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第三批評『第三批評』創刊号《アジアのまなざし》
¥880
私たちはアジアをどのようにまなざし、そしてアジアにどのようにまなざされているのだろうか——。 『第三批評』創刊号「アジアのまなざし」では、個人的な記憶、アジア映画における風景や俳優のあり方、NewJeansの纏う懐かしさ、そして芥川賞作家である町屋良平さんを迎えた、新刊『私の小説』の批評を手がかりに、〈アジア〉における〈私〉と〈批評〉の立ち位置を探っていきます。 日本に暮らし、日本語で文章を書く私たちにとって、アジアはどう在るだろうか。 (A5判型、224頁) 特集紹介 創刊号には四つの特集が収められています。 ◎ 第一特集「記憶するアジア」 〈アジア〉を批評の対象とするとはどういうことなのか、〈アジア〉とはそもそも何か。メンバー一人一人の記憶の中にあるごく個人的な体験を手がかりに話し、書く特集となっています。韓国の生活詩を起点に、日本語と他言語の関係性、アジアとの距離などを扱っています。 ◎ 第二特集「ザ・バンドに立つトニー・レオン」 アジアの風景の中で俳優はどのように演じ、カメラはどのように撮ってきたか。侯孝賢やウォン・カーウァイ、アピチャッポン・ウィーラセタクンなどの映画作家たち、ペ・ドゥナやトニー・レオンなどの俳優たちを元に、人物と風景の間にある境界、それらと観客、そして土地やその歴史との関係性について考えていきます。 ◎ 第三特集「NewJeansを見ると、思い出す」 NewJeansを見るときに感じられる懐かしさは何なのだろうか。この特集では“Ditto”や“Cool with You”などNewJeansのミュージックビデオを、Y2Kやオルタナティブカルチャーなどの文脈と照らし合わせながら批評することで、NewJeansにおける出立ちやファッション、撮影について検討していきます。 ◎ 第四特集「『私の小説』を批評する 町屋良平さんを迎えて」 芥川賞作家である町屋良平さんの新刊『私の小説』を批評することを通じて、小説や批評における〈私〉とは何であるのか、改めて検討する特集となっています。座談会では、町屋良平さん本人を迎え、私小説とは何か、男性の加害性とどう向き合うかなど、様々な話題について語っていただきました。 また、創刊号には特集ごとに、合計四つの座談会が収められています。話題を広げつつ、互いに問いかけ応答することで、一人では得られなかった視点を得ることができる、それが座談会の醍醐味です。メンバーが協働して言葉を紡ぎ、互いに第三の眼となる過程をお楽しみください。 目次 巻頭言 ■ 第一特集「記憶するアジア」 座談会|記憶するアジア 批評|第三批評ことはじめ|土岐小映 批評|韓国詩が灯すもの|戸田俊之介 批評|アジアに記憶を預ける 『別れを告げない』にみる距離と人情|常森裕介 批評|近い国、遠い国|宮﨑征男 批評|言語の磁場にて|近藤真理子 ■ 第二特集「ザ・バンドに立つトニー・レオン」 座談会|ザ・バンドに立つトニー・レオン 批評|スクリーンに開く窓——アピチャッポン・ウィーラセタクンの長編映画における二重写しとメタ演出|河本直紀 批評|フレームを操る者たち|沼次郎 批評|風景としての映画|今津祥 批評|カーウァイ映画の映し出す時間と誘発される雨|前田友作 批評|歌うぺ・ドゥナと踊る子を見るぺ・ドゥナ|常森裕介 批評|ザ・バンドに立つトニー・レオン 戦間期上海表象の電影的変容を巡って|土岐小映 ■ 第三特集「NewJeansを見ると、思い出す」 座談会|NewJeansを見ると、思い出す コラム|書きあぐねると思い出す|土岐小映 批評|私たちが共有する記憶——NewJeans『Ditto』論|吉田瑠夏 批評|現実の幻想:NewJeans『Ditto』から見えるもの|原田敏文 批評|アルバムに刻まれる「瞳」——Dittoの鹿が見ている世界|宮﨑征男 批評|NewJeans『Ditto』——シン・ウソクとヴィンセント・ムーンが提示したこと|戸田俊之介 批評|含み笑いする トニー・レオン|土岐小映 批評|ミンジの『踊り子』を見ると、思い出す——アジアの文化としての「カラオケ」|常森裕介 批評|NewJeansとファッション|原田敏文 批評|NewJeansを見ると思い出すセカイ|秋山拓 ■ 第四特集「『私の小説』を批評する 町屋良平さんを迎えて」 座談会|町屋良平『私の小説』を批評する 批評|「おかしな二人組」としての文体——『私の小説』論|吉田瑠夏 批評|私の書評|前田友作 批評|自然と演技の間で|今津祥 批評|疾風怒濤に駆け抜ける——小説の行間に批評の低音がうねっている|宮﨑征男 批評|アジアのそと ——町屋良平『私の小説』がかかれるからだ——|土岐小映 批評|日本の『私』の小説|常森裕介 執筆者紹介 編集後記 第三批評について 第三の視座に立つ批評誌『第三批評』は、佐々木敦が主任講師を務める「映画美学校言語表現コース ことばの学校」第三期、最初で最後の批評クラスの卒業生を中心に創刊されました。紙媒体だけでなく多様なメディアを通じて、〈批評されるもの〉と〈批評するもの〉これら二つの関係性を第三の視点から見つめることで、新たな批評の文脈を作り上げることを目指します。
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内田洋介『LOCKET 第7号』
¥2,200
SOLD OUT
編集発行人:内田洋介 (編集・文・写真) , デザイン:大谷友之佑(Yunosuke) / 発行所:EDIT BY BODY / B5変型判(237mm × 166mm)コデックス装 / ソフトカバー(ペーパーバック)/ 2025年 4月10日発行 / 付録 :創刊10周年記念リソグラフポスター 毎号独自の視点でひとつのテーマを掘り下げ、新たな視点も問いかけるインディペンデントマガジン「LOCKET」。第7号の特集は「映画館」。 荒野はきっとここにある──。 明滅する世界を彷徨うように映画館を巡る旅。インドでもっとも豪華な映画館から、建築の巨匠ゆかりの映画館へ。写真家はルーマニアで美しい瞬間を瞳に焼きつけ、ウクライナで爆発音に耳をすませる。その他、ジョージア・トルコ・ウクライナ・ハワイなど、世界各地で撮り下ろし取材を刊行。 石川直樹(写真家)、鈴木優香(MOUNTAIN COLLECTOR)、奥山大史(映画監督)、 佐々木美佳(映画監督)、上川周作(俳優)、フー・ティエンユー(映画監督)、 児玉浩宜(写真家)、塚田ゆうた(漫画家)ら豪華コントリビューターが誌面を飾ります。 ・インド/ピンクシティに見る夢(土田 凌*表紙撮影) ・インド/ル・コルビュジエが見た夢 ・ルーマニア/おとぎの国のヴィクトリア(塩川雄也) ・ジョージア/この国で、この部屋で、この映画で ・トルコ/瞬きのアナトリア ・ウクライナ/映画館が閉ざされた街で(児玉浩宜) ・ボリウッドの東で喜怒哀楽(佐々木美佳) ・追憶の映画館(アイザワディーン) ・精神の荒野はどこにある(済東鉄腸) ・ある男、映画館にて(上川周作) ・ようこそようこそ映画館へ(jig theater、金星シネマ) ・まちがいさがし 映画館篇(町田ヒロチカ) ・隣の国の映画館(フー・ティエンユー) ・ロケットペンダントの中には #1 ・旅を書く(鈴木優香、中道智大、石川直樹) ・背骨の旅人 #7(奥山大史) ・いまではないいつか #3 ハワイ ・雑誌発、ZINE経由、漫画行(塚田ゆうた) ・創刊10周年記念投げ込みリソグラフポスター
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ジョージ『ムービーウォッチメンとは何者だったのか?――『町山智浩とライムスター宇多丸は、映画語りをどう変えたのか?』のジョージに聞く』
¥1,100
SOLD OUT
【目次】 はじめに 『町山智浩とライムスター宇多丸は、映画語りをどう変えたのか?ー蓮實重彥から映画系YouTuberまで【前編】』とは何だったのか 町山智浩 vs. 蓮實重彥 町山から宇多丸へ受け継がれたもの 邦画見張り人(ウォッチメン)としての宇多丸の影響力 映画系YouTuberの二つの潮流 宇多丸とヒップホップ 佐々木中とヒップホップの思想 これからの課題 A5/48ページ 2024年12月発行
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石岡良治・ジョージ『無職が聞く、日本最強の(元)自宅警備員による「TSUTAYA時代の映画語り」』
¥1,100
【目次】 『オーバー・ザ・シネマ』を買ってください 渋谷TSUTAYAの終わりと「超」個人的メディア史 日本型シネフィルの特異性 TSUTAYAの棚で時代を感じろ! 蓮實フィルターの屈折率 シネフィルとは偏愛のことである 政治的モダニズムと装置論 政治的モダニズムとアングラカルチャー 90年代的悪趣味と政治性 「映える」作家としての押井守 『進撃の巨人』は『マブラヴ オルタネイティヴ』なのか? フローと終わらない通過儀礼 カルチャー語りと映画語り 物語批判か、説話論的経済性か 『グラン・トリノ』の評価をめぐって 寓話禍とグローバル性 トリックスターとしての宇多丸 A5/52ページ 2023年11月発行
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中村佳穂+大竹昭子『うたのげんざいち 遍歴』
¥1,100
SOLD OUT
ミュージシャン・中村佳穂と大竹昭子の対談が収録されたカタリココ文庫の最新作。 判型 文庫版(w105×h148mm)、並製、カバー無し
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亀石みゆき『CINEMA TALK』vol.5
¥880
亀石みゆきさんによる映画感想シリーズ「CINEMA TALK」の第5号です。 特集は「女子のコンプレックスと映画」。
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亀石みゆき『CINEMA TALK』vol.4
¥770
亀石みゆきさんによる映画感想シリーズ「CINEMA TALK」の第4号です。 特集は「親子と映画」。
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亀石みゆき『CINEMA TALK』vol.3
¥770
亀石みゆきさんによる映画感想シリーズ「CINEMA TALK」の第3号です。 特集は「北欧と映画」。
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亀石みゆき『CINEMA TALK』vol.2
¥770
亀石みゆきさんによる映画感想シリーズ「CINEMA TALK」の第2号です。 特集は「女の友情と映画」。
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亀石みゆき『CINEMA TALK』vol.1
¥770
亀石みゆきさんによる映画感想シリーズ「CINEMA TALK」の第1号です。 特集は「児童文学と映画」。
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相田冬二『あなたがいるから』(産声色ヌーディピンク)
¥3,960
SOLD OUT
【産声色ヌーディピンク】(新色/限定版)でのご用意です。 2024年11月30日、相田冬二(Bleu et Rose)は書籍『あなたがいるから』を発刊いたしました。 これは、1999年から2024年までに相田が劇場用パンフレットに寄稿した作品評101篇を収録したものです。全4章構成で、368頁。映画と歩んできた四半世紀をこの一冊に託します。 劇場用パンフレットは、相田が最も大切にしている媒体です。基本的に、映画をご覧になった方しか入手できず、また公開が終わるとほぼ入手できなくなる公式の冊子。映画館で販売され、映画のスーべニール(お土産)と呼んでいいこの存在に、こどもの頃から憧れてきました。パンフにレビウを執筆できることは、相田の誇りであり、毎回、その時点で持てる力をすべて投入してきたつもりです。 いま読むと至らない文章もありますが、それらを排除することはせず、ただ公開順に並べました。筆致には、変わった点と変わらない点いずれもがあります。そこも愉しんでいただければ幸いです。 永くお世話になっており心から信頼する編集者、森田真規さんに編集をお願いしました。この本は森田さんのプロデュース作品と言ってもよいと思います。また、森田さんと一緒に『なnD』というジンを10年以上にわたって作っておられるデザイナーの戸塚泰雄さんにデザインを手がけていただきました。さらに戸塚さんを通して、イラストレーターの箕輪麻紀子さんに表紙のイラストレーションを描いていただくことができました。一流のプロフェッショナル3人がコラボレートしたこの本は、わたしが個人的に「欲しいもの」として出来上がりました。本としての新しさ、みずみずしさ、豊潤さ、すべてがあるとおもいます。 ぜひ、あなたの許に置いてほしい。 (著者サイトより引用)
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【サイン本】品品(ex.世田谷ピンポンズ)『SETAGAYA MAGIC』
¥1,320
自分が住む街の現在・過去・未来へのパスポートに。 twililightがある三軒茶屋をテーマにしたポケットブックシリーズ「sanchapbook」(サンチャップブック)。 3冊目は、twililight web magazineで2024年6月から9月まで連載していたフォークシンガー・品品(ex.世田谷ピンポンズ)によるセンチメンタル連載小説を書籍化した『SETAGAYA MAGIC』。 “感傷より先に歌があるのか、歌より先に感傷があるのか、自分の情緒が時々分からなくなる” 世田谷区の三軒茶屋に長いあいだ住んでいたフォークシンガー・品品(ex.世田谷ピンポンズ)による初めての小説は、 三軒茶屋を舞台に、自身と重なる杵賀谷を主人公に迎え、選ばれなかった人々の心に真摯に寄り添う。 歌うこと、生きること、夢を見ること。 「もっともっと迷い惑うことだよ。君がこの街で出会った人たちがえっちらおっちらそうやって暮らしてきたみたいにね。茶沢通りの一本道でさえ迷う君さ。だからこそ、ひょんなことからまたいつかどこかで別れた誰かと再会できるかもしれない。誰も見たことのないような変な景色を見つけることができるかもしれない」 タイトル:『SETAGAYA MAGIC』 /シリーズ:sanchapbook 03 /著者:品品(ex.世田谷ピンポンズ)/装画: waca/ デザイン:横山雄/ 判型:B7/ ページ数:104ページ/ 本体価格:1200円/ 発行:ignition gallery/ 発行所:twililight/ 刊行日:2024年12月28日 目次 「すずらん通りの定食屋」 「太子堂中央街のライブハウス」 「世田谷通り沿いのマンション」 「三軒茶屋中央劇場」 「地震の日」 「じしんの日」 「送別会」 「世田谷マジック」 あとがき ページ数:104 判型:B7 装丁:横山雄 品品(ex.世田谷ピンポンズ) フォークシンガー。 吉田拓郎や70年代フォーク・歌謡曲のエッセンスを取り入れながらも、ノスタルジーで終わることなく「いま」を歌う。 音楽のみならず、文学や古本屋、喫茶店にも造詣が深く、最近では文筆活動も積極的に行っている。 あたらしいフォークの旗手。 (版元サイトより転載) --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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【サイン入り】VIDEOTAPEMUSIC『Revisit』
¥5,500
ミュージシャンであり、映像ディレクター。失われつつある映像メディアであるVHSテープを各地で収集し、それを素材にして音楽や映像の作品を制作しているVIDEOTAPEMUSIC。 近年では日本国内の様々な土地を題材にしたフィールドワークを行いながらの楽曲制作を行なっているVIDEOTAPEMUSICが、滞在制作で訪れた館林(群馬)、野母崎(長崎)、須崎(高知)、塩尻(長野)、嬉野(佐賀)の各地を再訪(=Revisit)し、再レコーディングを行い再構築した楽曲群に加えて、多摩湖を題材に渋谷WWWで開催した自身の単独公演「UNDER THE LAKE」(2023年12月開催)のために書き下ろされた新曲2曲、高知出身で須崎での滞在制作の経験もあるoono yuuki、長崎出身のアーティストAkito Tabiraという須崎、野母崎に縁のあるアーティストによるRemixトラック2曲をコンパイルした全9曲収録の5作目のアルバム「Revist」が完成。 このアルバム作品を音源(カセットテープ)と、各地での滞在制作 – 再訪の際の日記など、作品や訪れた土地にまつわる記録、記憶を書き綴ったテキストを収録した全160Pの書籍を特製ケースにパッケージした限定プレス”カセットブック”として完成。 --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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スズキロク『別冊のん記 妻のレコードおつかいDO!』
¥1,100
話題の「レコードおつかい」4コマがさらにパワーアップして登場! レコードにまったく詳しくない妻・スズキロクが、 レコードに詳しい友人のヒントだけを頼りにおつかいチャレンジ! 予算は(夫の)1万円! はたして妻は何のレコードを買ってきたのか!? 『別冊のん記』レコードおつかいシリーズ新作は、オカモト"MOBY"タクヤ(SCOOBIE DO)がゲストで登場! クイズ作家でもあるMOBYの出すレコードおつかいお題に、レコードおつかいの天才妻ことスズキロクはどう答えるのか? 応援・トミヤマユキコ、協力・矢野利裕で賑やかにお届けします。 同時収録は2024年2月に行われた、前作『別冊のん記 妻のレコードおつかいリターンズ』刊行記念イベントのレポートマンガ(出演・柳樂光隆、長谷川裕、矢野利裕)。 イベントのために用意された新たなお題に妻が挑む! はたして妻は奇跡を起こせるか!? スズキロク渾身のレコードジャケット再現イラストも必見です。 (公式サイトより転載)
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小堀由希岐『 翻訳とユーモア 遠くのボート vol.2不一致』
¥1,320
1920年から1960年代までの洋雑誌の翻訳選集。 フィクションやエッセイ、書評、当時の商業広告などを掲載しています。 THE NEW YORKERやPunchのcartoonも翻訳しています。 本文に関連した小堀由岐のイラストも所どころに見られます。 大半が映画のイラストです。 B6, 80 pages, ¥1200+税 (版元サイトより引用)
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川崎テツシ『Poet Reflection』
¥2,750
日常の様々な光と影を描き出す詩 川崎テツシの2冊目の詩集 +カセットテープ (DLコード付き) 詩、音楽:川崎テツシ 写真:小野由希子 音楽:ふくいかな 子総合デザイン:阪田歩 校閲:あたらしもぐら (著者SNSより引用)
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Materia Prima『Materia Prima vol.2 Jonathas de Andrade』
¥1,650
ないところから発明すること、家族を超えた人間関係、困難をチャンスに変えていくこと。常に響き続けているリズム。 ブラジル人アーティスト、ジョナタス・デ・アンドラーデの作品「Directed Games(原題: Jogos Dirigidos)」を題材にその制作プロセスを聞いていきます。 ジョナタス・デ・アンドラーデ (Jonathas de Andrade) 1982年ブラジル、マセイオ生まれ。レシフェにて活動中。写真、インスタレーション、映像などを使い、フィクションとリアリティーに揺さぶりをかけるような方法で集団の記憶と歴史の境界を越える。さらに建築資料や画像、テキスト、人々のライフストーリーなどを集めて分類し、過去の個人的な物語を再構成する。 Materia Prima vol. 2 – ジョナタス・デ・アンドラーデ 判型: 片見出し8面折り製本 たとう紙/活版印刷 デザイン: サイトヲヒデユキ 制作編集: 永井佳子 価格: 1,500円(税抜き) (版元サイトより引用)
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『アリアケパンチ』第7号「花の都はアニメ飯〜ツッコミ編〜」
¥880
日仏文化批評『アリアケパンチ』の第7号。 7号の特集は「花の都はアニメ飯〜ツッコミ編〜」。 【目次】 「はじめに」のかわりに 1分でたどるフランス料理の歴史 #ドキュメント 「つくってみた!」 Gastrogeekさんがつくる僕のヒーローアカデミアのカツ丼 #感想戦 「食べてみた!」 Gastrogeekさんのカツ丼、そのお味は? #BOOK REVIEW なぜSanaeはNARUTOのレシピ本を出せたのか? 日本人がつくる「フレンチ」とフランス人がつくる「日本食/アニメ飯」 ・日仏ハーフぺぎぃさんが語る 嗚呼! 思い出のアニメ飯 ・在仏日本人が見た フランスの日本食材事情 ・三國清三の「ジャポニゼ」と、ドミニク・コルビの「フレンチ割烹」 【特別寄稿】 翻訳の限界〜なぜレシピは誤読されるのか〜(稲見史人) 齢五十。本当の意味での限界オタクが「大事な事は全部アニメから教わった」と走馬灯のように郷愁するコラム(亡国) ドグラーメン・マグラーメン 〜麺よ、何故踊る〜(朝倉左久) 《資料編》 ①Gastrogeek アニメ版+アニメ対応リスト ②フランスで出版されているアニメ飯BOOKFGUIDE ③フランスで気なる「和」のつながりを感じるお店 ④その日本食材、フランスでなんて言う? 特別付録:MANPAN(漫飯) 制作:藤本康生 ーーー サイズ・頁数:B5・40ページ 発行:おしゃま図書
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大川景子『異境の中の故郷(DVD)』
¥4,000
SOLD OUT
リービ英雄は日本語を母語とせず育ちながら、現在は日本語で最も豊かな創作活動を続けている日本文学作家である。2013年3月、台湾の東海大学シンポジウムに招聘されたことがきっかけで、リービは52年ぶりにその場所を訪れることを決意する。その旅に詩人の管啓次郎、映像作家の大川景子、作家の温又柔が同行し出来上がったドキュメンタリー作品。 出演:リービ英雄(りーび・ひでお) 1950 年アメリカ生まれ。少年時代を台湾、香港で過ごし、67 年に日本に初めて住む。その後、日米往還を繰り返し、プリンストン大学大学院博士課程修了、プリンストン大学、スタンフォード大学で日本文学の教授を務める。87 年、「群像」に小説「星条旗の聞こえない部屋」を発表。日本語を母語としない西洋出身者による初めての日本文学として話題を呼ぶ。以降『天安門』『千々にくだけて』〈大佛次郎賞〉『仮の水』〈伊藤整文学賞〉等を刊行。現在も日本文学の最前線をひた走り続ける。 出演:温又柔(おん・ゆうじゅう) 小説家。1980年台湾・台北市生まれ。3歳のときより東京在住。日本語・中国語・台湾語が飛び交う環境で育つ。2009年、「好去好来歌」ですばる文学賞佳作を受賞。著書に『来福の家』(集英社)。2013年、音楽家・小島ケイタニーラブと共に朗読と演奏によるコラボレーション活動を開始。エッセイ「失われた〈母国語〉を求めて」を白水社HPで連載中http://www.hakusuisha.co.jp/essay/bokokugo.html プロデューサー:管 啓次郎(すが・けいじろう) 詩人、比較文学者、明治大学教授。1958 年生まれ。主な著書に『コロンブスの犬』(河出文庫)、『斜線の旅』(インスクリプト、読売文学賞)。訳書にエドゥアール・グリッサン『<関係>の詩学』、サン=テグジュペリ『星の王子さま』など多数。最新作に詩集『時制論 Agend’Ars4』、『ストレンジオグラフィ』(ともに左右社)。 http://monpaysnatal.blogspot.jp/ 監督:大川景子(おおかわ・けいこ) 映像作家。1978年生まれ。東京芸術大学大学院映像研究科卒業。諏訪敦彦監督編『黒髪』、筒井武文監督『バッハの肖像』編集 、杉田協士監督『ひとつの歌』助監督・編集。自身の作品としては、茨城県の化学工場で働くインドネシア人研修生たちの日常生活を追ったドキュメンタリー『高浪アパート』(2006)がある。『ろうそくの炎がささやく言葉』 (勁草書房)のプロモーションビデオを担当 (公式サイトより転載)
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メジロフィルムズ『A Film About Coffee(パンフレット)』
¥764
世界を席巻するコーヒーカルチャーの新潮流を描いたドキュメンタリー「A Film About Coffee(ア・フィルム・アバウト・コーヒー)」のパンフレットです。 【収録内容】 ・イントロダクション ・一杯のコーヒーができるまで ・ブランドン・ローパー監督:インタビュー ・キャストの想い ・一杯のコーヒーが教えてくれる新しい消費の考え方:佐久間裕美子(ライター) ・コーヒーの歴史 ・キーワード解説 ・おいしいコーヒーを追求することは自由を追求することなのだ:岡本仁(編集者) ・90%コモディティコーヒーについてコーヒーハンター・川島良彰さんに聞きました ・大坊さんから寄せられたメッセージ ・人気の本屋とコーヒーショップが語る東京で起きてるコーヒーカルチャーの現在形:中村秀一×松島大介×坂尾篤史 【原題】A Film About Coffee 【監督】ブランドン・ローパー 【キャスト】ダリン・ダニエル,マイケル・フィリップス,ジェームズ・フリーマン,ケイティ・カージュロ,デビン・チャップマン 判型:137mm×210mm×3mm
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近廣直也『どうげんぼうずという仕事』
¥2,200
近廣直也 『どうげんぼうずという仕事』 取材・構成/川口和正 発行/TUK TUK CAFE 定価 本体 2,000円+税 B6サイズ/オールカラー/156ページ 編集/杉山敦、撮影/沼田学、デザイン/下山ワタル ーーーーーーーーー 編集 杉山敦さんnoteより 2024年9月1日に刊行された書籍、近廣直也 『どうげんぼうずという仕事』は、東京・中野の人気ラーメン店 「麺屋どうげんぼうず」 店主が語る「仕事」論です。 「ラーメン屋はラーメンだけ作ってろ」と散々言われるわけやけど、ラーメン屋がラーメンを作るのはただの業務なんよ、ギョーム。差別や虐殺や戦争をやめろって声を上げるんは、「大人の仕事」で、この国の住人の殆どは大人の仕事をサボっとるんよ。(「麺屋どうげんぼうず」Twitterより) 日本産と韓国産の唐辛子を使った、真っ赤なスープが食欲をそそる人気メニュー「辛そば」は差別解消への願いから生まれたこと。近所の子どもやお年寄りをいつも気にかけ、障害を持つ子の介助を続けたこと。年末にはホームレスの人たちの支援に出向くこと。店の定休日にはイスラエル大使館前に「虐殺やめろ」と一人で抗議に立つこと。政治的発言に不寛容な世の中でも常に政治や社会にはっきりと意思表示すること――。 この本では、そんなやさしくも、気骨あるラーメン店主が「仕事」とは何かと語ります。それは、目の前の業務だけではない。困っている人がいたら手を差し伸べ、理不尽なことには声を上げることこそ、「大人の仕事」ではないか、と。 ラーメン屋であり、町のコミュニティであり、プロテスターでもある著者が「仕事」について語り尽くした本、『どうげんぼうずという仕事』。店主・近廣直也(以下、チカヒロ)と、取材・構成を担当したライター・川口和正との「note」での特別対談からその一端を受け取ってください。
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まわる書房『LIFE HISTORY MIXTAPE 01』
¥1,650
今を生きるラッパーたちへインタビュー 子供の頃の話を集めた生活史集 【語り手】 EASTA Flashy Naked TOFU Natural P ratiff(Neibiss) Joseph Blackwell Ganafii Tepa Roucci SOMAOTA valknee (版元サイトより転載)
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maco marets『Lepido and Dendron』
¥2,420
2024年6月15日、maco marets CDデビュー8周年の節目に際して制作された自身初の詩作品集『Lepido and Dendron』。 2021年以降、ストリートカルチャーマガジン『HIDDEN CHAMPION Magazine』や『3.5 magazine』といった媒体で発表した作品たちに書き下ろしの新作をくわえた、詩人・maco maretsとしての足跡とその現在地をあらわす全25篇を収録しています。 本書の大きな特徴のひとつが、書籍でありながら過去にリリースされたmaco maretsのCDや7インチレコードと同等のサイズ(約180mm × 180mmのスクエア型)でデザインが統一されている点。maco marets自身「これまで発表した音楽作品と地続きの感覚を表現したかった」と語っており、その内容とあわせて、過去作にもひけを取らないひとつの「アルバム」としてラップ・ミュージシャンならではのこだわりを詰め込んだ一冊です。 ◾️作品情報 ・著者名/タイトル:maco marets『Lepido and Dendron』 ・デザイン:Yunosuke ・印刷:藤原印刷株式会社 ・制作:Woodlands Circle ※maco marets 自主レーベル ・刊行予定日:2024年6月15日 ・価格:¥2,420 (消費税込) A4変型/64ページ (著者オンラインサイトより転載)
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PATU BigBang! コメディ特集ZINE『ミラクル』
¥800
【目次】 ・日本におけるコメディ映画の立ち位置 ・コメディの視点から『ジョーカー』を考える〈Web座談会〉 ・トッド・フィリップス監督作品のパンフ ・コメディアンが監督になるとき ・タイカ・ワイティティ ・ジョーダン・ピール ・北野 武(ビートたけし) ・照屋年之(ゴリ) ・テリー・ジョーンズとテリー・ギリアム〈2人のテリー〉 ・パンフなき配信スルーコメディたち ・コメディの申し子リチャード・カーティス 【おまけのミニポスター裏】 ・ジョーカー ・ジョーカー座談会 未公開シーン「色彩について」 ・『全身ハードコア GGアリン』 ・コロナ禍のアメリカ・コメディ番組 (公式HPより転載)