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こいけりか『Chef In Residence』
¥1,650
「Chefs in Residence」とは、料理家が地域に一定期間滞在して土地の食材に触れ、食事会などを通じその土地の人々と交流をはかり、その土地の食材を使ったレシピ作成や商品開発を行うことを指します。 シェフ:富樫達彦(現代美術家) 滞在場所:HOUSEHOLD (富山県氷見市) 滞在期間:2019年2月11日〜17日 企画:Gökotta (ヨークオッタ) 発行:HOUSEHOLD 価格: 1500+税 判型:A4版変形・中綴じ
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『GOOD WORKS 一生以上の仕事』
¥1,815
家業を継いだ人たちに会いに行き、この本ができました。それぞれ違った土地で違った仕事をしている、30代前半〜40代前半の跡継ぎたちの話。きっと、仕事に対する彼らの考えや想いは、大企業やベンチャー企業で働く人たちとは違う。継ぐ家業のある人だけでなく、仕事をしている人や、これから仕事をしていく学生にも読んでもらいたい一冊です。 ■CONTENTS 五味醤油(山梨) 六代目 「まっとうに、普通に」 つるやパン(滋賀) 三代目 「あなたの思い出のパンでありたい」 大與(滋賀) 四代目 「灯のある豊かな日々」 横田(大阪) 五代目 「新しいことをしながら」 こんぶ土居(大阪) 四代目 「ちゃんとした良いものをつくりたいだけ」 一ノ瀬瓦工業(山梨) 五代目 「瓦の魅力を伝えたい」 清六ファーム(山形) 八代目 「美味しいのは、あたりまえ」 丸枡染色(東京) 四代目 「工場を続けていく価値」 山本佐太郎商店(岐阜) 四代目 「30年後のおやつづくり」 [コラム]藤原印刷 三代目(弟) ページ数:184 サイズ:四六版並製(188mm×128mm) 発行所:株式会社メアリーアンドディーン megurogawa good label 2016年11月22日 初版第1刷発行 ISBN 978-4-9909299-0-9 (版元サイトから転載)
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藤本遼『場づくりという冒険 いかしあうつながりを編み直す』
¥1,870
兵庫県尼崎市を中心に「尼崎ENGAWA化計画」や「カリー寺」といった場づくりの実践を重ねてきた藤本遼さんによる初の書籍『場づくりという冒険 いかしあうつながりを編み直す』。この本では、藤本さんが携わるプロジェクトはもちろん、全国の地域で「場づくり」に取り組む方のインタビューを12編のほか、場づくりのためのノウハウも収録しています!場づくりニスト必読! 目次 はじめに・・・006 筑後エリアの交易の場 mekuruto おきな まさひと・・・008 ローカルメディアのパイオニア 枚方つーしん 原田 一博・・・020 本と間借りのナイトカフェ 週間マガリ 小西 亮・・・030 漫画 トクナガの場づくり探訪・・・042 浜村温泉街の新しい基地 喫茶ミラクル 宮原 翔太郎・・・044 秘密の扉から入るコインランドリー ニカイ 福田 ミキ・・・054 こんな失敗!できればしないでください・・・064 日本で一番小さなキャンパス 2畳大学 梅山 晃佑・・・066 1万坪の村づくり 三角エコビレッジサイハテ 坂井 勇貴・・・078 診療所と大きな台所があるところ ほっちのロッヂ 藤岡 聡子・・・086 場づくり費用 HOW MUCH ?・・・098 壊し続ける文化住宅 前田文化 前田 裕紀・・・100 つくば駅前コワーキングスペース up Tsukuba 江本 珠理 / 堀下 恭平・・・114 冒険を100倍楽しくするおすすめパーティ・・・130 日本一ハードルの低いレコード屋 block 鈴木 宏明・・・134 介護付き多世代型シェアハウス はっぴーの家ろっけん 首藤 義敬・・・142 余白のデザインと関係性の編集 尼崎ENGAWA化計画 藤本 遼・・・154 ひらけ!全国場づくり集!・・・168 おわりに・・・182 著者:藤本遼 発行人:鈴木菜央 発行所:NPO法人グリーンズ 企画・編集:藤本遼・鈴木菜央 編集協力:唐溪悦子 執筆協力:北川由依 デザイン:すみかずき(KEYDESIGN) デザイン協力:徳永直美 イラスト:徳永直美・ミヤザキ(P.64 / P.65) 校閲:唐溪悦子 (版元サイトから転載)
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『シゴトとヒトの間を考える シゴトヒトフォーラム2012』『シゴトヒトフォーラム2013』(シゴトヒト文庫)
¥1,257
シゴトヒト文庫は世の中にはいろいろな生き方・働き方があることを伝える本のレーベルです。出版社や取次を通さずに、自分たちがつくりたい本を自分たちでつくってみるところからはじめました。 シゴトヒト文庫第1弾 『シゴトとヒトの間を考える シゴトヒトフォーラム2012』 海を超えるヒト 西原智昭さん、吉川舞さん、川村泰裕さん 場をつくるヒト 磯井純充さん(まち塾@まちライブラリー)、岡昇平さん(仏生山温泉)、橋本順子さん(土遊野農場/精神保健福祉士・スクールカウンセラー) 編集するヒト 兼松佳宏さん(greenz)、大迫力さん(140B)、福島徹さん(福島屋) シゴトヒト文庫第2弾 『シゴトとヒトの間を考える シゴトヒトフォーラム2013』 狩りをするヒト 千松信也さん(猟師)、福田安武さん(蜂獲り師、野遊び案内人)、松原英俊さん(鷹匠、山岳ガイド) あきらめたヒト 林厚見さん(東京R不動産)、風間教司さん(日光珈琲 饗茶庵)、青木耕平さん(北欧、暮らしの道具店) (版元サイトから転載)
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『旅するカンバセーションズ』
¥1,518
全国各地で行った6地域13組のインタビューを収録 インタビューサイト「カンバセーションズ」の出張取材企画として、全国各地で行ってきた「QONVERSATIONS TRIP」の内容を収録した書籍『旅するカンバセーションズ』を制作しました。 「QONVERSATIONS TRIP」の記事の中から厳選した総計6地域13組のインタビューを再構成し、「AFTER311」「移住」「場づくり」「自治」「地元論」「地産地消」という6つのキーワードのもと、一冊にまとめています。 この書籍は、eleking booksより出版された書籍『欲望するインタビュー』と同時期に自費出版本として出版されました。 商業出版と自費出版を同フォーマットで2冊同時出版するという試みを通して、新しいパブリッシングの可能性を模索したプロジェクトです。 PUBLISHER:カンバセーションズ・ブックス EDIT:原田優輝(カンバセーションズ) DESIGN:橋詰 宗 SUPPORT:樋口 聡(eleking books) YEAR:2015年 (版元サイトから転載)
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長島明夫『建築と日常の文章』
¥1,320
『建築と日常』とは? 文学や写真、美術、映画などさまざまな表現ジャンルを横断しながら、日常の地平 で建築を捉える個人雑誌。2009 年の創刊以来、これまでにないスタイルのインディ ペンデントな建築雑誌として、確かな読者を獲得してきました。 新刊『建築と日常の文章』(号外) 『建築と日常』編集発行者である長島明夫初のテキスト集成。日本文藝家協会『ベ スト・エッセイ 2014』に選出されるなど文筆にも定評のある長島が、2009 年以降 に書いた文章をまとめました。建築はもちろん、映画や小説などの諸作品、現代の メディアのあり方、雑誌制作の内実や日常の経験まで率直に論じつつ、坂本一成・ 多木浩二・香山壽夫・柴崎友香ら本誌に関連する固有名にも深く向き合います。
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瀬高早紀子『TSUTSUI’S STANDARD 筒井さんの子ども服』
¥4,400
1960年代後半〜80年代にかけて筒井喜久恵さんによって作られた三人のわが子のための服。92点を収録。 編集:homspun 取材・文:瀬高早紀子 写真:戒 康友 104ページ/オールカラー/英訳・解説付き
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イイダ傘店『 イイダ傘店の十五 43Voices』
¥3,960
イイダ傘店を支えてきた職人や関係者の言葉・写真を紡いだ記念冊子 design / satolu simizu size / 260×170mm (公式オンラインショップより転載)
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早川ユミ『野生と生きるための12ジャケット』
¥2,200
土のちいさなかたまりで、ボタンをつくる。 夜なかの台所、くるくる手のなかで、 まるめてぎゅっとおしてつくる。 まるいボタンのかたちをつくる。 手でつくるので、かたちは、いろいろ。 ポンスで、すぱすぱ、あなをふたつあける。 すこし、乾かしてからテッペイのまき窯の火前のへやにいれます。 もちろん窯たきにも参加します。 まきの窯にボタンがはいっているので、窯たきがうれしいし、たのしい。 焚きあがるたびに、薪の灰がのって、つるりんとしたボタン、 つやつやとしたボタンができあがります。 薪のかまのたびに、色やつやがちがうボタンができあがります。 できあがった衣服のうえに土のボタンをのせると、 ぴったりな感じになるものがあります。 ここにくるために、いたボタンをみつけるときが、たのしい。 (『野生と生きるための12ジャケット』8土のボタンより) 布作家、早川ユミさんがさまざまな素材で仕立てた12のジャケットを紹介した本です。
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【谷川嘉浩さんサイン本】谷川嘉浩・塩谷舞・lotus・吉田ボブ・ぃぃ・夜の羊雲・山本ほら・松本昨・昼間・木澤佐登志・渡辺祐真『暮らしは、ことばでできている』
¥2,200
京都市在住の哲学者、谷川嘉浩が、ネット上でおもろい文章書いているなと思ったlotusさんに声をかけ、2人で編集して、『暮らしは、言葉でできている』というZINEを作りました。 クリエイター、会社員、書評家、編集者、デザイナー、文筆家、哲学者などなど、色々な来歴や背景を持っている人たちが、それぞれの現場で見つけた言葉を持ち寄るようにして作った冊子です。 『ここじゃない世界に行きたかった』『小さな声の向こうに』を刊行した文筆家の塩谷舞さんによる、「私は美しい暮らしが好き」 編者の1人であるlotusさんのエッセイ、「翻訳される言葉たち、そして、芋堀りの時間」 『夢想のまち』や『酔いとゆくすえ』で知られる夜の羊雲さんが書いた創作エッセイ、「龍の村にて・或る数日間の記録」 kashmirさんの漫画『ぱらのま』をとっかかりに書いた谷川嘉浩のエッセイ、「『永遠には続かないもの』と、旅のパラノーマルなリズム」 『闇の精神史』『闇の自己啓発』などで知られる文筆家の木澤佐登志さんによる、「serial experiments lainと90年代サブカルチャーの諸相」 書評家の渡辺祐真さんと谷川嘉浩が現代社会の言葉の使われ方について話し合い、この冊子を位置づけるような議論をした対談、「いま言葉で伝えることとは? 威力重視の言葉が使われる世界で、ためらいながら言葉を紡ぐ方法」 これに加えて、吉田ボブさん、ぃぃさん、山本ほらさん、松本昨さん、昼間さんによる「言葉の日記」を収録しています。日々の暮らしの中で出会い、拾い集めた言葉をめぐって書かれた日記的エッセイです。手前味噌でアレなんですが、むっちゃ面白かったですね……日記…… (著者noteより転載) --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売ならびに、画像の無断転載行為は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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三國万里子『I PLAY KNIT.』
¥2,200
発売とほぼ同時に版を重ねた『うれしいセーター』から3年。 ニットデザイナー・三國万里子さんの3年ぶりの作品集です。 アランセーター、カシミヤのケーブルセーター、旅の思い出を詰め込んだ編み込みミトン。 軽やかなモヘアのマフラーに、蝶の形のトップなど…。 演奏するように、遊ぶように、プレイするように、編まれた新作が16点収められた作品集です。 編み方の基礎の図解や、編み方のテクニックを解説したおまけの動画が見られるQRコードを収録。 編み図のページでは、かわいいキャラクターがあなたの「PLAY」をナビゲートします。 ぜひあなたも「I PLAY KNIT.」してみてくださいね。 (版元HPより転載) 著者:三國万里子 発行:株式会社ほぼ日 サイズ・頁数:A4並製・140頁
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里山社編『里山通信 1号 たどり着いた現在地』
¥1,430
2023年5月、コロナ禍の鬱憤を溜め込んだ富山の藤井聡子(ピストン藤井)と、福岡に転居したばかりの里山社、清田麻衣子の2人zoomおしゃべりとエッセイを収録したZINE「里山通信0号」からはじまったZINE構想が、直前まで想定外の大幅ページ増、執筆者増でパワーアップした1号として誕生しました! SNSでは書けないこと、しかし本にするほど固まっていない移ろう今の気持ちを、中途半端かもしれないけれど、中央から離れたところから発信していきたい。そんな考えのもとつくった冊子です。これからまたどんどん変わっていくかもしれませんが、どうか気楽な気持ちで読んでみてください。 里山通信は中心から離れたところで 文化と関わりながら人生を築いてきた人、 築いていこうとしている人たちによる通信です。 遠くから見ればささやかで少し不思議だったりもする個々の活動。 しかしその場へ行き、言葉を聞けば そこにその人がいて場所があることには とてつもなく大きな意味があり、 周囲に彩りと安息をもたらしていることがわかる。 とはいえただ「ありつづける」ことだけでも そうたやすいことではありません。 だから離れた場所どうし誌面をとおしてゆるやかにつながりながら 遠くの誰かにも言葉を届けることができれば幸いです。 CONTENTS TALK 藤井聡子×清田麻衣子 富山と福岡ZOOMおしゃべり② 「時代の流れを記録しておきたい」 ESSAYS 佐藤萌 「見つめ返す風景」 木村紅美 「かしわばやしの青い夕方」 高橋和也 「耕す日々から」 清田麻衣子「種を運ぶ」 月と犬 「月犬、旅に出る/月犬の話」 藤井聡子 「能登はやさしや 土までも」 DJ CHIGON 「葉脈のように」 TALK 温又柔×上川多実 対談 「私たちが本を書き出会うまで二十年ぐらい必要だった。」 2024年5月27日・刊 定価:1,300円+税 134ページ B6判/並製 表紙イラスト 月と犬 (版元HPより転載)
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『えほんZINEねっこ』vol.3
¥880
「悠々とひろがるだいじなこと、はじまりのはじまり、のような楽しさ。そんな不定期刊行 のよみものを。」 特集・連載にてこどもてつがく、美術鑑賞、絵本、農業、手仕事、自然、暮らし、詩、創作 など、ねっこ=大事なこと、につながるようなテーマをとりあげます。 こどもに関わることを多くとりあげますが、枠をつくらず、その周辺、つながっていること、 つながっていくこととして広域に、さまざまな方に響く内容となるよう綴りたいと思います。 Vol.3特集 父、おや? 父はいつから「父」になるのか。時々出会うこの問いかけ。 家族のかたち、距離感はさまざまでありながらも、父と母が在る不思議。 ちょっと見えづらくて、それぞれが色々過ぎてわからない...。だからちょっと知ってみたい。 普段「母」をしている身としても、こんなにも身近な存在を、今を生きる父たちの思うこと感じ ることを、束の間ですが、ゆっくり聞いてみたいと思いました。 「父、おや?」「父、おや?!?!」 5 名の方に文章を寄せていただきました。 「柔らかな風」モリテツヤ 「父について」山上亮 「父よ、父になったよ」松田耕太郎 ねっコラム 滝口悠生 (ある日の日記として) 「新しい父」中村俵太 連載: ・東京からオランダのちいさな街に移り住みました 村井真実 オランダへ家族で移住した根づく(根づかないかもしれない)過程の記録 ・あの日の絵本日記 井尻貴子 ある日をともにした絵本とそこからうまれるこどもてつがくの「問い」 ・絵本と手しごと 山上かさね 絵本とその周辺からうまれた手しごとをめぐる人形作家かさねさんによるエッセイ ・みんなのねっこ みなさんからの「ねっこ」を題材にした詩の公募のページ ・かっぱ橋亀吉の アート de てつがく かっぱ橋亀吉 アート、アート鑑賞をめぐる 4 コマ・1 コマ漫画 ・コモドドラゴンとアート散歩 宮村周子 こどもとの美術鑑賞にまつわる連載。こどもとアート、こどもと造形、アートのなかのこども性など。 ・ねっこだからねこ 菊竹寛 猫との日々と、そこから考えたこと思うこと ・MAHOU NEKKO MEMO 朝光ワカコ 日々のかけらを集めたねっこ的絵日記 ・耳をすます体操 しいねはるか 季節とからだをめぐるコラムとすぐにはじめられる体操 書名:えほん zine ねっこ Vol.3 特集:父、おや? 発行人:菊竹真依子 発行所: 『疾駆 /chic』編集部(YKG Publishing) https://chic-magazine.jp/ 企画 編集:菊竹真依子 レイアウト:苅谷涼子 表紙 Art work:朝光ワカコ 仕様:A5 表紙リソグラフ印刷 手製本/ 全 48 ページ 年 2 回発行予定 発行日:2024 年5月 23 日 定価:880 円(本体 800 円 + 消費税) えほん zine ねっこ Instagram @ehonzinenekko (版元情報より)
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ている舎『新百姓宣言』
¥1,100
SOLD OUT
雑誌『新百姓』編集長が、『新百姓』の背景にある考えと経験、そして『新百姓』に至るまでの試行錯誤のプロセスについて綴った1冊。 人間がシステムに隷属するのではなく、創造の主体として、一人ひとりの創造性がより自由に解放されるには? 今のCapitalism(資本主義)に至る社会システムのコンテキストとその本質や機能不全について考えた上で、「つくる喜び」を最も大切にするCreativitism(創造性主義)というあり方を提示し、それに向けた世界観や価値の転回論。 そして、Creativitismの観点から見た暮らしや仕事のあり方と、それに基づいた新たな社会の仕組みについて、仮説を提示。 カネを最重視するCapitalismをはじめ、従来の権威的な主義と違って、Creativitismが最も大切にする「つくる喜び」は、あくまで私たち一人ひとりが個人的に、自らの感覚によってしか確認できないものです。 だからこそ、身の周りの衣食住から、物事の解釈や意味づけという「見方」まで、あらゆるレイヤーで私たちは一人ひとりが創造の主体であり、日常の中のどんな営みからでも、「つくる」を楽しみはじめられる。 「常識」や「正解」にただ沿うのではなく、自分が本当に大切にしたいことを、大切にしたい。 狭い範囲でコントロールするのではなく、より広い縁起の中で、偶発性を楽しみつつ、自分が思い描くものを、自らの手でつくってみたい。 そういった思いを抱いている方々に友人のように寄り添い、問いかけ、背中を押し、ともに考え歩むような一冊です。 また、雑誌『新百姓』をさらに深く楽しんでいただけるようになる一冊でもあります。 判 型|文庫判 頁 数|256P(白黒)
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八燿堂『mahora 第6号』
¥4,180
土と人と宇宙の豊かさを集めた本、『mahora』の第6号。 今号では、創刊以来初めて特集を設けました。テーマは「芸術以前」。 ここで言う「芸術」とは、貨幣経済・後期資本主義や学術的権威との結びつきや文脈化、それらによって生じたヒエラルキーと、それを前提につくりあげられた制度そのもの、構造全体を指します。 本特集では、3人の論者と4人の創作者の表現を通して、そうした「芸術」が生まれる前の姿を探ります。人間にとって、創作とは、美とは、何か、生命はなぜ、生命以外の存在を生みだしたのか、無から有が立ち上がる瞬間に、何が起こっているのか――何らかのヒントになれば幸いです。 その他、美術家・安野谷昌穂さんによる詩の創作、音楽家・アーティストの蓮沼執太さんによる長野県小海町の滞在制作記、耕作放棄地を「100年続く森」へと野生化を図る上原寿香さんのエッセイなどを収録。また、本をめぐる取材記事では書店をはじめとする「本のある場所」の歴史と現在を探りました(取材協力=曲線、白線文庫、普遍と静謐、MOUNT COFFEE)。 刊行は、2024年3月20日、春分。萌えいずる季節に合わせ、若草色の紐で「稲穂結び」を施しています。
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らくだ舎出帆室『二弐に 2(にににに)』
¥4,290
『二弐に2(にににに)』のテーマは「200年」という時間軸です。 今この時代には、 200年という時間軸で物事を捉えることが必要なのではないかと仮説を立て、長期的な視座を持って活動されている方々に寄稿を依頼しました。 そして、詩や短歌、写真、エッセイ、小説など多様な形で、返答をいただきました。 私たち自身も、いくつかの文章を書きました。 完成したらきっと何かが見えてくる。そう予感してこの本を作り始めましたが、完成した今、予感は正しかったと言うことができます。 響き合う言葉と感情をここに、提示します。 <目次> こわれたとけい/すいげん/未来 石原弦 ひなたぼっこ 大西文香 二〇〇年の射程を捉える 千葉貴子 いま、ここ、にいる責任ーー抱樸をたずねて 千葉智史 イマジンを聴きながら モリテツヤ 「これからの私たちの本」をつくる 髙松夕佳 「生きること」を問い直す三冊 青木真兵 夜を渡っていくために 柞刈湯葉 物語の重なり しいねはるか 辺境から考える「脱成長」 トンガ坂文庫/Youth Library えんがわ/らくだ舎 家庭内運動からSakumagというコレクティブへ 佐久間裕美子 西木根 石原弦 集う、信じる、生活を共有するーーゴーバルで見つけたこと 千葉智史 コミュニティと継承と 柳楽光隆 私の今日/わたしの今日 柴田葵 簡素と永遠 高村友也 山里思考 千葉智史 のんびり魂 畠中悠子 おわりに らくだ舎出帆室 二弐に2 (にににに) 312ページ 2023年9月30日初版第一刷発行 発行部数 1111部 発行 らくだ舎出帆室 ブックデザイン・装丁・組版・挿画 Fulbrn Factory 装画 shunshun
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菊竹真依子『えほん zine ねっこ vol.2』
¥880
『疾駆』編集部の菊竹真依子が、「悠々とひろがるだいじなこと、はじまりのはじまり、のような楽しさ。そんな不定期刊行のよみものを。」という想いで立ち上げた『えほん zine ねっこ』の第2号。 今号の特集テーマは「くらしの根」。 京都るり渓「青い森自然農園」、そこで開かれる「くらしの学校」のことをとりあげると同時に、最近生活拠点を里山にうつした、しいねはるかさんによる文章をともに掲載。暮らしの根元にあるもの、に思いをこらしてみる。
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宮沢賢治『農民芸術概論』
¥2,200
「われらに要るものは銀河を包む透明な意志 巨きな力と熱である」 ――新たな時代を生きるすべての人に捧げる、宮沢賢治至高の芸術詩編 土に触れる自らの手と宇宙の胎動が直結する壮大なスケールで描かれた宮沢賢治による至高の芸術論「農民芸術概論綱要」。本書では本論に加え、「農民芸術」の名を冠する他二編を収録。また、「雨ニモマケズ 風ニモマケズ」で知られる通称「雨ニモマケズ手帖」に収められた詩編や、賢治の最晩年、病床に伏しながら書かれたと言われる「疾中」を採録。そして生前未発表の詩作集「詩ノート」より撰集した数編のほか、学生に向けた鼓舞激励のメッセージ「生徒諸君に寄せる」を収めた。計約70詩編採録。装画は奄美大島在住の人気絵本作家、ミロコマチコ。 「詩ノート」より 農民芸術概論 「雨ニモマケズ手帖」より 疾中 四六変型判 縦188mm 横120mm 112ページ 上製
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『くらすことの本 はじまりのうた』
¥1,430
わたし自身のものさしをみつける くらすことの本 はじまりのうた 【わたし自身のものさしをみつける】を編集の軸に、暮らしや食、 からだとこころ、こども、教育、つながり、女性としての生き方などのテーマを深く掘り下げたり、違う視点でみてみたり、【今を生きるわたしたちの新しい智慧】を共有したい!という思いで創刊した、くらすことがお届けする年2回発行のマガジンです。 創刊号は、野菜を命として扱う独自のメソッドから、全国から生徒が通う京都の菜食料理教室「料理教室森田」のその極意を公開した巻頭特集「料理綺譚」。言語化は不可能と思われた森田久美さんの料理の仕事を、セラピストのオガワジュンイチさんが言語化し、公開教室として開催された様子を、ご紹介しています。 そして、かえる食堂・松本朱希子さんの手作り子ども服。 身体感覚教育研究者の松田恵美子先生に、見えない気の世界に気づく方法を教わる「自分のものさしをみつけるレッスン」。 長く読み継がれる児童文学の傑作『エルマーのぼうけん』の著者ルース・スタイルズ・ガネットさんへの取材や、『オニババ化する女たち』の三砂ちづる先生に、結婚も出産も仕事もあきらめないで、幸せに暮らす道についてお話を伺ったインタビューなどが並びます。 くらすことの本 はじまりのうた 発行所 合同会社エプロン社 くらすことブックス 発行日 2019年3月28日 アートディレクション+デザイン 嶌村美里(studio nines) 編集長 藤田ゆみ 編集 松本あかね (公式サイトより転載)
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『くらすことの本 「ありのままのわたし」を生きる』
¥1,690
「わたし自身のものさしをみつける」を編集の軸に、暮らしや食、からだとこころ、こども、教育、つながり、女性としての生き方などのテーマを深く掘り下げる「くらすことの本」。シリーズ2冊目となる今回のテーマは、「ありのままのわたし」を生きるです。 様々な分野で活動する女性たちに、「ありのままのわたし」とは?というテーマでお話を伺いました。そのほか、と整体・川﨑智子さんと考えるからだの話、自分自身そして周囲とつながる「コネクションプラクティス」特集、医師・臨床心理士の田中茂樹さんに聞く子育ての話、料理教室森田の森田久美さんの「お母さんへのお話会」などを収録。 目次 インタビュー「ありのままのわたし」とは はったえいこ(「tonerico」オーナー) 中山晶子(ロミロミセラピスト、「mahina pharmacy」主宰) nalu(唄い手) 太田明日香(編集者、ライター) 灰方るり(美術家) 靍久由利子(アーティスティックスイミングコーチ) 土井彩 (栄養士) エッセイ「耳をすませば」日登美 「いまの自分が一番新しい」 と整体・川﨑智子さんと一緒に耳をすます、からだの話 直感とつながる、人とつながる コネクション・プラクティス たとえ何があったとしても、 子どもを信じる思いは 微塵も揺るがないことを、信じる。 田中茂樹(医師・臨床心理士) お母さんへのお話会 人のはじまりの話 森田久美(料理教室森田) 詩 「注文の多い料理店」序 宮沢賢治 「子どもについて」神谷美恵子訳 『ハリール・ジブラーンの詩』より (公式サイトより転載)