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H.A.B(ZINEシリーズ)『そこに本屋がある 本屋本書評集2』
¥990
本体:900円+税 判型:A6(文庫)版、96頁 (概要) 本屋の本を読む。 ただただ本屋について書かれた本を読み、それを紹介した書評集、第二弾。本屋の定義は引き続き曖昧で、古い本が多め。社史、雑誌記事にも手を出し、現代に続く本を扱う人の営みに思いを馳せる。本を売る人の本を読む本。 (二〇二五年三月初版) 〈目次〉 『野呂邦暢 古本屋写真集』 『岡崎武志×古本屋ツアー・イン・ジャパン 古本屋写真集』 『 〈読書国民〉の誕生 明治30年代の活字メディアと読書文化』長嶺重敏 『台湾書店百年の物語 書店から見える台湾』台湾独立書店文化協会 『韓国の「街の本屋」の生存探究』ハン・ミファ 『ハーレムの闘う本屋 ルイス・ミショーの生涯』ヴォーンダ・ミショー・ネルソン 『本屋なんか好きじゃなかった』日野剛広 『本は流れる 出版流通機構の成立史』清水文吉 「ぶらり散策 私の出版業界」内田勇輔 『茨の道 協和出版販売五十年を省みて』小貫英、渡辺一博 『つま恋 日本雑誌販売株式会社35 年史』 『日本の書店百年 明治・大正・昭和の出版販売史』尾崎秀樹、宗武朝子 『書店人国記(一)』田中治男 『踏んでもけっても 書店の道を求めて』田中治男 『町の本屋という物語 定有堂書店の43年』奈良敏行
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H.A.B(ZINEシリーズ)『あの本屋のこんな本 本屋本書評集1』
¥990
本体:900円+税 判型:A6(文庫)版、84頁 (概要) 本屋の本を読む。 ただただ本屋について書かれた本を読み、それを紹介した書評集。といいつつ本屋の定義は曖昧で、取次など流通関連の本も多く収録。著者の守備範囲から、ISBNの付いていない昭和の本も発掘した本を売る人の本を読む本、第一弾。 〈目次〉 『街の本屋はねむらない』奈良敏行+田中淳一郎 『大海原―さらなる発展に向けて』藤野邦夫 『本屋な日々 青春篇』石橋毅史 『ブックセラーズ・ダイアリー』ショーン・バイセル 『ヨキミセサカエル 本の街・神田神保町から』柴田信 『神保町「書肆アクセス」半畳日記』黒沢説子、畠中理恵子 『本屋がアジアをつなぐ』石橋毅史 『本の未来を探す旅 ソウル』内沼晋太郎+綾女欣伸 『本の未来を探す旅 台北』内沼晋太郎+綾女欣伸 『書店本事 台湾書店主43のストーリー』郭怡青 『内山完造の世界』猪木正美 『花甲録』内山完造 『本屋一代記 京都西川誠光堂』松木貞夫 『有的外博 丸善創業者早矢仕有的の知の環』原田幸四郎 『出版流通とシステム』村上信明 『ものがたり・東京堂史』田中治男 『業務日誌余白―わが出版販売の五十年』松本昇平 『私の人生』栗田確也 『日本出版販売史』橋本求 『書店ほどたのしい商売はない』上村卓夫
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【サイン本】グラフィック社編集部 編『ブックデザイナー・名久井直子が訪ねる 紙ものづくりの現場から』
¥2,200
仕様:A5 並製 総144頁 定価:2200円(10%税込) 本が生まれる・紙がつくられる現場に息づく匠の技を、ブックデザイナー・名久井直子ならではの鋭くも優しい視線でレポート。普段ではなかなか見ることができないプロの現場を豊富な写真とわかりやすいテキストでご紹介します。紹介する現場は、震災で大打撃を受けた日本製紙・石巻工場(震災1年後の姿)や活版印刷、各種製紙現場、紙の神様を祀る・越前和紙の里、型抜きなどの紙加工とあらゆる種類の現場に渡り、貴重な現場の様子がわかる一冊です。 (出版社HPより転載) --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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橋本亮二『かけないひび』
¥1,320
二〇二四年、四十二歳から四十三歳への日々の小さな記録。 本を巡る六月の岩手ツアー。盛岡に降り立ち、紫波の町を歩き、たくさんの人と会った。旅をしていても、日常は頭によぎり、呼吸が浅くなる瞬間はあった。隣にいてくれる人、通り過ぎたり向き合ってくれる人がいて、それは抑えられた。温かい記憶、そのなかにも鋭利な衝動や漠とした虚しさ、足元が揺らぐ感覚はあった。それでも、あの日を思うとやわらかい光に包まれる。 常な日なんてないけれど、日常は存在する。心身の変化を強く感じる。年齢や環境のせいではなく、仕事とも人との関係性においても、核となるところで向き合えてこなかった積年が突きつけられている。言葉を綴ることも、えいやと走り出すことも叶わない日が続く。一日いちにち、欠けることがないようにとだけ思い、繰り返している。 すっかり読めなくなったけれど、気持ちも考え方も啓いてくれるのはやはり本だった。一人の人間の機微、捉え難い関係性や社会のあり方を掬い取り作品として昇華する作家の力。長い物語の全体がすこしずつ心にしみ渡ることも、たった一文に奥深く横になっていた思いが呼び覚まされることもあった。こんな文章を書きたい、その気持ちは変わらずある。そう思わせてくれる本は過去に数知れずあるし、これからも生まれてくる。 あの日のこと覚えてる? いつか、自分にも、横にいる人にも、遠くにいる誰かにも声を掛けたい。(まえがきより) ページ数 90 判型 A6判 装丁 関口竜平 著者プロフィール 橋本亮二(著) 1981年、愛知県生まれ。出版社で営業職。共著『本を贈る』
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笠井瑠美子 『製本と編集者 vol.3』
¥1,100
これまでの出版業界にとって本を作るということは疑う余地もなく、紙の本を作るということだった。電子書籍が登場し、多くの人たちが当たり前にそれを読む端末を手にし、紙の本の価値を問われるようになって久しいが、それでもまだ紙の本のほうが商売になる(儲かる)という理由で、なんだかんだと紙の本は作られ続けている。けれど商売になるかどうか以前に、どうして紙の本をいいと思うのか説明できるようになりたい。それは自分がこの先もこの仕事を続けていく理由に繋がるはずだからだ。 製本の現場から、三人の編集者へ問いかける これからの本についてのインタビュー、シリーズ完結 編者:笠井瑠美子 話す人:中村康二(光文社)、岸本洋和(平凡社)、出射優希(ライター) 中村康二(なかむら・こうじ ) 一九八一年生まれ。千葉県出身。武蔵野美術大学造形学部デザイン情報学科卒。病院の受付からパソコン誌二誌の編集を経て漫画編集者に。ウェブ漫画サイト「トーチweb」「コミックボーダー」「webアクション」を立ち上げる。二〇二四年七月から光文社に在籍。 岸本洋和(きしもと・ひろかず) 一九八一年生まれ。東京大学教養学部超域文化科学科(文化人類学)卒業。同大学院総合文化研究科修士課程中退後、二〇〇六年思文閣に入社。古美術を扱う仕事を五年経験したのち、二〇一一年平凡社に入社。二〇一五年、科学と文芸のシリーズ「スタンダード・ブックス」を創刊。新書、ノンフィクション、エッセイ、写真集、小説、人文書、絵本、漫画など、ジャンルを問わずいろいろ作っています。 出射優希(いでい・ゆうき) 二〇〇二年生まれ。兵庫県出身。京都芸術大学文芸表現学科卒業。インタビューを学ぶ。二〇二四年より、藍染を中心に伝統文化を伝える・受け継ぐ活動を行う「藍の學校」に、ライターとして伴走中。それを機にフリーライターとして活動をはじめる。人が好き。 ページ数 122 判型 A5変判 装丁 千葉美穂(Ophelia Design Studio.) 著者プロフィール 笠井瑠美子(編著) 一九八〇年生まれ。横浜市育ち。武蔵野美術大学デザイン情報学科卒業後、株式会社東京印書館に入社。退職後、デザイン制作会社に勤務する傍ら、手製本工房まるみず組で手製本を習う。加藤製本株式会社で束見本担当、二〇一九年退職。二〇二〇年一月より、株式会社松岳社で引き 続き束見本を担当することになりました。束見本以外にもいろいろな作業をするのですが楽しいです。 行きつけは今野書店、時々Title。本を売る先は古本屋の音羽館。かもめブックスは第五の故郷です。 ・『本を贈る』(三輪舎)共著 ・dee’s magazine コラム連載中 ・はたらく写真絵本シリーズ「はたらく製本所」(ambooks) ・はたらく写真絵本シリーズ「はたらく製本所」(創元社)
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困ってる人文編集者の会『おてあげ』第1号
¥1,100
「本のまわりの困りごと」をテーマに編集者仲間でZINEをつくりました。 ■内容 特集は編集者や書店員、ブックデザイナーなど本の世界ではたらくひとびとのエッセイ〈わたしのおてあげ〉。そのほか、発行の「困ってる人文編集者の会」メンバーの書籍編集者3人による鼎談や日記もあります。 「わたしたちはつねに困りごとともにある。だからこそ、困りごとを介してわたしたちは知り合い、応援し合えるような気がしています」(「はじめに」より) ■目次 はじめに おてあげ前史…竹田純 2022年、読んでよかった本…困ってる人文編集者の会 【特集】わたしのおてあげ 怒られ編集者のための著者様対応マニュアル…根曲がり竹(書籍編集者) 飯田、おまいだったのか。いつも本を仕入れていたのは。飯田はぐったりとめをつぶったまま、うなづきました。…飯田正人 (書店バイヤー) きこりの泉…大口典子(ブックデザイナー) 限界集落ブックサイト編集部からの通信…T・Y生(ブックサイト編集者) いいやつで居続けるには運が必要…野村玲央(書籍編集者) ウリコヤンイの響き…水越麻由子(書店員) ・こまへん日記 2023年・春…困ってる人文編集者の会 ・プロフィール一覧 ・編集後記 執筆:竹田純/麻田江里子/柴山浩紀/根曲がり竹/飯田正人/大口典子/T・Y生/野村玲央/水越麻由子 発行:困ってる人文編集者の会(麻田江里子、柴山浩紀、竹田純) デザイン:髙井愛 (版元オンラインサイトより引用)
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困ってる人文編集者の会『おてあげ』第4号
¥1,100
「本のまわりの困りごと」をテーマにしたZINE『おてあげ』 第4号のテーマは「おねがい」。 執筆者(敬称略) 竹田純/柴山浩紀/篠田江里子/竹田信弥/七竈/髙井愛/佐藤顕子/森田直/藤枝大/飯田正人
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仲俣暁生『東アジアから世界文学を読む』
¥2,420
2024年のノーベル文学賞を受賞した韓国の作家ハン・ガン、中国の「科幻小説」を代表する劉慈欣や郝景芳、台湾の新世代作家・呉明益といった東アジアの代表的な作家は何を描き、伝えようとしているのか。地域とジャンルを超えて、21世紀文学における東アジアの作家やその作品を大胆に位置づけ、同時代の日本の現代小説ともリンクさせた意欲的な書評集。(B6判・136ページ 無線綴じ) 【本書で取り上げた本】 第一章 ハン・ガン『別れを告げない』(斎藤真理子:訳、白水社)/ハン・ガン『すべての、白いものたちの』(斎藤真理子:訳、河出書房新社)/ケン・リュウ編『折りたたみ北京──現代中国SFアンソロジー』(中原尚哉、大谷真弓、鳴庭真人、古沢嘉通:訳、早川書房)、劉慈欣『三体』(立原透耶:監修、大森望、光吉さくら、ワン・チャイ:訳、早川書房)/郝景芳『1984年に生まれて』(櫻庭ゆみ子:訳、中央公論新社)/郝景芳『流浪蒼穹』(及川茜、大久保洋子:訳、早川書房)/呉明益『雨の島』(及川茜:訳、河出書房新社)/四方田犬彦『戒厳』(講談社)/斎藤真理子『韓国文学の中心にあるもの』(イースト・プレス)/黒川創『世界を文学でどう描けるか』(図書出版みぎわ) 第二章 イアン・マキューアン『贖罪』(小山太一:訳、新潮社)/ウンベルト・エーコ『プラハの墓地』(橋本勝雄:訳、東京創元社)/ジュンパ・ラヒリ『その名にちなんで』(小川高義:訳、新潮社)/阿部和重『シンセミア』(朝日新聞社・講談社文庫) リチャード・パワーズ『われらが歌う時』(高吉一郎:訳、新潮社)/オルハン・パムク『雪』(和久井路子:訳、藤原書店: 宮下遼:訳、ハヤカワepi文庫)/ハン・ガン『少年が来る』(井手俊作:訳、クオン)/絲山秋子『離陸』(文藝春秋)/リチャード・フラナガン『奥のほそ道』(渡辺佐智江:訳、白水社)/呉明益『複眼人』(小栗山智:訳、KADOKAWA) (著者サイトより引用)
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小堀由希岐『 翻訳とユーモア 遠くのボート vol.2不一致』
¥1,320
1920年から1960年代までの洋雑誌の翻訳選集。 フィクションやエッセイ、書評、当時の商業広告などを掲載しています。 THE NEW YORKERやPunchのcartoonも翻訳しています。 本文に関連した小堀由岐のイラストも所どころに見られます。 大半が映画のイラストです。 B6, 80 pages, ¥1200+税 (版元サイトより引用)
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木下理子『oar review #1 25時のピクニック』
¥880
2024年9月20日発行 B6判(18.2×12.8cm)/48頁+図版18頁 ISBN: 978-4-910794-12-9 C0070 作家と協働してアートブックを主に刊行する出版社・oar press のウェブサイト上で連載された「oar review」。 書き手それぞれの制作や実践とも関わり合いながら執筆された文章が、書き下ろしのテキストも加わって紙の本として改めて発表されます。 第一弾となる本書は、2022年4月から同年9月まで連載された木下理子による『25時のピクニック』を収録。自身のアトリエである「25時」を舞台に、全6回の連載の中で多様なアートブックが紹介されます。 実在しない時間の名の下、ピクニックシートを広げるように様々な本を開いては自身の制作との交点を結ぶ、星座のように近くて遠いアトリエ通信です。 – デザイン:加納大輔 (版元サイトより転載)
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アトリエ風戸『本屋が閉店する前に 〜閉店をテーマに本屋が綴る想い〜』
¥1,100
SOLD OUT
12名の書店主に『閉店』をテーマに話を聞いたインタビュー集。 ◆分岐点 アトリエ*ローゼンホルツ 佐藤真里 ◆ポジティブな閉店 葉々社 小谷輝之 ◆会社をサボって陽のあたる場所にいる バックパックブックス 宮里祐人 ◆いま想うこと サンブックス浜田山 木村晃 ◆階段があった そぞろ書房(小窓舎) 黒澤千春 ◆交わらない つまずく本屋ホォル 深澤元 ◆閉店の日を思う gururi 渡辺愛知 ◆【朗報!】閉店は不可能 そぞろ書房(小窓舎) 倉島一樹 ◆閉店を意識しながら店を続けるということ 本屋BREAD&ROSES 鈴木祥司 ◆赤い河 そぞろ書房(点滅社) ゴム製のユウヤ ◆始まったことのように、終わったことを祝う つまずく本屋ホォル(mibunka) 吉田尚平 ◆喧嘩はやめたい そぞろ書房(点滅社) 屋良朝哉 (版元書籍情報より引用)
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『NEUTRAL COLORS別冊 ほんとの本の話をしよう #1』
¥3,850
NEUTRAL COLORSの別冊的な立ち位置の雑誌で、書店、デザイナー、リソスタジオ、出版社……24人の方々へのインタビューをまとめたもの。なぜ本をつくるのか、なぜ売るのか、ほんとの本の話をしよう、と題して、通常のインタビューではカットされるような本づくりの本音に迫る。綺麗に装飾された文字列ではなく、深夜に書きつける手書き文字のようなraw data、それはメッセージ。名古屋の書店ON READINGギャラリーで、11日間の滞在制作で編まれた。部数限定。 edition.nord│秋山 伸 C.I.P. │西山敦子 POST│中島佑介 コ本や│青柳菜摘/中島百合絵 港まちアートブックフェア│吉田有里/青田真也 torch press │網野奈央 YYY PRESS│米山菜津子 本と商い ある日、│高橋和也 平山みな美 IRREGULAR RHYTHM ASYLUM│成田圭祐 YOSHIKATSU 吉勝制作所│吉田勝信 人々舎│樋口 聡 BOOK STAND 若葉台│三田修平 日記屋 月日│内沼晋太郎/栗本凌太郎 三輪舎/生活綴方│中岡祐介 loneliness books │潟見 陽 中野活版印刷店│中野好雄 IACK│河野幸人 when press │岡田和奈佳 仲村健太郎 Rondade│佐久間磨 ATELIER│早水香織 Puresu de Tokyo│高田 光 ON READING│黒田義隆/黒田杏子 (公式サイトより転載)
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ミゾグチ ミキ『Hon no Hon 心細くなったときにおすすめしたい本』
¥1,650
孤独を感じたとき、寂しさに押しつぶされそうなとき、 ほかの人の経験や物語が詰まった本は心に寄り添うように力を与えてくれる。 そんな自らの経験からイラストとエッセイを通して本と人をつなぐZINEを作りました。 直接的な解決を示す本よりも、さまざまな視点や考え方に触れられる本を選んでいます。 著者:ミゾグチ ミキ ジャンル: イラスト・エッセイ 発行: ミゾグチ ミキ 発売日: 2024年9月1日 2024年9月1日第1刷発行 判型 B6 判 ( 縦 182× 横128mm) 頁数: 32頁 製本:並製本(中ミシン綴じ)
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『HUMARIZINE No.05 出版』
¥2,200
2024年に出版されたNo.05は、出版というテーマを取り上げています。studio TRUEはこの一年でリソグラフを導入したり、出版にまつわる授業をやることになったりと、偶然にも出版に関わる複数の機会が重なりました。それらのことを踏まえ6冊目にあたる今号で「出版」について改めて考えを掘り下げる必要があるのではないかと考えました。京大でアーレント研究をし、単著を出版した哲学研究者の林大地、本にまつわるあれこれをしている3人組、アラマホシ書房と一緒に、出版について多角的に向き合うことができた一冊です。 発行:2024年5月19日 A4 114ページ 表紙:活版印刷(玉ねぎ/紫キャベツインク)+リソグラフ 中身:リソグラフ印刷 Book1 studioTRUE 「ヒューマライジンの出版活動を振り返る」 これまで5年をかけて出版してきた5冊の自費出版誌「HUMARIZINE」と、1年取り組んできた印刷産業のリサーチ「月刊ヒューマライジン」を振り返ることを通じて、「出版」を考える。 Book2 林大地 「ルネの山下さんインタビュー」 京都大学生協書籍部「ルネ」の書店員・山下さんへの計3回のインタビューを通じて「出版」にまつわる課題を考える。「出版社-取次-書店」の三層構造が抱える問題とは何なのか。 Book3 アラマホシ書房 「出版日記」 何者でもない3人が、出版についての日記を、出版するまでの日記です。 本誌の制作過程を知るための副音声としてもお楽しみいただけます。 BOOK4 studioTRUE × 林大地 ×アラマホシ書房 「鼎談:出版という希望」 「HUMARIZINE No.05 出版」に参加した3組、計6人による鼎談。それぞれの小冊子について相互に議論し、「出版」とはなんだったのか話し合う。 (公式HPより転載)
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川名潤『出版とデザインの26時』
¥600
いろいろな媒体で川名潤さんが書いてきた原稿をまとめた小冊子です。 (四六判変形/中綴じ/60ページ/リソグラフ1色印刷) 目次 001 装幀と装丁と装訂と装釘 002 著者自装というアティテュード 003 シドのベースと繁体字 004 戸田ツトムのコミュニケーション 006 良い本はゲラのたたずまいが美しいという話を聞いたのだが 008 かくしてソビィは著者となる 013 群像をリニューアルした時の檄文モドキ 017 佐藤さんの耳 020 石井ゴシックのグルーヴ 023 緊急事態宣言下での雑誌づくり 028 NIPPONの黎明期 031 原弘を殴るつもりだった拳 036 花森安治の後悔と反省 039 誌上のバトルロイヤル 042 「Number」の作り方 057 落ち穂を拾って綴じたもの
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北と南とヒロイヨミ『ほんほん蒸気 第5号』
¥660
第5号のテーマは<生きもの> 寄稿 岡本啓、中野もえぎ、萩世いをら、今泉瑠衣子、鈴木紀之、結崎剛、飯島雄太郎、山本アマネ、川島雄太郎、井上有紀、中里勇太、島田進矢、河内卓、寺島さやか、ハラ・ルミ 題字・絵:大平高之 デザイン:山元伸子
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北と南とヒロイヨミ『ほんほん蒸気』
¥600
【「ほんほん蒸気」第2号】 寄稿 木村友祐、山崎佳代子、加藤政洋、石川美南、金子美奈、ト二―李、村橋貴博、上野勇治、今野真、安田謙一、河内卓、郷田貴子、山元伸子、岡本啓 漫画:鶴谷香央理 イラスト:大平高之 デザイン:山元伸子 210mm×150mm / 20p / ソフトカバー 【「ほんほん蒸気」第4号】 寄稿 小沢信男、旦敬介、下平尾直、新元良一、真治彩、宮田信、いのまたせいこ、秋葉直哉、岩井啓悟、二月空、山元伸子、小縞山いう、河内卓、大瀬留美子、柳智之 題字・絵:大平高之 デザイン:山元伸子 編集:河内卓、山元伸子 210mm×150mm / 20p / ソフトカバー
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BOOKNERD『本ばかり読んできたけれど。』
¥1,500
何かに急き立てられるように、今まで生きてきた人生の自戒を込めて、ここ数年はほんとうに本ばかり読んできた気がする。かつては自分の体を通りすぎてゆくだけだったそれは、成分や滋養、それに少しばかりの毒が自分のなかに蓄積され、 腹にたまっていくようになった。だがそれは、読み手としての成熟とはいかず、ただいたずらに読むことの年月を重ね、歳を取ったことと、子を授かり、 親としての生育の義務を与えられたことが関係している気がする。 (本文より) 『羊をめぐる冒険』『夕べの雲』『娘の学校』『惑う星』……。生活、戦争、子育て、夫婦、商い、社会、環境、地球。ブルーにこんがらがったまま放り投げられた、惑いながら牛のように進むブックエッセイ。 BOOKNERD店主による、書き下ろし9篇(新聞連載3篇含む)を収録した、読書と思索を行ったり来たりする、日記のように書かれた読書エッセイ。 B6判・48ページ 本編の一部をこちらからお読みになれます)https://drive.google.com/file/d/16bo7gOvqSHDsdhe94NMIJO-bUERnPv20/view?usp=sharing (2024年・BOOKNERD PAPERBACK LIBRARY) (版元オンラインサイトより転載)
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つくづく別冊②『おかしな雑誌のつくりかた』
¥1,100
【目次】 第一章 そもそも『つくづく』とは何か 第二章 創刊と同時に休刊、そして復刊 第三章 コロナ禍の自由研究 第四章 リニューアル前夜〜あとがきにかえて〜 新書版/216ページ/2022年5月29日発行
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十七時退勤社の作文集『定刻に歌うハミングバード』
¥1,100
十七時退勤社フルメンバーが執筆者となり、小さな作文集が誕生! 〈今回は初めて全員が執筆者となり、この小さな作文集を作りました。テーマは「十七時退勤後」。本業のタイムカードを押したあと、自由な時間になにをしているか、なにを考えているか。居残り練習のように本屋さんに行ったり、文章を書いたりすることもあれば、頭をめぐらし体を動かして、伸びやかな自分を迎えることもあるでしょう。一人の時間も、家族の時間も、友人との時間も、またそれぞれに。〉 〈大人になったらアフターファイブ! 十七時には(気持ちの面だけでも)飛び出して、鼻歌交じりに歩き出したいもの。読んでくれた方にも、そんな心持ちになってもらえると嬉しいです。〉 ――「はじめに」より 目次 はじめに 平安時代と私 粕川ゆき 髪は伸びるが床屋では名前がない 橋本亮二 どもない 花本武 石畳に紙粉舞い落ちるとき 笠井瑠美子 『「わざわざ系」の系譜―多様化する本屋と、そこに注がれる眼差し』の「ウラ話」或いは補足的「あとがき」 どむか 習い事と私 粕川ゆき 蛍リミックス 花本武 合点 イン・ザ・パーク 橋本亮二 恋愛を考える私 粕川ゆき
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安田謙一・辻井タカヒロ『書をステディ町へレディゴー』
¥1,760
発行:誠光社 / 148mm × 210mm / 256P / ソフトカバー バイト帰りにプールで泳いで、古本屋とレコード屋のぞいて、映画館立ち寄って、家でテレビ観ながら今日見聞きしたことを思い出す。音楽と時事ネタと私生活、文学とシモネタと世知辛さ。つなげて、モジッて、オチつけて・・書けた。意味はないけど滋味はある、笑えて学べて役立たない、「ロック漫筆」の集大成。安田謙一・辻井タカヒロの名バッテリーが、雑多な話題を広めのストライクゾーンへとお届けする、「白い名著」ここに誕生。 ローリング・ストーンズとケーシー高峰が、『テレホン人生相談』と『エクソシスト』が、天童よしみとシャッグスが、カフカと「およげ!たいやきくん」が、仲良く同居するコラムの数々を、見事に捕球し、打ち返す4コマ漫画の数々。世知辛い世の中と退屈な生活に、レコードが、テレビが、映画館が、安い飲み屋が、そして共通言語をもった相棒が存在することの喜びをしみじみと噛みしめることのできるコラム約120本。知らない本やレコード、映画をチェックしたり、捜したりしながら読めば数年間はたっぷり楽しめるであろう1冊。 雑誌「CDジャーナル」誌上で2010年から2019年まで連載された「書をステディ町へレディゴー」に、前身連載「ロックンロールストーブリーグ」4回分と、『ビートル・ストーリー』誌上で連載された「ポールがジョージにジョンずにリンゴの絵を描いた」13回分を追加収録。あとがきは夏葉社の島田潤一郎。 (版元サイトより転載)
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『本だったノート』
¥880
「本だったノート」は、古紙回収になるはずだった本たちからできています。 製紙工場に運ばれ、新しい紙へと生まれ変わる古紙回収が悪いことではない、けれども、もっと別の形で価値を生むことができないか。そんな考えから「本だったノート」の制作が始まりました。 価格:880円(税込) 発行:バリューブックス・パブリッシング ※表紙の色は数種類ございますが、お選びいただけません。
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『漫画だったノート』
¥1,100
「漫画だったノート」は、古紙回収になるはずだった漫画たちからできています。 製紙工場に運ばれ、新しい紙へと生まれ変わる古紙回収が悪いことではない、けれども、もっと別の形で価値を生むことができないか。そんな考えから「漫画だったノート」の制作が始まりました。 価格:1,100円(税込) 発行:バリューブックス・パブリッシング
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『雑誌だったノート』
¥1,540
「雑誌だったノート」は、古紙回収になるはずだった雑誌たちからできています。 製紙工場に運ばれ、新しい紙へと生まれ変わる古紙回収が悪いことではない、けれども、もっと別の形で価値を生むことができないか。そんな考えから「雑誌だったノート」の制作が始まりました。 価格:1540円 発行:バリューブックス・パブリッシング