-
【予約・サイン本】宮崎智之、山本莉会『文豪と犬と猫 偏愛で読み解く日本文学』
¥1,760
予約商品
※6/28発売予定。書籍が入荷次第、順次発送いたします。 こんな読み方があったのか! 文豪と作品の、意外な姿が見えてくる。 犬派と猫派、気鋭の文筆家ふたりが往復書簡で語り合う ニャンともワンダフルな文学世界、ここに誕生。 犬好き文芸評論家・エッセイスト宮崎智之(『平熱のまま、この世界に熱狂したい』)と、猫好き日本文学マニアの文筆家・山本莉会による、文豪×犬・猫トークが炸裂! 犬も猫も日本文学ももっと大好きになる往復書簡です。 目次 ■はじめに 1、 夏目漱石+犬 「猫」ではない大文豪の真実 2、 内田百閒+猫 ノラ帰らず、涙目の日々 3、 志賀直哉+犬「駄犬」呼ばわりしていたのに 4、 谷崎潤一郎+猫 私は思い通りに使われたい 5、 川端康成+犬 涙をぼろぼろ流して泣く犬もいた 6、 森茉莉+猫 コカ・コーラの瓶の目から見た人間界 7、 幸田文+犬 動物のからだで一番かわいいところ 8,、室生犀星+猫 人はいかにして猫に目覚めるか 9、 坂口安吾+犬 「堕落論」と犬 10、三島由紀夫+猫 天才が愛した美の獣 11、遠藤周作+犬 「合わない洋服」を着こなすために 12、二葉亭四迷+猫 人畜の差別を撥無して ■おわりに 仕様 四六判並製 160頁 (出版社HPより転載) --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
-
原航平・上垣内舜介『VACANCES 第6号』
¥1,200
VACANCES 第6号 ストリートビューには映らない (以下、敬称略) ■Contents 【カバーイラスト・絵日記】 そねぽん 【雑談】 知らねえ単語(金井球×園凜) 【インタビュー】 柴田聡子 鈴木ジェロニモ 【寄稿】 魚須えり個(マンガ) 鳥さんの瞼(エッセイ+短歌) マンスーン(エッセイ) 水野幸司(エッセイ) 雉鳥ビュー(マンガ) 山本奈衣瑠(エッセイ) 【道ばた写真】 gerounko 【プライベートビーチより(巻末企画)】 ・友人・知人など計13名に聞いた「記憶に残っている道」 ・編集部メンバーによるエッセイ、小説、詩 -------------------- 2025年5月11日発行 Staff: 企画・編集・発行|原航平+上垣内舜介 デザイン|岸田紘之 協力|もりみわこ -------------------- 【第6号概要】 編集・ライターの仕事をしている原航平と上垣内舜介が企画し、インディペンデントな体制で作っているカルチャー雑誌『VACANCES』。第6号は「寄り道」をテーマに制作を開始し、「散歩」や「雑談」といった企画を経由しながら好奇心の赴くままに寄稿依頼をし、即興性と直感を携えて雑誌を編んでいきました。デジタル機器のマップ上に記された最短経路ではない、人それぞれの記憶や視点を通した寄り道の風景を閉じ込めたいと思い、今号のタイトルは「ストリートビューには映らない」に。
-
原航平・上垣内舜介『VACANCES 第5号』
¥1,400
VACANCES 第5号 遊びはどこにある? (以下、敬称略) ■Contents 【カバーイラスト】 beco+81 【インタビュー】 上坂あゆ美 lilbesh ramko 五十嵐耕平 太田達成 【マンガ】 小川しらす 黒木雅巳 【エッセイ】 金子由里奈 乗代雄介 諭吉佳作/men 碇雪恵 【小説】 惑星ソラリスのラストの、びしょびしょの実家でびしょびしょの父親と抱き合うびしょびしょの主人公 【イラスト】 エビアヤノ 【プライベートビーチより(巻末企画)】 ・今号寄稿者や友人・知人など計21名に聞いた「みんなの遊びアイテム」 ・編集部の創作 -------------------- Staff: 編集・発行|原航平+上垣内舜介 デザイン|岸田紘之 協力|もりみわこ 仕様:B6、本文128ページ 発売:2024年12月1日 -------------------- 【概要】 編集・ライターの仕事をしている原航平と上垣内舜介が主導し、インディペンデントな体制で作っているカルチャー雑誌『VACANCES バカンス』。 第5号の特集タイトルは「遊びはどこにある?」。大人になってからの遊びは、わざわざ時間をとらないとできないものになった。子どものころと比べればバリエーションにも欠けているような気がする。しかし日常のどこかには、今も遊びを楽しむ心はたくさん散らばっているのではないか。そう期待した私たちは、「あなたの遊び(との向き合い方)を教えてください」と、その表現や言動に魅了されている方たちに尋ね回った。きらきらした遊びはどこにあるのだろう? あなたとたまたま交差したこの遊び場で一緒に探してみましょう。
-
原航平・上垣内舜介『VACANCES 第4号』
¥1,200
『VACANCES バカンス 4』 待ちびらき ■Contents カバーイラスト|西村ツチカ 【雑談と言葉遊び】 青松輝×島口大樹×瀬口真司 【インタビュー】 ダ・ヴィンチ・恐山 二ノ宮隆太郎 【哲学対話】 永井玲衣(さんと編集部) 【寄稿】 大橋裕之[マンガ] 小原晩[小説] 黒田杏子(ON READING)[エッセイ] 布施琳太郎[小説] 葉山莉子[エッセイ] 【編集部の創作】 硬井グミ[小説] もりみわこ[詩] 縞馬は青い[小説] 【プライベートビーチより(巻末企画)】 ・友人・知人に聞いた「あれってなんだったんだろう?」な出来事を16本収録 ・編集部カルチャーレビュー(『花の在りか』『ラジオ下神白』) ——————– Staff: 編集・発行|原航平+上垣内舜介 デザイン|岸田紘之 協力|もりみわこ 写真(P70-71,139)|小野奈那子 仕様:B6変形(W117mm×H182mm)、本文140P 発売:2024年5月19日 ——————– 【概要】 編集・ライターの仕事をしている原航平と上垣内舜介が主導し、インディペンデントな体制で作っているカルチャー雑誌『VACANCES バカンス』。その第4号は「待つ、ひらく」をテーマに制作を開始し、インタビューや哲学対話を経て「待ちびらき」という存在しない言葉にたどり着きました。今回も、(本来の本作りには欠かせない)マネタイズや目的に囚われない熱量に身を任せた制作体制から、場や機会を開いて何かの到来を「待つ」実験的な誌面作りに挑戦しています。 (編集後記より) 「待つ」はどうしても受け身に感じてしまう言葉なので、悲惨な戦争が世界で起こり、私たちの生活を危ぶむ政治的・社会的な問題が降り積もる今この瞬間に「待つ」なんてそんな悠長なことを……と思わないこともありません。日々を過ごしていると、「いま動かないでいいのか?」とせき立てられる気持ちがほとんどです。ただそれでも、「待つ」には可能性があると思います。私たちがこの本で及んだ「待つ」は、ただ独りよがりに受け身でいる状態ではなく、抵抗としての小休止、あるいはよりよく生きるための祈りのようなものでした。また、ご寄稿いただいた作品には、日常の中でふいに訪れる「待つ」仕草の愛らしさや虚しさがさまざまに描かれています。待ちながら、心や体をひらいておくこと。場や機会をひらきながら、偶然を待つこと。私たちはそんな「待ちびらき」を実践し続けてみます。
-
【サイン本】滝口悠生『たのしい保育園』
¥2,200
二歳のももちゃんとお父さんは日々、川べりを歩く。かけがえない瞬間を描く、新時代の「父」小説。 「今日のこともきっと何年か後には忘れてしまう。昨日や明日と区別がつかなくなって、そんな日がまるでなかったかのように思えてくる。だから連絡帳を書きたい、とももちゃんのお父さんは思うけれど、連絡帳のコメントを送るのは三歳の誕生日までだ。」(本文より) 単行本 224ページ (版元サイトより転載) ------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
-
大崎清夏『湖まで』
¥2,200
SOLD OUT
歩いていった先に 大きな水の塊があることは安心だった。 海でも川でも湖でも。 ひとと出会い、土地に触れ、わたしはわたしになっていく。 世界の扉をひらく全5篇。 いまを生き、いまを描く詩人による 詩と散文のさきに見出された光り溢れる 初めての書き下ろし連作小説集。 46判変形・ソフトカバー/ 160ぺージ
-
仲俣暁生『青年のためのロックンロール入門』
¥990
破船房に先立ち2008年に立ち上げた出版レーベル「ワンダーブックス」の一冊で、2019年の文学フリマ東京でも少部数復刊した音楽評論集を、ボーナストラック1篇を追加して増補復刊しました。 ザ・フー、ラモーンズ、シャム69、スピッツ、そしてビートルズ。彼らの名曲の数々を「少年から青年への移行期」という観点から論じつつ、「パンクとは、ロックンロールとは、そしてロックとは?」などと青くさい(?)議論もしています。 そんな20年ほど前のテキストをいま読むと、現在のZINEシーンにつながるDIY精神への讃歌に思えます。2025年春の文学フリマ東京40に向けて、「ZINEらしい初期衝動への回帰」として少部数だけ制作するこの本を、一足先に電子版でお届けします。 (A5判、中綴じ 32ページ) 〝この本のなかで繰り返し述べている「パンク」についての考え方は、いまも変わっていない。近年ようやく定着したZINEという文化も原点はここにある〟 ──あとがきより あとがき 本書は二〇〇八年にワンダーブックスというレーベル名で発売された『青年のためのロックンロール入門』にボーナストラック一篇(「ホワイト・アルバム」)を追加した増補版である。ワンダーブックス名義では他に、印刷版としては堀江敏幸論『クッションボール、穴のあいた壁、上昇域流』と星野智幸論『雨季と乾季のバラッド』を制作し、そのほかに『クッションボール、穴のあいた壁、上昇域流』と米澤穂信論『エモーショナル・レスキューの憂鬱』を Kindle 版として制作した。 ワンダーブックスはセントラル・イースト・トーキョーという東京・日本橋地域で行われたアートイベントに参加する際、一箱古本市の売り物として急遽つくった出版レーベルで、単行本未収録のエッセイをホチキス止めのコピー本として数十部のみ制作し、完売した。表紙のみ、東京ピストルの加藤健策さんにお願いして別紙で印刷し、製本時にドッキングする方式をとった。 このうち『青年のためのロックンロール入門』は二〇一九年の文学フリマ東京に「ウィッチンケア書店」の一人として参加した際、同じくコピー本として若干数を再制作したが、今回はそこに「ウィッチンケア」を初出とするエッセイを改稿して追加した。イギリスやアメリカのインディ音楽レーベルのように出版をしたいという気持ちと本の中身が一致した、私としても思い出深い本である。 とはいえ初出が二十年以上も前のテキストなので、いまの自分の目から見ると若々しすぎるところもある。でもこの本のなかで繰り返し述べている「パンク」についての考え方は、いまも変わっていない。近年ようやく定着したZINEという文化も原点はここにある。数年前から「軽出版」という営みを始めた自分の基本的なスタンスが、この本の時点ですでに宣言されていることを再確認できたのはうれしかった。 音楽について商業媒体で文章を書くことは、いまでは少なくなったけれど、音楽とりわけポップミュージックに関しては、歳月を経たいまだからこそ、書いてみたいことがたくさんある。ボーナス・トラックとして収めた「ホワイト・アルバム」はそのためのリハビリテーションのような文章である。 いままさに「青年」である人、これから「青年」期を迎える人、そして「青年」を遠く過ぎ去った人、すべての人にこの本を捧げたい。 ノー・ミュージック、ノー・ライフ。私はいまもそう思っている。 二〇二五年春 著者 Tracks(目次) ・泣き顔で歌うパンク◎ If the Kids Are United / Sham 69 ・「 逢魔が刻」以後のロック◎I Put a Spell on You / Pete Townshend ・「 魔王の音楽としてのロックンロール◎夏の魔物/ スピッツ ・カリフォルニアの陽光から遠く離れて──パンクとオタクの交差する場所としてのラモーンズ◎ Califorina Sun / Ramones ・ホワイト・アルバム◎ The Beatles / The Beatles (版元オンラインサイトより引用)
-
【サイン本】朝倉 かすみ『棺桶も花もいらない』
¥1,870
SOLD OUT
日雇い派遣、早期退職、天涯孤独、シングルマザー… 幸せかどうか分からないけど、生まれてきたから生きている 明日への諦念と今日への執念を抱える人々の生きざま 〈目次〉 令和枯れすすき ドトールにて もう充分まじで 非常用持ち出し袋 みんな夢の中 288ページ 並製 --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
-
【サイン本】中前結花『ドロップぽろぽろ』
¥1,430
SOLD OUT
初の単著『好きよ、トウモロコシ。』以来の書籍化。 初の私家版エッセイ集です。 過去の作品に大胆に加筆し仕上げたもの5編と、書き下ろし6編を収録。 「ぽろぽろこぼした涙の記憶」をテーマにしていますが、 ちっとも悲しい本ではありません。 大真面目だけど、ちょっとおかしく、ちょっと切ない。 大人のあなたにこそ読んでほしい1冊です。 【著者プロフィール】 中前結花(なかまえ ゆか) 兵庫県生まれ。エッセイスト・ライター。2010年に上京。会社員を経て独立し、現在は多数のWebメディアで執筆中。2023年、初の単著『好きよ、トウモロコシ。』(hayaoki books)を刊行。目標は、強くてやさしい文章を書くこと。 【書誌情報】 B6判 187頁 デザイン:飯村大樹 装画:ちえちひろ (著者サイトより引用) ------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
-
【サイン本】寺井奈緒美『おめでたい人』
¥2,090
歌人・土人形作家・エッセイストとして大注目の著者が「おめでたい」をテーマに書き下ろした最新エッセイ集。ささやかでちょっと間抜けな暮らしをことほぐエッセイ&短歌28篇! ああ、私はパーティーピープルになれるような明るい人間ではありません。 でも、おめでたい人になりたい。 どうか、おめでたく生きる力をください。(「おめでたい人」より) <目次> 一富士 おめでたい人 極龍神 オオゼキ 幸巡り 忘れられないクリスマス 追いかけ正月 そぼかわ 素敵な雪の一日 ひな祭りの可能性 ハッピーチョコレートバースデー 二鷹 蘭バトル 骨董メモリアル 甦れ、感性 大盆栽祭り ちゃん系ラーメン道 気象神社 号泣宝塚 ほおずきチートデー カエルの天国 三茄子 彦根にようこそ 水石先輩 ポイントカード コンテンツ愛 シン・干支 たのしいおせち なんかいい ワイン祭り ギリハッピー --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
-
【サイン本】ひらいめぐみ『踊るように寝て、眠るように食べる』
¥1,320
2022年11月1日から2023年3月31日までの日記と、その日記に登場した「もの」や「こと」をテーマに書き下ろしたエッセイ6篇を収録。 * 【以下、本文より一部抜粋】 十一月二十日(日) “ダンダダンの麻婆豆腐がすっごくおいしくて、おもわず心の中に味をメモした。「麻婆豆腐」って、字だけ見るとなんかこわい。縦方向の線と横方向の線がごちゃごちゃってなってて、めちゃくちゃ荒れてる手相みたいだ。” 一月二十九日(日) “花束を抱えて歩いて帰るのがすきだ。わけもなく、じんわりとうれしくなるから。右手には花束を抱え、左手にはスーパーの袋を下げ、住宅街の中を歩く。風もなく、穏やかな夜。ふと空を見上げると、ほぼ真上に月が浮かんでいた。自分がいなくなったら、このなんでもない時間ごと、なくなってしまうんだな、と思うと、ふいにさみしくなる。喜怒哀楽だけじゃない、穏やかで凪の感情を抱いているときのわたしを、誰かが覚えてくれるのだろうか。” 二月一日(水) “お店を出ると、のぞむくんが「あの人風鈴好きそうな人だね」と言い「風鈴好きそうな人?」と聞き返すと、「風鈴」ではなく「古着」だった。そうだよね、風鈴好きそうな人ってなかなかいないよね、と自分の聞き間違いにげらげらしながら近くの郵便局へ寄ると、なんとほんとうに風鈴が好きそうな人がいた。” 三月十二日(日) “電車を乗り継ぎ、つくば駅へ。えもさんとこうめいさんと、夜ごはんを食べに行く。うれしい話、ここだけの話。帰りはお母さんに駅まで迎えに来てもらい、帰宅。お酒を少し飲んだせいか、少しだけお腹が空いてると言うと、「カレーあるよ」との耳寄り情報が入る。実家を出て以来、たまに帰っても「せっかくだから」と晩ごはんはスーパーのお寿司だったり、お正月だからとお雑煮だったりするので、「もう、お母さんが作るカレーを食べられることはないかもしれないな」と少し前に寂しく思っていたばかりだった。普通に食べられた。うれしい。ふかふかの布団で眠る。” ------------------------- 〈収録作品〉 日記(2022年11月1日〜2023年3月31日) 名付け親 果物一軍選手権 旨みは横に増さない 日本に初めて来た日 変わらない 饒舌な生きもの ------------------------- 著書 ひらい めぐみ 装丁 花原史樹 本文デザイン ナガサワケンタ --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
-
山中千瀬歌集『死なない猫を継ぐ』
¥1,980
グッドラックとあなたが言ってくれる限り、渡ってゆける激流がある。 近くにいても遠くても、手を取り合えはしなくても、この歌たちを胸に灯して生きる〈あたしたち〉だってこと、わかるよ。(川野芽生・本書「帯文」より) 栞文:馬場めぐみ・平岡直子・錦見映理子 装幀:ito mina 装画:あんのん 【6首選】 唇をなめる。お寿司の味がする。i will give you all my love. 帰らない気がした星も月もない晩、衝動を確かめようじゃん 雪の町はうつくしい名を持っていて発音できないのだあなたには 書くことでやっとあたしは出会わせる少女のあなたと少女のあたしを 逃げ延びたテルマとルイーズが迎える黒い子猫の名前をおもう あたしたちは死なない猫を継ぐ種族 本棚の本まじらせながら (出版社HPより転載)
-
赤染晶子『初子さん』
¥2,200
あんた、きっとうまいこといくで。 あんパンとクリームパンしか売っていないパン屋の二階で、 初子さんは今日もひとりミシンを踏む。 文學界新人賞受賞デビュー作「初子さん」 傑作「うつつ・うつら」に 単行本初収録「まっ茶小路旅行店」を加えた 著者の原点となる小説集。 子供の頃、一枚の布が人のからだを待つ洋服となるのに魅せられ、洋裁の職人となった初子さん。夢を叶えたはずなのに、かわりばえしない毎日がどうして、こんなにこたえるのだろう。ーー「初子さん」 わて、実はパリジェンヌですねん。京都の古い劇場で赤い振袖姿で漫談をするマドモアゼル鶴子。彼女をおびやかすのは沈黙の客席か、階下の映画館から聞こえてくる女の悲鳴か、言葉を覚える九官鳥か。ーー「うつつ・うつら」 路地にある社員三人の旅行代理店に勤める咲嬉子は、世界中の危険を知りながら今日も世界平和を装う。旅の果てで出会うのは蜃気楼か。すりガラスの窓の向こうに見える日常が蜃気楼なのか。ーー「まっ茶小路旅行店」 生きることのままならなさを切実に、抜群のユーモアをもって描きだし、 言葉によって世界をかたちづくり、語りと現実のあわいを問う 『じゃむパンの日』の著者の原点にして、そのすべてが詰まった小説集。
-
【サイン本】植本一子『それはただの偶然』
¥1,540
*こちらは植本一子さんのサイン入りの商品です。 いつか別れる日のために どこまでも一緒に歩いた わたしたち 自費出版で初めてエッセイ集を作りました。 今年の春に事件に巻き込まれてしまい、かなり苦しい日々を過ごしてきました。 生きることさえ諦めそうになったけれど、書くことはそんな自分を助けてくれました。 夏から秋にかけて書いた7篇と併せて『文學界』『ベストエッセイ2024』に掲載された1篇、少しの詩を載せています。 また、今回「わたしの現在地」というシリーズ名をつけたので、気長に作り続けていけたらと思っています。 --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
-
麗日『文フリと批評』
¥2,000
SOLD OUT
これまでの「文学フリマ」と「批評」の関係を、 総勢21名のエッセイ・座談会・詩・批評によって振り返った新刊、『文フリと批評』 ・目次 小澤みゆき 自主制作という自由 伏見瞬 文フリ・詐欺・戦争 〜愛のためのエセー〜 後藤護(暗黒綺想家) 文フリ史上もっともニャーンセンスな傑作 瀬下翔太×ジョージ×麗日 文フリと批評をめぐる私的回顧 2008-2024 山本浩貴(いぬのせなか座) 文学フリマは何を代表し、いかなる場となったか――あるいは小説・詩歌の実作者である私らはなぜ「評論」カテゴリを選んだか 黒嵜想 『アーギュメンツ』と、オルタナティブとしての批評 素潜り旬 文フリの椅子に座っていられない 松田樹 文学フリマの「シニシズム」 森脇透青 ひとはいかにして批評系同人誌をつくるのか、あるいは批評の黄昏 谷村行海 嫉妬しても仕方がないとはわかっているが 雨澤祐太郎 ある小春日和の終わりに 長濱よし野 逃げ出した先で広場を作る 石橋直樹 ポスト・フェストゥムからの復活―文学フリマの三年間を回想する いなだ易×pirarucu×麗日 インディー「フェミニズム批評」シーンをめぐって 2019-2024──てぱとら委員会に聞く ひらりさ 2011年のお茶会 江永泉 オートフィクション:「江永泉」以前 塚田憲史 文フリ「界隈」に送る言葉 依田那美紀 そんな季節だった 麗日 編集後記 (著者SNSより転載)
-
yoichijerry『ウィッチンケア第15号(Witchenkare vol.15)』
¥2,200
多田洋一【編集】 発行元:yoichijerry 2025/04/01発売 内容紹介 2010年4月創刊の文芸創作誌「ウィッチンケア」(Witchenkare)は今号で第15号となります。発行人・多田洋一が「ぜひこの人に」と寄稿依頼した、47名の書き下ろし作品が掲載されています。書き手にとって、小誌はつねに新しい創作のきっかけとなる「試し」の場。多彩な分野で活躍する人の「いま書いてみたいこと」を1冊の本に纏めました。 【もくじ】 008 綿野恵太/ロジスティクス・ディストピア 014 藤森陽子/だいたい蒸籠で蒸すといい 018 渡辺祐真/無益評論家として生きていく 022 木俣冬/イケメンという言葉の黄昏に 028 カツセマサヒコ/宙を跳ぶ 038 関野らん/死者の尊厳 042 木村重樹/『いなくなっていない親友』のこと 048 山本アマネ/いつも読書の途中 052 鶴見済/推す気持ちがわかっていない 058 武塙麻衣子/ひょうすべ 064 加藤一陽/俺のヰタ・セクスアリス 070 朝井麻由美/エモーショナル・ドリーム 076 中野純/男性の乳首には隠す価値がある 082 早乙女ぐりこ/蜘蛛と鬼ババ 088 武田砂鉄/クリーク・ホールディングス 漆原良彦CEOインタビュー 094 内山結愛/散歩、あるいはスーパーマーケットとTwitter 098 佐々木敦/おそらく実現されることはないであろうわたくしの夢のひとり出版社の、もしも実現したとしてもおそらく実現できることはないであろう、夢の刊行予定リスト 102 オルタナ旧市街/氷を踏む 106 清水伸宏/給水塔 もしくは、ヒマジン・オール・ザ・ピープル 112 絶対に終電を逃さない女/ちょっと疲れただけ 118 長谷川町蔵/ミックステープを聴いた朝 124 かとうちあき/宇宙人に会った話 128 多田洋一/山崎さんの殺人事件 140 星野文月/野良犬に月 146 コメカ/カニ人間 152 小川たまか/記録と記憶と証言 158 武田徹/いくじなしのむうちゃん! 162 蜂本みさ/編み物前線 168 宮崎智之/補欠論 174 3月クララ/ここから始まる 178 稲葉将樹/下妻〝書店〞物語 1980年代 184 すずめ園/幸せにしてあげる 190 荻原魚雷/先行不透明 194 仲俣暁生/橋本治の書物観 198 トミヤマユキコ/ひとりっ子という生き物の宿命 202 吉田亮人/小さくて、美しい 206 野村佑香/はじめの一歩 212 久禮亮太/フラヌール書店二年目の日々 218 うのつのぶこ/生きててくれればそれでいい 222 武藤充/チャネラー・足立幸子さんとの出会い 226 ふくだりょうこ/お薬をお出ししておきますね 230 我妻俊樹/スクールドールズ 236 美馬亜貴子/生存学未来論 242 久保憲司/アーティフィシャル・インテリジェンス 248 谷亜ヒロコ/折田さんは自分推し。 252 柳瀬博一/日本は東京以外でできている 260 東間嶺/(概略)アプデしない生き方のせいで殺されてしまった先生とわたしに関するおおよそ4000字のテキスト。 266 参加者のVOICE 274 バックナンバー紹介
-
【サイン本】柴崎友香『遠くまで歩く』
¥2,090
SOLD OUT
コロナウィルス感染拡大の中、小説家のヤマネはある講座を担当することになる。PCを通して語られる受講生たちの記憶、忘れられない風景や言葉。人と人との新たな繋がりを描く長篇小説。 判型四六判 ページ数376ページ (版元サイトより転載)
-
朱野帰子『急な売れに備える作家のためのサバイバル読本』
¥1,000
SOLD OUT
直木賞を受賞すると三年余命が縮まる。 そんな研究結果があることを知っていますか? 急に売れてしまった作家はストレスフルな変化を迫られ、ときに危険な状況に陥ります。どのようにサバイブしたらいいのかを本書ではお伝えしていきます。 第1章では、急な「売れ」がきた作家がこなすことになる超人的な仕事量を、メディアミックスが行われた場合の例を通じてお伝えします。 第2章では、急な「売れ」がくる前に準備したい備えを挙げました。売れる前から備えておくことをおすすめしています。 第3章と第4章では、急な「売れ」がきたあとに作家がメルトダウンしてしまう現象について、なぜ起こるのか、どう立ち直っていったかを、著者の体験を通じてお伝えします。 著者が作家であるために作家をメインターゲットとして書きましたが、「急に仕事が忙しくなり燃え尽きてしまった」「仕事でつらいことがあったときどう乗り越えていったらいいかわからない」などの悩みを一人で抱えてこんでいる人みんなに読んでいただきたいです。 対象読者 ・急に売れてしまってへとへとになっている作家 ・これから売れたいと思っている作家 ・作家をサポートする立場の人 ・作家ではないけど、急に仕事が増えたり、注目を集めたりして困っている人 ・労働問題に関心がある人
-
飴屋法水、岡田利規『風景のほうが私を見ていたのかもしれなかった』
¥1,980
SOLD OUT
『風景のほうが私を見ていたのかもしれなかった』 飴屋法水、岡田利規(著) 判型:B6判/短辺綴じ 日めくりカレンダー製本(PUR無線綴じ、表4にチップボール接着、片面印刷) 本文:86ページ(片面印刷になるため、実際には172ページ分の紙幅となります) 本文モノクロ印刷、表紙および本文最終ページにカラー写真 tiny palmbooks * 目次 [往復書簡] 無神論者による神さまに向けたパフォーマンス [対話] 「個」と「種」を束ねる想像力 [往復書簡] 演劇、ものさしで測ることのできない夢 * 往復書簡5信・対話・往復書簡2信という3部構成のもと、 演劇作家であるおふたりのそれぞれの作品の話もまじえて、演劇をつくること、小説を書くこと、 さらには、ひろく、ものをつくること、生きることにも通じる言葉が交わされてゆき、 読んだあとに長く心に留まるものがある一冊になりました。 (版元情報より転載)
-
太田靖久『「犬の看板」から学ぶ いぬしぐさ25選』
¥660
文学フリマ東京で好評、愛犬家必見! 小鳥書房のWEB連載「犬の看板探訪記」スピンオフ企画です。 "「犬のフンを持ち帰ろう」といった文言で美化啓発をうながす「犬の看板」は、各市区町村に掲示されており、種類も豊富なため、たくさんの犬に出会うような興奮がある――。犬の看板探訪の世界へようこそ!" 「たいていの時間、犬のことを考えている」という小説家・太田靖久さんが犬の看板のDOGモたちの「しぐさ」を読み解きます。プロローグでは、「いぬしぐさ」のたしなみ方を提案。そしてインタビューでは創作と犬の看板探訪の関係について触れています。そして、写真家・金川晋吾さんの犬写真を3枚収録。おそらく世界初のリアルワンちゃんと犬の看板のDOGの共演が楽しめます。 小説家の頭の中を覗き、日常の楽しみを発見する1冊、ぜひご一読ください。 目次: ・「いぬしぐさ」をたしなむ ・犬の看板から学ぶ いぬしぐさ25選 ・インタビュー 小説家はなぜ犬の看板を探し回るのか ------------------------ 著者:太田靖久(おおた・やすひさ) 小説家。2010年「ののの」で第42回新潮新人賞受賞。電子書籍『サマートリップ 他二編』(集英社)、著書『ののの』(書肆汽水域)、『犬たちの状態』(金川晋吾との共著/フィルムアート社)、『ふたりのアフタースクール』(友田とんとの共著/双子のライオン堂出版部)など。そのほか、文芸ZINE『ODD ZINE』の編集、様々な書店でのイベントや企画展示、「ブックマート川太郎」の屋号でオリジナルグッズ等の制作や出店も行っている。無類の犬好き。 ------------------------ (版元サイトより転載)
-
un poco / 代わりに読む人『試行錯誤5 別冊代わりに読む人』
¥1,100
[目次] ・巻頭言 「鉱脈を掘りあてる」 ・スズキナオ 谷崎潤一郎のことを考えながら散歩する「吉野で柚子を一つもらう」 ・わかしょ文庫 大関の書いた小説を探して「伊勢ノ濱、復活なるか?」 ・伏見瞬 蓮實重彥論「蓮實重彥の「運動」をあらためて考える」 ・友田とん 取るに足らないものを取る「なんなら副産物狙いでも」 [内容紹介] ◎ スズキナオ 谷崎潤一郎のことを考えながら散歩する「吉野で柚子を一つもらう」 取材で幾度となく訪ねていた吉野へ、紅葉見物に行く。その直前に「吉野葛」を読んだ著者には、紅葉を眺めるほかにも目的があった……。訪ねた土地の人々との会話が魅力的。著者も読者も「吉野葛」に取り込まれていくような不思議な感覚に陥ります。 ◎ わかしょ文庫 大関の書いた小説を探して「伊勢ノ濱、復活なるか?」 百年以上も前に活躍した大関・伊勢ノ濱が趣味で小説を書いていたことを知った著者は、近くの古本屋から都内へと探偵のようにその小説の行方を追いかける。(「大相撲観戦記」より改題) ◎ 伏見瞬 蓮實重彥論「蓮實重彥の「運動」をあらためて考える」 蓮實を論じる際に重要なのは「表層」よりも「運動」であり、運動を伝える鍵となるのは言葉の「リズム」「律動」であると著者は考える。では、蓮實は運動をどう捉えているか。『スポーツ批評宣言』『ハリウッド映画史講義』を参照しながら、蓮實にとっての運動を明らかにしていく。 ◎ 友田とん 取るに足らないものを取る「なんなら副産物狙いでも」 地下鉄の漏水対策、皇室献上桃詐欺事件、読むと肩こりが治る小説などなど、『試行錯誤』を通じて、くっきりと浮かび上がってきた興味の対象をブレインストーミングのように次々と綴っていく。 [書誌情報] 定価 1,000円+税 文庫判72頁、並製本
-
【サイン本】岡本真帆『反復横跳びの日々』
¥1,320
わたしは日々、いろんなできごとの間で揺れている。 二つの点の間を行ったり来たりしながら、考えたこと。 東京と高知、会社員と作家。 二つの点の間を行き来しながら書いた、15編のエッセイを収録。 タイトル:反復横跳びの日々 著者:岡本真帆 本体価格:1,200円 ページ数:96P(ソフトカバー) サイズ:105mm × 148mm イラスト:クイックオバケ デザイン:松田洋和 (著者オンラインサイトより引用) ------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
-
高山羽根子『すこしばかり長い停電 』(『華麗に文学をすくう?』第1弾)
¥1,320
書き下ろし掌小説と、レトルトカレーがセットになった『華麗に文学をすくう?』 ⚫︎高山羽根子さんコメント 学校職員として神保町で働いていたころ、お昼ご飯はほとんどカレーだったと思います。エチオピア、オオドリー、共栄堂、ガヴィアル、あと今はないけれど、やぐら。ぱっと出てきて食べられるのがありがたかったです。
-
中村佳穂+大竹昭子『うたのげんざいち 遍歴』
¥1,100
SOLD OUT
ミュージシャン・中村佳穂と大竹昭子の対談が収録されたカタリココ文庫の最新作。 判型 文庫版(w105×h148mm)、並製、カバー無し