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『なnD 7』
¥990
EUNICE LUK > │(無題) 米山菜津子 > │未来で思い出す 鬼頭祈 > │Rat 西山敦子+近代ナリコ│引き裂かれるような葛藤を抱えて ケイト・ザンブレノ『ヒロインズ』(C.I.P. Books)をめぐって 阿部純(AIR zine編集室)│尾道の街の本屋に私たちの選書棚をつくったら 竹田和也(ニュートレド)│音楽の密輸 迫川尚子 > │新宿 1996/2019 秋山伸(edition.nord)│作ることと地域性 堤あやこ(poncotan w&g)│雪景色、春の光 SHOKKI > │雪を見る 菅野信介(Hand Saw Press / アマラブ)+安藤僚子(Hand Saw Press / デザインムジカ)│自分のチラシ 森山裕之(スタンド・ブックス)│尊敬する編集者が亡くなった モノ・ホーミー│「貝がら千話」より 大城壮平(VOSTOK)+高山かおり(Magazine isn’t dead.)│雑誌であることの可能性 宮田文久(DISCO)│途中経過しかわからないのだけど 島田潤一郎(夏葉社)│ぼくが「岬書店」を始める理由 三澤慶子│働き盛りの夫が脳で倒れたら!?(夫が脳で倒れたら) 得地直美 > │『かじやのフライパン』より 平民金子 > │「イニエスタ」みたいなところにいる 奥村千織(1003)│岡本太郎に背中を押されて 和久田善彦│人にやさしく―平民金子展を終えて 温泉津醒│トージ発行記 木村彩子 > +二宮大輔(fischiff KÜCHE)│いろいろある 冨井大裕 > │モノクロで見えてくるもの 古川日出男 > │演じることで分かること 北村恵(ワワフラミンゴ)/田中耕太郎(しゃしくえ)│画廊劇に出演して 近藤恵介 > │まずは記録のために。そして、次に描かれる絵のために。 行貝チヱ > │旅から旅へ 川村麻純 > │パウエルズ・シティ・オブ・ブックスのこと 木下眞穂│ガルヴェイアス ~記憶と土地~ 山本アマネ > │最愛の作家と翻訳者たちへ綴るコラージュ 森川晃輔│迷宮を彷徨う グラスパーゆきこ│テニスファンとウィンブルドン キデンセン > │「悪いセックス」を巡る談義 浜崎伸二(トラスムンド)│横につながるとっかかり 土居伸彰 > │ビックフォードは永遠に繁茂する 三宅唱│山口に住んで手に入れたパースペクティブ 七里圭 > │劇映画とは ライフ > │“ライフ”という活動のこと 青羊(けもの) > +佐々木誠 > │台湾で追い求めた「ただの夏」 いぬのせなか座 > │来るべき者たちへ向けて Gary Ieong│「White Noise Records」で考える音楽と仕事と香港のこと 小林英治│インスタ日記6 テンギョウ・クラ > │“The Boy And His Kite” 三品輝起(FALL)│彫刻と占い 五所純子│Day with Kazue Kobata 編集:森田真規(なんとなく、クリティック)、戸塚泰雄(nu)、小林英治(DU) デザイン:nu 表紙:五所純子「ツンベルギアの揮発する夜」より 2018年5月27日発売 232頁 文庫サイズ
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青木真兵・青木海青子『山學ノオト』2(二〇二〇)、4(二〇二二)
¥2,200
山學ノオト2(二〇二〇) “日常を取り戻したいのだけれど、そもそも僕らの「日常」とはどんなものだったのだろう。” 奈良県東吉野村。人口一七〇〇人の村の山あいに佇む一軒家、人文系私設図書館「ルチャ・リブロ」。自宅を開放して図書館を運営する夫婦が、仕事に、生活に、山村と街を、あるいは彼岸と此岸を往復しながら綴った日記に、エッセイや草稿「研究ノオト」を収録した、日記帳第二弾。新型コロナウイルスに翻弄されたり、「男はつらいよ」を一気見したり、福祉のしごとやオンライン対談からも気づきを得た、二〇二〇年の記録。 『山學ノオト』(2020年刊行)の続編で、2020年分の著者の日記と書き下ろしエッセイを収録しています。基本的なスタンスは変わらず、真兵さんは福祉の仕事をしつつ読書やイベントに出たり。海青子さんは、ルチャ・リブロのカウンターにいつつ家を改装したり鹿を追い払ったり。2020年の主なトピックは「男はつらいよ」を一気見したことなのですが、それが新型コロナウイルスの状況と関連しあい、現代社会の「基盤」や「二つの原理」の存在を再考することになった、日記ならではのライブ感がある二冊目になりました。とはいえ、と言いますが、日記なのでどこからでもふらりと読んで楽しめる作品になっています。 山學ノオト2(二〇二〇) 著者:青木真兵、青木海青子 本体;2000円 判型:四六判変形(120*170mm)224頁 並製 ISBN:978-4-9907596-5-0 0095 製本:藤原印刷株式会社 青木 真兵(あおき・しんぺい) 1983年生まれ、埼玉県浦和市に育つ。「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」キュレーター。古代地中海史(フェニキア・カルタゴ)研究者。博士(文学)。2014年より実験的ネットラジオ「オムライスラヂオ」の配信をライフワークにしている。2016年より奈良県東吉野村在住。現在は障害者の就労支援を行いながら、大学等で講師を務めている。妻・青木海青子との共著『彼岸の図書館 ぼくたちの「移住」のかたち』(夕書房)、『山學ノオト』(H.A.B)、「楽しい生活─僕らのVita Activa」(内田樹編著『ポストコロナ期を生きるきみたちへ』晶文社)などがある。 青木 海青子(あおき・みあこ) 1985年兵庫県生まれ。七年間、大学図書館司書として勤務後、東吉野へ。現在は私設図書館を営みながら、陶と刺繍で制作を行う。夫・青木真兵との共著『彼岸の図書館 ぼくたちの「移住」のかたち』(夕書房)、『山學ノオト』(H.A.B)がある。夕書房noteにて「土着への処方箋 ルチャ・リブロの司書席から」が好評連載中。 (目次) エッセイ:闇の底より訴える 日記(山學日誌):一月~六月 研究ノオト:「限りがある」のもいいじゃない エッセイ:怒るひと 日記(山學日誌):七月~十二月 研究ノオト:それが渡世人の楽しいところよ オムライスラヂオ年表(二〇二〇) 「社会との約束の下、寝て食べて動く。しかし、いつ約束したのだか判然としない。」 ーーーーー 山學ノオト4(二〇二二) 山學ノオト4(二〇二二) 青木真兵、青木海青子 装丁:武田晋一 刊行:エイチアンドエスカンパニー(H.A.B) 本体:2000円+税 四六判変形、256頁、並製本、表紙一部箔押し(パール) 978-4-910882-04-8 C0095 毎年刊行しております日記帳『山學ノオト』。四年目の分が出来上がりました。 いつになく本年は、労働と社会を取り巻く価値観が画一的になっている歪さ、を受け止める真兵さん。 「サバイバーがサバイブしたその後」に目を向け、生き延びる形を探る海青子さん。 どことなくより一層、お二人の活動や視点もリンクしてきているように感じられる2022年。 ……とまぁ、日常はいつもそんなに切迫しているわけでは、当然ありませんが、一年を一冊にして見てみるとその思考の変化が、自分のことのように迫ってまいります。 1巻から変わらず、装丁は同じ東吉野村に住むアーティスト、武田晋一さん。シリーズ共通の佇まいの中で、各巻少しづつ変化をつけています。 今回はメインは白い紙ですが、うっすらとした色味や手触りが伝わってくるようなセレクト。表紙にはパール箔という透明でうっすら光を反射して輝く白を押しています。 (概要) 「社会との約束の下、寝て食べて動く。しかし、いつ約束したのだか判然としない。」 奈良県東吉野村。人口一五〇〇人の村の山あいに佇む一軒家、人文系私設図書館「ルチャ・リブロ」。自宅を開放して図書館を運営する夫婦が、仕事に、生活に、山村と街を、あるいは彼岸と此岸を往復しながら綴った日記に、エッセイや草稿「研究ノオト」を収録した、日記帳。 人の動きが少しづつ戻ってくる中で、あらためて見えてきた他者や社会とその「外側」にあるもの。内と外を行ったり来たり。ぐるぐる回りながら考えた、二〇二二年の記録。 (版元オンラインサイトより引用)
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石山さやか『ありふれたやまい 子宮筋腫核出手術 きおくときろく(増補版)』
¥880
イラストレーター・漫画家の石山さやかさんによる、子宮筋腫・卵巣嚢腫手術と入院の記録をまとめた日記本。テキストを中心に、イラストや漫画も収録されています。 石山さやか -Sayaka Ishiyama- イラストレーター、漫画家。埼玉県生まれ。 書籍装画、雑誌・児童書・小説挿絵などで活動中。 著書に『サザンウィンドウ・サザンドア』(祥伝社)。絵本『しんゆうだけどだいきらい』(岩崎書店)。 東京都在住。
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平田楓『生まれ変わったら連絡して』
¥1,000
飾らない言葉たちによる、全74ページの日記集。 どうでもいいことを考え続ける。友達の生き様を観察する。そんな日々を五章にわたって33日分収録しています。 “その宝箱をみんなに見せびらかしたとき、「なんだこれ」と笑ってくれたらそれが本当に幸せで、だから私は日記を書いている。“ ___あとがきより (著者オンラインサイトより引用) 著者note→https://note.com/hiratakaede
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河田桟『はしっこに、馬といる(文庫)』
¥1,980
『はしっこに、馬といる―ウマと話そうⅡ』が、横長の文庫になりました! 『馬語手帖―ウマと話そう』の続編になります。 与那国島の自然の中で、相棒のウマと暮らしているうちに見えてきた、これまでとはちがうコミュニケーションの形について、とても個人的な視点から書いています。 身体的に力がなかったり、ウマに対して強く接することが苦手だったり、すこし「弱い」部分を持ったヒトが、ウマとコミュニケーションを取るためにはどうしたらよいかを考えていく本、と言ったらいいでしょうか。 ヒトが答えを決めて、それに添うようウマに動いてもらうのではなく、ウマの話に耳を傾けながら、一緒に考え、一緒に答えを探していく、静かなコミュニケーションです。 強くならずとも、ウマとつきあうことはできますよ、そこにはものすごく豊かな世界が広がっていますよ、と、だれかに伝えたくて、この本を作ったのかもしれません。 (版元サイトより引用)
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小林エリカ・花代・ひがしちか(Coci la elle)『映画『ドストエフスキーと愛に生きる』オリジナルブックカバー』
¥300
『ドストエフスキーと愛に生きる』の公開を記念して作成された文庫サイズのオリジナル・ブックカバー。 画像をご確認の上、下記アーティストの作品よりお選びください。 ・小林エリカ ・花代 ・ひがしちか / Coci la elle
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西尾勝彦『ふたりはひとり』
¥2,200
『光ったり眠ったりしているものたち』(BOOKLORE)より約4年ぶりとなる、西尾勝彦の新詩集です。 たとえ会えなくても、触れることができなくても、大事な人や存在との世界が、ゆるぎなく、これからもずっとつづいていきますように。 「ふたり」も「ひとり」も、同じように大事であれますように。 そんな願いをこめて『ふたりはひとり』の制作にあたりました。 2021/03/21発行 四六判変形 135x140 上製 帯付 装画・挿絵:小川万莉子 / 組版・装丁:川島雄太郎 / 撮影:菊井崇史 発行:七月堂 (版元情報より転載)
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【特典つき】波戸岡景太『ロケットの正午を待っている』
¥1,980
*2016年6月18日に当店で行われたイベントのために作られた手製本『引 -in-』を特典として同封いたします ◎トマス・ピンチョン論を中心に、現代文学全般、文化論へと批評のフィールドを広げる気鋭のアメリカ文学研究者が問う、希望とともに文学を生き直す文学評論の試み。 ◎批評、エッセイの枠組みを超え、今を生きる私たち自身にとって新鮮で、そして切実な響きをもって語られる新しい文学の言葉が、活版印刷による書物に託される。 ◎「ロケットの正午」とは、トマス・ピンチョンの『重力の虹』に登場する、ヒトラーが企てた試作ロケットの発射音が刻む、虚構の時刻。 ◎ピンチョン、ジョナサン・サフラン・フォア(『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』)、スピーゲルマン(アメリカンコミックのスター)、吉田修一、村上春樹など、現代文学の最前線に立つ作品群のページをめくりながら、読むこと、書くこと、想像することの今と未来に思いをはせる。 ■著者 波戸岡景太(はとおか・けいた) 明治大学准教授。アメリカ文学専攻。博士(文学)。 主な著書に、『ピンチョンの動物園』(水声社)、『ラノベのなかの現代日本 ポップ/ぼっち/ノスタルジア』(講談社現代新書)、『オープンスペース・アメリカ 荒野から始まる環境表象文化論』(左右社)がある。 ■目次 スロースロップを追いかけて 物語を産みつける 分からなさを描くこと ヒーローなき時代の英雄譚 メタネズミは語る 極限状態のからだ 男たちのモラル・ジレンマ ロケットの正午を待っている 四六判/上製本/カバー装/本文72ページ*本文=金属活字活版印刷 1,800円(本体価格・税別) 2016年4月刊 ISBN978-4-89629-313-5 C0098 発行 港の人 (版元情報より転載)
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佐野豊『夢にも思わなかった』
¥1,650
佐野豊さんの詩22篇が収録されています。 佐野さんは第10回びーぐるの新人に選出。 花椿文庫 「第3回あなたが選ぶ今月の詩」でも「風」という詩が選ばれました。 私家版を発行されたり、詩の同人誌「極微」(無料配布)の同人としても活躍されています。 著者 佐野豊 四六判・仮フランス装・帯、栞付き 栞文 松下育男 装画 秋山 花 106ページ 発行 七月堂 (版元情報から転載)
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川上亜紀『あなたとわたしと無数の人々』
¥2,200
惜しまれつつ2018年に亡くなった川上亜紀の刊行全四詩集を、各詩集のあとがきなどもふくめて収録しました。 ・生姜を刻む(新風社 1997) ・酸素スル、春(七月堂 2005) ・三月兎の耳をつけてほんとの話を書くわたし(思潮社 2012) ・あなたとわたしと無数の人々(七月堂 2018) 豆と米 肉と葱 噛まれてそれが【わたし】になって 火や水を使い発語するとは思えないのに 味噌と茄子 噛まれて熱となって 胡瓜 また噛んでいる 「噛む夜」より抜粋 ふと振り向けば私の心はあたたかく澄んだ水に満たされていてもう溢れそうになっているのだ。 声高なわざとらしさが一切ないのが、川上さんらしい。切実だけど、茶目っ気たっぷり。突然のユーモラスな展開や幻想的なイメージには思わず笑ってしまう。 ──川口晴美 私たちは親しく語り合った後のように「もうほんとうに恐ろしいことなどありはしない」と微笑みを浮かべて頷きたくなり、言葉を介して結ばれる無数の人々の一人となるのだ。 ──北爪満喜 川上亜紀の詩は、どの作品も、読み手に向かって語り掛け、扉が開かれ、その先には川上の言葉でできた通路が無数に伸びて絡み合っている。 ──白鳥信也 川上亜紀プロフィール 1968年、東京生まれ。 早稲田大学文学部卒 在学中、難病にかかり、闘病しつつ、詩、小説を書く。 2016年、癌にかかり闘病かなわず 2018年1月23日、初版『あなたとわたしと無数の人々』を制作中に逝去。 栞文:川口晴美・北爪満喜 叢書版あとがき:白鳥信也 組版・装幀:川島雄太郎 発行:七月堂 (版元サイトから転載)
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雑誌『民藝』2019年11月号〜2022年9月号(日本民藝協会)
¥870
◎『民藝』2019年11月号(803号) 「特集 民藝運動と浜松」 ◎『民藝』2020年2月号(806号) 「特集 2019年度日本民藝館展 —新作工藝公募展—」 ◎『民藝』2020年5月号(809号) 「特集 もうひとつの民藝運動 —三宅忠一と日本民芸協団」 ◎『民藝』2020年6月号(810号) 「特集 田中俊雄と沖縄の織物」 ◎『民藝』2020年10月号(814号) 「特集 日本のざる・かご」 ◎『民藝』2020年12月号(816号) 「特集 黄八丈 八丈島の織物」 ◎『民藝』2021年2月号(818号) 「特集 日本民藝館展への展望」 ◎『民藝』2021年4月号(820号) 「特集 日本民藝館改修記念 名品展Ⅰ ―朝鮮陶磁・木喰仏・沖縄染織など」 ◎『民藝』2021年7月号(823号) 「特集 日本民藝館改修記念 名品展Ⅱ 近代作家編」 ◎『民藝』2021年12月号(828号) 「特集 『民芸手帖』と白崎俊次」 ◎『民藝』2022年2月号(830号) 「特集 2021年度日本民藝館展 ―新作工藝公募展―」 ◎『民藝』2022年3月号(831号) 「特集 妙好人と民藝」 ◎『民藝』2022年5月号(833号) 「特集 今のかたち −西日本の民藝−」 ◎『民藝』2022年7月号(835号) 「特集 寿岳文章と民藝運動」 ◎『民藝』2022年9月号(837号) 「特集 朝鮮工芸との出会い」 価格:870円(税込) 発行:日本民藝協会
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雑誌『民藝』2015年5月号〜2019年9月号(日本民藝協会)
¥865
◎『民藝』2015年5月号(749号) 特集「中国の生活道具Ⅰ(1993-2002年の旅から)」 ◎『民藝』2015年7月号(751号) 特集「個人作家にみる動物文様」 ◎『民藝』2015年11月号(755号) 特集「平成27年度日本民藝夏期学校」 ◎『民藝』2015年12月号(756号) 特集「中国の生活道具Ⅱ(1993-2002年の旅から)」 ◎『民藝』2016年2月号(758号) 特集「平成27年度日本民藝館展-新作工藝公募展-」 ◎『民藝』2016年8月号(764号) 「日下部民藝館開館50周年記念特集」 ◎『民藝』2016年10月号(766号) 特集「日本民藝館創設80周年」 ◎『民藝』2016年11月号(767号) 特集「平成28年度日本民藝夏期学校」 ◎『民藝』2017年2月号(770号) 特集「平成28年度 日本民藝館展 ―新作工藝公募展―」 ◎『民藝』2017年12月号(780号) 「愛媛民藝館開館50年記念特集」 ◎『民藝』2018年2月号(782号) 特集「平成29年度 日本民藝館展 ―新作工藝公募展―」 ◎『民藝』2018年3月号(783号) 特集「心偈(こころうた)」 ◎『民藝』2018年4月号(784号) 特集「自然布 −野の恵みから生まれる布」 ◎『民藝』2018年8月号(788号) 特集「片野元彦・かほり −人と仕事」 ◎『民藝』2018年11月号(791号) 特集「多々納弘光と出西窯」 ◎『民藝』2019年2月号(794号) 特集「平成30年度日本民藝館展 新作工藝公募展」 ◎『民藝』2019年9月号(801号) 特集「古丹波の美」 価格:865円(税込) 発行:日本民藝協会
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仲俣暁生『鍵のかかった部屋はいかに解体されたか?』
¥1,700
──青春小説を探偵小説によって殺害してください。 舞城王太郎に宛てた「依頼状」として発表当時、大いに話題を呼んだ伝説的な批評文〈「鍵のかかった部屋」をいかに解体するか〉と、それへの「解答」ともいうべき 優れた諸作品をミステリだけでなく広く現代日本文学から探った、いまだかつてない「探偵小説論=青春小説」論。 【目次】 「鍵のかかった部屋」をいかに解体するか ── For How Much Longer Do We Tolerate Murder Cases? 悪の遍在について──宮部みゆきが戦ったもの エモーショナル・レスキューの憂鬱──米澤穂信『犬はどこだ』 クッションボール、穴のあいた壁、上昇気流──堀江敏幸『雪沼とその周辺』 「探偵」の帰り着くべきところ──柴崎友香『帰れない探偵』 新書判・116 ページ 無線綴じ (出版社HPより転載)
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【サイン本】川添愛『パンチラインの言語学』
¥1,760
著者サイン入りの書籍です -- 文学、映画、アニメ、漫画……でひときわ印象に残る「名台詞(せりふ)=パンチライン」。この台詞が心に引っかかる背景には、言語学的な理由があるのかもしれない。ひとつの台詞を引用し、そこに隠れた言語学的魅力を、気鋭の言語学者・川添愛氏が解説する。 -- ISBN:9784022520753 定価:1760円(税込) 発売日:2025年9月19日 四六判並製 200ページ (版元サイトより引用)
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手差ユニッツ『メザメザメ 秋』
¥1,100
春夏秋冬の全4巻シリーズでお届けする、手差ユニッツによる4コマ漫画集『メザメザメ』。まずは、「秋」と「冬」をほぼ同時刊行!(続編は、2026年刊行予定) * メザメザメは、毎朝決まった時間に起きている。雨でも、雪でも、嵐の日でも。自分で決めた時間に起きるためなら、前夜のパーティを抜け出すほどに早寝をこころがけている。朝起きられたら、100点だよ。そうしたら二度寝もできるから! (版元情報より転載) ◎著者プロフィール 手差ユニッツ(著) 1982年鹿児島生まれ、東京在住。描いた漫画をリソグラフなどで手差し印刷、製本して不定期に発表している。著書に『とうえん』『12時』『シューゲイザーの青い星』『バスが来ない』など。 ◎書誌情報 ページ数:102 判型:A5変形平綴じ 発行:つくづく
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手差ユニッツ『メザメザメ 冬』
¥1,100
春夏秋冬の全4巻シリーズでお届けする、手差ユニッツによる4コマ漫画集『メザメザメ』。まずは、「秋」と「冬」をほぼ同時刊行!(続編は、2026年刊行予定) * メザメザメは、雨でも、雪でも、嵐の日でも、毎朝決まった時間に起きている。同居人がいるからといって、あたたかで楽しい毎日とは限らないぞ。さあ布団にもぐって寒い夜を乗り切ろう、朝起きられたら、一〇〇点だよ。 (版元情報より転載) ◎著者プロフィール 手差ユニッツ(著) 1982年鹿児島生まれ、東京在住。描いた漫画をリソグラフなどで手差し印刷、製本して不定期に発表している。著書に『とうえん』『12時』『シューゲイザーの青い星』『バスが来ない』など。 ◎書誌情報 判型:A5変形平綴じ 発行:つくづく
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大橋弘『夢見坂廃物公園』
¥1,650
本書は、二〇二〇年刊行の第三歌集『既視感製造機械』以後に発表した作品から取捨選択するとともに、いくつかの未発表作品を加えて再構成したものである。 章題のうち、「その日その日を夢に見て」は佐藤春夫『田園の憂鬱』の本文から、「大きな大きなめぐり」は立原道造の詩「晩き日の夕べに」から引いたものである。(本書「後書」より) 栞文:笹川諒・吉野裕之 装幀:秋山智憲 【5首選】 一生のうちでもっとも焼売に近い今年も暮れてゆきます 鳥たちの寿命を延ばす旅をするそんなつもりのおやすみなさい 新宿を出ると電車はカーブする見たこともない言葉の方へ あれが夢の断片ですね消えていく飛行機雲のおしりのあたり かたつむり。あやうく明日の生き方を決めそうになりすぐに眠った (版元サイトより転載)
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松木秀『Easy Livin’』
¥2,200
第5歌集。 2019年から2024年までの5年間の歌を収録。 ただごとに徹して詠まれた歌は、しかし社会を斜めに切り取り、読む者に思索を促す。 松木秀の歌は、常に「今」と呼応している。 【5首選】 片仮名で書くと一気にロシア語の風味を帯びるコロスツモリカ 鬼退治して帰りたる桃太郎それからの長い長い年月 人間がムカデでなくてよかったなだって五十倍靴代かかる アキレスが追い越した亀アキレスより長生きをしてついに追い抜く 抱えすぎた在庫で問屋つぶれたりそうは問屋が卸さなさすぎて 2025年5月27日発行 四六判並製カバー装180頁 装幀:三好 誠(ジャンボスペシャル) (版元サイトより転載)
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【サイン本】穂崎円『オメラスへ行く』
¥2,200
奪われた自らの声を思うとき、自分が奪ったかもしれない誰かの声を、この人は思わずにいられないのだ。誰の声も奪わず生きていくことは誰にもできないけれど、この人は、少なくともそれを自らの目で見に行くというのだ。「オメラスへ行く」と。(服部真里子・本書「帯文」より) 栞文:佐藤弓生・東直子・岩川ありさ 装幀:紙屋 【5首選】 ホールケーキ切り分けたのはどなたの手 国境線を渡る鳥たち 雪原のふいに途切れた足跡のもうわたしではない悲しみよ 世界中で上がる花火のそのあとに絶叫として落ちる沈黙 うつくしい心のひとがうつくしいものをつくるといううつくしい噓 のぼりだす冬の星座に目を伏せてオメラスを去りオメラスへ行く (版元サイトより転載) --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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亀石みゆき『CINEMA TALK』vol.6
¥880
イラストレーターの亀石みゆきさんによるZINE『CINEMA TALK』 第6弾。特集は「学校と映画」です。
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白井剛史(プリミ恥部)『SF安心』
¥3,960
実に5年ぶりの白井剛史(プリミ恥部)さん待望の書き下ろし新刊! なんと今回はSF小説!? 読んでいるだけで宇宙マッサージを受けているような、 時空を旅する新時代、新感覚の読みものです。 持っているだけでパラレルフロウする装置となる本! 表紙絵・本文絵はまぁまぁマガジンでもお馴染み タムくんことウィスット・ポンニミットさん。 しかもなんと! 沖縄、バンコクで録音した12曲の音源付き!!! (曲を聴いていただける&ダウンロードできるサイトへのQRコード付) 全体のサウンドディレクター・エンジニアはzAk氏。 収録曲の『LOVE』のプロデュースとアレンジはTOWA TEI氏。 S F『安心』の物語とスペシャルな音源が 読む人それぞれの「安心」を思い出させてくれるはず!! みなさん、ぜひ読んでください! 聴いてください! 「ここに書いてあることは 全部かけねなくほんとうのことだから、忘れたくない。 まだノイズが多すぎてわからなくても、 とにかくこの波長を覚えておくこと。 くりかえし歌うはなうたのように軽く遠く正確に。」 吉本ばなな(SF『安心』帯文より) ※宇宙タイミングで収録曲の変更があり、 書籍SF『安心』に歌詞を掲載している曲と実際の収録曲が一部異なります。 ご了承ください。 ◎ SF『安心』 著者=白井剛史(プリミ恥部) ○サイズ 縦 15センチ 横 14センチ (背幅)3センチ ○ 表紙絵・本文絵=ウィスット・ポンニミット(タムくん) 表紙デザイン = routine 本文デザイン = 鈴木理早 校閲 = 牟田都子 帯文 = 吉本ばなな サウンドディレクター ・エンジニア = zAk 録音 =369 編集・企画 =服部福太郎 発行人 =服部みれい 発行 =エムエム・ブックス (版元サイトより転載)
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ハンサム株式会社『開運カレンダー 2026』
¥888
※折りたたんだ状態での発送となります。ご了承ください。 令和8年 西暦2026年、皇紀2686年 丙午年版 日本の開運に関する情報を盛り込めるだけ盛り込んだ開運カレンダーです。 サイズ:A2サイズ 420mm×594mm 紙: TANT I-60 蛍光イエロー 日本の暦(二十四節気および雑節など)、 縁起日(一粒万倍日、天赦日、寅の日、巳の日、不成就日、六曜など) 厄年、月の満ち欠けなどを記しております。 そしてこのカレンダーを神社へ持ち込み、ご祈願をして頂きましたので お守りや御札などと同じ効果があるものと自負しております。 何かを新しく始める時や挑戦する時にご参考いただき 幸せな1日、そして1年をお過ごしください。 皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げております。 ※2026年は3月5日が10年に一度レベルの最強の日らしいですね。 (販売サイトより転載)
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【サイン本】『随風』02
¥1,980
紹介 随筆復興を推進する文芸誌『随風』 創刊号は刊行後たちまち重版となり話題をさらった。 今号は執筆陣にpha、古賀及子、花田菜々子、絶対に終電を逃さない女、佐々木敦らを迎える。 目次 巻頭随筆 宮崎智之 随筆特集 テーマ「好奇心」 アサノタカオ 磯上竜也 今井楓 オルタナ旧市街 清繭子 古賀及子 早乙女ぐりこ 杉森仁香 絶対に終電を逃さない女 西川タイジ 花田菜々子 pha 吉田棒一 わかしょ文庫 批評 柿内正午 佐々木敦 和氣正幸 インタビュー 村井光男(ナナロク社) 編集していない編集者の編集後記 吉川浩満 --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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原田真央『うまれる通信』
¥1,650
妊娠・出産・育児を通して、ままならない日々を送りながらも、過去から現在、そして未来に思いを馳せるエッセイを、ガーリッシュながらも芯があり、見る側に想像する余地を残すイラストとともに本にしました。妊娠中の女性、子どもを持つことに漠然とした不安を持つ女の子、育児を終えた女性たちにはもちろん、フェミニズムや政治に興味のある人にも手に取っていただきたい一冊。全編英訳つきで、日本の育児や母親の直面する感情に関心のある海外の方にもおすすめ。巻末にディスクガイド「母がひとりの女性に戻るときの音楽」つき。 *** 〈本文より〉 育児がはじまってから、多重の時間を生きている気がす本る。…「もういちど生まれる」 育児ほど、憎しみと愛情という二律背反する感情が同時に成立していることが、そうそうあるだろうか。…「育児ほど文学してるものはない、のかも」 母は最初から母だったわけではない。わたしの眼差しで、母は母になったのだ。…「予感」 *** 著者:原田真央 イラスト:福田美里 発行年 第一刷2024年10月 第二刷2025年5月 サイズ:148×210mm/A5判 ページ:91p フルカラー 日英併記 *** 著者プロフィール 文/原田真央 山形県出身/在住。育児をしながらZINEを制作している。主なZINEに「MUSIC FROM MOVIES」がある。その他の活動として、フリーペーパー「THE FILMANIA」編集、劇作家梢はすかとのPodcast「フリムジ」を配信中。 イラスト・編集/福田美里 宮城県出身/在住。絵画の制作、発表やワークショップを行う傍ら、ZINEの制作も行う。主な個展に「Drift」(Cyg art gallery/岩手)、著作に「光に手をかざして」がある。 (著者オンラインサイトより引用)