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『変なあそび図鑑』(ブルーシープ)
¥2,200
紹介 あそぶのサイコー、なんじゃこりゃ!? 子どもの自治区、立川・PLAY! PARKで生まれた30の変な遊び集! 2020年、東京・立川にできた「PLAY! PARK」は、大人が決めたルールから解き放たれて、子どもたちが自由に遊べる新しい場所です。「PLAY! PARK」が作り出した30の自由な遊びを、子どもだけでなく大人も楽しむ図鑑ができあがりました。 PARK 名物「大きなお皿」で展開する大型遊具や、別フロアの「PLAY! MUSEUM」と連動したワークショップなど、身近な素材から広がる遊びの発想は、ユーモラスを飛び越えて、ただ「変」。 大仏サウンド、鉛筆花火、ざーざーざら、階段ボール、洗濯山、名前からでは想像つかない変な遊びが、日々生み出されています。厳選した30の変な遊びを、イラストレーターのmakomoさんが不思議な生き物たちを自由に遊ばせ、ヘンテコ図鑑が出来上がりました。変な遊びは子どもだけのものじゃもったいない!大人と子どもが取り合いする新しい本です。 遊びは本のカバーにも。 カバーは柔らかな段ボールで作られているので、へこんでいることもあります。でも、考えてみてください。へこみは、本が印刷され運ばれ、手元に届くまでに関わった人たちのリレーでできたもの。届いたカバーはもうあなたのもの。折ったり塗ったりへこませたり、唯一の『変なあそび図鑑』を楽しんでください。 『PLAY! PARKのたねあかし』とあわせてどうぞ! 変な遊びを生み続ける「PLAY! PARK」って何!? もう1冊の本『PLAY! PARKのたねあかし』は、「PLAY! PARK」のなりたちやスタッフの思い、遊びのエッセンスを詰めこんだポートフォリオです。『変なあそび図鑑』とあわせて、子どもと関わるすべての方に読んで、何かのヒントにしてもらいたい1冊です。 ------------------------------------------- こちらの商品は店頭でも取り扱いしているため、在庫切れの可能性がございます。あらかじめご了承ください。
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山の民『山の民 ( 参 )』
¥880
山の民 参(さん) 山の民は、福井県池田町、大野市に住む4人によるzineです。「いま、誰かが残さないと消えてしまう大切なこと」を残すために綴りました。1冊づつ手押しハンコでナンバリングし、自分たちの手で製本。"手間”の大切さが伝わるような本を心がけています。 . 収録内容:民の葛藤/藁と暮らし/ばぁとお正月/雪山を歩く/風呂屋 価格 800円 ページ数 47ページ サイズ A5
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山の民『山の民 ( 弐 )』
¥880
山の民 弐(に) 山の民は、福井県池田町、大野市に住む5人によるzineです。「いま、誰かが残さないと消えてしまう大切なこと」を残すために綴りました。 収録内容:このzineの私たちの想い/ばぁと学校/はんこ屋のおんちゃんのこと/山の民(一)のつくり方/日本人を救う。まずはこの村から。/火花が散れば/昭和の魚獲り 価格 800円 ページ数 40ページ サイズ A5
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山の民『山の民 ( 一 )』
¥550
山の民 一(いち) 山の民は、福井県池田町、大野市に住む5人によるzineです。「いま、誰かが残さないと消えてしまう大切なこと」を残すために綴りました。 収録内容:春の山で/ばあから聞く話/春熊猟/はんこ屋さん 価格 500円 ページ数 32ページ サイズ A5少し小さめ
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『会社と社会の読書会』
¥1,980
紹介 わたしたちはいつから「社会に出る」ことを「会社に入る」ことだと思うようになったのだろう?現代日本人の生活にあまりにも行き渡り、出世や勤勉さ、あるいは欲望といった日々の考え方にも大きな影響を与えている「会社」とはいったい何なのだろう。 自律協働社会のゆくえを考えるメディア「WORKSIGHT」が、民俗学者の畑中章宏を招いて会社と社会を考える読書会を開催。『学問のすゝめ』から『ブルシット・ジョブ』、自己啓発から不倫まで、246冊の本とともに「日本の会社」という謎に迫る対話集! はじめに 会社を問う・社会をひらく 山下正太郎 第1回 会社がわからない 会社の民俗学/「会社=社会」だと思っていた/単数形としての「社会」/メンバーシップの“タテ”と“ヨコ”/商人はどこへ消えた 第2回 ふたつの「勤勉」 『論語と算盤』がわからない/資本主義の不気味な「精神」/貯める勤勉・働く勤勉/経営と温情主義/俸禄とへそくり 第3回 家と会社と女と男 女工から始まる/職業婦人・痴漢・ルッキズム/母性保護論争のあらまし/家はそもそも企業体 第4回 立身出世したいか 出世欲ある?/「立身」と武家社会/勉強して官僚になろう/暗記力がすべて/非凡なる凡人 第5回 何のための修養 社歌・社訓・創業者の胸像/松下幸之助の「わからなさ」/ノン・エリートのための「修養」/新興企業に社葬が必要な理由/トイレ掃除とジョブディスクリプション 第6回 サラリーマンの欲望 研究者にも謎、当事者にも謎/サラリーマンの絶望と欲望/転がる紙風船 第7回 会社は誰がために ChatGPTに仕事を奪われる/ブルシット・ジョブがまた増える/仕事における「ケア」/「小商い」に戻る/デジタル・プラットフォームと市場/結局会社は要るのか 【コラム】 会社の補助線 ◉遅刻してはいけない ◉虹・市・起業 ◉速水融の「勤勉革命」 ◉「失敗」や「挫折」を語れ ◉女性とアトツギ ◉経団連と自己啓発 ◉トーテムとしての「暖簾」 ◉社宅住まいの切なさ ◉三菱一号館から始まる ◉「事務」はどこへ行くのか ブックリスト 本書で取り上げた本 246冊 ------------------------------------------- こちらの商品は店頭でも取り扱いしているため、在庫切れの可能性がございます。あらかじめご了承ください。
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【サイン本】朝倉 かすみ『棺桶も花もいらない』
¥1,870
日雇い派遣、早期退職、天涯孤独、シングルマザー… 幸せかどうか分からないけど、生まれてきたから生きている 明日への諦念と今日への執念を抱える人々の生きざま 〈目次〉 令和枯れすすき ドトールにて もう充分まじで 非常用持ち出し袋 みんな夢の中 288ページ 並製 --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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【サイン本】古賀及子『おかわりは急に嫌 私と『富士日記』』
¥1,870
いま大注目のエッセイストによる『富士日記』への道案内。 戦後日記文学の白眉とされる武田百合子『富士日記』のきらめく一節をあじわいながら、そこから枝分かれするように生まれてくる著者自身の日記的時間をつづる。 武田百合子生誕100年の年におくる、日記エッセイの書き手による『富士日記』再読エッセイ。 * * * ルーティーンのなかには細かく細かく、たくさんのいつもの行動がある。繰り返しのことだと、好きだとか苦手だとか、だんだん感じにくくなっていく。「しゃがんで動物に御飯をやる」ことに、ここ、と矢印をつけて好きと言えるのは稀有だと思う。 それくらい、日常というのは人に構ってくれないものだ。 (本文より) 目次 はじめに おかわりは急に嫌 なま身の善意 どちらも食べたいんですが 昭和がめちゃくちゃ 誰かの家はあいまい 桃のおばさん 食い逃げを見る おもしろいほど喜ばれない 車のなかで食べなさい 普通のところだ 人が死んだのか トンネルを走るお風呂 まずいたべもの 「わざわざ」以前の瓶ビール 重いふかしパン いかにもマニュアルのなさそうな コンビーフは今もある 蜂に印をつけられるか 食べ物に追われたい 情緒よりパワーのお土産 同居の人が不在であること 家具こそ雑に買う 自分ちじゃない家に帰って浴衣で寝る またたく間に食べるひとたち 生きたり死んだりする鳥 これくらい本気で『水戸黄門』が観たい 声に出してさびし ふたりとひとりの奔放と気まま 運動の生息 映画は大胆に観る シャトルバスのヒッチハイク 三つずつ二膳の餅 涙が出て、それから笑う 反転を感慨するためだけの訪問 本当に現実とごっちゃになるときの夢の形 宿題をやらない人たち 誰もいない家 尻とへそ たくあんを食べたあとに飲む水は甘いか 正式な自分のごはん、非正式なごはん 下着かもしれない危機 男がいて嬉しい 新しくてわからない世の中 するときが好きだ 食べ物の不安 きっともっとゆっくり死んだだろう 遠くのあなたの装いを あとがき ページ数 240 判型 B6判変形並製 装丁 鈴木千佳子 出版 素粒社 古賀 及子(著) エッセイスト。1979年東京都生まれ。著書に『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』『おくれ毛で風を切れ』(ともに素粒社)、『気づいたこと、気づかないままのこと』(シカク出版)、『好きな食べ物がみつからない』(ポプラ社)など。 (版元紹介文より転載) ------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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【サイン本】中前結花『ドロップぽろぽろ』
¥1,430
初の単著『好きよ、トウモロコシ。』以来の書籍化。 初の私家版エッセイ集です。 過去の作品に大胆に加筆し仕上げたもの5編と、書き下ろし6編を収録。 「ぽろぽろこぼした涙の記憶」をテーマにしていますが、 ちっとも悲しい本ではありません。 大真面目だけど、ちょっとおかしく、ちょっと切ない。 大人のあなたにこそ読んでほしい1冊です。 【著者プロフィール】 中前結花(なかまえ ゆか) 兵庫県生まれ。エッセイスト・ライター。2010年に上京。会社員を経て独立し、現在は多数のWebメディアで執筆中。2023年、初の単著『好きよ、トウモロコシ。』(hayaoki books)を刊行。目標は、強くてやさしい文章を書くこと。 【書誌情報】 B6判 187頁 デザイン:飯村大樹 装画:ちえちひろ (著者サイトより引用) ------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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【サイン本】中前結花『好きよ、トウモロコシ。』
¥1,650
家族の食卓、上京した朝、あの夏の恋——。 レコーダーを再生するように記憶が溢れ出す。 糸井重里氏、麒麟・川島明氏推薦。 人の心の機微やノスタルジーを繊細に描く文章に定評があり、Webメディアを中心に人気を集めるエッセイスト 中前結花の初エッセイ集です。 書き下ろしを含む14篇を収録。 装画、挿絵はイラストレーターの北村人氏が担当しています。 「どんぐりを拾うみたいに、プールのなかで宝探し遊びをするみたいに、ビービーダンを集めるみたいに。とりとめもないけど、わたしにはきらきら光って見えたもの。そんなものを集めてそっと書いてみようと、この本はそういうわけなのです。」(「はじめに」より) <目次> 「ぼく、賛成です」 赤に光る回鍋肉 わたしのタイプライター 踊るほっぺ ミイラの朝 真夜中はヒーロー プールの底で考え中 ここは下北沢 宇宙のカレ ラジオとスター ホワイトアスパラふたつ ベンッ お住まいはどちら? 好きよ、トウモロコシ。 ------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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朴 順梨『離島の本屋ふたたび』
¥1,760
紹介 22の島を訪ねた話題作『離島の本屋』から7年。「ふたたび」の旅がはじまる。 消えかけた本屋の灯りを再びともした島民、島のつらい歴史を伝える本を売り続ける心意気、そして閉じる決断をした本屋たちとの出会いを描く。 著者プロフィール 朴 順梨 (ボク ジュンリ) (著) 1972年群馬県生まれ。フリーライター。早稲田大学卒業後、テレビ番組制作会社、雑誌編集者を経てフリーランスに。おもな著書に『離島の本屋』『太陽のひと』(いずれもころから)、『奥さまは愛国』(河出文庫、共著)がある。 ------------------------------------------- こちらの商品は店頭でも取り扱いしているため、在庫切れの可能性がございます。あらかじめご了承ください。
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朴順梨『離島の本屋』
¥1,760
SOLD OUT
紹介 北は礼文島から、南は与那国島まで。 誰もが知る小笠原諸島から、誰も知らない家島まで――。 22の島で「本屋」の灯りをともす人たちの物語。 本屋大賞フリーペーパー『LOVE書店!』で好評連載中のルポが単行本になりました! 目次 旅のはじめに 「本屋」がない島で 「本を手渡す」人たち/小笠原諸島(東京都) 昭和のレジが活躍する それが「島の本屋さん」/伊豆大島(東京都) 昔懐かしい紙芝居が 今日も物語を紡いでいます/中通島(長崎県) 図書館司書にして書店員 日本最北端の「本の窓」/礼文島(北海道) みんなのための一冊 ひとりのための一冊/生口島(広島県)、弓削島(愛媛県) Uターン青年と 築100年の本屋/周防大島(山口県) 「おもしろい本は 意外に売れないんだよね」/江田島(広島県) 島の本屋の存在理由は そこに「ある」ことと見たり/篠島(愛知県) 本屋がない島の 「自宅内図書館」奮戦記/与那国島(沖縄県) 書店発ディスコ経由書店行き 変遷を支えた家族の力/与論島(鹿児島県) 野菜もらって、パンク修理して 人が集まる本屋さん/八丈島(東京都) 隠岐の本屋にある 隠岐の本が一番いい/島後島(島根県) 本屋が島にやってきた Ya! Ya! Ya!/北大東島(沖縄県) おもちゃと本と文具に雑貨 まるでタイムカプセル/家島(兵庫県) 100年続く書店の50年続く夫婦 ふたりの間にはいつも本が/大三島(愛媛県) 島と本との出会いで 自分を見つめ直すきっかけに/奄美大島(鹿児島県) 異業種参入の女性店主 伊豆の島で腕まくりするの巻/新島(東京都) 静かな島にたたずむ やさしく静かな本屋たち/小豆島(香川県) 博多の北、釜山の南 国境の島の本屋/対馬(長崎県) 亜熱帯の島 香り立つ本屋たち/沖永良部島(鹿児島県) 旅の途中で 著者プロフィール 朴 順梨 (ボク ジュンリ) (著) 1972年群馬県生まれ。早稲田大学卒業後、 テレビ番組制作会社、雑誌編集者を経て、フリーライターに。共著に『韓国のホンネ』(竹書房新書)がある。『離島の本屋』は初の単著。 ------------------------------------------- こちらの商品は店頭でも取り扱いしているため、在庫切れの可能性がございます。あらかじめご了承ください。
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『「電チャリ通」から考えた地域づくり』(東京大学出版会)
¥2,640
目次 はじめに(北村友人) 本プロジェクトと豊中高校能勢分校の関わり(菅原 亮) 第1章 なぜ「電チャリ通」が必要だったか (北村友人) 中山間エリアの高校生たちにとっての通学課題/能勢分校における「電チャリ通」プロジェクトの立ち上げ/中山間エリアとしての能勢町 第2章 「電チャリ通」の実態と交通安全(岸上祐子) 地域魅力化クラブとe-bikeプロジェクト/事故が多い自転車運転の安全性を高めたい/ 自分事になる通学路の事情/地域に関わる人たちも視野に/プロジェクトに関わって 能勢分校生たちの声・1 1.導入前から導入直後/2.プロジェクトが動き出して/3.入学前に期待していたこと 第3章 「電チャリ」環境改善のための地域の大人たちとの協働(葉 健人) 扱う問題と一連のワークショップのねらい/交通インフラワークショップ(WS①②):チャリ通における道路利用環境の課題の発見と提案/地域協働ワークショップ(WS④⑤):高校生と地域の大人の協働による課題解決/まちづくりワークショップ(WS③⑥⑦):電チャリのまちづくりでの活用への展開/ 能勢分校生たちの声・2 1.交通安全ワークショップに参加して/2.普段の学びとの違い 第4章 地域の課題、地域を変える(岸上祐子) 高校生からはたらきかける/地域と能勢分校/地域循環へ/若者の視点と愛着へ 第5章 生徒の電チャリ運転行動を変える(吉田長裕) 交通安全教育の現状/そもそも交通安全教育の目的は何なのか/プロジェクトの目的/採用した行動モデル/行動変容の検証方法/対象/行動モニタリング調査/行動モニタリング調査の結果/WS前後での運転技能の変化/WS前後での運転行動の変化/行動変容要因の分析/探究的学習効果の分析/おわりに 第6章 高校生との協創的教育による自己効力感と行動意欲 (葉 健人) はじめに/先行研究の整理と本研究の位置づけ/交通に関する協創的な教育の概要とその狙い/協創的な交通教育による意識変容/本章のおわりに コメント・これからの交通社会のあり方を考える 「若者のポジティブ感情が導く持続可能な交通まちづくり」(土井健司) 「将来の子どもたちの幸せにつながるインフラとは」(馬奈木俊介) 第7章 高校生たちが主体的に参加する地域課題改善モデル(北村友人) プロジェクトの活動とねらい/高校生による地域課題改善モデル e-bikeプロジェクトがもたらした能勢の変化(上西将司) おわりに 高校生が変わると地域が変わる(北村友人) 著者プロフィール 北村 友人 (キタムラ ユウト) (編) 東京大学大学院教育学研究科教授 1972年生まれ。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)教育学大学院博士課程修了。Ph。D。(教育学)。UNESCOパリ本部教育局教育専門官補、名古屋大学、上智大学准教授などを経て現職。著書は『国際教育開発の研究射程』(東信堂、2015年)、『激動するアジアの大学改革』(共編、上智大学出版、2012年)、『SDGs時代の教育』(共編、学文社、2019年)、『SDGs時代のESDと社会的レジリエンス』(共編、筑波書房、2020年)ほか多数。 ------------------------------------------- こちらの商品は店頭でも取り扱いしているため、在庫切れの可能性がございます。あらかじめご了承ください。
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高山なおみ『毎日のことこと』
¥1,980
暮らすこと、食べること、季節のこと からだの奥でおぼえているちいさな「ことこと」を大切にひらく36のエッセイ。 「この本には、2021年の春からはじまる季節が三めぐり分収められています。慣れ親しんだ東京を離れてのひとり暮らしはまだ心もとなく、それでも月日を重ねるごとに、私の気持ちは少しずつ外に向かって開かれていきます。その間、世のなかでもさまざまなことが起こりました。ひさしぶりに読み返してみたら、そういうことも文の呼吸に表れていて、なるほどなあと思いました。」 料理家でたくさんの著作もある高山なおみさんが、遠くに住む友だちに宛てた手紙のように、神戸での暮らしを3年にわたり綴ったエッセイ集です。 2021年4月~24年3月、神戸新聞の連載を一冊にまとめました。 〈目次〉 モビールの鳥 ミルクパンを磨く 雨とアイロン 夏のはじまり 夏休みの坂道 夏休みの思い出 朝の散歩 ディルの苗 六甲の冬 3人のお正月 「ふくう食堂」 三年前の日記 朝の楽しみ 植物の先生たち ネズミモチの垣根 懐かしいメール 幼い自分との再会 夏の終わりの旅 今年初めての栗 神戸の晩秋 ある日の日記から 三年ぶりの帰省 雪じたく 早起きの理由 北九州の家族 みどりのあらし 富良野の友より 古い冷蔵庫 夏休みの国 冷蔵庫が来た日 展覧会の日々 「sana village」 生きている感じ ラジオの声 新しい挑戦 パソコンのない一日 おわりに 「おわりに」 神戸に暮らすようになって六年目、地もとの新聞社の方から、月にいちどエッセイを書いてみませんかとお誘いがありました。掲載は土曜日の朝刊。朝の光を浴びながら、のんびり読んでくださるといいなと思い、私の身のまわりで起きた、日々のささやかな出来ごとをみつめ、綴っていくことにしました。 タイトルはまず「ことごと」という言葉が浮かびました。次に浮かんだのは「ことこと」。煮炊きの音コトコトです。すると自然に、いつかの旅で出合った忘れられない一皿や、普段着の簡単なごはんのことなども書きたくなってきました。文章だけでは少しさびしい気がして、写真や小さなイラストも添えることにしました。 (「おわりに」より) ------------------------------------------- こちらの商品は店頭でも取り扱いしているため、在庫切れの可能性がございます。あらかじめご了承ください。
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石垣りん『石垣りんの手帳 1957から1998年の日記』
¥3,960
戦後女流詩人の草分け的存在である石垣りん。 生誕100年を経て没後20年を迎える現在も、 石垣りんの詩やエッセイは人々の心のひだに触れてくる。 本書は、南伊豆町町立図書館「石垣りん文学記念室」に所蔵される、 1957年の富士重工業製の手帳、1957年から1998年の間使用された 日本興業銀行製などの手帳ページの複写を、抜粋して掲載。 小さな手帳に鉛筆書きで几帳面にしたためられた、りん直筆の日常の記録から、 「社会詩」「生活詩」と謳われた詩作が生まれた背景を探るものである。 [目次より] 1974年1月1日(火) 晴天、10時起きる、年賀状252通 1975年2月20日(木)本店人事部へゆく 10時定年退職の辞令 1976年11月14日(日) シブヤで谷川さんにあって西武で洋服みてもらってかう 19772月21日(月) 誕生日、57才 岐阜県徳山村へ行く 1980年9月5日(金) 花神社大久保さんに会う 略歴500増刷の由 1988年11月28日(月) 1時青山葬場へ、草野心平さんを送る集り 「未来を祭れ」に出席 1991年5月19日(日) 午後シブヤへ出て茨木のり子さん夫君 17回忌で西村からメロン送る 1992年11月6日(金) 6スギ神楽坂・出版クラブへ行く、 「北村太郎・お別れの会」に出席 1995年1月17日(火) 午前5時46分、阪神大震災、 偶然6時少し前に目をさまし、ニューズで知る 石垣りんの愛用品 自作年賀状 自作消しゴム印 東京-石川台 定期券 1974 名刺 ------------------------------------------- こちらの商品は店頭でも取り扱いしているため、在庫切れの可能性がございます。あらかじめご了承ください。
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【サイン本】寺井奈緒美『おめでたい人』
¥2,090
歌人・土人形作家・エッセイストとして大注目の著者が「おめでたい」をテーマに書き下ろした最新エッセイ集。ささやかでちょっと間抜けな暮らしをことほぐエッセイ&短歌28篇! ああ、私はパーティーピープルになれるような明るい人間ではありません。 でも、おめでたい人になりたい。 どうか、おめでたく生きる力をください。(「おめでたい人」より) <目次> 一富士 おめでたい人 極龍神 オオゼキ 幸巡り 忘れられないクリスマス 追いかけ正月 そぼかわ 素敵な雪の一日 ひな祭りの可能性 ハッピーチョコレートバースデー 二鷹 蘭バトル 骨董メモリアル 甦れ、感性 大盆栽祭り ちゃん系ラーメン道 気象神社 号泣宝塚 ほおずきチートデー カエルの天国 三茄子 彦根にようこそ 水石先輩 ポイントカード コンテンツ愛 シン・干支 たのしいおせち なんかいい ワイン祭り ギリハッピー --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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【サイン本】ひらいめぐみ『踊るように寝て、眠るように食べる』
¥1,320
SOLD OUT
2022年11月1日から2023年3月31日までの日記と、その日記に登場した「もの」や「こと」をテーマに書き下ろしたエッセイ6篇を収録。 * 【以下、本文より一部抜粋】 十一月二十日(日) “ダンダダンの麻婆豆腐がすっごくおいしくて、おもわず心の中に味をメモした。「麻婆豆腐」って、字だけ見るとなんかこわい。縦方向の線と横方向の線がごちゃごちゃってなってて、めちゃくちゃ荒れてる手相みたいだ。” 一月二十九日(日) “花束を抱えて歩いて帰るのがすきだ。わけもなく、じんわりとうれしくなるから。右手には花束を抱え、左手にはスーパーの袋を下げ、住宅街の中を歩く。風もなく、穏やかな夜。ふと空を見上げると、ほぼ真上に月が浮かんでいた。自分がいなくなったら、このなんでもない時間ごと、なくなってしまうんだな、と思うと、ふいにさみしくなる。喜怒哀楽だけじゃない、穏やかで凪の感情を抱いているときのわたしを、誰かが覚えてくれるのだろうか。” 二月一日(水) “お店を出ると、のぞむくんが「あの人風鈴好きそうな人だね」と言い「風鈴好きそうな人?」と聞き返すと、「風鈴」ではなく「古着」だった。そうだよね、風鈴好きそうな人ってなかなかいないよね、と自分の聞き間違いにげらげらしながら近くの郵便局へ寄ると、なんとほんとうに風鈴が好きそうな人がいた。” 三月十二日(日) “電車を乗り継ぎ、つくば駅へ。えもさんとこうめいさんと、夜ごはんを食べに行く。うれしい話、ここだけの話。帰りはお母さんに駅まで迎えに来てもらい、帰宅。お酒を少し飲んだせいか、少しだけお腹が空いてると言うと、「カレーあるよ」との耳寄り情報が入る。実家を出て以来、たまに帰っても「せっかくだから」と晩ごはんはスーパーのお寿司だったり、お正月だからとお雑煮だったりするので、「もう、お母さんが作るカレーを食べられることはないかもしれないな」と少し前に寂しく思っていたばかりだった。普通に食べられた。うれしい。ふかふかの布団で眠る。” ------------------------- 〈収録作品〉 日記(2022年11月1日〜2023年3月31日) 名付け親 果物一軍選手権 旨みは横に増さない 日本に初めて来た日 変わらない 饒舌な生きもの ------------------------- 著書 ひらい めぐみ 装丁 花原史樹 本文デザイン ナガサワケンタ --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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奈良 敏行(著/文)三砂 慶明(編集)『本屋のパンセ』(作品社)
¥2,420
紹介 定有堂は、本屋が詣でる本屋だった。鳥取まで訪ねていき、奈良さんからふっと宙に放たれて光ることばに、支えられた本屋は自分だけではないはずだ。 NUMABOOKS/本屋B&B・内沼晋太郎さん推薦! 本が好き、という〈初発衝動〉から奈良さんは店を始めた。(…)時空を歪めた奈良さんは、店を閉めてもまだ本屋でいる。 市場の古本屋ウララ・宇田智子さん推薦! 名店の店主の人生の本200点超を一挙掲載。本から誘われた思索の軌跡。 定有堂は、本屋が詣でる本屋だった。鳥取まで訪ねていき、奈良さんからふっと宙に放たれて光ることばに、支えられた本屋は自分だけではないはずだ。オブジェが吊られた定有堂の店内を思い出しながら本書を読み、奈良さんのことばを受け継いで実践を続けようという決心が、青空のようにひらけた。 NUMABOOKS/本屋B&B・内沼晋太郎 本が好き、という〈初発衝動〉から奈良さんは店を始めた。本を並べ、ミニコミを出し、読書会をして、対話と思索を続けた。時流に遅れながら外界につながり、終わりはまた始まりになった。時空を歪めた奈良さんは、店を閉めてもまだ本屋でいる。 市場の古本屋ウララ・宇田智子 本を読むことの先に、本の中のような人生は扉を開いていなかった。とすると本そのものを目的として生きるしかない。本を読むのでもない書くのでもない、本を売るという人生がそこにあった。読むことや書くことは、あまりに一つの人格のもとに緊縛性が強く行き止まりだった。本を売るという人格が、解けなかった人生の問いを一挙に明快なものにしてくれた。(本書「本屋を生きる」より) ------------------------------------------- こちらの商品は店頭でも取り扱いしているため、在庫切れの可能性がございます。あらかじめご了承ください。
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鳥さんの瞼『死のやわらかい』
¥1,650
SOLD OUT
「死」を誰よりも愛し、向き合い、見つめ続ける歌人の第一歌集。 【収録歌より】 巻き貝のなかを明るくするように母は美大はむりよと言った 会うことのなかった四羽の心臓が一つに刺されて完成している 死ぬことが悲しいだけでなかったこと 落ちて初めて燃ゆ流れ星 【栞】 林あまり 『若草の香り』 岡本真帆 『「むりよ」が連れてきた明るさ』 東直子 『命に旗を立てる』 「……心をつくして死と向かい合い、命をかみしめ、生きていることを味わう。いつか必ずやってくる死をゆっくり受け入れるための心の器としての歌なのだろう。」東直子(栞文より) 判型:四六変形 角背 上製 本文96頁 ------------------------------------------- こちらの商品は店頭でも取り扱いしているため、在庫切れの可能性がございます。あらかじめご了承ください。
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草森紳一『本が崩れる』
¥968
SOLD OUT
紹介 2LDKのマンションを埋める数万冊の蔵書が雪崩となってくずれてきた。風呂場のドアが開かない。これは読書の快楽への罰なのか。抱腹、超絶、悪夢の本との格闘が始まる――。本好き、古本好き、積ん読派に恐怖と共感の嵐をまきおこすこと必至の随筆集。単行本未収録原稿を増補。解説・平山周吉 ------------------------------------------- こちらの商品は店頭でも取り扱いしているため、在庫切れの可能性がございます。あらかじめご了承ください。
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海猫沢めろん『梶井基次郎『檸檬』読書会 めろんと『檸檬』を読む』
¥750
▼概要: 『梶井基次郎『檸檬』読書会 めろんと檸檬を読む』は、名作『檸檬』を題材にした読書会の内容をまとめた冊子です。 VR的想像力、ひそやかなたのしみ、語り直し、いきぐるしさ、技術と感性のバランス……12人の参加者がゆるーく『檸檬』をかたります。 ▼仕様: 『梶井基次郎『檸檬』読書会 めろんと檸檬を読む』 判型:A6 中綴じ 38P
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海猫沢めろん『高円寺グルメガイド』
¥880
まえがき 俺の名前は海猫沢めろん。本名だ。雑文を書いて暮らしてる売れない作家だ。いろいろあって高円寺に住んでる。なんでここにいるのかはまあ俺のエッセイなんかを読めばわかるから説明しない。まさか人生の後半戦でこんなことになるなんてな。人生はうんざりするようなクソみてえなトラブルばっかりだ。それでも俺はこの街で暮らす俺が好きだ。高円寺って街はサブカルの聖地とか言われてるけど、要するに飲んだくれと飯好きが集まるカオスな場所だ。駅前はチェーン店もあるけど、一歩裏道に入れば個性的な店がゴロゴロしてる。狭い店、クセのある店主、謎のメニュー、全部ひっくるめて高円寺の味ってやつだ。 このグルメガイドは、そんな高円寺の飲み食いスポットをゆるーく紹介するもの。別に高級レストランとか洗練されたグルメじゃない。むしろ、安くてうまくて面白い店ばっかり。でもまあ、結局のところ店の良し悪しってのは雰囲気とタイミング次第。隣の席の常連がやたら絡んでくるのも高円寺の日常。酔っ払いが路上でギター弾いてるのも日常。そんな雑多な空気が嫌なら武蔵小杉とか東横線にでも行ったほうがいいかもな。とにかく、このガイドは高円寺の雑多なグルメを楽しみたい人向けだ。腹を空かせてふらっと歩けば、どこかしら面白い店に出くわすのがこの街のいいところだ。深く考えずに飲んで食って、この街のノリを楽しんでくれ。
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あかしゆか・椋本湧也編『わたしと地域の関係史 地域とのかかわりから紐解く、11人の人生』
¥1,300
山口から広島、東京からイギリスまで。20の地域から紐解いた、11名の人生の物語が収録されています。 サイズ A6 160ページ
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ホップウッド・ディプリー(著/文)村井 理子(翻訳)『ハリウッドのプロデューサー、英国の城をセルフリノベする』
¥2,860
紹介 ★【推薦】寿木けいさん(遠矢山房オーナー・エッセイスト)「命知らずでシャイな男が人を、城を、街を動かした。知らない土地で女一人で古い家を買った私には、深く響きました。」 \ 年間維持費6000万!/ ハリウッドの映画プロデューサーが、ひょんなことから先祖ゆかりのイギリス北部の城館を復興することに。 ショパンが演奏し、バイロンが暖炉を寄贈し、ジョン・レノンがロックしたご先祖の館。ボロボロの城を修復し、街ににぎわいを取り戻すため、陽気なアメリカ男が立ち上がる! 待ち受けていたのは、カビ、崩落、侵入者、そして財政難──まさに廃墟同然の建物との格闘だった。 次々と襲いかかる試練を乗り越え、夢を実現しようと奮闘する、笑いと涙の感動ストーリー。 ------------------------------------------- こちらの商品は店頭でも取り扱いしているため、在庫切れの可能性がございます。あらかじめご了承ください。
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堂園昌彦『やがて秋茄子へと到る』
¥2,420
◎2007年「やがて秋茄子へと到る」30首で「短歌研究」新人賞最終候補となった新鋭歌人の第一歌集。 ◎20代の歌よ、こんにちは。そしてさよなら。美しく、せつなく、不思議な余韻がひびく青春歌集。 ◎1頁に1首を配して、195首をおさめた。 ■本歌集より 美しさのことを言えって冬の日の輝く針を差し出している 砂浜を歩き海から目に届く光のためにおじぎを交わす 夕暮れに黒い電車が移動する寂しい限りの力を持って ■目次 やがて秋茄子へと到る いまほんとうに都市のうつくしさ 本は本から生まれる 暴力的な世界における春の煮豆 色彩と涙の生活 それではさようなら明烏 季節と歌たち 感情譚 彼女の記憶の中での最良のポップソング すべての信号を花束と間違える 音楽には絶賛しかない 恐怖と音韻の世界 愛しい人たちよ、それぞれの町に集まり、本を交換しながら暮らしてください 時間 あとがき ブックデザイン:関宙明(ミスター・ユニバース) A5判/フランス装/本文230頁 (出版社HPより転載) ------------------------------------------- こちらの商品は店頭でも取り扱いしているため、在庫切れの可能性がございます。あらかじめご了承ください。