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幅野昌興『A Walk Through the North York Moors National Park ノースヨークムーアズ・ナショナルパークを歩いて』
¥1,760
SOLD OUT
ノースヨークムーアズ・ナショナルパークは、イギリスの北東にある、海岸から内陸へ4分の1程まで広がる国立公園。 海沿いには小さな漁村があり、その奥へと丘陵が続く。起伏は多いが高い山はなく、荒地や牧場が広がり、のどかで静かな村々が点在しているという、ごくありふれたイギリスの里山だ。けれども、この「特に何もない」ことこそ最高の魅力なのだ。フットパスを歩き、村の小さな緑地とパブを楽しむ。幅野は、ここを訪れる度に懐かしさが増し、15年も通い続けた。 羊が自由に歩き回る草原、海岸線にせり出す家々、ハイキングの人々の表情。モノクロの豊かな階調に焼き付けられた、懐かしくも新鮮な風景。 幅野昌興(はばの まさおき)|Masaoki Habano 1943年 大阪府出身。日本大学芸術学部写真学科卒 日本写真芸術学会会員。個展歴 "Magic Zone Tokyo", "Manhattan Kingdom I,II,III,IV"他
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らくだ舎出帆室『二弍に2(にににに)』
¥4,290
『二弐に2(にににに)』のテーマは「200年」という時間軸です。 今この時代には、 200年という時間軸で物事を捉えることが必要なのではないかと仮説を立て、長期的な視座を持って活動されている方々に寄稿を依頼しました。 そして、詩や短歌、写真、エッセイ、小説など多様な形で、返答をいただきました。 私たち自身も、いくつかの文章を書きました。 完成したらきっと何かが見えてくる。そう予感してこの本を作り始めましたが、完成した今、予感は正しかったと言うことができます。 響き合う言葉と感情をここに、提示します。 こわれたとけい/すいげん/未来 石原弦 ひなたぼっこ 大西文香 二〇〇年の射程を捉える 千葉貴子 いま、ここ、にいる責任ーー抱樸をたずねて 千葉智史 イマジンを聴きながら モリテツヤ 「これからの私たちの本」をつくる 髙松夕佳 「生きること」を問い直す三冊 青木真兵 夜を渡っていくために 柞刈湯葉 物語の重なり しいねはるか 辺境から考える「脱成長」 トンガ坂文庫/Youth Library えんがわ/らくだ舎 家庭内運動からSakumagというコレクティブへ 佐久間裕美子 西木根 石原弦 集う、信じる、生活を共有するーーゴーバルで見つけたこと 千葉智史 コミュニティと継承と 柳楽光隆 私の今日/わたしの今日 柴田葵 簡素と永遠 高村友也 山里思考 千葉智史 のんびり魂 畠中悠子 おわりに らくだ舎出帆室 出版に寄せて らくだ舎出帆室 本の骨格を構想してから三年以上を経て、いま僕は1冊の本を手にしています。しかし、思っていたような感慨はありません。作る前は、あんなに自分たちで本を作りたいと息巻いていたのに。「自分が」という感覚はどんどん薄れ、代わりに、関わってくれた方々の手でこの本が世に現れた、そんな感触が強くあります。この時代にあえて自分たちが本を作り、売ることに意味はあるのか、今でも不安はあります。それでも、本を作る過程で出会った人、本、言葉の数々が捻り合い、未来を柔らかく包む有機的な編み目が生まれていく様を目撃した確信もあります。己の一歩を踏み出し続ける方々の心に、薪をくべる一冊になればと思っています。(智史) 何を作ろうとしているのか、漠然としたまま作り始めた本だった。三年前、きっと見えるものがあるという智史の言葉に、私は半信半疑であった。原稿を、整え、並べ、一冊に構築していくうち、半信半疑は八割信二割疑程度になっていった。そして最初から最後まで通読する時が来て、私は、本の内に響く共鳴をはっきりと感じ、少し泣きそうになった。一冊の本を作る意味は確かにあっただろう。らくだ舎出帆室にとって名実ともに始まりとなる本書が、誰かにとっての始まりの書になることを祈っている。(貴子) shunshun メメントモリ。綿々と森。 死を思う時、詩が芽生える。 どれだけ超えていけるのか。時を。 時という字は日と土と寸からできている。 太陽の光と大地、そして僅かなものの集まり。 まるで地球そのもののようだ。 資本主義から資をトルと「本主義」になる。 所有を手放してみんなで共有したら 「本質」や「本物」だけが残るのかもしれない。 英語のBookには「予約する」という意味がある。 本をつくることは未来を予約することでもあるのだ。 「二弐に2」という本は、未来の森をつくるちいさな種。 1111冊から派生する本のリレーによって 2222年の風景が少し変わるかもしれない。 綿々と命の森がつづくことを願いながら、 色川村の200年後の懐かしい未来光景を創造した。 石原 弦 高校を卒業したばかりのぼくは紀伊半島を歩いていた。進学も就職もせず、旅をしたいと言ってふらふらしていた息子に母は、那智勝浦におもしろい人たちがいるから訪ねてみたらと言ったのだった。結局ぼくはそこを訪ねはしなかったのだけれど、それから二十四年後に、そのおもしろい人たちとの繋がりから、らくだ舎の千葉さんたちがぼくを訪ねて来てくれるとは。長いこと旅をしていない。でもたとえば木は歩かないけれど旅をしていると言ったらおかしいかな。この本もこれから旅をしていくのかな。うなずいたり、すれちがったり、わからないけど、わからないまま、わかりあえるといい。 大西 文香 地域における本や本屋の果たしうる役割、行き過ぎた資本主義への疑問など、本誌に関わった方々の真剣さとひたむきさが伝わってきました。らくだ舎に伺うと、店内では楽しそうに地域の方が語らい、宝物のような一冊に出会えそうな本が並び、カウンター席では千葉さんと話しながら色川の恵みがいただける。ここで過ごす時間には、心地のよい安心感がありました。もしかしたら、色川の風景を守ろうとする人の思いが土地に伝わり、恩返しのように土地に守られているのかもしれません。そんな、土地と人との信頼関係を感じました。改めまして、私の写真と言葉を真っ直ぐ受け取ってくださった千葉さんと、共にこの本に関わってくださった皆様に感謝申し上げます。 佐久間 裕美子 時間をかけること、何が得られるかわからなくてもやってみること、自分が大切にする価値観を共通項に、まだ見ぬらくだ舎さんの出版プロジェクトに参加できSakumagのことを書くチャンスを得たことは、自分の宝箱の中身をひとつ増やす結果になりました。この本が、いろいろな場所でいろいろな試みをする人たちの手に届きますように。 畠中 悠子 今回の作品に取り組ませていただいて、未来を見てきたような気持ちです。子どもたちの成長を見守りながら願うのは、「自分が何をしたいか」「どんな風に生きたいか」、自分自身を見つめてほしいなということ。自分と向き合う時間をしっかり持つこと。他人と比べて窮屈な気持ちにならないこと。のびのびと生を謳歌すること。それは、本を作ることに似ている、と思いました。そんな人が増えていけば、「自分が変われば世界が変わる」マハトマ・ガンジーの言葉通り、優しさに満ちた世界が築かれる。そんな未来が作れることを、心から信じています。 しいねはるか ひとりひとりの、ちいさなかくめいを感じる作品だった。種、という言葉について考えるキッカケが度々あった。考え方、行動、取り組みがさまざまで、書いた方々に興味がわく。いつか会って話してみたいな。らくだ舎さんへ訪ねた日のこと、和歌山の山里で先人たちが積み重ねた石垣、今この場所から感じること、日々の生活。ひとりひとりが、いつのまにか重なり合い、関わり合っている。これは作品のなかだけの物語ではないだろう。いろんなひとの話をきいてみたい。 こんなふうにせかいが編まれているとしたら。 (版元サイトより引用)
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インセクツ『IN/SECTS Edition わたしたちの谷6案内』
¥1,375
インセクツ ポケットブックシリーズ① “わたしたちの谷6案内” わたしたちインセクツの編集部があるのは 大阪の谷町六丁目。通称“谷6”です。 心斎橋からは歩いて15分くらい だけど、長屋の残る下町でユルいムード。 そう、ほどよい生活感がある。 空堀商店街も賑わっていて ベビーカーを押すお母さんをよく見かけますね。 そして、ここ数年で個性的なお店もたくさんオープン。 いま、大阪のちょっとしたホットスポットと言えるのかも。 この本では“ローカル・カルチャー”をテーマに掲げる わたしたちのスタンダード、というか ふだん通っているご近所さんたちを紹介します。 いうなれば、インセクツの極私的谷6ガイド。 友人たちと呑むのもいいし ひとりでカレーを食べるのもいい、われらが谷6。 ぜひ今度、ぶらっと散歩にきてみて。 *仕様: 56 ページ/ビニールカバー付き/サイズ A6 (版元オンラインサイトより引用)
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【サイン本】難波優輝『物語化批判の哲学』
¥1,056
物語はなぜ苦しいのか?「物語」が過剰に要求される現代社会で、「人生とはかくあるべきだ」という押しつけに抗う。 新進気鋭の美学者による「次世代の哲学」。 【推薦の声、続々!】 〇永井玲衣氏(哲学者・『水中の哲学者たち』『世界の適切な保存』) わたしたちは何のために哲学するのか。 それは、もっと世界に出会うため、もっと広々とした場所に行くため、もっと可能性にめまいをおぼえるためなのかもしれない。難波さんは、考えれば考えるほど、自由になっていくみたいだ。 〇田村正資氏(哲学者・『問いが世界をつくりだす』「あいまいな世界の愛し方」『群像』) ずっと、アイデンティンティを見つけなければと思っていた。 でも、アイデンティティという名の物語に囚われていただけだったのかもしれない。難波さんの本はそんな僕に「世界を見くびるな。そこから出てこい!」と語りかけてくれる。 【抜粋】 清涼飲料水の広告の少女はいつもドラマティックな青春を謳歌しているし、「推し」はファンの期待した筋書きどおりに振る舞うし、就活面接では挫折経験を「美談」として語らねばならない。 私は端的にこう思う。何かがおかしい、と。 人々はあまりにも強い物語の引力に引き寄せられて、もはや物語に支配されつつあるのではないか、と私は危惧し始めた。 だから、私はこれから、物語に対抗したいと思う。何かしらの物語が私たちの幸福を奪うのだとしたら、もはやそんな物語は廃棄されるべきだろう。私はよき物語を愛している。それゆえ、物語を批判したいと思う。愛するということは、支配されるわけでもなく、支配するわけでもなく、独特のバランスのなかで惹かれ合い、反発し合うことなのだと考えている。 第一部の「物語篇」では、物語化の持つ魔力と危うさを論じていく。第二部の「探究篇」では、物語の危険を避け、物語を相対化できるような思考を「遊び」を手がかりに探索していこう。その中で、改めて物語との向き合い方がみえてくるはずだ。 物語化批判、そして、遊びの哲学を始めよう。 【内容紹介】 〇 誤解を生む「自分語り」(第1章 物語批判の哲学) 〇「感情的だ!」という批判をする人こそ、実はもっとも「感情的」(同上) 〇 アイデンティティは服のように「着替えられる」(同上) 〇 人生を「攻略」しようとする人が陥る「視野狭窄」(第2章 ゲーム批判の哲学) 〇 なぜ人は「考察」と「陰謀論」にハマってしまうのか(第3章 パズル批判の哲学) 〇 真のギャンブラーが欲しいのは「お金」ではない(第4章 ギャンブル批判の哲学) 〇 残酷だけど創造的な「おもちゃ的生き方」(第5章 おもちゃ批判の哲学) (版元サイトより転載) ----------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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【サイン本】 近藤銀河『フェミニスト、ゲームやってる』
¥1,980
「ゲームはフェミニズム的にもホットなメディアになっている」。フェミニストで歴史研究者、パンセクシュアルで車いすユーザーの書き手が、フェミニズム・クィアの視点でビデオゲームを読み解く画期的なエッセイ! 「トラウマを語ったり、現実の世界の問題を考えたり、そうした行為を少しだけ遠く、少しだけコントロールできる状態でやっていく。ゲームのそんな機能に私は助けられてきた。そこでは自分にとってつらい問題を、距離をとりつつ思考することができる。この本も、誰かにとってそんな役割を持つことができたら、そしてそんなゲームを、フェミニズムを広めることができたら、そんなふうに考えながら今、書いている」(「おわりに」より) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【目次】 はじめに なぜフェミニスト、ゲームやってる Ⅰ あの有名なゲーム #01 かくして私は収奪と救出に失敗する ──「ピクミン4」、やってみた #02 多様なキャラクターのシューターゲーム ──「スプラトゥーン3」「オーバーウォッチ」「エーペックスレジェンズ」、やってみた #03 大作ゲームの女性表象とクィア表象の歪みと良さを体感する ──「アサシン クリード オデッセイ」、やってみた 【コラム】語られるレイシズム・語られないセクシズム Ⅱ クィアが活躍するゲーム #04 クィアがオプションじゃない恋愛ゲーム! ──「ボーイフレンド・ダンジョン Boyfriend Dungeon」、やってみた #05 ゲームの難しさがマイクロアグレッションを表現する? ──「セフォニー Sephonie」、やってみた #06 選べない環境と自分自身のはざまで ──「ラスト・オブ・アス パート2」、やってみた 【コラム】ボーイズクラブとしてのゲームコミュニティ Ⅲ マイノリティの日常を感じるゲーム #07 トランスジェンダーの日常と過去の解釈を描く ──「テル・ミー・ホワイ Tell me Why」、やってみた #08 バイセクシュアルの表象とモノの方を向くお引っ越しゲーム ──「アンパッキング」、やってみた #09 トランスジェンダー男性同士の交流 ──「ペイトンの術後訪問記 Peyton’s Post-Op Visits」、やってみた #10 ノンバイナリーの学生たちの卒業前夜 ──「ノーロンガーホーム No Longer Home」、やってみた 【コラム】ゲームと能力主義 Ⅳ 80-90年代を描くゲーム #11 90年代のZineとレズビアンの反抗物語 ──「ゴーンホーム Gone Home」、やってみた #12 クィアなミドルエイジ女性の過去・現在・未来 ──「レイク Lake」、やってみた #13 トランスジェンダー女性記録を消しながら記憶をたどる ──「イフ・ファウンド… If Found…」、やってみた 【コラム】ゲームと障がい Ⅴ 歴史を想像するゲーム #14 台湾の戦後と恐怖を再訪するホラーゲーム ──「返校-Detention-」、やってみた #15 哀悼と歴史の可能性を考える ──「シベリア:ザ・ワールド・ビフォー Syberia: The World Before」、やってみた #16 男らしさに呪われる運動家たちの殺人事件 ──「ディスコ エリジウム Disco Elysium」、やってみた #17 社会運動の理想と抵抗のあいだに ──「スパイダーマン:マイルズ・モラレス」、やってみた 【コラム】オープンワールドと都市の遊歩者の課題 Ⅵ ファンタジー世界を旅するゲーム #18 ヘイターと戦うレズビアンでトランスなロードムービー ──「ゲット・イン・ザ・カー、ルーザー Get In The Car, Loser! 」、やってみた #19 過去と未来を作り変えられる魔女になってどうする? ──「コズミックホイール・ホイール・シスターフッド The Cosmic Wheel Sisterhood」、やってみた #20 かつて私は、あのゲームの余白にフェミニズムやクィアを投影していた ──「MOTHER2」「ドラゴンクエストⅥ」「ファイナルファンタジーⅥ」、やってみた 【コラム】フェミニストのためのゲーム作りガイド おわりに フェミニストたち、ゲームやっていく 参考文献 さらにゲームを知るための文献リスト フェミニストのためのゲームリスト ◇近藤銀河(こんどう・ぎんが) 1992年生まれ。アーティスト、美術史家、パンセクシュアル。中学の頃にME/CFSという病気を発症、以降車いすで生活。2023年から東京芸術大学・先端芸術表現科博士課程在籍。主に「女性同性愛と美術の関係」のテーマを研究し、ゲームエンジンやCGを用いた作品を発表する。ついたあだ名が「車いすの上の哲学者」。ライターとしても精力的に活動し、雑誌では『現代思想』『SFマガジン』『エトセトラ』、書籍では『われらはすでに共にある──反トランス差別ブックレット』『インディ・ゲーム新世紀ディープ・ガイド──ゲームの沼』など寄稿多数。本書が初の単著。 (版元サイトより転載) ----------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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【特典付】海猫沢めろん『芥川龍之介『蜜柑』読書会 めろんと『蜜柑』を読む』
¥880
SOLD OUT
▼概要: 「芥川龍之介『蜜柑』読書会 めろんと『蜜柑』を読む」は、名作『蜜柑』を題材にした読書会の内容をまとめた冊子です。 今回は本作をめぐる多くの謎が解かれます。 ▼仕様: 判型:A6 中綴じ 52P
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【サイン本・特典付】海猫沢めろん「太宰治『桜桃』読書会 めろんと『桜桃』を読む」
¥880
▼概要: 太宰治「桜桃」読書会。太宰晩年の作品、父の苦悩を描く桜桃……現代から見たその姿は、はたしてどのように見えるのか。 ▼仕様: 判型:A6 中綴じ 36P (著者サイトより転載) ----------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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【サイン本・特典付】海猫沢めろん『ディスクロニアの鳩時計』
¥3,960
SFにして変格ミステリ、思弁小説にして青春文学。連載10年の奇書『ディスクロニアの鳩時計』がついに完成。 発売中止、私家版発売を経て、このたび版元「泡影社」にてISBNコード取得、一般発売する準備が完了しました。 濃度はそのままに、一般流通用に私家版から一部表現をリファイン(小説内容変更なし)。 ▼初版特典:著者直筆サイン、小冊子(黑ノ教義)、スマホステッカー栞 ▼仕様 ・四六判 上製本 ・ゴールド箔 ・500頁(2段組、全ページスミベタ、本文白抜き文字) ・帯付き、小口にギミックあり(開きで絵が変化) ・カバーなし・マットPP ・ISBN:978-4-9913781-0-2 ・人物画:東山翔 ・背景画:富田童子 ▼帯コメント: 21世紀のロートレアモンに称讃を、そして唾棄せよ。これは凶悪な進化を遂げた「マルドロールの歌」(暗黒詩篇)だ。 ――竹本健治(作家・『匣の中の失楽』) 「時間とは何か」を巡る壮大な探求──崩壊と再構築を繰り返す巨大な謎を描いた、渾身のクロニクル。ノベルゲーム、加速器、機械知性、脳科学、最先端AIまで、あらゆるギミックを詰め込んだ現代の千夜一夜物語。 ――三宅陽一郎(ゲームAI研究者) (版元サイトより引用) ----------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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【サイン本】高田漣『街の彼方の空遠く』
¥2,706
「大丈夫、ただ顔を近づけてみてごらんなさい。彼らはあなたたちに語りかけてくれるから。ここにあるのはそんな民衆の詩(フォーク・ソング)なのです。そしてみんなの心で聴いて。この詩はこれからのあなたたちの宝物となるはずです。」 ──1994年、フロッピーディスクの読み込みエラーから始まる混乱、そして希望の物語。過去・現在・未来・パラレルを縦横無尽に往来し、イメージとしての故郷「吉祥寺」が立ち上がる。音楽、映画、小説、父との記憶……膨大な愛がサンプリングされ、レクイエムとなり、時空を超えて高らかに響き渡る。 デビュー小説にして一大叙事詩。圧巻の「吉祥寺」三部作誕生! (出版社HPより転載) --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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【サイン本】桜林直子『つまり“生きづらい”ってなんなのさ?』
¥1,815
なんでだろう、わたしだけ? “生きづらい”ことはたしかだけど、どうしてなのかはよくわからないし、どうすればいいのか誰も教えてくれない……。ひとりで考えてもわからないから、専門家の方たちにいろいろな角度から“生きづらさ”を見つめてもらいました。星野概念(精神科医)、磯野真穂(文化人類学者)、東畑開人(臨床心理士)、石井ゆかり(ライター)、武田砂鉄(ラジオパーソナリティ・ライター)。 (版元サイトより転載) --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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【サイン本】植本一子『それはただの偶然』
¥1,540
*こちらは植本一子さんのサイン入りの商品です。 いつか別れる日のために どこまでも一緒に歩いた わたしたち 自費出版で初めてエッセイ集を作りました。 今年の春に事件に巻き込まれてしまい、かなり苦しい日々を過ごしてきました。 生きることさえ諦めそうになったけれど、書くことはそんな自分を助けてくれました。 夏から秋にかけて書いた7篇と併せて『文學界』『ベストエッセイ2024』に掲載された1篇、少しの詩を載せています。 また、今回「わたしの現在地」というシリーズ名をつけたので、気長に作り続けていけたらと思っています。 --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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『bold journal』No.2 Vacation
¥1,980
ライフスタイルマガジンボールドジャーナル 特集は「休暇」 *内容はすべて英語・韓国語でのみ掲載されている雑誌です。
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【サイン本】旦木 瑞穂『しなくていい介護』
¥1,145
SOLD OUT
道具・情報・施設・公的支援…… 使わないのはもったいない! 父が脳梗塞で倒れた! 子育て真っ最中でも、親の介護は突然始まる 手を抜けるところは徹底的に手抜きする。使えるものは使い倒す 自身の体験に加え70人以上の取材を通して、介護のリアルと解決策を描く。100万pv超えの人気配信記事が1冊に。 〇介護を楽にする。自分を優先する。 忘れもしない、2019年1月24日(木)の昼過ぎ。「052」で始まる見知らぬ電話番号からスマホに電話がかかってきました。愛知県出身の私は、「052」が名古屋の市外局番であることはわかっていました。 「旦木博雄さんのご家族の方ですか?」 電話に出た途端、相手が父のフルネームを口にしたことに面食らい、続く言葉に血の気が引いたのを今でも覚えています。 父は2019年1月24日(木)の10時頃に外出先で救急搬送され、搬送先の病院で「大きな脳梗塞」を起こしていることが判明。医師は父が持っていた電話帳から母に電話したが繋がらなかったため、2番目にあった私に電話したとのことでした。 当時の私は鎌倉新書さんの『月間仏事(現在は月刊終活』に記事を寄稿する“終活ライター”で、通夜・葬儀、埋葬に関する情報を集めて記事にする仕事をしていました。 約3年間にわたり、“終活”にどっぷり浸かり、さまざまな情報を得、学んできたにもかかわらず、いざ実の父が突然脳梗塞で倒れたことを知った時、動揺する自分に驚きました。 そして、介護というものは突然始まり、否応なく家族を巻き込んでいくという現実を身をもって知ったのです。 当時娘は小学校1年生。実家は名古屋ですが、私は川崎で暮らしています。気軽に帰省して父の面会に行ったり、気落ちした母の側に数日間居続けるのは難しいことでした。 それでも、できるだけ母の支えになろうと、電話がかかってこれば気の済むまで対応しました。直接父の様子を知ることが出来ない分、精神的に落ち着かず、不安な日々を過ごしました。 もちろん、意識がなかなか戻らない父、意識が戻っても半身不随になってしまった父、回復してきたと思った矢先に容態が急変した父…と直接向き合う母や弟に比べれば、私の負担なんて大したものではありません。 しかし、遠距離には遠距離の、小さな子どもを抱える「ダブルケア」には「ダブルケア」の、理解され難い苦悩があることを痛感するには十分な時間でした。 「私のように、親の介護が突然始まって、身体的にも精神的にも疲弊して苦慮する人を少しでも減らすことはできないか?」 そう考えた私は、父の死後、家族を介護する人々の家庭の様子や、家族に介護が必要になっていく過程など、現実をつぶさに記事にして発表するようになりました。 あれから約6年。3月に父の七回忌を終えたところですが、私の介護記事は、現在100事例近くにのぼり、オンラインニュースサイトに掲載されると、10万PVをゆうに超え、時には100万PVを超えることもある人気連載として続いています。読者層は40?60代の男女がメインです。それだけ、働き盛り世代は介護について気にしているという現れでしょう。 これまで介護の取材を行ってきてつくづく思うことは、 介護はもっと楽にしていい ということ。 それでなくても仕事に子育てにと多忙な生活を送っている働き盛り世代。突然始まる親の介護に、生活ペースを大きく乱され、苦悶するケースが散見されます。 そんな苦悶の一因には、社会に根強く残る「親の介護は子がして当たり前」という考え方が影響していないでしょうか? 中には介護を優先しすぎたために、家族の関係性が悪い方に変わってしまったケースもあります。 「自分の人生は、自分を優先にしていい」 という当たり前のことを声を大にして伝えたい。 そのためにこの本を企画しました。 「介護を楽にする方法」 「自分を優先する方法」 を、詳細な事例や専門家のコメントを真面目ながら、提案・解説しています。 この本を読み終えた後、「意外と介護って大変じゃないのかもしれない」と思えたならしめたもの。 親の介護を控えた働き盛りの皆さんの心を、少しでも軽くするお手伝いができたら幸いです。(「はじめに」より) 旦木瑞穂 たんぎ・みずほ ノンフィクションライター・グラフィックデザイナー。愛知県出身。広告代理店でグラフィックデザイナー、アートディレクターを務め、2015年に独立。葬儀・お墓・介護など終活に関する執筆のほか、ガイドブックなどの企画編集、グラフィックデザイン、イラスト制作を行う。2023年、『毒母は連鎖する』(光文社新書)を刊行。 (版元サイトより引用) ------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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新里堅進/藤井誠二『ソウル・サーチン ~「沖縄」を描き続ける男・新里堅進作品選集および評伝~』
¥3,850
「沖縄で、沖縄を描く」ことに人生を捧げてきた漫画家・新里堅進ーーその鬼気迫る作品群と半生 沖縄を代表する劇画家・新里堅進は、1978年『沖縄決戦』でデビュー以降、沖縄戦をはじめ沖縄の歴史・文物を描き続けてきた。 極めて多作であるが本土では数作が刊行されたのみで、その50年の画業のほとんどを「沖縄で、沖縄を描く」ことに捧げてきた。 戦後80年。いまだ世界では戦争の惨禍やまぬ中、戦後生まれのひとりの人間が取り憑かれたように描き続ける「地上戦」とはいったい何なのか……戦後の沖縄文化史、そして日本漫画史におけるミッシング・ピースとも言うべき新里の人生とその作品を通じて問い直す戦後80年特別企画。 【漫画】 ◉『沖縄決戦』より─Love Day/バックナー中将戦死 ─住民大虐殺 ─/住民、戦野に彷徨/解散/鉄血勤皇隊員の死/落日の摩文仁 ◉『ハブ捕り』より─山原の変人/悪夢の果て ◉『ケンちゃん日記 貧しいけど豊かだったあのころ』より─洞くつ探険とガイコツ/つらい思い出/不思議な風習と幽霊 ◉『水筒 ひめゆり学徒隊戦記』より─地獄の野戦病院/雨中の病院移動/洞窟の中の目/一兵士考/死散/第三外科の最後/雲ながるるいやはてに ◉『運玉義留』より─兼城親雲上の憂鬱 ◉『奥山の牡丹 沖縄歌劇の巨星・伊良波尹吉物語』より─奥山の牡丹/涙のクリスマス演芸会 ◉『沖縄空手風雲録 シルガンター虎十』より─陰謀 ◉『さるの手』前・後編 ◉『愛はガマの彼方に』 ◉『白梅の碑』より─ ローソク踊り/恐怖の百米坂/狂兵の詩/井戸の歌声/国吉壕の最後 ◉『防衛隊 儀間三郎の場合』 【評伝】 ◉第一章─地霊 ◉第二章─犀の角のように ◉第三章─「戦争」と「戦後」のはざまで ◉第四章─「戦争を描く」とは何か ◉第五章─沖縄漫画の水脈 ◉第六章─極北の星 ◉第七章─魂をさがす 半世紀にわたる画業から選び抜いた珠玉の絶版作品群を採録し、その半生を徹底取材。 日本漫画史のミッシング・ピースに光を当てる永久保存版!! —— ■「ソウル・サーチン 〜「沖縄」を描き続ける男・新里堅進作品選集および評伝〜」書誌情報 四六判/912頁(4色16頁)/3850円(税込)/発行:リイド社/ISBN978-4-8458-6788-2 ■試し読みページ:トーチweb「ソウル・サーチン」 https://to-ti.in/product/soulsearchin —— (版元サイトより引用)
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今日マチ子『おりづる』上・下巻
¥1,485
SOLD OUT
おりずる 上巻 カメとクレインは「あの日」を生き延びた奇跡の子。2人は「こどもの家」で育つが、「あの日」の記憶はなくて…!? いったい「あの日」に何が起こったのか、そして「あの日」以後2人の生きる世界はどう変わってしまったのか…? ・ おりずる 下巻 カメとクレインは「あの日」を生き延びた奇跡の子。離れることなく育った2人だが、小学校卒業を前にクレインは寝込むことが多くなり学校に行けなくなってしまう。「あの日」に支配され続ける現実にカメは…!? (版元より引用)
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【サイン本】古賀及子『巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある』
¥1,760
ノスタルジーと、可笑しみと。 池袋、飯能、日本橋、所沢、諏訪、田園調布、高知、恐山、湯河原……。 自分の中の記憶を、街単位で遡る。そこから掘り起こされる、懐かしいだけでは片付かない、景色と感情。 気鋭のエッセイスト、最新書き下ろし。 『好きな食べ物がみつからない』が話題の、最注目のエッセイスト・古賀及子最新書き下ろしエッセイ。 幼い頃からの「土地と思い出」を辿ってみたら、土地土地、時代時代で、切ない! でもなんだか可笑しいエピソードが横溢! 【目次より】 下丸子、二分間、知らない人を大声でほめてけなす 日本橋、来年も買ってやるからな 元加治、真昼の暴走族 所沢店、売れ!私たちの福袋 田無、夏、恋人の家でひとりでエヴァンゲリオンを観た 諏訪、祖父と間欠泉 田園調布、知らない人の家でまずい水を飲む 恐山、会えないイタコと工藤パン 小岩、知らない街が、どんどん私の街になる 盛岡、北上川を走って越えて、母と私とソフトクリーム 曙橋、看護師の格好で登った木をさがす 大森、もう会うこともないだろうけどさ 他 (版元紹介文より転載) ------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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【サイン本】金子玲介『流星と吐き気』
¥1,980
SOLD OUT
☆『死んだ山田と教室』で2025年本屋大賞にノミネートされた著者が送る”嫌愛”短編集。 登場人物は皆、身勝手でクズ。でも、そこに人間の本質があるーー。 ・偶然の再会を「運命」と勘違いして、安全圏から告白をしようとするアーティスト。――流星と吐き気 ・アニメにもなった作品の主人公のモデルは自分? サイン会で作者が元カレか確かめる高校教師。――リビングデッドの呼び声 ・担当編集者に振られたにもかかわらず、才能は認められていて作品だけで繫がっている人気漫画家。――種 ・昔付き合っていた彼女から独り言のようなLINEが送られてきて、死を仄めかされた編集者。――消えない ・かつて旅行先で意気投合した男性が偶然お客さんとなり舞い上がるレンタル彼女。――プラネリウム 仄暗い気持ちが過去を呼び戻してしまう5人の物語。 (版元サイトより転載) --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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『GOAT meets 01』
¥2,200
※以前販売していたサイン本入りでは、ございませんのでご注意くださいませ。 ---------------------------------------------------------- 紹介 作家と出会う 作家も出会う 大反響の「GOAT」に姉妹誌が誕生します。 その名も「GOAT meets」。読者が作家たちと出会う場として、そして作家自身が新たなテーマと出会う場として、7月24日に船出します。 第一特集は、金原ひとみ氏、朝吹真理子氏による「韓国文学を旅する」――芥川賞作家が、イ・ラン氏ら韓国人クリエイター、チェ・ヘジン氏やペク・スリン氏ら韓国人作家と邂逅し、その取材体験を書き下ろし小説として発表する前代未聞の試みです。 ・女優・唐田えりか氏のインタビュー「表現者として必要なことは韓国から学んだ」、韓国の人気作家チョン・セラン氏、映画監督・山中瑶子氏による特別寄稿もお楽しみに! ジャンル横断にも積極的に取り組みます。漫画家今日マチ子氏には、名著『cocoon』から15年の節目として、戦後80年の沖縄を訪れ、その風景を描き下ろしてもらいます。そのほか気鋭のライター・ワクサカソウヘイ氏による「タンザニア巨大見聞録」、そして、闇文芸四天王(!)も登場するという噂。 ■執筆予定 小佐野彈、小田雅久仁、乙一、小泉綾子、櫻木みわ、愼允翼、白川優子、滝口悠生、中山祐次郎、乗代雄介、星野智幸、李琴峰……(敬称略) 【編集担当からのおすすめ情報】 「GOAT meets」が扱う作品は、小説やエッセイ、ノンフィクション、さらには詩、短歌まで幅広いです。さらには、それらの作品を写真や現代アートとともに編み込むことで文芸の可能性に挑戦! 紙の雑誌ならではの、さまざまな「ミーツ」をお届けします!
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【サイン本】脇川飛鳥『ラストイヤー』
¥1,650
SOLD OUT
ドーナツは穴があいてるものですしあなたがいればうれしいですし 〈平易なようでときどき、どうにでもなれ、というような勢いのよさが発生するのがすごい魅力の作風〉──pha(蟹ブックス・書店員)2024/6/15Xより 〈ずっと大ファンです。〉──枡野浩一(『かんたん短歌の作り方』著者) 2024年4月17日に発行され、早々に完売した「私家版」を、デザインや感触そのままに短歌研究社版として刊行! 人間は別れて生きてゆくのです それではルールを説明します ふたりでただビールを飲んで脳みそがあったかかったあれはよかった 装画=水沢そら(『ちゃっくん』より) 装幀=ほんだことこ(MARLC) 【著者プロフィール】 脇川飛鳥(わきがわ・あすか) 1979年、長崎生まれ。枡野浩一『かんたん短歌の作り方』(筑摩書房、2000年)に50首の作品集「気がする私」を掲載。『テノヒラタンカ』(太田出版、2002年)に参加。以降の短歌を本書に収録しました。 2025.6.20刊 新書判/80頁 C0092 (版元サイトより転載) --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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小林章『欧文書体 その背景と使い方』
¥3,420
欧文書体デザインの成り立ちの理由、フォントの効果的な使い方、組み方の基礎などを欧文書体デザインの第一人者、小林章氏が解説した教科書。欧文書体の正しい使い方を理解できます。 欧文書体の用語、ローマン体とサンセリフ体の定番書体、イタリックや記号などの正しい使い方、高級感や信頼感などを出したいときに適した書体とその使用例、ワンランク上の使い方などを図版で具体的に紹介しています。 2005年の発売以来、多くのデザイナーに長く読み継がれてきたロングセラー『欧文書体』に『欧文書体2』の内容を追加し、全面改訂しています。 20年間でアップデートされた情報を修正・追加し、OpenTypeに対応した最新情報を盛り込んだ改訂版です。 欧文書体を扱うデザイナーはもちろん、ビジネスパーソンやデザインを学ぶ学生の皆様は必携の一冊。手元に置いて、辞書のように繰り返しお使いいただけます。 旧版『欧文書体』帯文より 「この本は、欧文活字を真に愛する人のことばで綴られている。 とても深く、理路整然と。一字一句もらさず読み終えて、 長いあいだ霧のむこうだったアルファベットが、目の前に現れた。 僕はようやく晴ればれと欧文を組むことができる。」 (アートディレクター 葛西薫さん) 旧版『欧文書体2』帯文より 「待ってました! 史上最大おすすめ本! 欧文の各書体がいつどこで生まれ、 今はどんな形で組まれ、どう活躍しているのか。 日本で初めての深くわかりやすい解説です! これでプロもアマチュアも やっと同じスタート地点に立つことができます」 (ブックデザイナー 祖父江慎さん) [旧版からの主な変更箇所] ・『欧文書体』『欧文書体2』の2冊を1冊に。 ・旧版出版後、オープンタイプフォーマットが標準になったため フォントの文字構成やフォント名に変更があった箇所を新版で修正。 ・2色刷りからフルカラーに。写真がすべてカラーに。 ・本文がタイプバンクゴシックからたづがね角ゴシックに。 ・サンセリフの定番書体、いろいろなHelveticaを追加。 [目次] 1 文字のなりたち 1-1 最初の一歩 1-2 コンパスと定規でローマ字はできない 1-3 理屈で割り切れない世界 2 欧文書体を知る 2-1 用語の解説 2-2 フォントの中身 2-3 頼りになる定番書体 2-4 悪い書体はないが、悪いフォントはある 2-5 いろんなGaramond、いろんなCaslon 2-6 恥をかかないための組版ルール 3 欧文書体の選び方 3-1 時代を軸に選ぶ書体 3-2 イギリスらしさを演出する書体 3-3 ドイツらしさを演出する書体 3-4 フランスらしさを演出する書体 3-5 高級感を演出する書体 3-6 親近感を演出する手書き風書体 3-7 食欲をそそる書体 3-8 信頼感を伝える書体 3-9 1970年代を演出する書体 4 欧文書体の楽しみ方 4-1 ひとクラス上の使い方 4-2 スクリプト体を使いこなす 4-3 つくり手と使い手のスペーシングの微調整 4-4 書体を活かす使い方 4-5 文字でない書体:パイフォントと飾り罫 5 欧文書体のつくり手から 5-1 名作をさらに良くする 5-2 書体のつくり手が思うこと 5-3 日本人が欧文書体のデザイン? 参考文献、書体索引、人名・社名索引、用語索引 発行:Book&Design ISBN:978-4-909718-14-3 C3070 定価:本体3,200円+税 仕様:B5判・並製本/192ページ(カラー) 発売日:2025年5月1日 著者:小林 章 装幀:大崎善治 印刷:東京印書館 編集:宮後優子
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あすかむ『心音』
¥1,760
フルカラーで描く人間賛歌、初の単行本化 「とてもキレイな心音だね」その一言が、少年の人生を静かに変えていく。 中学の健康診断で出会った男性医師を忘れられずにいた久瀬は、 年月を重ね、医療センターで研修医として働き始める。 初めての診察中、彼の耳に忘れられないあの声が飛び込んできてー。 作者のSNSアカウントで自主連載され、自主制作本は初版・再版ともに即完売するなど人気を博した『心音』。 本作のラストから数年後の、久瀬が健康診断を担当する医師として中学校を訪れる姿を描いた19pの描き下ろしを加え、単行本で登場。 右頬に傷のあるぬいぐるみを通じてつながる、サラリーマンと中年男性の不思議な縁を描いた作者の初中編作品『右頬のきずな』も同時収録。 オールカラーで描かれるダイナミックな画面構成と枠線を排した斬新なコマ割りは、画集のような雰囲気を醸し出し、静かな感情と見事に調和する。 等身大の感情が静かに紡がれる、心温まる一冊。
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のもとしゅうへい『おばけのおいしいひと休み』
¥1,485
辛い時も、不安な日々も、おいしいごはんがあれば、たぶん大丈夫。 毎日がんばりすぎていませんか? これはそんなあなたへ贈る物語。 疲れたら、おいしいごはんを食べて、おばけといっしょにゆっくりしよう。 今注目の作家、のもとしゅうへい氏による初コミック。 心と体が温まるレシピ15品や、毎日を心地よく生きる暮らしのヒントを収録。 【あらすじ】 ある日、僕は気づいたら感情のない、おばけの姿になっていた――。 大学卒業後、入社した会社で、 仕事をがんばりすぎて心の調子を崩してしまった「僕」は、 気づいたらおばけの姿になっていた。 おいしいごはんを食べ、周りの人と触れ合う日々の中で 少しずつ心を取り戻していく「僕」の姿を描いた、優しい物語。 (版元サイトより引用)
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千葉ミドリ『緑の予感(1)』
¥880
SOLD OUT
日常の裏で蠢く、幻想と記憶のスペクタクルな冒険。 漫画の可能性をひらく、驚愕のデビュー作。 第1話「カッパの理髪店」の公開されるや漫画好きからの熱烈な支持をもって迎えられた、 不可思議で驚きに満ちた短編シリーズ、待望の単行本化! 夢の中のカッパの理髪店に翻弄されるかつての恋人たち。 海辺の旅館を訪れる謎の未来人と女中の共闘。 不思議な犬と暗渠に迷い込む雨の夜の冒険。 都市伝説の巨大な猿に盗まれた靴と記憶…… 圧倒的な絵とイマジネーションで、日常の扉の先にある見たことのない景色に連れて行かれる異形の短編シリーズ。 同人誌に発表した短編2作も収録。 (版元サイト引用) ------------------------------------------- こちらの商品は店頭でも取り扱いしているため、在庫切れの可能性がございます。あらかじめご了承ください。
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波木銅・破賀ミチル『万事快調〈オール・グリーンズ〉』上・下
¥880
貧乏女子高生、大麻栽培はじめてみた。 このクソ田舎からおさらばするには、金がいる。 だったら大麻、学校の屋上で育てちゃえ。 夜な夜な駅前でサイファーに参加し、家族に対するストレス発散をしている朴秀美。 陽キャグループに属しながら、家では自分にべったりの母親にうんざりしている矢口美琉紅。 秀美とつるみながら、名作マンガや文芸を読まない周囲を見下しているオタクの岩隈真子。 北関東の工業高校でクラスにたった3人だけの女子達は、しかし友人とは言い難い微妙な距離感で日々を過ごしていた。 そんななか、秀美が偶然手にした大麻種子をきっかけに、 それぞれの事情で田舎脱出資金が必要な3人が結託する!!! 満場一致で松本清張賞を受賞した新時代の青春クライム物語、コミカライズ開幕!! (版元サイト引用)