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佐藤春菜『かんしゃになろうよ、こころで、』
¥1,650
著者:佐藤春菜 発行:ホホホ座 アトリエひこ 編集:ホホホ座 装幀・デザイン:小平麻衣子 作品写真:町田益宏 判型:B5判 平綴じ 68P 大阪市平野区にあるダウン症施設・アトリエひこに通う佐藤春菜25歳。 彼女が紡ぎ出すなんでもない言葉は、普段、私たちが当然のように 使っている言葉の文法を分解します。そこには、考えさせられる響きがなぜかあります。 1回目に見るとビジュアルが入ってきて、2回目に読むと言葉が目に入ってきます。 アトリエひこで働く石崎史子からの視点が途中途中にエッセイ風に挿入され、 思いがけない物語が作品が生まれる過程に紡がれていることに気付かされる一冊。 (発行元サイトより引用)
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大竹英洋『動物の森 1991-2001』
¥880
著者は1999年5月、北米ミネソタの森にオオカミを求めて向かいます。ノースウッズと呼ばれる森に暮らし、そこに暮らすたくさんの動物達と出会います。アカリス、オジロジカ、カンジキウサギ、ライチョウ、ムース、カラフトフクロウ、クロクマ、ワタリガラス、ワニガメなど約30種の野生動物がこの本に登場。著者と動物の出会いの一瞬が、俳句のようなシャープなフレーミングと、著者の持ち味であるやわらかな視線で綴られています。
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水本アキラ『YURIKO TAIJUN HANA 武田百合子『富士日記』の4426日 Vol.1〜2』
¥1,650
武田百合子の名著『富士日記』をとことん精読し、あらんかぎりの知識を駆使して、あらゆる部分に独自の解説を付け加えていく途方も無いエッセイ「YURIKO TAIJUN HANA 武田百合子『富士日記』の4426日」を文庫化。毎時更新されるウェブニュースやツイートが読み飛ばされる時代、ひとつの作品にとことん付き合うという行為の豊かさよ! 『富士日記』を知らずとも楽しめる、本を読むことについての本。 voi.1 サイズ / A6(文庫)全144P vol.2 サイズ / A6(文庫)全142P 発行元:FUTON & Co. 印刷:イニュニック (著者オンラインサイトより転載)
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すみこ『わたし・いま・ラジオ』
¥1,210
自分の思い入れのあるラジオ番組について、「オードリーのオールナイトニッポン」や、「おぎやはぎのメガネびいき」など、ひとつずつラジオ番組を取り上げて思いを綴ったエッセイ本です。 夜眠れずにつらかったとき、病気で横になっていたとき、ラジオを聴いて元気をもらっていました。そのときラジオを通して聴いていた言葉がいまのわたしを支えています。ラジオ番組の中で印象的だったエピソードトークと、自分の体験をリンクさせたエッセイになっています。 【目次】 はじめに わたしと「おぎやはぎのメガネびいき」と わたしと「安住紳一郎の日曜天国」と わたしと「TENGA茶屋」と わたしと「オードリーのオールナイトニッポン」と わたしと「今夜、咲良の木の下で」と おわりに (公式サイトより転載)
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ミゾグチ ミキ『Hon no Hon 心細くなったときにおすすめしたい本』
¥1,650
孤独を感じたとき、寂しさに押しつぶされそうなとき、 ほかの人の経験や物語が詰まった本は心に寄り添うように力を与えてくれる。 そんな自らの経験からイラストとエッセイを通して本と人をつなぐZINEを作りました。 直接的な解決を示す本よりも、さまざまな視点や考え方に触れられる本を選んでいます。 著者:ミゾグチ ミキ ジャンル: イラスト・エッセイ 発行: ミゾグチ ミキ 発売日: 2024年9月1日 2024年9月1日第1刷発行 判型 B6 判 ( 縦 182× 横128mm) 頁数: 32頁 製本:並製本(中ミシン綴じ)
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【サイン本】ひらいめぐみ『理想』
¥990
「理想」と「空想」の違いってなんだろう、という出発点から、12の要素の「理想」を書いた本。 著書 ひらい めぐみ イラストレーション 久永ひな ブックデザイン 有本怜生 企画・編集 三浦 希 --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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【サイン本】ひらいめぐみ『おいしいが聞こえる』
¥1,540
7歳の頃から集めているたまごシール。3人のおじいちゃんを思い出す食べものにまつわる記憶。高校の友だちと帰りながら話した、ある食べものの謎。蟹に惑わされる年末。生きるために食べなくてはならなかったごはんのこと。「食べる」をさまざまな角度から見つめる32編のエッセイ。 ------------------------- 〈収録作品〉 白を食べる ラーメンの具の再編 固めのお米、たまごの味噌汁、具なし焼きそば ヤーコンやーこんにちは たまごシールとわたし もやしとこんにゃくがいる限り マックの機内食 みんなが好きなものがきらいでも、それでもいいのよ 煮込まれたトマト、走るピーマン コロナの療養記と駅弁の話 ちいさな海を、抱えて歩く あみのおばあちゃんとアイスクリーム 同じものばかり食べたい 色のふしぎ 物語の中のごはん 未来が確約されている希望という名の給食について ちくわのポテンシャル わたしの「畑のレストラン」 涙とどしゃぶりのシュークリーム 梨農園のおじちゃん 「おいしくない」は大人の味覚 食べるのが遅い 愛しのかんぴょう巻き おとなになって初めて食べたもののこと 食べもの香水見本帳 食べるのにセンスはいらない 蟹のまぼろし 性別のないごはん すきなものが最後に残っているという希望 三人のおじいちゃん 生きるために食べたごはんのこと 電子レンジのなかの夜明けとむしゃくしゃクッキーのこと ------------------------- B6 / 182p 2022年8月9日初版発行 2022年9月16日第二版発行 装丁 三好 愛 DTP・本文デザイン 森田 聖也 編集 三浦 希
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予約【サイン本】小原晩『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』(商業出版版)
¥1,760
予約商品
2024年11月14日発売日以降順次発送 *予約注文締め切りは【10/14(月)中】→ご注文ありがとうございました。登録している在庫に限り追加でご予約をお受けいたします。10/15 *店頭受け取りは下記までお問い合わせください https://bookandbeer.com/contact/ *私家版のご購入はこちら https://bookandbeer.theshop.jp/items/73492615 \異例の累計1万部突破/ 一生懸命生きれば生きるほど空回りするすべての人へ 誰もが経験したことがあるような感覚、せわしない日々からこぼれていく感情や体験 を、切実に丁寧に掬いあげる彼女の文章に共感やあの頃を懐かしむ人が続出! 私家版の23編に加え、新たに17編を書き下ろし、東京での生活を中心とした全40編となります。 不安ややるせなさで固まった心をほぐしてくれる18~27歳までの東京での生活を中心に綴られたエッセイ集。 ままならないことも 不器用さもすべてひっくるめて 生活は愛おしい ここで唐揚げ弁当を食べないでください 著者 小原晩 体裁 四六判、並製、総176ページ 価格 本体1,600円+税 発売日 2024年11月14日 出版社 実業之日本社 ISBN 978-4-408-53869-3 挿絵・装画 佐治みづき ブックデザイン 漆原悠一(tento) <著者プロフィール> 小原晩(おばら・ばん) 1996年東京生まれ。2022年、自費出版(私家版)にてエッセイ集『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』を刊行。2023年9月に『これが生活なのかしらん』(大和書房)を刊行。 ---------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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小原晩『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』(私家版)
¥1,000
2024/11/14発売・商業出版版のご購入はこちら https://bookandbeer.theshop.jp/ 小原晩『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』 当店でも大人気の小原晩さんによるエッセイ。 日常生活のあれこれを弾む文体で綴り、一気に読まされます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー (本文より引用) ある日、唐揚げ弁当を持って、いつもの場所に行くと 「ここで唐揚げ弁当を食べないでください」 と、書かれた髪が張り出されていた。私は驚いた。バレていた。
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シブヤメグミ『懺悔の値打ちもない』
¥1,650
新宿の片隅で秘密めいたバーを経営するシブヤメグミは「嵐を呼ぶ女」だ。ホストにホームレス、ミュージシャン、弁当屋のおやじにAV映画監督・・・・・・「このひとはいったいどうやってこんなに突拍子もない人間たちと出会って、いきなり親しくなってしまうんだろう」という積年の疑問が嵩じて、メールマガジンで「シブメグの人生小劇場」という連載をしてもらっているが、どんなすごいひとよりもすごい体験を、自分がずっと抱えたまま生きていることを最近知った。 実の母親が巻き込まれしゃぶり尽くされ食いちぎられた、どうしようもなく圧倒的に獣のような男の欲望人生を、餌食となった女たちがいま語り出す。読んでつまらないから三文小説と言うけれど、どんなに想像力が枯渇した小説家でも躊躇するような展開が現実に起こってしまうと、その圧倒的なリアリティに僕らは立ちすくむしかないのだった。 都築響一 判型: A6判(文庫サイズ) 総頁: 192頁 製本: 並製 (公式サイトより転載)
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小指『夢の本』
¥1,650
2007年から2017年の間に著者自身が見た、”夢”をテーマに漫画、イラスト、テキストを描いた作品集。
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小指『奇跡のような平凡な一日』
¥1,210
ここ2〜3年間の日記です。 文庫サイズ 92P (著者オンラインサイトより転載)
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小指『人生』
¥1,650
「人生」 収録作品 ・よこはま2002 ・引越し ・ほら穴 ・せっかちSさん ・新宿区立総合天然宙屯地 全5回 A5 128ページ 1500円+税 タイトルは金インクの箔押です。 (著者オンラインサイトより転載)
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【特典付】坂口恭平『その日暮らし』
¥1,760
※こちらはサインなし、特典のみです ずっと向き合えずにいた寂しさの正体が わかったことで、僕ははじめて、 自分を信頼できるようになった。 コロナ禍にはじめた畑。 熊本の土地とたいせつなひとたちとの出会い。 うれしさも苦しさも分かち合える家族との昼夜をへて、 僕は自分のなかにいた、 もうひとりの大事な存在と出会った。 日々を綴るエッセイの先に待つ、 あらたな境地へといたる生の軌跡。 定価 1600円+税 46判・ソフトカバー/144 ぺージ (カバーなし・帯) 坂口恭平(さかぐち・きょうへい) ISBN 978-4-910976-03-7 C0095 1978年熊本県まれ。2001年早稲田大学理工学部建築学科卒業。作家、画家、音楽家、建築家など多彩な活動を行なう。2004年に路上生活者の家を収めた写真集『0円ハウス』を刊行。主な著書に『ゼロから始める都市型狩猟採集 生活』『独立国家のつくりかた』『幻年時代』『徘徊タクシー』『まとまらない人』『苦しい時は電話して』『躁鬱大学』『土 になる』道草晴子の漫画による『生き延びるための事務』が好評発売中。パステル画をはじめ絵画作品を多数発表し ており、2023年2月に熊本市現代美術館にて個展「坂口恭平日記」を開催。本作の装画も著者の水彩画作品となる。 (版元サイトより転載)
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【サイン本】せきしろ『そんな言葉があることを忘れていた』
¥2,530
『カキフライが無いなら来なかった』『まさかジープで来るとは』など、又吉直樹とともに自由律俳句作家として活躍するせきしろ・初の単独句集。郷愁の極北をゆく全320句。 枠の中で生きられなかった俳人が定型ではなく自由律を志すことに必然性を感じるが、せきしろさんも平穏無事に社会生活を送れる感性ではない。やはり、せきしろさんも自由律を選んだのではなく、魂の形がすでに自由律だったのだろう。――又吉直樹(解説より) 【収録句より】 走る春の小学生に追い抜かれる シンクで水が跳ねて響く内見 免許証コピーしただけで熱いサドル 盆踊りをやっている気配がすごい 風やんで夏がもうない お湯が沸いて憂鬱が中断 漫画のスカジャンを着た人が怒っている あなたの牡蠣は小さいから二個と仕切る人がいる この静けさは雪だろうと窓へ 死が約束を破る 消える前に一句 誰もいなくなったとしても故郷 (版元サイトより転載) --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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関口竜平 『『百年の孤独』を代わりに読む』を代わりに読む』
¥800
私は『百年の孤独』を読んでいない。友田さんに代わりに読んでもらったからだ――。代わりに読むとはどういうことかを探求した本を代わりに読むという、もはやなにをやっても正解になるであろう試みに挑戦する著者を待ち受ける、数多の困難。全世界待望の文庫化に便乗した稀代の1冊がここに刊行。(解説:友田とん) 目次 第0章 今日から『『『百年の孤独』を代わりに読む』を代わりに読む』をはじめます 第1章 フェン直ゲッツーという奇跡 第2章 幕張のファンタジスタ・初芝清 第3章 帰宅部のプロ野球選手 第4章 すべての道はアウレリャノに通じている? 第5章 ピカチュウ版のお月見山 第6章 本屋――不可能を可能にすることができる場所 解説 やってみれば何かが起きるという期待のもとに 友田とん 著者略歴 関口竜平 1993年2月26日生まれ。法政大学文学部英文学科、同大学院人文科学研究科英文学専攻(修士課程)修了ののち、本屋lighthouseを立ち上げる。著書『ユートピアとしての本屋 暗闇のなかの確かな場所』(大月書店)など。将来の夢は首位打者(草野球)。特技は二度寝。 本屋lighthouse https://books-lighthouse.com 書誌情報 本文74p A6サイズ(文庫版) 表紙カラー/本文モノクロ 表紙用紙:アラベール スノーホワイト130 本文用紙:上質紙70 価格:800円(税込) 著者:関口竜平(本屋lighthouse) 発行所:本屋lighthouse 刊行日:2024年7月10日 (版元オンラインサイトより転載)
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長嶋りかこ『色と形のずっと手前で』
¥2,530
グラフィックデザイナーが母になったら、色と形に辿りつかない日々が始まった。妊娠してお腹が大きくなり、のそのそと歩まねばならぬ体に変化していく中で見えてきたのは、ままならない体と足並みの揃わない社会だった。育児が始まると目の前に立ちはだかる仕事と育児の両立という壁。人々の暮らしと地続きであるはずのデザインの仕事と、目の前の家事育児という暮らしの相性の悪さ。子どもの時間と、仕事の時間。子どもを通して見ている世界と、仕事を通して見えている世界。混沌とした曲線の世界と、秩序だった直線の世界。二つの間で立ち往生しながら見えてきたのは、資本主義のレースと止まらぬ環境破壊とジェンダー不平等が一つの輪をなしている景色。そして子どもが手をひいて連れて行ってくれる、土の匂いがする景色。かつて自分も知っていた、あの曲線の景色。 (村畑出版) -目次- 想定外の曲線 四角くて軽くて早い まあるくて重くて遅い 期待される自然な形 産まれたての赤 混乱の白い血 見えない仕事 見えない性 母のグラデーション 変形するひと 変形しないひと 命の結び目 色と形 128mm×188mm / 240ページ 2300円(税抜) / 2530円(税込) (版元オンラインサイトより転載)
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のもとしゅうへい『海のまちに暮らす』
¥1,980
イラスト、デザイン、詩、小説をはじめ、最近では漫画まで。 ときには自身で製本し、出版、営業までをも行う弱冠25歳の作家・のもとしゅうへい。 最近では『ユリイカ』による現代詩の新人賞を受賞したことでも話題になりました。 2022年の春から1年間、真鶴出版を手伝ってくれていたこともあり、 このたび真鶴出版から初のエッセイ集を発売することになりました。 のもとくんは、コロナ禍であった2022年、大学を休学し、東京を離れて真鶴に移り住みました。 町の図書館でバイトし、畑を耕しながら制作活動を行っています。 都市を離れ、真鶴という港町で、土を触りながら感じたこと。 このエッセイ集には、日々の些細な生活の記録がさまざまな視点から描かれています。 それぞれのエッセイには、描き下ろしの4コマ漫画や挿絵付き。 装丁も、のもとくん自身によるものです。 誰しもの生活を、やさしく肯定してくれるような一冊です。 -------------------- たとえば、海の町で暮らすこと。見知らぬ場所に新たな自分を見出すこと。発見と記録を移動のなかで繰り返すこと。そのような連続性に身を置きながら生き続けることが、自分にとっての生活だった。そして生活をするそばから、自分はみたものや聞いたものをゆっくりと忘れていく。忘れてしまうものごとを拾い集めて書きとめながら、意識はもう次の移動の先端で風を受けている。 (あとがきより) -----------著者----------- のもとしゅうへい 一九九九年高知県生まれ。二〇二〇年より企画・執筆・編集・装幀までのすべてを個人で手がけるセルフパブリッシングの活動を続ける。二〇二四年、芸術総合誌『ユリイカ』による現代詩の年間新人賞「ユリイカの新人」に選出される。著書に、小説『いっせいになにかがはじまる予感だけがする』。文筆のほか、イラストレーション、漫画、グラフィックデザインなどの制作を行う。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程在籍。 -----------詳細----------- 価格 1,980円(10%税込) サイズ B6 ページ数 120ページ 著者 のもとしゅうへい 装幀 のもとしゅうへい 発行人 川口瞬 発行元 真鶴出版 (版元サイトより転載)
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藤岡みなみ『時間旅行者の日記』
¥2,200
SOLD OUT
毎日異なる時間軸を生きるタイムトラベラーの36年=366日。 1月1日から12月31日の順に日付が並んでいますが、 昨日は33歳、今日は5歳、明日は15歳といったふうに年度がランダムになっています。 公開日記・非公開日記・交換日記・夏休みの日記など、登場する日記の種類がさまざまなので、日記というものの性質や不思議さも観察できる本になりました。 藤岡みなみ 著『時間旅行者の日記』 A6/350ページ/2000円+税 装画:Ayumi Takahashi 発行:タイムトラベル専門書店
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十七時退勤社の作文集『定刻に歌うハミングバード』
¥1,100
十七時退勤社フルメンバーが執筆者となり、小さな作文集が誕生! 〈今回は初めて全員が執筆者となり、この小さな作文集を作りました。テーマは「十七時退勤後」。本業のタイムカードを押したあと、自由な時間になにをしているか、なにを考えているか。居残り練習のように本屋さんに行ったり、文章を書いたりすることもあれば、頭をめぐらし体を動かして、伸びやかな自分を迎えることもあるでしょう。一人の時間も、家族の時間も、友人との時間も、またそれぞれに。〉 〈大人になったらアフターファイブ! 十七時には(気持ちの面だけでも)飛び出して、鼻歌交じりに歩き出したいもの。読んでくれた方にも、そんな心持ちになってもらえると嬉しいです。〉 ――「はじめに」より 目次 はじめに 平安時代と私 粕川ゆき 髪は伸びるが床屋では名前がない 橋本亮二 どもない 花本武 石畳に紙粉舞い落ちるとき 笠井瑠美子 『「わざわざ系」の系譜―多様化する本屋と、そこに注がれる眼差し』の「ウラ話」或いは補足的「あとがき」 どむか 習い事と私 粕川ゆき 蛍リミックス 花本武 合点 イン・ザ・パーク 橋本亮二 恋愛を考える私 粕川ゆき
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セキ サトコ『週報のような手書きの記録』
¥1,650
イラストレーター・セキサトコのイラスト記録。 「はじめてICカードを使った!」 「GWの家族」 「ひとりでドライブ」 おいしいもの、ただの落書き、仕事…。 セキさんのカラフルな日常がぎゅっと詰まっています。 これを読むと、あしたも楽しく生きていけそうです。 発売日:2024/05/20 ページ数:52p サイズ:210mm × 148mm(A5判)
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吉本ばなな『724の世界 2023』
¥1,980
SOLD OUT
還暦直前、コロナ明け、まだ子どもが家にいる日々の、人生の宝みたいな記録になった。 行ったお店、ちらっと出てくる考え。どれも読んだ人にひそかに役立つと信じていますし、願っています。 ──吉本ばなな 本書では、2023年1月1日〜12月31日の書き下ろし日記を収録。 アブダビで本格的なアラビア語圏の文化に初めて触れたり、親しい人々と久しぶりの再会を祝したり、20歳になった子どもとの思い出を振り返ったり。 ページをパッと開くたびに、生活の息遣いにホッと和み、たわいない日常のかけがえのなさにハッと気づかされます。 折に触れて読みたくなる、人生に寄り添う一冊です。 書名:724の世界 2023 ISBN:978-4-910865-07-2 著:吉本ばなな イラスト:山西ゲンイチ ブックデザイン:大西隆介 沼本明希子(direction Q) 発行:DR BY VALUE BOOKS PUBLISHING 発売日:2024年5月24日(金) 価格:1980円(税込) 頁数:240ページ 判型:B6変形(124×182mm)
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アサノタカオ『小さな声の島』
¥1,980
戦争、疫病、異常気象。ふと顔をあげれば、日々の暮らしにさす死の影がますます濃くなる暗い時代がそこにある。花にも歌にも詩にも、この暗さを明るさに変える強さはない。……個としてははかなく弱くても、種のいのちがあまねくつづいていく、そのつよさを信じたい。あまねくつづいていくものに根ざす詩のことば に、美しさに、心とからだをやわらかく広げて待機していたい。 ——アサノタカオ 本書より 旅と読書は、「本当に大切なこと」を、さびしさに震える君に教える。 サウダージ・ブックスの編集人である著者が雑誌、リトルプレス、ウェブマガジンに寄稿したエッセイを集成し、未発表の台湾紀行も収録。家族の歴史について、移動と定住について、小さな声を守る詩のことばについて、本のかたわらで考える随筆集。 ページ数 136 判型 46判変形並製 装丁 納谷衣美
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梶谷いこ『和田夏十の言葉』
¥1,430
「何考えてるの」「なんにも」「私はいっぱい考えてる」 ——映画『黒い十人の女』より 当店ウェブサイト「編集室」上の連載『和田夏十の言葉』が一冊にまとまりました。 夫市川崑作品を始めとする数々の名作を手掛けた脚本家であり、子育てや、家族観、ジェンダー意識においても、彼女が活躍した戦後〜高度経済成長の日本においては先進的な感覚を持っていた和田夏十。彼女を敬愛する著者梶谷いこが、その言葉から、日々の暮らしの中でつまづく違和感や発見について思索を深め、展開していく10本(+1)のエッセイ。声高に叫ぶ以前に強く感じ、考える。そんな意志の籠もった、静かに熱い言葉の数々。 家族のこと、母親のこと、愛するということ、日々の暮らしの瑣末事。 「イズム」未満の違和感や気づきを、論説になりきらない思索の数々を、昭和の名脚本家の言葉に重ね合わせ綴った令和の名随筆ここに。