-
向井三郎『days in a place』
¥3,300
画家・向井三郎と、ブックデザイナー・岡本洋平は、向井三郎の絵画作品『日々の土地』を原寸大で再現する画集、『days in a place』を刊行いたしました。 向井の作品『日々の土地』は幅約2m、高さ約1mという木炭によるデッサンとしては大型の風景画ですが、細部にわたって緻密な描写が施され、一見しただけではそこに何が描いてあるのか理解できないほどの細密さが人を驚かせます。ただ、その細密さだけがこの作品の狙いではなく、等価値に描かれた部分部分が全体として一つの風景を構成していること、その構成の入念さが心を打つ仕上がりとなっています。 だれもがこの作品に出会ったときに感じる圧倒される思いを、デザイナーである岡本はより多くの方に味わっていただ きたいと考え、この作品だけを封じ込める一冊の本を制作することへ思い至りました。実物の作品をご覧になれない方にも、この画集で手元のページを繰りながら、作品世界の中を旅しているかのようなページ構成を実現しています。 向井三郎について 画家。1964年福岡生まれ、1989年東京藝術大学大学院美術研究科修了。1992〜1994年オランダ政府奨学金受給、ハーグ王立造形芸術アカデミーに学ぶ。 http://saburomukai.com 岡本洋平について ブックデザイナー。1967年埼玉生まれ、1991年東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。同年、平凡社入社。1997年より岡本デザイン室を主宰。受賞歴:1995年『ケルムスコット・プレス』(平凡社)の装幀により日本書籍出版協会の造本装幀コンクール・協会賞。2018年『中世ふしぎ絵巻』(ウェッジ)の装幀により造本装幀コンクール・出版文化国際交流会賞。近年のデザインとしては『官能植物』(NHK出版)、『世界一のレストラン オステリア・フランチェスカーナ』(河出書房新社)、『キツネと星』(アノニマスタジオ)、『mango tree kitchen』(ダイヤモンド社)など。 https://www.okamotodesign.com (版元HPより) 価格:3300円(税込) サイズ:A4ヨコ ブックデザイン:岡本洋平 発行:岡本デザイン室
-
平山亜佐子・吉川浩満『今思い出してもよくわからない謎の体験を語る あれはなんだったんだろう 其ノ壱』
¥550
『今思い出してもよくわからない謎の体験を語る あれはなんだったんだろう 其ノ壱』 編者:平山亜佐子 吉川浩満 編集・制作協力:上野華歩 川勢七輝 発行者・発行所:あれはなんだったんだろう 印刷・製本:ちょ古っ都製本工房 定価:500円 四六判変形並製 106頁 2023年11月11日 初版第1刷発行 【目次】首切り刑場/なくしたイヤリング/謎のドライブ/UFOとお父さん/UFO aka 鵠沼海岸名物/ホスト風の薬剤師/初台のドン・コーネリアス/廃虚の正体/ロウソク1本/いきなり迷子/芸術家肌の先生/『牧口先生』/テキ屋のおじさん/バイクのお兄さん/信号を使わないお婆さん/黄色いポルシェ/買いパン/8ビット先輩/中学生の人間交差点/暴れん坊の臨死体験/心霊研究所/昭和の怪文書/ジャッキーのサイン/コラージュの手紙/雷に打たれた/ハンガー/戦艦武蔵に乗っていた先生/宇宙戦艦ヤマト/小林多喜二/ドライブスルー/フロアマネージャー/手相/『サイン』/招かれざる客/手相2/中華麺屋の怪/将棋のオンラインゲーム/手相3/池袋/地蔵好き/頭から草が/母の母/頭から木が/靴とともに去る/流れ者/オレンジ色の物体/いなくなった同級生/お堀の鴨/しみチョココーン/「お前になれるわけないだろ」/ナウシカの展開/空を飛ぶなら今だ/50円玉/ちっちゃい山下清/1とは/奇声/ツーリング/発掘/日清焼きそばUFO/なくしちゃいました!/給食費盗難事件/雑巾/同郷の美容師/同級生/自転車/スローモーション/危機一髪/助ける蝶/家のなかの声/回転/排水口/1球目/鯰/謎の洋館/中銀カプセルタワー/ティッシュ2枚/フッ軽/テンションのギャップ/謎の生物/布団怪談/金髪碧眼の女の子/白装束/鼻濁音/イジリくん/迷彩でくさや/トランクス事件/C・W・ニコル/本の妖精/鳥/ビッグマックの味/ライフル魔/塾長の父/参観日に横山やすし/経絡老人/コジヤフーセン/トロ10個/240回/なんでバレたんだろう?/着物警察/刑事の聞き取り/バックミラー 平山亜佐子と吉川浩満が毎週土曜22:00~Xライブ放送(旧Twitterスペース)で集めた今思い出してもよくわからない謎の体験を101話収録したもの。 オカルトから、そうでないものまで、謎の体験なんでもありの101話!
-
ノブセノブヨ『観覧室 The Viewing Room〈改訂版〉』
¥600
『観覧室 The Viewing Room〈改訂版〉』 「たったひとつの本を手に取るための物語はどこにあるの?」記憶と物語、視線を巡る鏡合わせの迷宮のような画文集。 2024年3月発行 税込価格:600円 本文:68ページ 表紙:里紙 こうぞ 170kg 本文用紙:書籍用紙 90kg ノブセノブヨ NOBUSE NOBUYO 文筆家、イラストレーター。学習院大学文学部哲学科卒業。愛知県生まれ、在住。 夢の世界での出来事や、日常の狭間に突然訪れる不思議な感覚を大切に、文章にしたり、絵にしたりしています。 空想は、それがこの世界で役に立たないものであればあるほど、日常を明るくする光を持つと思うし、本当の意味で世界を広げてくれるものだと信じています。
-
ノブセノブヨ『ひらべったいわたしのはなし〈改訂版〉』
¥500
全18篇からなる掌編集。 夢がこちら側にやってきたような小さなお話たち。シュルレアリスム風の不条理な世界観のものから、おとぎ話まで。 ごく短く、静かな雰囲気の話ばかりなので、夜眠る前や、穏やかな雨の日の読書にぴったりです。 「酔っているのか、夢を見ているのかわからない。私は今一体どこにいるのだろう。世界のどの地点にいるかわからない、ということではなく、身体の中での私の居場所がおぼつかないのである。目の周りにいるような気もするし、脇腹のあたりが納まりが良い気もする。さすがに足指、ということはなさそうだが、指先ならあり得なくもない。という訳で、私は体の中を下ったり上ったりとキラキラと川のように彷徨いつつ、身体の方はふらふらとどこかの都市の真ん中を歩いているのだった。」(「レモンと星」より) 【目次】 カーテンのはなし / 父がいなくなったはなし / 遠近法の小人 / レモンとミカン / やさしいアスファルトのはなし / シロツメクサのはなし / 夜の小石 / レモンと星 / 遠い耳 / U狩り / 誰かの林檎 / 静かな部屋 / 空気の魚 / 電車の森 / 辻褄鳥 / ひらべったいわたしのはなし / 春の川 / 球根のはなし 2024年3月発行 本文:82ページ 表紙:ヴァンヌーボLT-FS スノーホワイト195kg 本文用紙:上質紙 70kg ノブセノブヨ NOBUSE NOBUYO 文筆家、イラストレーター。学習院大学文学部哲学科卒業。愛知県生まれ、在住。 夢の世界での出来事や、日常の狭間に突然訪れる不思議な感覚を大切に、文章にしたり、絵にしたりしています。 空想は、それがこの世界で役に立たないものであればあるほど、日常を明るくする光を持つと思うし、本当の意味で世界を広げてくれるものだと信じています。
-
『現代詩手帖 5月号』
¥1,430
【特集】 パレスチナ詩アンソロジー 抵抗の声を聴く [作品] リフアト・アルアライール/スヘイル・ハンマード/ジョージ・エイブラハム ネオミ・シハーブ・ナイ/ムスアブ・アブートーハ/レーナー・ハラフ・トゥッファーハ アシュラフ・ファイヤード/サーメル・アブー・ハウワーシュ アリア・カッサーブ/ヤヒヤ・アシュール/ヌール・ヒンディ/ゼイナ・アッザーム [インタビュー] 岡真理 「人間の物語」を伝える責務 [論考] 原口昇平/永方佑樹 第62回現代詩手帖賞発表 [受賞] 中嶋中春/花氷 [選考対談] 峯澤典子+山田亮太 [受賞第一作] 荒川洋治/松岡政則/尾久守侑/佐藤文香 [集中連載] 江代充/高柳誠 [新連載] 青柳菜摘 表紙デザイン・扉・目次=中島 浩 表紙・扉写真=濱田祐史 表紙協力=小髙美穂 組版協力=plank
-
軸原ヨウスケ・中村裕太『アウト・オブ・民藝』
¥1,650
「「民藝」だから素晴らしいのではなくて、「民衆的」だからこそ素晴らしい」(序文より) なぜこれは民藝じゃないの?2018年、誠光社にて全五回にわたるトークと資料の展示とで展開され、話題を呼んだ企画「アウト・オブ・民藝」がついに書籍化。こけしや郷土玩具、手芸や家庭内でのレクリエーション的創造。民藝運動と近しい存在でありながら、「その他」のものとして扱われてきたモノや行為に対する溢れんばかりの愛と探究心に満ちた対話。資料を読み解くことで書き換えられる相関図。民藝運動の「周縁」にスポットをあて、21世紀のモノづくりを考える。民藝に関心がなくとも楽しめる、資料を集め、読み解き、新たな相関図を作る楽しみに満ちた一冊です。当店編集・発行のオリジナル本。初版の一部に修正・アップデートを加えた改訂版。2021年6月増刷の第四刷。 キーワード ウィリアム モリス/竹久夢二/ブルーノ タウト/ 富本憲吉/芹沢銈介/棟方志功/外村吉之介/川 喜田煉七郎/藤井達吉/西村伊作/渋沢敬三/天 江富弥/志茂太郎/料治熊太/川崎巨泉/武井武 雄/恩地孝四郎/橘文策/柳宗理/山本鼎/山内 金三郎/宮沢賢治/清水晴風/有坂與太郎/中島 種二/板祐生/淡島寒月/三好米吉/今和次郎/ 農民美術運動/国立工藝指導所/ドイツ工作連盟 /バウハウス/吾八/こけし/郷土玩具/タイル /児童自由画運動/柳屋/農民芸術/趣味/余技 /集古会/うなゐの友/工人/創生玩具/木端人 形/港屋/白樺/版藝術/民間藝術 著者:軸原ヨウスケ・中村裕太 デザイン:中野香+軸原ヨウスケ サイズ・頁数:128mm × 182mm・140P 価格:1650円(税込) 発行:誠光社
-
『アウト・オブ・民藝 ロマンチックなまなざし』
¥1,100
軸原ヨウスケさん・中村裕太さん『アウト・オブ・民藝 ロマンチックなまなざし』(誠光社) “1933年、ブルーノ・タウトと今和次郎は、浅草のビール店で何を話したのか” “1954年、バーナード・リーチとワルターグロピウスは国際文化会館で何を話したのか” 本書は日記や手記に記された出会いや、予想外の一言を見つけ出すところから出発している。いくつもの断片を組み立てながら浮かび上がってくる民藝の史実としてのフィクション。 «はじめにより引用» 「民藝運動は、この百年ほどの月日のなかでだんだんと凝り固まってきたように思える。柳らが日本各地を巡り、初見のモノをみたときの歓声を呼び覚ますには、積み上げた論理ではなく、ロマンチックなまなざしこそが用を為すのではないだろうか。ロマンチックは止まらない」
-
破船房『橋本治「再読」ノート』
¥1,540
------------------------------------------ 2019年に惜しくも世を去った小説家、橋本治の中期から後期の評論的エッセイを軸に読み解き、彼の「思想」に迫る試論です。「再読」の対象としたのは『浮上せよと活字は言う』、『江戸にフランス革命を!』、『ぼくたちの近代史』、『宗教なんて怖くない!』、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』、『小林秀雄の恵み』など。 はじめに 二〇一九年に逝去した作家の橋本治は共著も含めると二〇〇を超える著書を残した。だがその多くは現在、絶版あるいは入手困難である。没後、一部に復刊・再刊の動きもあるとはいえ、その膨大な著作の全体像を見渡すことは、書店に並ぶ本からだけでは不可能だ。 この文章はそうした橋本の旧著を再読し、その思想をあらためて捉え直そうとした記録である。橋本は古今東西の多くの古典(『古事記』や『源氏物語』から『ハムレット』まで)に対して現代語訳や大胆な翻案を行ったが、橋本自身の著作もいまや「古典」と呼ばれるべき風格を備えている。再読、三読に耐えうるだけでなく、読み返すたびに今日的な意味を投げかけてくれる。 私自身が橋本治の読者になったのは一九八〇年代初め、十代の終わりのことだ。かつてリアルタイムで読んだ本のなかには、充分に理解が及ばなかったものもある。これから再読する本のなかには、十年どころか数十年ぶりに読むものもあるが、そのような旧著からも多くのことが引き出せるはずだ。なぜなら橋本治が終生一貫して主張し続けたことの多くが、日本の社会ではまだ少しも実現していないからだ。 したがってこの再読ノートは回顧的なものではない。むしろ未来を、つまり「これから何をしたらよいか」を志向するものである。 【破船房の活動について】 破船房は、文筆家・編集者の仲俣暁生による個人出版プロジェクトです。自身による文芸評論をはじめ、思い立ったときにすぐ本を出せる「軽出版」を行うための仕組みとして、2023 年春の文学フリマ東京を機会に活動を始めました。 初版発行:2024年4月15日 全80ページ、B6サイズ、ソフトカバー
-
【サイン本】桜林直子『世界は夢組と叶え組でできている』
¥1,430
SOLD OUT
<目次> はじめに:夢はなくとも、地図を描く 1.やりたいことがある人とない人 2.「やりたいこと」ってなに? 3.まずは、自分を知る 4.ガマンのフタを見つける 5.書き出してみる;過去を捉え直す 6.想像力と素直さを身につける;未来を見る 7.素直でいるための他者と居場所 8.自分の中の夢組と叶え組 あとがき 発行:ダイヤモンド社 四六判 160ページ --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
-
【サイン本】ジェーン・スー『闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由』
¥1,650
SOLD OUT
めげず腐らず、花を咲かせた 13人の女たちに聞いた「私」の見つけかた。 「週刊文春WOMAN」連載を加筆・編集したインタビューエッセイ 齋藤薫・柴田理恵・君島十和子・大草直子・吉田羊・野木亜紀子・浜内千波・辻希美・田中みな実・山瀬まみ・神崎恵・北斗晶・一条ゆかり 発行:文藝春秋 四六判 272ページ --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
-
【サイン本】のもとしゅうへい『どこかへ行けなくてもどこかへ行けるといい』
¥1,210
【FAIR】4/2〜4/30開催 のもとしゅうへい個展「生活の点P」(at)本屋B&B https://bookandbeer.com/news/tenp/ どこへも行けなくてもどこかへ行けるといい、と弱々しく願っていた2020年の秋に、小さな部屋で食器を洗いながら、衣服をたたみながら、いつも目に入っていたのは一枚の透明な窓だった。 - コロナ禍である2020年に制作された〈窓〉のドローイング作品群を、一冊のアートブックに編集しました。Google ストリートビューという架空の窓によってもたらされた移動の記憶を、色彩と線で再構成するアーカイブです。(2024年・セルフパブリッシング) 182×128mm / 56p / 2024 / セルフパブリッシング --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
-
【サイン本】のもとしゅうへい『いっせいになにかがはじまる予感だけがする』
¥1,980
SOLD OUT
【FAIR】4/2〜4/30開催 のもとしゅうへい個展「生活の点P」(at)本屋B&B https://bookandbeer.com/news/tenp/ その港町が僕のことを追い出したとき、すでにひとつの冬がおわろうとしていた。一方その頃オフィスビルに住む老人は、バス停を押す女は、名前のないワニは、インターネットの予備校生は──。透明な移動が曖昧な身体を運び、見知らぬ他者の生活を静かに貫くロードムービー。(帯文より) ・ISBN 978-4-9913347-0-2 ・Cコード C0093 ・判型 A5変形判 ・頁数・製本 238ページ/上製本 --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
-
夕暮宇宙船『小さき者たちへ』
¥1,100
SOLD OUT
イスラエルによるガザへのジェノサイド攻撃が始まった2023年10月7日。その約2ヶ月半後にWeb上で発表され、X(旧Twitter)等で大きな反響を呼んだ作品に追加原稿を加えた完全版。 遠くの国で続く凄惨な戦争と、あいも変わらず続いてく日常。矛盾だらけでなにもできない自分。葛藤を重ね、無力感に身悶えし、それらを振り払わず思考し続けた先に放たれた、誠実で正直な言葉達。 国家、為政者、資本家、大企業。大きな者に翻弄され、葛藤を抱えながら暮らす全ての「小さき者たち」へ捧げるパンク的漫画です。 ◼️あらすじ 大好きな祖母の手術が無事に終わったその夜、ジェノサイド攻撃を受けているパレスチナの実情を知った。「親イスラエル企業への不買運動」が話題になっている。一刻も早くツイートするなり、ストーリーに載せるなりして「自分も何かを言わなくちゃ」。そんな焦りと共に去来する、無知で無力な自分への嫌悪感。答えの出ない逡巡を経た著者はあることをきっかけに奮い立ち、祈りを込めて漫画を描くことを決意する。
-
『CULTIVATE BIBLE 正義と微笑と60人のカルチベイト考』
¥4,400
2022年10月に刊行した自費出版本『俗物』に引き続いて、新潟県燕市を拠点とする鎚起銅器職人・大橋保隆が2024年4月4日(木)に『カルチベイトバイブル』を刊行いたします。太宰治によって聖書の言葉を引用しながら書かれた「正義と微笑」を現代における聖書に見立てながら、有名無名を問うことのない60人におよぶ方々の寄稿文「カルチベイト考」を掲載しています。 『俗物』に引き続き、ツバメコーヒー店主が編集を担当しております。 「60人のカルチベイト考」における寄稿者(五十音順)は以下の方々です。 赤木明登 「もういちど能登を耕す」 阿部ふく子「観念の鍬」 荒木優太「遊牧民の歴史」 石川初 「私にとってのカルチベイト」 井上経久「カルチベイトについて」 岩浪陸 「カルチベイトされた自己とは」 内沼晋太郎 「本の循環」 宇野友恵 「アイドルという前提」 江口広哲 「外に身を置く」 エフスタイル「耕されたその先に」 江部拓弥「背中合わせのブルー」 遠藤麻理「肥沃な土壌にミミズはいます」 大倉宏 「耕すことと耕さないこと」 大竹啓五 「宿を耕す」 大橋保隆 「エゴイストが砂金をつかむとき」 小倉ヒラク 「文化を培養する」 小笹教恵 「いくつもの扉」 華雪 「ことばでかたちづくられる〈わたし〉」 金森穣 「皮膚、そして客体のカルチベート」 唐澤頼充 「社会を耕すということ」 川原伸晃 「耕すのは「正しい」のか?」 岸本達也「私のカルチベイト」 木村衣有子 「桃と女友達」 鞍田崇 『「取って読め」的な』 くろかわ美樹 「ほぐされた世界を見るために」 コイズミアヤ 「私を重ねる土地」 合田大智 「あなたがいて私がいる」 齋藤正行 「老成せざる愚かさこそ」 迫一成 「日常を楽しもう」 佐藤靖久 「オーソプラクシーの庭」 佐藤雄一「適当にこなしてきた」 左藤玲朗 「一度も耕したことがない」 塩原典子 「敬い、感謝し、礼をすること」 塩原悠一郎 「畑から海、そして自分へ」 白鳥みのり 「我が家」 菅井悟郎 「自分に還る」 菅野康晴 「たんぽぽの種」 菅原武男「酒場が好きな人だけが知っているいくつかのこと」 鈴木誉也 「文化耕作」 高木崇雄「勇気を支えるもの」 髙橋徹 「父と馬小屋の彼とキン肉マン」 辻山良雄「真の〈金〉とは」 富井貴志 「三人の子供たちへ」 豊島淳子 「知らないを知る」 長友心平 「耕す人」 中村潤爾 「関係性をカルチベイトする」 長谷川祐輔 「予め定まらないもの」 早坂大輔 「子どもは人類の父である」 深海寛子 「土の中から」 藤本和剛 「本分への冒険」 藤本智士 「小林一三の再耕」 船久保栄彦 「スタートライン」 細貝太伊朗 「家鴨の雛」 堀部篤史 「本の詰まった段ボールよりも、もっともっと重いもの」 宮崎清也 「私がご説明いたします」 モリテツヤ 「耕起という情熱、不耕起という祈り」 矢部佳宏 「わたしにとってのカルチベート」 山倉あゆみ 「あの子は頭が悪いから」 横田文男「モンゴル草原とカルチベイト」 吉田翔 「耕す情」 綿野恵太「批評的なごみ掃除に向かって」 『CULTIVATE BIBLE』 正義と微笑と60人のカルチベイト考 仕様:B6縦変形・上製本・378ページ 発売: 2024年4月4日 発行:大橋保隆 (株式会社カルチベイト) 編集:田中辰幸(ツバメコーヒー) 佐藤裕美 造本デザイン:髙橋徹(ツムジグラフィカ) 本文デザイン:會田大輝(会田デザイン室) 似顔絵:あんも 日記日付:熊木英仁 印刷:藤原印刷株式会社
-
『俗物』普及版
¥4,950
『俗物』普及版 2014年から2018年にかけてツバメコーヒーで開催された「鎚起銅器職人 大橋保隆個展」をまとめるために立ち上がった「俗物出版プロジェクト」。書籍には個展の解説のほか、「欲望」「ものづくり」「生活」をテーマにした寄稿や対談などを収録。2022年10月刊行。 【noteにて書籍の一部を限定無料公開中】 https://note.com/zokubutsu220920 題字篆刻:華雪 判型:B5判、上製本・コデックス装 ページ数:112ページ 価格:鎚目銅板付き特装版300部 14,300円、普及版700部 4,950円 発売:2022年10月 執筆者: 大倉 宏(美術評論家) 華雪(書家) 木村 衣有子(文筆家) 鞍田 崇(哲学者) 高木 崇雄(「工藝風向」店主) 田中 辰幸(ツバメコーヒー店主) 富井 貴志(木工家) 三谷 龍二(木工家) 印刷:藤原印刷株式会社 発行:「俗物」製作委員会
-
ハーポ部長『アマゾン始末記』
¥2,200
響き渡る治癒歌イカロ フラッシュバックするアマゾンでの日々 植物の精霊に乗って 霊媒ネットワークにコネクション ヴィジョンか、幻覚か、はたまた…… 2016年10月から2023年11月まで。実際につけていた南米アマゾン日記と、帰国後の日記風エッセイで綴るこころの密林の記録(始末書)。 アマゾン始末記 2023年12月11日 初版発行 著 者 ハーポ部長 編 集 ハーポプロダクション イラスト ウエオカケンタ、パブ口 アマソンゴ(aka ラッセソ)、中西レモン 編集協力 大槻洋治、じゃまし デザイン 戸塚泰雄(nu) 発行者 児玉雄大 発行所 ヒビノクラシ出版 印刷製本 シナノ印刷株式会社 定 価 2,000円+税
-
【予約】吉本ばなな『724の世界 2023』
¥1,980
予約商品
【予約商品】 5/24販売開始予定 入荷次第順次配送 店頭受け取りご希望の方は下記問い合わせフォームまで https://bookandbeer.com/contact/ 還暦直前、コロナ明け、まだ子どもが家にいる日々の、人生の宝みたいな記録になった。 行ったお店、ちらっと出てくる考え。どれも読んだ人にひそかに役立つと信じていますし、願っています。 ──吉本ばなな 本書では、2023年1月1日〜12月31日の書き下ろし日記を収録。 アブダビで本格的なアラビア語圏の文化に初めて触れたり、親しい人々と久しぶりの再会を祝したり、20歳になった子どもとの思い出を振り返ったり。 ページをパッと開くたびに、生活の息遣いにホッと和み、たわいない日常のかけがえのなさにハッと気づかされます。 折に触れて読みたくなる、人生に寄り添う一冊です。 書名:724の世界 2023 ISBN:978-4-910865-07-2 著:吉本ばなな イラスト:山西ゲンイチ ブックデザイン:大西隆介 沼本明希子(direction Q) 発行:DR BY VALUE BOOKS PUBLISHING 発売日:2024年5月24日(金) 価格:1980円(税込) 頁数:240ページ 判型:B6変形(124×182mm)
-
【雑誌】精神看護 2024年3月号
¥1,650
【特集】白石正明さん(編集担当)が主観で解説する シリーズ「ケアをひらく」全43冊 【年表】シリーズ「ケアをひらく」全43冊と白石さんが担当した精神科関連本 ケア学 気持ちのいい看護 感情と看護 あなたの知らない「家族」 病んだ家族、散乱した室内 べてるの家の「非」援助論 物語としてのケア 見えないものと見えるもの 死と身体 ALS不動の身体と息する機械 べてるの家の「当事者研究」 ケアってなんだろう こんなとき私はどうしてきたか 発達障害当事者研究 ニーズ中心の福祉社会へ コーダの世界 技法以前 逝かない身体 リハビリの夜 その後の不自由 驚きの介護民俗学 ソローニュの森 弱いロボット 当事者研究の研究 摘便とお花見 坂口恭平 躁鬱日記 カウンセラーは何を見ているか クレイジー・イン・ジャパン 漢方水先案内 介護するからだ 中動態の世界 どもる体 異なり記念日 在宅無限大 居るのはつらいよ 誤作動する脳 「脳コワさん」支援ガイド 食べることと出すこと やってくる みんな水の中 シンクロと自由 わたしが誰かわからない 超人ナイチンゲール (発行順全43冊、2024年1月現在) column 白石さんの本づくりの考え方 ・帯をどうやって作っているか ・惚れる力 ・直さない。ただ器を変えるんだ ・目次の作り方 ・信頼されること ・小見出しの付け方 ・謎がその人のなかに作られていくのが「すばらしい本」 ■フィールドノート シャイユクリニック留学記──複数性、外国人性と“治癒” 《後編》日本でも言える「治療すべきはまず治療環境である」 橋本和樹 ■当事者旅行記 発達障害をもつ当事者横道誠が浦河べてるの家を訪れた 《前編》当事者研究発祥の地、浦河べてるへ 横道 誠 ●「身体疾患」治療・ケアのパラダイムシフト…1(新連載) 精神科臨床に起きているパラダイムシフトをとらえる 石田琢人 ●傍らでいて…2 一目置かれた人のそばで 木暮明菜 ●たくさんの人の声、集めました!…19 自分の職場のメンタルヘルスについて、シェアしてみませんか? TOKIYAPI、マツコ、田端恭兵 ●患者に導かれる学生、引き込まれる教員。…5 精神科訪問看護で必要となる「豊かな感性」 舩山健二 ●舩山's Eye 精神看護の延長線上にある「ケア」…2 ご存じですか!?「受刑者や刑務所出所者のヘルスケアニーズ」 舩山健二 ●スキゾ小町の貸し出し休耕田…5 身体の病気と精神の病 あべ・レギーネ ●銭湯で鍛えたコミュニケーションは精神看護に活きる…2 裸の進路相談 那須祐子 ●当事者研究のスキルバンク…40 本日の研究者:ゆたかさん 本日のスキル:頭・心・体チェック式人生のバランス回復法 べてるの家 出版社:医学書院 発売日:2024/2/26
-
代わりに読む人『試行錯誤2』
¥990
『試行錯誤』は読む/書く人々の試行錯誤のための実験室です。文芸に新しい視点をもたらす著者のエッセイや批評を集めています。 目次 伏見瞬 蓮實重彥論 「『リュミエール』から読む「過去の現在化」」 わかしょ文庫 大相撲観戦記 「大相撲を観るようになったわけ」 陳詩遠 なにがなんだか 「詩情、歯茎に埋もれて」 友田とん 取るに足らないものを取る 「流星のごときケーキの手提げ」 「文芸雑誌『代わりに読む人』の別冊「試行錯誤」は、年に数回、文芸に新しい視点と言葉をもたらす試行錯誤の「実験室」である。ここに、第2号をお届けする。だが、この第2号というのがなんとも居心地の悪いものだ。第1号という、新しいものが始まりそうだという新鮮さもなければ、なんだかよくわからないが目出度い、祝っておこうという祝儀も期待できない。(中略)ただ、1号と2号があればその二つの間の差異というものを考えることができる。点と点を線で結ぶ。それは1号だけではありえない。祝祭が終わってもじっとその場にとどまり、差異や変化を観察する。それこそが2号の役割かもしれない。差異を見て考える。まさに実験である。意外にも、2号というのは実験室に相応しいものかもしれないという気さえしてくるではないか。そもそも、そうした時間を持ちたくて、『試行錯誤』を作り始めたはずだ。実験はまだ始まったばかり。」(巻頭言「2号目の居心地」より) 内容紹介 ◉ 伏見瞬 蓮實重彦論 「『リュミエール』から読む「過去の現在化」」 蓮實自身が責任編集を務めた『季刊リュミエール』に寄せたD・W・グリフュス論を読み解き、「過去」と「現在」として呼び起こすという映画の持つ性質を、蓮實の文章や対談の中からも、活き活きと浮かび上がらせていく。 ◉ わかしょ文庫 大相撲観戦記 「大相撲を観るようになったわけ」 誰かが観なければ「世界の均衡が崩れてしまう」、少なくともわたしは見届けよう。著者がそう思った頃に、大相撲を必要としていた理由を振り返りつつ、前回に続き「知れば知るほど不思議な力士の世界」を川柳に詠む。 ◉ 陳詩遠 なにがなんだか 「詩情、歯茎に埋もれて」 研究が順調すぎて忙しくするあまり、詩情を失っていた物理学者の著者に突然文章が書けるようになる体験が訪れて、物理と哲学のあいだを行き来する思考へと至る。 ◉ 友田とん 取るに足らないものを取る 「流星のごとケーキの手提げ」 最近、事務所を借りた著者は、日々決まった時刻に歩いて通勤するようになったことをきっかけに目に飛び込んできた人や物を書き留め、想像を膨らませる。 定価 900円+税 文庫判60頁、並製本 表紙用紙:アラベールスノーホワイト110kg 、本文用紙:上質紙70Kg 発行年月:2024年3月 発行所:un poco / 代わりに読む人
-
ヒロイヨミ社『詩のはがき 春』
¥700
与謝野晶子、櫻間中庸、原民喜、鈴木しづ子、立原道造、久保田万太郎の6名の作家による春の詩を載せたポストカードセット。 リソグラフで印刷されたカラフルな色合いと紙の風合いが調和した見た目に楽しいデザインとなっています。 6枚入り。
-
パルム書房 『パルム書房のヤシ総合誌 シュロ3』
¥1,100
シュロの木を筆頭に、シュロの属するヤシ科に関するコラムを集めた冊子です。 本作は「シュロ」シリーズ3作目となりますが、シュロに限らずヤシ全般に視野を広げていきます。 (参加メンバー) 日日/ぴょんぬりら/内海慶一/髙野F/寺田燿児
-
パルム書房『写真とまんがと文 シュロ2』
¥1,100
シュロの木を筆頭に、シュロの属するヤシ科に関するコラムを集めた冊子です。 〈参加作家〉 日日 内海慶一 ぴょんぬりら
-
カフェバグダッド 『Oh! Maqluba(オー!マクルーバ)』
¥600
アラブの炊き込みご飯と言われる「マクルーバ」を首都圏の10のレストランで食べ歩き、ZINEにまとめました。 全26ページ、オールカラー。巻末に、日本の主なアラブ料理店のリストを掲載しました。
-
カフェバグダッド『中東カフェを旅する』
¥1,200
中東の奥深い生活文化を紹介する「カフェバグダッド」が設立から20年を迎えたのを記念して発行したZINEです。 表紙を含めて98ページ、A5判、オールカラー。主な内容は以下です。 ・中東各地のバラエティに富んだカフェをカラー写真とともに紹介する「中東カフェ図鑑」 ・カフェバグダッドの歴史を振り返る「年代記」。活動にSNSをどのように活用してきたかをまとめたエッセイ。 ・以前、トークイベントなどに登場したゲストからの寄稿文。 ・20年の歴史をまとめた写真入りの年表 実用性と記録性を兼ね備えたものになりました。 特別付録として、過去のトークゲストでもあり、東京新聞のコラムが好評の文筆家、師岡カリーマさんと、東海大学教授のアルモーメン・アブドーラさんの随想がとじ込まれています。さらには、カリーマさんがイタリア・シチリア島で撮影した歴史建築の写真も中面に掲載されています。