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仲俣暁生『東アジアから世界文学を読む』
¥2,420
2024年のノーベル文学賞を受賞した韓国の作家ハン・ガン、中国の「科幻小説」を代表する劉慈欣や郝景芳、台湾の新世代作家・呉明益といった東アジアの代表的な作家は何を描き、伝えようとしているのか。地域とジャンルを超えて、21世紀文学における東アジアの作家やその作品を大胆に位置づけ、同時代の日本の現代小説ともリンクさせた意欲的な書評集。(B6判・136ページ 無線綴じ) 【本書で取り上げた本】 第一章 ハン・ガン『別れを告げない』(斎藤真理子:訳、白水社)/ハン・ガン『すべての、白いものたちの』(斎藤真理子:訳、河出書房新社)/ケン・リュウ編『折りたたみ北京──現代中国SFアンソロジー』(中原尚哉、大谷真弓、鳴庭真人、古沢嘉通:訳、早川書房)、劉慈欣『三体』(立原透耶:監修、大森望、光吉さくら、ワン・チャイ:訳、早川書房)/郝景芳『1984年に生まれて』(櫻庭ゆみ子:訳、中央公論新社)/郝景芳『流浪蒼穹』(及川茜、大久保洋子:訳、早川書房)/呉明益『雨の島』(及川茜:訳、河出書房新社)/四方田犬彦『戒厳』(講談社)/斎藤真理子『韓国文学の中心にあるもの』(イースト・プレス)/黒川創『世界を文学でどう描けるか』(図書出版みぎわ) 第二章 イアン・マキューアン『贖罪』(小山太一:訳、新潮社)/ウンベルト・エーコ『プラハの墓地』(橋本勝雄:訳、東京創元社)/ジュンパ・ラヒリ『その名にちなんで』(小川高義:訳、新潮社)/阿部和重『シンセミア』(朝日新聞社・講談社文庫) リチャード・パワーズ『われらが歌う時』(高吉一郎:訳、新潮社)/オルハン・パムク『雪』(和久井路子:訳、藤原書店: 宮下遼:訳、ハヤカワepi文庫)/ハン・ガン『少年が来る』(井手俊作:訳、クオン)/絲山秋子『離陸』(文藝春秋)/リチャード・フラナガン『奥のほそ道』(渡辺佐智江:訳、白水社)/呉明益『複眼人』(小栗山智:訳、KADOKAWA) (著者サイトより引用)
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小堀由希岐『 翻訳とユーモア 遠くのボート vol.2不一致』
¥1,320
1920年から1960年代までの洋雑誌の翻訳選集。 フィクションやエッセイ、書評、当時の商業広告などを掲載しています。 THE NEW YORKERやPunchのcartoonも翻訳しています。 本文に関連した小堀由岐のイラストも所どころに見られます。 大半が映画のイラストです。 B6, 80 pages, ¥1200+税 (版元サイトより引用)
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マタレーゼ・エリック(anaguma 文庫)『川上村のアマゴ釣り、と井戸探し』
¥770
村の伝説、養魚場、川釣り、井戸を巡る日常的な冒険です。 These are daily adventures involving a village legend, a fishery, river fishing, and a well. anaguma 文庫 マタレーゼ・エリックは2016年に奈良県川上村に移住して、2017年に「anaguma 文庫」として翻訳、通訳、執筆の活動を始めました。翻訳とリトルプレスの制作は随時、月刊ソトコトの連載やビッグイシューや奥大和ライフジャーナルなどに記事を掲載しました。2021年4月から奈良県天理市を拠点にしています。この土地で感じた魅力、人の温かさ、町の楽しさをより多くの人と共有したくて、活動をしています。 (版元サイトより引用)
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文芸誌『APIED アピエ』VOL. 30–34, 36–37
¥770
本誌は2002年創刊の文芸誌。毎号ひとつのテーマを巡って、10数名のライターがエッセー、創作などを執筆します。表紙挿画は銅版画、コラージュ作家の山下陽子さん。絵、写真、カットも多く掲載し、ヴィジュアル的にも楽しめる個人出版誌です。1年2回の発行。 (公式HPより転載) VOL. 30 THEME: 101 夏目漱石 『夢十夜』『三四郎』他 VOL. 31 THEME: 小説と食卓 VOL. 32 THEME: 寺山修司 VOL. 33 THEME: 萩原朔太郎 『月に吠える』『青猫』他 VOL. 34 THEME: なつかしの近未来 ジョージ・オーウェル 『動物農場』『一九八四年』 VOL. 36 THEME: 澁澤龍彦 『思考の紋章学』『高丘親王航海記』他 VOL. 37 THEME: オルコット『若草物語』new サイズ:220×130mm 価格:770円(税込) 発行人:金城静穂
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文芸誌『APIED アピエ』VOL. 23, 27–29
¥660
本誌は2002年創刊の文芸誌。毎号ひとつのテーマを巡って、10数名のライターがエッセー、創作などを執筆します。表紙挿画は銅版画、コラージュ作家の山下陽子さん。絵、写真、カットも多く掲載し、ヴィジュアル的にも楽しめる個人出版誌です。1年2回の発行。 (公式HPより転載) VOL. 23 THEME: 坂口安吾 『桜の森の満開の下』他 VOL. 27 THEME: 小説と映画 『悲しみこんにちは』『浮雲』他 VOL. 28 THEME: いま読む少女文学 『不思議の国のアリス』『モモ』他 VOL. 29 THEME: 夢野久作 『ドグラ・マグラ』『少女地獄』他 サイズ:220×130mm 価格:660円(税込) 発行人:金城静穂
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ロートレアモン伯爵『マルドロールの歌 ー 今は冬の夜にいる』
¥3,080
人類への愛憎と悲哀、造物主そして物質文明への激しい呪詛…… 殺伐たる21世紀の現代世界に対して、 ますます輝きを発する叛逆の歌から、貴重な33章節を精選。 木炭、インク、鉛筆、顔料、パステルを駆使した 現代フランスの鬼才、ナディーヌ・リボーの ドローイング33点と新訳を対に付し、 雨と降る流星のように美しいポエジーを贈る! ■B5判カバー装、ドローイング33点入、フルカラー92頁定価 2,800円 出版エディション・イレーヌ 2020年3月刊行
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片山亜紀訳/ヴァージニア・ウルフ『おばあさんとオウム――本当にあった物語』
¥600
ヴァージニア・ウルフが、甥の発行する家庭新聞に寄稿した心温まる短編。 犬とふたり暮らしのおばあさんに届いた知らせが、オウムのジェイムズとおばあさんを引き合わせます。その夜に起きた出来事とは――? この作品の日本語訳の公開はこれが初めてとなります。 ウルフの翻訳としては平凡社ライブラリー『自分ひとりの部屋』『三ギニー』『幕間』、エトセトラブックス『ある協会』が記憶に新しい片山亜紀さんからの提供。注釈・訳者解説つき。 ◎本文14ページ/11731文字
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柴田元幸[手書き翻訳原稿 / 短編2編]
¥500
翻訳家・柴田元幸による清書前の手書き翻訳原稿。エドガー・アラン・ポー『アモンティリャードの酒樽』、トマス・ハーディ『ジョージ・クルックヒル氏の生涯における一事件』の2編です。氏の翻訳において、活字としては未発表の作品です。草稿なので、誤訳誤字脱字はご容赦を! ※「『MONKEY vol.21』刊行記念オンライントーク」にて、柴田元幸さんが「アモンティリャードの酒樽」を朗読しています。下記リンクより、この原稿とともにお楽しみください。(B&B担当より6/15) http://switch-pub.co.jp/monkey-21-talk-special/ ◎全22枚