『タギゴのイ vol1. かける』(タギゴのイ_かける.pdf)

¥ 600

*Tax included.

*This item is a digital item which you download (2971766 bytes)

Report

多義動詞の探究をライフワークにしている会社員、田川らんによるソロプロジェクト「HatoBa」レーベルの第1弾。



一作目の題材は「かける」。
「タギゴ」は「多義語」、「イ」は「意」。
「かける」を辞書で引くと、その「語義」は大分類で10、中分類で47を数えるけれど、どれも「かける」という音なのだから、何かしら共通項があるのではないだろうか。
「意」と「義」を合わせて「意義」といい「意味」ともいう、「意」そのものは「おもい」であるという。ならば、たくさんある「語義」から、そのすべてにひそんでいる「おもい」をたずねてみよう。
そんな思いから このタイトルをつけました。

本作では、大きく分けて二つの「かける」を扱っています。

一つは、何かをどこかに「かける」―掛・懸・架・賭

もう一つは、馬や子どもが「かける」―駆

第一章で「ka・ke・ru」の調音の作用をみて、記紀から二つの「かける」の源流を確認し、第二章で「加気」―掛・懸・架・賭グループに関連して今日使われている「かける」を、第三章で「迦気流」―駆グループに関連して同様に使われている「かける」を考察し、最後に第四章で、二つのポップソング『ユメニカケル』(嵐)と『かける』(ゆず)で歌われている「かける」を読みとっていきます。

◎ページ数
本文57ページ