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  • 茨木のり子『茨木のり子全日記 第1巻』

    ¥5,500

    医師・三浦安信と結婚した1949年11月、大学ノートに日記を書き始めた。 1955年からは日記帳に、詩人たちとの交流、書いた詩のこと、日々のこと、 晩ごはんのおかず、映画や演劇の批評、読んだ本、世相のことを綴った。 そして日記は、1975年、最愛の夫・安信が逝くと空白が目立つようになり、 その二年後、日記帳は閉じられた。 没後二十年の時を経て、詩人茨木のり子の穏やかな魅力ある日々、 ニ十七年間の日記を公開する。全3巻。 巻頭……カラー口絵32ページ、人物相関図、目次 巻末……略年譜、あとがき、人物総索引 ​ 第1巻=1949-1952/1955ー1962 第2巻=1963ー1968(2027年春刊行予定) 第3巻=1969ー1977(2027年末刊行予定) [茨木のり子 全日記 I もくじ] 口絵 ……3 はじめに・凡例 ……49 人物相関図 ……50 1949 昭和二十四年 二十三歳 ……54 十一月十九日 土曜 引越し大体完了。夜二階の窓から星がみえる 十二月二十三日 金曜 夫婦間の扶養と友情についてYとディスカッション 十二月二十八日 水曜 日比谷公会堂で原智恵子の華麗なショパンを聴く 1950 昭和二十五年 二十四歳 ……59 一月十九日 木曜 ヴァレリイの『文学論』、 チェホフの『三人姉妹』丁寧によみかえす 十二月二十日 水曜 「美しい暮しの手帖」の近藤すまの日記に鮮烈な印象を 受け、刺戟される。 私もすがすがしい日記をかいてゆきたいとおもう 1951 昭和二十六年 二十五歳 ……64 二月二十八日 水曜 「展望」の「宮本百合子追悼号」を読む。 こういう稀有な作家が居なくなったのは惜しまれる 三月三日 土曜 紙びな、菜の花を飾り、お寿司でお祝い 三月四日 日曜 ミカン箱をやいて本箱をつくる。 本居宣長の書棚の如き趣きあり 三月二十一日 水曜 私の嗚咽はとめようにもとまらない。 男と女のもつれだ。ひしゃ蛙のように泣く 三月三十日 金曜 鶴岡の父上上京。 カトリック医師会総会に案内役で行く 四月九日 月曜 博物館でマチス展。デッサンのすばらしさに一驚 五月九日 水曜 モリエール『女学者』、林芙美子『晩菊』、 永井荷風『腕くらべ』、堀辰雄『風立ちぬ』をよむ 五月十一日 金曜 日劇地下で「偽れる盛装」をみる。 吉村公三郎も味なものを作ったと感心 五月十三日 日曜 吉祥寺の前進座に徳球潜入の疑い。 四五〇人ほどの警官がとりまく 六月十二日 火曜 誕生日。うす暗い台所でのりまき、 いなりずし、夏みかんのゼリーなどをつくる。 彼歓声をあげている 六月二十三日 土曜 六月分月給もらう。 地方税六〇〇円ひかれ、一万四百円也 六月二十七日 水曜 砂糖の配給をとりに行ったら、 そこのいつも愛想のいいおかみ、今日は機嫌わるし 六月三十日 土曜 林芙美子が死んでしまった(二十八日) 七月四日 水曜 お母さんの乳癌、 吉田で手術ときまった由、安心する 七月二十二日 日曜 銀座で南仏カレーを食べて 三越にゆき、彼のレンコートを買う。 五千円也(中元の商品切手) 八月一日 水曜 彼当直。夕ぐれ近づくと、たまらない淋しさに 襲われてパンものどを通らない 八月二十日 月曜 つくづく主婦廃業したくなることあり。 一切合切がいやでたまらなくなることがある。 くされ桃みたいな顔をしている 十月七日 日曜 「麥秋」をみにゆく。三宅邦子の好演印象に残る。 大和の風景、田舎道の嫁入行列ともに良し 十一月十五日 木曜 台所の合理化……ガスがほしい、どうしても 十二月九日 日曜 「愛妻物語」を観て、顔のはれ上るほどに泣いてしまい、 夕食のおかず買いを夫君に頼む 十二月二十九日土曜 新しく飾られた猪熊弦一郎の上野駅の壁画を見ながら、 朝十時鶴岡へたつ 1952 昭和二十七年 二十六歳 ……101 二月一日 金曜 『山のあなたの空とおく』(暮しの手帖増刊)を買う。 主婦の綴方集だけど、すてきにたのしい 三月七日 金曜 朝吉田着。なにもかもなつかしい……。 なんといっても私の育った風土なのだ 四月二十日 日曜 ビール瓶の百本もこわしてみたいほど胸がしこる。 岸田國士の「紙風船」のにくらしさ! 四月二十八日 月曜 講和発効日。今日から独立というわけなり 五月二十五日 日曜 朝からご馳走する。 グリーンピース御飯、ビフテキ、玉子焼 六月二日 月曜 栗の花、かすかに匂う。 セクシュアルなノスタルヂイを感じさせる匂い 六月八日 日曜 電報。ミツヨ シンダ ソウシキハ 十日。 ばばさまの死……はかなさ身にしみる 九月五日 金曜 『中国の赤い星』エドガー・スノーよむ。 如何に隣邦を知らないかを悟る 1955 昭和三十年 二十九歳 ……116 一月十一日 火曜 「櫂」十号、川崎さんから送ってくる。 バーナード・リーチ氏の表紙 一月十五日 土曜 あさ九時起床。お雑煮に油揚入れてたべる。 「家」の設計図を方眼紙に入れて書く 一月二十四日 月曜 会計ピンチ!  水道料とりにきたけれど、ものやわらかにゲキタイ 二月十日 木曜 ワイシャツ五枚、のりづけ。家の設計、再検トウ。 ああ早く引越したい 二月十八日 金曜 「小さな渦巻」という詩一篇できる。 ゆうべ玉子焼の玉子をかきまわしていたとき ふっと浮んだのだ 三月十三日 日曜 スイートピー、アカシアの花など買ってきて Yは絵をかく。ボナール風の美しいもの 三月二十三日 水曜 終日雨。家計簿みると、私も何か収入の道をと おもわずにいられない 四月二十一日 木曜 岸田衿子さんの詩集『忘れた秋』がとどく。 ユリイカ版、とてもとても美しいもの 五月五日 木曜 「野生の女」を第一生命ホールにみにゆく。 アヌイ原作。慶應系の劇団の由 五月十三日 金曜 十一日の瀬戸内海での紫雲丸事件、 いろいろ報道されていたましい 五月十九日 木曜 詩学社より、「現代詩戦後十年」寄贈される。 川崎さんの茨木のり子小論、ほめてあって照れる 五月二十二日 日曜 「文章俱楽部」の「小さな渦巻」、 決定的な誤植あり、不愉快 六月十四日 火曜 虫干しみたいにズボンを干し、アイロンかけしてくたびれる 六月二十三日 木曜 猛暑のなかで詩を書く。 私は暑い時の方がよい仕事が出来るような気がする 七月三日 日曜 『和風住宅80選』という本買ってきて、住宅の研究。 清家清のプランなかなかいい 七月九日 土曜 夜、宝塚歌曲集をきく。 葦原邦子、大空ひろみ、橘薫などみななつかしき名前 七月十一日 月曜 Yと一緒に家を出て、 新宿の昭和信用金庫に第一回の住宅申込みに行く。 あとは当落を待つのみ 七月二十三日 土曜 お金とぼしいのでしょんぼりしている。 茨木のり子さんもだめですよ 七月二十五日 月曜 月給日。やっと漕ぎつけた思い 八月一日 月曜 中原中也、草野心平、八木重吉などの詩人全集を よむ。中原中也など一体どこがいいのだろう 八月十八日 木曜 住宅公庫はみごと落選。一寸力をおとす 八月二十日 土曜 えり子さんから葉書、 信州の富士見高原療養所からのもの 九月十四日 水曜 砂川町の抵抗、敗北に終る。 録音ニュースできく叫喚すさまじい 九月二十二日 木曜 私の良い服選んで質屋に四点持ってゆく。 千五百円かしてくれる、助った! 九月二十三日 金曜 午後三時五分の東海号(準急)に乗る。吉田着十時 十月十五日 土曜 ブラウスの仮縫いを伊勢丹でして、新宿東宝で 「旅情」をみる。この映画ならもう三回位みたい 十月三十日 日曜 白河行。二時頃着。節さん、並木さんの出迎え。 海抜六〇〇米の夜気、牧歌的なくらし 十二月十六日 金曜 詩集『対話』を「櫂」同人に発送 1956 昭和三十一年 三十歳 …… 190 一月四日 水曜 Y、仕事始め。水道橋の結核予防会の新年会にも 顔を出す 一月十五日 日曜 夜やき鳥をつくってたべる。 やき鳥のエキスパートになれそうである 一月十七日 火曜 Y、所沢東映に「黒田騒動」をみにゆく。 すっかり内田吐夢ファン 二月四日 土曜 渋谷の中村書店より、 詩集『対話』十さつ送ってほしい旨の葉書あり 二月二十一日 火曜 サルトルの『ユダヤ人』を読む。 サルトルの合理精神はまったく瞠目に値する 三月二十五日 日曜 十一時半頃トラック到着。朝霞、池袋を通って、 一時すぎ神楽坂到着 四月二日 月曜 『茶と美』を読む。柳宗悦氏の論に肯定、 否定ともどもに感じる 1957 昭和三十二年 三十一歳 ……216 一月一日 火曜 庄内にて。美しく晴れて、いいお正月 一月五日 土曜 朝七時、上野着、三等寝台は実に快適 一月十二日 土曜 風烈し。モロッコにでも行ったように、 公園の砂塵が家の中に入ってきてまっくろくなる 一月十九日 土曜 「ユリイカ」二月号とどく。 私の「くだものたち」という詩がのっている 一月二十三日 水曜 安西氏来訪。朝日新聞のブックレビューの 仕事をしないかというありがたい話 一月二十五日 金曜 岐阜の印刷屋のおじさんから ファンレター(?)もらった 一月二十七日 日曜 午後三時、笹の雪で「櫂」の新年会(会ヒ五百円) 二月一日 金曜 『女は誰のために生きる』の 書評一枚ちょっとかいて送る 二月十日 日曜 池袋、ジローにて、 谷川俊太郎氏のシャンソンの会あり 二月十八日 月曜 住友銀行で七千六百円下す。 松坂屋でYにイングランド製のネクタイ一本買う 三月十二日 火曜 『挽歌』(原田康子)を読む。 新鮮で読ませるだけのものを持っている 三月二十九日 金曜 土佐林三兄弟、突然現れてびっくりする 四月三日 水曜 野方の牟礼氏宅訪問、初対面の牧羊子氏とも会う 四月七日 日曜 Y、病院へゆき、クランケみて、 帰り小出楢重展みてくる 四月十二日 金曜 三時すぎ音楽家の服部公一氏来訪、 「うた」を作りたい話 四月二十日 土曜 「鳩バス」に乗る、八時間の一日コース。 月島、泉岳寺、明治神宮、 歌舞伎座の一幕見は「心中天の網島」をみせられる 四月二十四日 水曜 大岡氏の結婚式。神田、学士会館にて 五月十九日 日曜 夕方星ヶ岡茶寮で支那料理たべる。 美しい庭と、おいしいごちそう、デザートにびわ 五月二十三日 木曜 千代田劇場で、母上と二人、「あらくれ」をみる。 おもしろい映画だと思う、森雅之がいい 六月十九日 水曜 山葉ホールで友竹辰さんのリサイタル。 三好達治の詩を作曲したもの、よかった 九月十三日 金曜 詩劇集の批評、朝日新聞に出る。悪評。 少しくさる 十月四日 金曜 淡谷のり子の自叙伝よむ。 書評用。たぶんに感覚的 十月十九日 土曜 横浜の上原教会で、花形久子さんの告別式。 キリスト教の告別式をはじめてみる 十一月四日 月曜 「詩学」に「友あり 近方よりきたる」を送る。 いい詩だとおもうのだが…… 十一月十二日 火曜 書評、とどけに朝日までゆく。 『黒い肌』、『愛といのちと』 ​1958 昭和三十三年 三十二歳 ……257 一月二十一日 火曜 芥川賞、開高健氏の「裸の王様」にきまったそうだ。 よかった、牧さんのよろこびを思う 二月七日 金曜 「週刊朝日」と「現代詩」二月号読む、 「現代詩」のつまらなさに呆然 二月二十七日 木曜 出版クラブで「ユリイカ十周年」の会あり、 伊達得夫氏をはげます会とのことなので出席 三月八日 土曜 夜、阿部さん、静子さん来訪、四人で建築の打合せ 三月十三日 木曜 「婦人公論」五月号のためのグラビア。 石元さん、二世で、おもしろい人だった 四月六日 日曜 Y、後楽園へ野球みにゆく。巨人、国鉄の試合 四月九日 水曜 Y、「戦場にかける橋」みて帰る。 「クワイ河マーチ」、ピーピー鳴らして帰ってくる 五月三十日 金曜 『ヨーロッパ三等旅行』読む。 戸塚文子の女の一人旅でおもしろい 七月二十二日 火曜 「真夏の夜の夢」うまく出来上らない。 いい作品か、悪い作品かウラナイしてみたら悪いと出た 八月六日 水曜 母の命日。写真の前で 詩「真夏の夜の夢」占ってみる。吉と出た 八月二十六日 火曜 「貯える」という詩かく。一夜にしてなったもの。 ふしぎに早く出来た 九月十四日 日曜 Y、午前中「彼岸花」をみにゆく。 歌舞伎座立見席で「戦国御前」と「茨木」みる 九月十六日 火曜 有吉佐和子の『ずいひつ』よみ、若々しくおもった 九月二十二日 月曜 川崎さんに赤ちゃん生れたことをきく。 早速、祝電をうつ。 「オメデトウ ステキデスネ ナコウド」 九月三十日 火曜 常木さんより新潟の梨とどく。長十郎すきだったのを 忘れずに送ってくれた厚意、身に沁む 十月一日 水曜 電話がきて、すごく便利 十月二十六日 日曜 引越し日。まったく一切の力を出しきった引越し 十一月八日 土曜 結婚記念日。ガスもこないし、何も御馳走できない。 ウイスキイとライスカレー 十二月二日 火曜 夜、チキンコキール。天火のありがたさ、身にしみる 十二月六日 土曜 母上の命日。おみかんを供え、焼きりんごを作った 十二月二十一日 日曜 旧「櫂」メンバー集る。 寺山修司氏、えり子さんも来訪。 皆いい家だとほめてくれる 十二月三十一日 水曜 「家」もできたし、詩集も出したし、 いろいろと多事な年だった 1959 昭和三十四年 三十三歳 ……314 一月六日 火曜 「ユリイカ」一月号に那珂太郎が 『見えない配達夫』の書評かいてくれている 三月一日 日曜 朝七時半、新宿集合、房総旅行。 岩目館は林芙美子の常宿だった由 三月二十四日 火曜 会計ピンチとなる。 夕方、原稿料三千四百円とどく。助った! 四月十日 金曜 皇太子、美智子さんとハイラーテン、 いわゆる御成婚式なり 五月八日 金曜 月給日より十四日目にて一銭もなくなる 五月二十二日 金曜 「現代詩」に「女の子のマーチ」送る。(速達) 五月二十九日 金曜 田無銀映座に行って「キクとイサム」をみる。 今井正は泣かせどころを知っている 六月二日 火曜 吉祥寺へ買物に行く。 名店街の二階に山下清がサイン会のため来ていた 1960 昭和三十五年 三十四歳 ……338 一月二十九日 金曜 新宿三越で鶴岡の母上の肺炎お見舞のもの買う。 ストール、靴下等ととのえ送ってもらう 二月二十四日 水曜 「現代詩」のベスト・スリー、今月は 石垣りんさんの「その夜」にする。 『私の前にある鍋とお釜と燃える火と』 という詩集悪くない 三月十日 木曜 Yがコロンビヤテレビが良いといってきかないので、 吉祥寺でコロンビヤを契約してくる 六月四日 土曜 安保闘争へはじめて参加 1961 昭和三十六年 三十五歳 ……350 一月六日 金曜 水牛の骨のネックレスして 英一の結婚式に行くことに決めた 一月十八日 水曜 朝日新聞で、伊達さんの死を知り、言葉もない 一月二十二日 日曜 朝日の「きのうきょう」に 谷川さんの「伊達さん」という文章のっている。 いい文章でしみじみ読む 三月二十一日 火曜 Y、突如倒れる。嘔吐、心臓の苦痛。 夜中に意識の混濁あり、事の重大さを悟る 三月二十三日 木曜 Yの症状少しも好転せず、石山先生 始めてルンバールをして下さる。(6cc) 「ア、やっぱり蜘蛛膜ですね」 三月三十一日 金曜 病院へ入ったらほっと安堵の溜息が出た この安心感は例えようもない 1962 昭和三十七年 三十六歳 ……375 一月二十八日 日曜 荻窪から地下鉄で伊勢丹まで。 つい先日開通したばかりの地下鉄 一月三十一日 水曜 朝九時、田村隆一氏ふいに現る。 まだ食事中のところだったのであわてる 二月十九日 月曜 電気洗濯機、ぶんぶんまわして、せんたくもの 一掃する。私のおもちゃができたようだ 三月十八日 日曜 近江牛を西武で買って、夜すきやき。 特級酒白鷹をあけて定夫さんをもてなす 四月五日 木曜 「週刊女性」で山本太郎氏が 私の詩「もっと強く」を引用している 五月四日 金曜 昨夜、常磐線の三河島で衝突事故あり、 一五〇人近くが死んだという惨事。 新聞の記事をよむと全くやりきれなくなる 五月十六日 水曜 寿屋の新しい麦酒名の募集に出してみることにする。 「ドンキホーテ」「ホップ・ポルカ」「アイボー」 六月十三日 水曜 夜、文化服装学院流の原型をとる。ミシンがほしい 六月十八日 月曜 夕方、安部公房氏よりでんわ。びっくりした 六月二十七日 水曜 吉祥寺で母とミシンをみる。 シンガーの電気ミシン買ってもらう。三万二千円也 七月二日 月曜 選挙開票速報をテレビでみる。 社会党意外にのびず、暗いきもちになる 七月二十九日 日曜 凄い暑さ。三十五度。 電気冷蔵庫が切実にほしくなる 十月十二日 金曜 「文藝」の田邊園子さん来訪、 したしみの持てるいい編集者 十月十三日 土曜 スパゲッティにして、かにを入れた ソースをかけてたべる。Yすこぶるおいしがる 十一月八日 木曜 原稿書き。昨日の対談のまとめ。多忙なり。 Y、夜ふっと「今日はおれたちの結婚記念日だ」という 十一月二十八日 水曜 宮崎病院開業 20周年記念日 十二月十四日 金曜 N響の小澤征爾ボイコット問題が、こじれにこじれ、 とうとう演奏会が中止に 十二月三十一日 月曜 Yはボクシング(チャチャイと海老原)、 私は紅白歌合戦のテレビをみる 略年譜 ……448 あとがき 宮崎治 ……454 人名総索引 ……468 (出版社HPより転載)

  • 【サイン本】柚木麻子 『BUTTER』

    ¥1,045

    SOLD OUT

    英訳がイギリスで4冠、世界40か国で翻訳され累計200万部! 婚活連続殺人事件の女性容疑者と女性記者の対話を通じ、欲望と食と女の生を描き出す傑作長編。世界が熱狂する衝撃のダーク・スリラー。 世界が熱狂。 女と女の衝撃のダーク・スリラー 累計170万部突破。イギリスで4冠達成。 40か国・地域で翻訳された世界的ベストセラー 「脂肪分たっぷり、ミシュラン級の極上の一冊」──Sunday Times 「文学界に旋風を巻き起こした」──BBC 「殺人的に面白い日本小説」──The Times 男たちを虜にし、死へと追いやったとされる 婚活連続殺人事件の女性容疑者・梶井真奈子。 彼女に接見を重ねる週刊誌記者・町田里佳。 拘置所のアクリル板越しに語られる、濃厚なバターと食の快楽に、 里佳の日常は静かに崩れ始める── 女性の欲望と痛みを鮮烈に問い直す傑作長篇 「どうしても、許せないものが二つだけある。フェミニストとマーガリンです」 ◎「日本人初」続出、イギリスで4冠! ・Books Are My Bag Readers Awards 2024 Breakthrough Author ・Waterstones Book of the Year 2024 ・The British Book Awards 2025 Debut Fiction部門 ・The Bestseller Awards 2026 Gold Award 河出文庫版 新規収録: ・野間出版文化賞受賞スピーチ「帝国ホテルですてきな立食パーティーを」 ・イギリスツアー日記「どんな場所にも小説とカラオケはある」 解説=鴻巣友季子 文庫 ● 596ページ (出版社HPより転載) --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。

  • 【伊藤紺さんサイン本】Kaho Iwaya(opnner)・伊藤紺『すごく近い 5周年記念版』

    ¥2,750

    SOLD OUT

    夏は、近い季節。 Tシャツのうすい布をはさんで一緒にいること。 匂いや体温、気持ちが流れ出す。期待。興奮。 さわらなくても、分かち合えるもの。 2021年夏、MIDORI.so OMOTESANDO galleryにて10日間開催された夏の展示「すごく近い」。 展示作品と夏の日記を収録した、あの“図録のような本”が、5年の時を経て、冊数限定の新装版として復刊しました。 さわやかな薄いレモン色に、窓枠のような透明箔を重ねた印象的な表紙はほぼそのままに、さらっとスポーティーなまっしろのスリーブを追加。スリーブの両面には描き下ろしの落ち葉がキリッとブラックインクで刻まれています。 5周年を記念して、あらたな描きおろしの絵2点と短歌2首、 新装版のためのあとがきを追加収録。 みなさんの夏の、すごく近くに。 絵19点、短歌19首、夏の日記を収録。 著者:Kaho Iwaya(opnner)、伊藤紺 Design:Asuka Wakida Design Support:Sekine Aya 判型:184.5mm×128mm (版元サイトより転載) --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。

  • 【サイン本】笑い飯 哲夫『頭を木魚に』

    ¥1,760

    SOLD OUT

    「もし、あの時違った選択をしていたら…?」有無も言わせぬ会社の上下関係、煩わしい人間関係を避けるため、タクシー運転手という職業を選んだ主人公。 しかし、会社の方針という名の欺瞞の犠牲となり、身に覚えのない濡れ衣を着せられる。【編集長より】すごい原稿を頂いてしまった。いつもの仕事のつもりで読み始めた原稿なのに、めくるめく展開に感情が先走り、ついに仕事が手につかなくなってしまった。 【笑い飯 哲夫プロフィール】1974年、奈良県桜井市生まれ。関西学院大学文学部哲学科卒。2000年、西田幸治と「笑い飯」を結成し2010年、M-1グランプリ優勝。自称“仏教マニア”で関連番組・催事の出演多数。スポーツ、農業、料理、写経、純文学、学習塾、花火鑑賞など趣味多彩。著書に『えてこでもわかる 笑い飯哲夫訳 般若心経』『ブッダも笑う仏教のはなし』ほか。 (出版社サイトから引用) --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。

  • 【サイン本】本谷有希子『セルフィーの死』

    ¥1,870

    SOLD OUT

    フォロワー獲得に死力を尽くすミクルは思う。「何故この世界は自分にフォロワーが増えないように作られているのだろう」。自撮りを繰り返すとイソギンチャクになる顔面。オート化された無人回転寿司。まさかのフォロワー爆増――狂った現象が次々とミクルを襲う、地獄展開に抱腹絶倒、気分は爽快。約十年ぶり、待望の長編! (出版社サイトから引用) --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。

  • 【サイン本】本谷有希子『異類婚姻譚』

    ¥616

    SOLD OUT

    子供もなく職にも就かず、安楽な結婚生活を送る専業主婦の私は、ある日、自分の顔が夫の顔とそっくりになっていることに気付く。「俺は家では何も考えたくない男だ。」と宣言する夫は大量の揚げものづくりに熱中し、いつの間にか夫婦の輪郭が混じりあって…。「夫婦」という形式への違和を軽妙洒脱に描いた表題作が第154回芥川賞受賞! 自由奔放な想像力で日常を異化する傑作短編集。 専業主婦を主人公に、他人同士が一つになる「夫婦」という形式の魔力と違和を、軽妙なユーモアと毒を込めて描く表題作で芥川賞受賞!他に「藁の夫」など短編3篇を収録。子供もなく職にも就かず、安楽な結婚生活を送る専業主婦の私は、ある日、自分の顔が夫の顔とそっくりになっていることに気付く。「俺は家では何も考えたくない男だ。」と宣言する夫は大量の揚げものづくりに熱中し、いつの間にか夫婦の輪郭が混じりあって…。自由奔放な想像力で日常を異化する傑作短編集。 (出版社サイトから引用) --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。

  • 【サイン本】大石恵美『よだれ観覧車』

    ¥1,980

    【第70回岸田國士戯曲賞受賞作品】 痛いのに笑える、世界の傷をえぐる文学 わたしはわたしを見たい。ぐるぐるほとばしる独白が、きれいごとの光景を暴く! ラッキーガールの認知戦を語る『家系図』も併録。 (出版社サイトから引用) --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。

  • 宮沢賢治『新編 銀河鉄道の夜』

    ¥539

    SOLD OUT

    【フィクショネス 文学の教室 関連書籍】 『銀河鉄道の夜』 貧しく孤独な少年ジョバンニが、親友カムパネルラと銀河鉄道に乗って美しく哀しい夜空の旅をする、永遠の未完成の傑作である表題作や、「よだかの星」「オツベルと象」「セロ弾きのゴーシュ」など、イーハトーヴォの絢爛にして切なく多彩な世界に、「北守将軍と三人兄弟の医者」「饑餓陣営」「ビジテリアン大祭」を加えた14編を収録。賢治童話の豊饒な醍醐味をあますところなく披露する。 (出版社サイトより引用)

  • 宮沢賢治『注文の多い料理店』『新編 風の又三郎』

    ¥572

    【フィクショネス 文学の教室 関連書籍】 『注文の多い料理店』 これらのちいさなものがたりの幾きれかが、おしまい、あなたのすきとおったほんとうのたべものになることを、どんなにねがうかわかりません――生前唯一の童話集『注文の多い料理店』全編と、「雪渡り」「茨海小学校」「なめとこ山の熊」など、地方色の豊かな童話19編を収録。賢治が愛してやまなかった“ドリームランドとしての日本岩手県”の、闊達で果敢な住人たちとまとめて出会える一巻。 ----------- 『風の又三郎』 「やっぱりあいづ又三郎だぞ」谷川の岸の小学校に風のように現われ去っていった転校生に対する、子供たちの親しみと恐れのいりまじった気持を生き生きと描く表題作や、「やまなし」「二十六夜」「祭の晩」「グスコーブドリの伝記」など16編を収録。多くの人々を魅了しつづける賢治童話の世界から、自然の息づきの中で生きる小動物や子供たちの微妙な心の動きを活写する作品を中心に紹介。 (出版社サイトより引用)

  • 【サイン本】最果タヒ『溶けていく氷にとってぼくらは永遠』

    ¥1,650

    SOLD OUT

    きみやぼくや空や街に、私たちはいつも、最果タヒの言葉を見つけている。 現代詩手帖賞、現代詩花椿賞、 中原中也賞、萩原朔太郎賞4冠! 現代を代表する詩人の、最新詩集。 詩集『夜空はいつでも最高密度の青色だ』の映画化、 ホテルとのコラボ「詩のホテル」、全国各地での個展開催、 人気アーティストへの歌詞提供、「詩のプラネタリウム」上映、 教科書への作品掲載、詩集・エッセイはのきなみ即重版…… 唯一無二・縦横無尽の活動の末に 満を持して届いた約2年ぶりの詩集! 今、書かれ、今、読まれてほしい43篇。 — 命を削るのは命の綺麗なところを残していくため。 傷んだところから削り落として、 いつもみずみずしい果物のような表面が、 わたしの瞳としてきらめいている。 老いる、老いる、きらきら老いる。人を、信じてください、 ひとりでいいから。その人を信じたらどこまでもいけますよ、と、 きみはわたしに言い、ずっと果てのもうおしまいの命のところを、 川の始まりを、指さしていた。   「きらきら老いる」より — ◆最果タヒ×リトルモア 刊行10冊目記念 特設サイト〈最果タヒ×リトルモア10〉 ⇒ https://littlemore.co.jp/books/saihate10/ 四六判 96ページ (出版社HPより転載) --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。

  • 【特典付き・サイン本】岡崎祥久『キャッシュとディッシュ』

    ¥2,200

    叔父が残した唯一の遺品は、軽くて手ざわりのよい白い皿だった。非正規労働で暮らす男はやがてその力に気づく。購入したモノの代金を返す皿が、男の部屋と人生を変容させていく表題作「キャッシュとディッシュ」。 書籍取次センターで働く男は、春になったら絵の学校へ行くことを支えに冬を越えてゆく。単純労働、屋上の陽光、オートバイ、巨きな女。流れていくコンベヤーの前で抜け出すはずだった時間が過ぎていく群像新人文学賞受賞作「秒速10センチの越冬」。 1997年と2020年、20余年の時を隔てて描かれた、すり減っていく生活、見えない出口、ずらされていく未来、自己責任。失われた30年の閉塞と抵抗を刻み込んだ2編を収録。 *特典冊子(著者による書き下ろし掌編)付き --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。

  • 『雨の日の小説家――スランプをめぐる6つの対話』

    ¥1,650

    角田光代、森見登美彦、山内マリコ、朱野帰子、山崎ナオコーラ、芦沢央、第一線の作家6名が、創作の苦悩とスランプを赤裸々に語る対話集(聞き手:海猫沢めろん)。 山崎ナオコーラ:「あきらめる」ことは、敗北ではなく、心に新しい窓を開くこと。 芦沢央: 混迷という名の修行。その果てに辿り着いた、書く理由と現世への帰還。 山内マリコ: 迫りくる締め切りという嵐。逃げ場のない場所で、言葉は研ぎ澄まされる。 森見登美彦:15年間のスランプはもはやスランプではない。苦悩の日々を語る。 朱野帰子: 成功という晴天のなかでも、雨は降る。売れっ子が独白する、終わらない戦い。 角田光代: 筆を置く恐怖を越えて見つけた、新しいやりかた。 巻末座談会:pha×滝本竜彦×佐藤友哉×海猫沢めろん 目次 まえがき 山崎ナオコーラ「あきらめる」ちから 朱野帰子「“売れたあと”に、処方箋はない」 山内マリコ「締め切りが一番クリエイティブ」 森見登美彦「もはやこれはスランプではない」 芦沢央「完璧が、迷子をつくる」 角田光代「書かない、という幸福」 編集後記 巻末付録 たのしいスランプ座談会:pha×滝本竜彦×佐藤友哉×海猫沢めろん 前書きなど # まえがき  生きていると思いがけない困難や悲しみが降ってくることがある。  それは、すぐに止むときもあれば、勢いを増してどしゃぶりになるときもある。  雨宿りをする人、雨のなか歩き続ける人。教室、仕事に追われる日々、家庭でふと立ち尽くす瞬間――さまざまな景色で、誰もが自分だけの雨を、静かに耐えている。  それは、日々言葉と向き合う「物語を紡ぐプロ」であっても同じこと。  本書『雨の日の小説家』に収めたのは、そんな「雨の日」を過ごしてきた小説家たちの声です。第一線で書き続ける作家さんたちに、同業者の僕が数年にわたって行ってきたスランプについてのインタビューを一冊にまとめました。  幾多の物語を生み出してきた彼らは、突然降ってきた止まない雨を、一体どうやってやり過ごしてきたのか。いっそ「あきらめる」ことで雨を凌ぐ者。苦しい修行のような沈黙の果てに、ふたたび机へ戻ってきた者。あるいは、締め切りという嵐の中へ自ら飛び込んでいく者。ただひたすらに書くことをやめ、雨宿りのさなかにささやかな幸福を見つけ、やがてまた歩き出す者――。  ここにあるのは、決して華やかな成功譚ではなく、不器用にもがき、立ち止まった「停滞の記録」です。  作家たちの語る言葉のどれかが、雨のなかで立ち止まっているあなたのささやかな傘になればいい。そう願いながら、本書をお届けします。 版元から一言 2023年から海猫沢めろんさんが、さまざまな作家にインタビューしていたスランプについての証言をまとめた本です。 作家同士でしか話せない、本質に迫る対話集。スランプになってからの華々しい成功――といったステレオタイプなイメージから離れた、現実の葛藤が生々しく綴られています。 たったいま、人生の停滞を感じている読者の方々の「傘」になるような言葉がちりばめられた一冊です。

  • 『暑いと言ってもしかたがないから、』

    ¥1,650

    SOLD OUT

    \豪華執筆陣、多数参加!/ どうしようもなく暑い夏を、なんとか乗りきれるように… いろとりどりの「暑い」がつまった夏の本、できました! 『暑いと言ってもしかたがないから、』 ライター、エッセイスト、イラストレーター、山岳収集家、書店店主など… ジャンルを超えた総勢14名による、夏にまつわるアンソロジー。 ・・・ <執筆者>※敬称略 ◻︎エッセイ 内田洋介(編集者) 久木田友希(ARBOR BOOKS 店主) 久保勇貴(宇宙工学者) 小林駿平(写真家・ライター) 鈴木優香(山岳収集家) 中前結花(エッセイスト) 三好愛(イラストレーター) もりみさき(ライター・編集者) ◻︎プロダクト なりたまゆか(セラミックアーティスト) 西本良太(木工作家) □詩歌 のもとしゅうへい(詩人) 柊有花(イラストレーター・詩人) 仲内ひより(歌人)
 ◻︎小説 まつさかゆう(本屋ブーケ 店主) 装画:カシワイ 企画・編集:まつさかゆう 発行:はなやぎ出版(本屋ブーケ出版部) 変形サイズ(125mm × 155mm) 並製本 100p|1,650円(税込) ・・・ 〈目次〉 「コーンのさきまで愛してよ」 中前結花「夏は、消えない。」 三好愛「みんな湿ってる」 柊有花「夏」「駅にて」 のもとしゅうへい「味のなまえ、音のさき」 久木田友希「つるべとつるべい」 もりみさき「サイダーの泡で浮かび上がる」 仲内ひより「懐っこい」 なりたまゆか「花の湯」 *作品の写真掲載 西本良太「すいか」 *作品の写真掲載 鈴木優香「ヒマラヤモンスーン」 内田洋介「熱風」 まつさかゆう「あの日、水道公園で。」 久保勇貴「燃える、尽きる」 小林駿平「千年後も言いたい」 (版元サイトより転載)

  • 独立書店ネットワーク合同フェア『わたしの白水社』

    ¥300

    2026年4月1日より、独立書店ネットワーク企画による白水社フェアを開催しました。 それに伴い、冊子「わたしの白水社」を編集・発行し、フェア参加29店による「わたしの白水社」を各一冊ずつ紹介する他、翻訳家の柴田元幸さん、白水社元社長、及川直志さんによる寄稿を掲載するなど、充実の読みものに仕上がりました。 (公式noteより転載) https://note.com/independent_book/n/n5f537e5a6791

  • 『短歌研究 2026年7月・8月合併号』

    ¥1,870

    *注)今号では「短歌研究詠草」の募集はしていません。 第69回「短歌研究新人賞」発表 ダブル受賞 水本麻衣「いつも寝顔を褒められている」/岡本 恵「影の名前」 三十首 次席 渓 響「すべ」/候補作・朝田おきる「角材」/川瀬 翠「耳鳴りとフェルマータ」/瀬名 蛍「ゆげ」/吉村のぞみ「剥離のとき」 新人賞選考座談会 石川美南/内山晶太/黒瀬珂瀾/千葉 聡/横山未来子 最終選考通過作/佳作/予選通過作/短歌研究新人賞受賞作一覧 7月の新作作品集 二十首= 穂村 弘「レコードの赤ちゃん」/三十首= 外塚 喬「孤食」 二十首= 小川優子「赤の記憶」/沖 ななも「ダッシュライン」/加古 陽「五月」/北山あさひ「チャンネルはそのまま」/霧島あきら「降りる」/工藤 吹「ミニチュア」/雲嶋 聆「推しの声」/後藤すみ子「ざわわわ」/田口綾子「ふたりだけ」/名嘉真恵美子「ノーバディアゲインスト」/柳澤美晴「夜歩く」 追悼 「岡野弘彦という存在」 寄稿=沢口芙美/秋山佐和子/岡野夏井 岡野弘彦の101首(棗 隆・選) 特別対談 「AIと短歌――2026」 坂井修一&睦月 都 短歌アプリ・運営者対談「57577」&「コトアム」 採録 オンライン読書会「平井弘歌集『羊をいつぴき』を読む会」 佐藤弓生/山田 航/土岐友浩/小塩卓哉 連続対談 和歌が生活にあった頃 第1回│安田 登×渡辺祐真(スケザネ) 連載 猫には猫の、犬には犬の 3(仁尾 智+酒田 現) 人生処方歌集 69(佐藤弓生・千葉 聡) 作品季評第139回=米川千嘉子(コーディネーター)/竹中優子/笠木 拓 前半 川野芽生「事実と魔法」/高木佳子「走泥紋」/小島なお歌集『卵降る』 後半 初谷むい「光はあなたの季語」/川上まなみ「如月の風貌」/大口玲子歌集『スルスムコルダ』 書評 山田 航│ 吉田恭大歌集『フェイルセーフ』  土井礼一郎│佐藤理江歌集『ドアノブだったら屈んで拾う』  大森静佳│馬場あき子歌集『アスパラの芽立するころ』  大?安代│中平武子歌集『あこがれやまず』  加藤英彦│雁部貞夫歌集『骨酒』 紺野万里│梶原さい子著『震災短歌ノート』  嵯峨直樹│松村正直著『啄木ごっこ』  歌集歌書評・共選=遠藤由季/滝本賢太郎 短歌時評=門脇篤史│書き起こすこと、書き残すこと 永田和宏=選 短歌研究詠草 特選 瑞慶村悦子 準特選 鈴木雅信/高城ナナ/ともえ夕夏/浅井克宏/木立 徹/拾井志枝/永井貴士/琴里梨央/田中靖人/下野たづ/柴田和彦/青山奈未/助野貴美子/永井季子/長谷井慶子/田川郁代 (出版社HPより転載)

  • コリイ・ドクトロウ 著 / 川副智子 訳『マジック・キングダムで落ちぶれて』

    ¥3,080

    不老不死、フリー・エネルギーの獲得…。あらゆる旧来型の価値観から解放されたビッチャン世界。 そこは老いも貧困も、死すらも超越した遠未来。 この世界で一世紀以上生きてきたジュールズは、ディズニー・ワールドのマジック・キングダムに住みそこのスタッフとして働くという長年の夢をついに実現させた。自らの15パーセントの年齢のガールフレンド、リルと幸せな日々を送っている。 ここでは、人類は記憶や人格のバックアップを取る技術を確立し、クローンを自在に速成する技術と組み合わせることで“再生”することが可能になっている。 また人に尊敬されたり感謝されたりすることで信用を積み上げ、お金の代わりに“評価”で経済を回し、「ウッフィー」という仮想通貨の多寡ですべてが決まっていく…。 作者コリイ・ドクトロウによって原著『DOWN AND OUT IN THE MAGIC KINGDOM』が著されたのは2000年代初頭のこと。この作品で2004年度のローカス賞第一長篇賞を受賞し、2005年にはハヤカワ文庫SFより翻訳出版され人気を博すもその後は品切れ状態が続き、現在も古書価が非常に高騰している状態が続いています。 先が見えない時代に未来を見据えるツールとして、近年SF小説の必読性も説かれていますが、近い未来に(あるいは既に)私たちが直面するであろう現実を描き出した本作を、評論家の岡田斗司夫さんが自身のYouTube内で取り上げたことから復刊の要望が高まり、今日までに多くの復刊リクエストが寄せられています。 人が死なない、労働からも解放される世界で、あなたなら何をして時間をつぶしますか? そんな現実が目前に迫りつつある今、ぜひ本書を手に取ってみてください。 --- 判型 四六判 頁数 238 頁 (版元サイトより引用)

  • 【サイン本】河﨑秋子『隣の畑は青々と』

    ¥1,980

    SOLD OUT

    ▼あらすじ▼ 家族で農家を営む修司は、気候変動や後継者不在の将来に漠然とした不安を抱いている。 一方、隣家の入り婿・一樹は、義父との不和に悩みながらも、理想の農業を目指そうと画策中。 また、修司の妻・亮子や母・由美子も、閉鎖的な土地での役割や過去の澱を抱えながらも、小さな希望を見出そうとしている。 そんな中、地元で一番の成功頭であるメガファームで、従業員が立てこもるセンセーショナルな事件が発生する。 修司の一人娘である千沙や、メガファームの社長夫人、移住してきたカフェ店主など、誰もが屈託を抱えながらも「隣の畑」を過度に羨むのではなく、自らの土を耕し、静かに明日へ踏み出そうとする姿が瑞々しく描かれる。 『ともぐい』で直木賞を受賞、人間の愚直な生きざまを描き続ける、元酪農家の著者・河﨑秋子さんによる地元・十勝を舞台にした【農業×家族×生き方】小説。 (出版社noteより転載) --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。

  • 小山田浩子・大竹昭子『カタリココ文庫 噓がつけない人』

    ¥990

    『嘘がつけない人』は、小山田浩子と大竹昭子による対談と、両者が書き下ろした二篇の掌篇、「骨董」と「裏焼き」を収めたこれまでにないスタイルのカタリココ文庫です。 小山田の小説作品に描かれているのはごく日常的な光景ですが、読み進むうちにあたかも風景を構成するピースが置き換わり異次元に侵入していくような感覚に引き込まれます。 既知の世界を未知のものに誘導していくのは、全体を俯瞰せずに対象に密着して描いていく改行のほとんどない独特の文体です。 改行しないのではなくて、出来ないのだ、と小山田は述べます。 ふつうに考えたら簡単なはずの改行を入れることがなぜ困難なのか。小山田作品の核心はここにあります。対談ではその謎を幼少期の記憶を遡りながら解いていきます。 文章を書く行為は、なにを描いて、なにを描かないかを選ぶことにより成り立っていますが、この選択を彼女がいかに誠実に、厳密におこなっているかが読み進むにつれて明らかになるでしょう。 掌篇の「骨董」と「裏焼き」は一枚の写真を手がかりにそれぞれが書き下ろしました。 打ち合わせをせずに自由に創作しましたが、二篇とも写っている人物についての物語ではなく、写真という存在そのものに想念をはせる内容になったことを興味深く思います。 このように、同じ写真を見てふたりの作家が作品を書き下ろすというのは、あまり例のない試みです。 掌篇パートの冒頭にその写真が載っていますので、写真と掌篇がどのように関わっているかをお楽しみください。 なお表紙に使われている装画は、小山田のこれまでの作品集と同様にフィリップ・ワイズベッカーの作品を使わせていただきました。 また『嘘がつけない人』というタイトルの由来も本書のなかに見つかります。 小山田作品のファンにとってはもちろんのこと、これから彼女の作品に出会う人々にとっても、本書がその作品世界により深く降りていく吸引力となることを願ってやみません。 発売日 2021年10月10日 著者 小山田浩子、大竹昭子 判型 文庫版(w105×h148mm)、並製、カバー無し 表紙 NTラシャ 130kg 頁数 88ページ   定価 990円(税込価格) 発行所 カタリココ文庫 編集協力 大野陽子、大林えり子(ポポタム) 装幀 横山 雄+大橋悠治(BOOTLEG) 装画 Philippe Weisbecker special thanks 吉田宏子(888ブックス)、Bureau Kida SAS、 Benjamin Sommerhalder(Nieves) (版元オンラインサイトより引用)

  • 大竹昭子『姓がおなじ人 極私的大竹伸朗論』 

    ¥1,100

     カタリココ文庫第2期・最初の号は、画家・大竹伸朗について、私、大竹昭子が書き下ろした『姓がおなじ人 極私的大竹伸朗論』をお届けいたします。  私が大竹伸朗の作品に出あったのは1980年代前半のことです。2022年秋から翌年2月にかけて東京国立近代美術館でおこなわれた「大竹伸朗展」で久しぶりに膨大な量の大竹作品を目にし、感無量な気持ちになりました。実に40年の時が流れたわけで、さまざまな記憶がよみがり、書きたいという衝動を覚えたのです。  本書はカタリココ文庫シリーズの初の書き下ろし作品であり、第2期にふさわしいスタートが切れたことをうれしく思います。  展覧会終了の翌日には伸朗さんにお会いして久しぶりにおしゃべりし、「オフトーク」としてまとめました。そのなかに伸朗さんのおばあさんの井上照さんがお連れ合いとやっていた池袋の井上カバン店の話がでてきます。その店は私にとって思い出深い場所であり、そのことを伸朗さんと話すことができたのも本号の喜びでした。  照さんは中村草田男に師事し、井上てる女の俳号で俳句を詠んでおられました。照さんには伸朗さんに通じる創作へのパッションが感じられますが、それがよく表れでている、てる女さんのエッセイ「二十年」を巻末に転載しました。  第2期のスタートを記念して本号からカバー色を少し変えてみました。今後の展開にどうぞご期待ください。(大竹昭子) カタリココ文庫Ⅱ<散文シリーズ> 『姓がおなじ人 極私的大竹伸朗論』 発行日 2023年5月3日 著者  大竹昭子 判型 文庫版(w105×h148mm)、並製、カバー無し 表紙 NTラシャ 130kg 頁数 80ページ   定価 1100円(税込価格) 発行所 カタリココ文庫 編集協力 綾女欣伸 大林えり子(ポポタム) 大西香織 装幀 横山 雄 装画 大竹伸朗+大竹彩子 図版 大竹伸朗 (版元オンラインサイトより引用)

  • 堀江敏幸・大竹昭子『カタリココ文庫 新しい自我—「ふつう」を見いだす闘い』 

    ¥1,100

    カタリココ文庫9号『新しい自我----「ふつう」を見いだす闘い』は堀江敏幸と大竹昭子の対談、及び堀江の未発表の随想をお届けいたします。 収録した対談は2012年に名古屋でおこなわれたもので、堀江の生地である多治見に近かったこともあり、幼少期の記憶、持って生まれた自分の性格、地域ごとの言葉の差異など、東京では聞くことの出来ない話題が繰り広げられました。今回その対談をもとに、両者が加筆修正を施しました。 また堀江は東日本大震災の前後にあたる時期に3つの詩をつづけて書いています。発表したのはそれぞれ別の媒体ですが、連作として綴られたもので、対談では創作にいたる経緯と思いが語られています。本書では3作をすべて読むことができます。 巻末に載せた堀江の随想は、ある企画のために書いたにもかかわらず、未掲載に終わった原稿です。なぜボツになったかは対談の山場ともいえる箇所であり、「『ふつう』」を見いだす闘い」という副題もそこにつながってきます。一見、「闘う」というイメージからほど遠く、また自身の来歴についてもあまり積極的に語ることのなかった堀江敏幸の核心部分に触れた、リトルプレスだからこそ実現できた自信作です。 *8/4以降のご注文は、発送が8/10からになります。 発行日 2022年7月6日 著者  堀江敏幸 大竹昭子 判型 文庫版(w105×h148mm)、並製、カバー無し 表紙 NTラシャ 130kg 頁数 88ページ   定価 1100円(税込価格) 発行所 カタリココ文庫 編集協力 大野陽子、大林えり子(ポポタム) 装幀 横山 雄+大橋悠治(BOOTLEG) 装画 駒井哲郎 (版元オンラインサイトより引用)

  • 堀静香『夫は松田龍平じゃないけれど』

    ¥2,200

    SOLD OUT

    思ったことをそのまま書く。 家庭内で王様と呼ばれる歌人・エッセイストの、いきいき元気に考え過ぎる日々。 『せいいっぱいの悪口』『がっこうはじごく』著者、最新エッセイ集--。 〈野生グマの恐ろしさを実演するため不意打ちで夫に襲いかかる(いきいき)/家主の吹くオカリナにあわせて踊る(元気に)/うれしいな、つまらないな、変だな、死ぬんだな(考えすぎる)〉 (出版社HPから引用)

  • 太田靖久・金川晋吾『私が日記について語ること、日記が私について語ること』

    ¥990

    SOLD OUT

    新書判/96頁 双子のライオン堂書店で、連続で開催している小説家の太田靖久さんと様々なクリエーターが「つくる」をテーマに語り合う配信イベントのZINEのシリーズ第3弾を刊行します。 第3弾は、2023年に写真家・金川晋吾さんと行った対談と金川さんによる書き下ろしの日記と写真を1冊にまとめました。 <基本情報> 書名:『私が日記について語ること、日記が私について語ること』〈対談録 太田の部屋3〉 著者:太田靖久・金川晋吾 写真:金川晋吾 ブックデザイン:竹田ドッグイヤー 発売日:2026年5月4日(文学フリマ) 予価:900+税 判型:新書判、並製 ページ:96頁 発行元:双子のライオン堂出版部 <著者> 太田靖久(おおた・やすひさ) 小説家。2010年「ののの」で新潮新人賞。著書『ののの』(書肆汽水域)、『犬たちの状態』(金川晋吾との共著/フィルムアート社)、『ふたりのアフタースクール』(友田とんとの共著/双子のライオン堂出版部)、『犬の看板探訪記 関東編』(小鳥書房)など。文芸ZINE『ODD ZINE』の編集、様々な書店や図書館での企画展示、「ブックマート川太郎」の屋号で出店も行っている。 金川晋吾(かながわ・しんご) 写真家。1981年京都府生まれ。主な著作、『father』(青幻舎)、『長い間』(ナナルイ)、『いなくなっていない父』(晶文社)、『明るくていい部屋』(ふげん社)、『祈り/長崎』(書肆九十九)。近年の主な展覧会、2024年「現在地のまなざし 日本の新進作家 vol.21」東京都写真美術館、2025年「プラカードのために」国立国際美術館。 (版元サイトより転載)

  • 【サイン本】生湯葉シホ『音を立ててゆで卵を割れなかった』

    ¥1,870

    気弱で、繊細で、もがいていた。 「食べられなかったもの」で振り返るエッセイ集 様々なウェブ媒体を中心にライティング、取材で実績のある⽣湯葉シホさん。幼少期から20代までにかけて不安でたまらなかった自己の内面を「⾷べられなかったもの」の記憶とともにふり返る、初の単著となるエッセイ集。繊細な心の機微を捉え、共感を呼ぶ30篇です。 ◎目次 はじめに 音を立ててゆで卵を割れなかった あのドクターペッパーとってよ カニ最高! 真夏の午後のかけうどん なに食わぬもみじ饅頭 フォカヌポウ 腐ってしまった時間について 神戸さんのクイズ 日の差しすぎているデニーズで ジェットストリーム・ザ・そうめんスライダー 貴婦人のワルツ なまじろい 壊れかけの家系ラーメン スーパースターの天ぷら 星野くんと湯豆腐 夏の致死量 水餃子って絶対言って マリモ 8月、新宿三丁目にて 恐怖の砂糖工場 カップヌードルのかたちをした凹み シフォン、シフォンとマカナは言った 爆ぜている火 パイプ椅子のうしろの ゴディバはわかってくれる 先生 手に届かないものは何であれ美しいと私たちが思っていたころ そういえば死んでいるおばあちゃん 聖体拝領 MUTSUの餌付け (版元サイトより転載) --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。

  • 生湯葉シホ『ヒモノラをさがしに』

    ¥700

    SOLD OUT

    生湯葉シホ、初のZINEは紀行文。 未確認生物・ヒモノラを求めて沼津へ──。 発行:書肆imasu (版元情報より転載)

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