでしょうか? ・知る人ぞ知る神戸の老舗洋食店「欧風料理 もん」。おかみさんは阪神・淡路大震災以降、いやそれ以前だって「休みがなくてもなんともないよ」ですって。 ・現役最高齢のパイロット・髙橋淳さん。おしゃれで赤い服をよく着ています。爪もいつもぴかぴかです。「だってその方が女性にモテるでしょう?」。まさに94歳のハンサムボーイ!? ・端正な顔立ちと技のキレで柔道界の話題をさらう阿部一二三、詩兄妹。ぴかぴかの16歳! 阿部詩選手に会いに神戸へ行きました。 ・川上弘美さんの短編は「数奇」。タイトルからしてすでに何かが漂っていませんか。 (版元サイトより引用)
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株式会社つるとはな『つるとはな 2号』
¥1,508
年を重ねても、人生の行く末をいたずらにおそれない。 今日一日を、こんな生き方で送っている人がいる。 その驚き、おもしろさ、励まされる気持ち。 「つるとはな」第2号は、さらにパワーアップして、人生の先輩に聞きます! ・初公開! 「須賀敦子からの手紙(後篇)」 病を得て、友だちへ最後に伝えたこと ・ひとり暮らしの72歳「久留米のしっかりマダム」が週2回、楽しむゲームは? ・68歳で始めたサイクリング、82歳の今日もツーリングに出かける伊藤礼さん ・動物園の「里親」になりたい! ベルリン淑女たちの動物愛護をめぐるお話 ・毎年誕生日にバッハ無伴奏チェロ組曲の演奏会。藤原真理さんの「音と身体」の追究 ・白いシャツが特別にお似合いの、清廉、華やか、3人のスタイル! ・91歳の〝準備大好き〟な生活! ・『独り居の日記』メイ・サートンの、生涯と晩年 ・「一人用のバターケース」をご存知ですか?「あるとうれしいもの」 ・鎌倉・稲村ヶ崎の一法庵を訪ねて、「青空への歩きかた」 ・ポスト羽生結弦の呼び声高し、フィギュアスケーター宇野昌磨さんに独占密着取材! ・浅草橋の銭湯「鶴の湯」と、猫「はな」の物語 ・九州・小倉の店をひとりで切り盛りして50年! 寿司「玉浦」80歳の女将の心意気 ・リリー・フランキーさん登場!「でかいパンツはいてたらすぐに老けますよ」……他 (版元サイトより引用)
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一方井亜稀『透明ディライト』
¥1,870
前作『青色とホープ』より5年ぶりとなる新詩集。 窓越しにゆらめく景色に浮かんでみえる人や物の影。 そこにいるのはもう一人の自分なのかもしれない。 もう会えない人のことをゆっくりと思い出すひと時。 ふと立ち止まってみる。 著者 一方井亜稀 四六判・並製・カバー、帯付 装幀・組版 川島雄太郎 110ページ 1,700円+税 発行 10月4日 発売 10月8日頃 ISBN 978-4-87944-582-7 (版元noteより転載)