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『路上の抵抗誌』第二号
¥1,320
路上をめぐるさまざまな表現を集めることを目的とした雑誌。 「特集 カタストロフと路上」 戦争や災害といったカタストロフ(大惨事)に対して、それぞれの異なる立場から見たことや考えたことについての寄稿やインタビューを収録しています。 B5、88ページ。定価1200円(税別) (版元SNSより引用)
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『Troublemakers』第2号
¥2,970
今号のインタヴュイーたちは、もう自分の居場所を見つけているように見えた。文学研究者の小林富久子さんはアメリカでアジアの女性作家たちとジェンダー批評に出会うことで、難民としてアメリカに渡った両親をもつリンダはアイルランドへ飛び出すことで、「喫茶壁と卵」のふたりはちいさくてあたたかい喫茶店を開くことで、それぞれの居場所をつくってきた。家族、ルーツ、学問、喫茶店──あらゆるものが誰かにとっての居場所になりうるのだと教えてくれる、はみ出し者たちのストーリー。さらに、李琴峰のジェンダーディストピアSF短編『女崩れ」、沖縄にルーツをもつアメリカ人フォトグラファー、渡久地トリによる日系アイデンティティを捉えたフォトストーリー、東京在住のイギリス人ライター、ウィリアム・アンドリューズが東京で働くクルド人労働者との出会いを振り返ったエッセイも掲載。 Language: English & Japanese Size: 171mm × 240mm Page: 176p Cover Price: ¥2,970 Summer 2025 Printed in Japan / UK ISSN 2759-0615 ISBN 978-4-911196-02-1 (公式サイトから転載) 発行:Troublemakers Publishing
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クィア・マガジン『Over』vol.05
¥1,540
Over vol.05 発行・発売:オーバーマガジン社 Over ECショップ先行発売:2024/4/25 一般書店等発売:2024/5/27 ISBN:978-4-9910840-4-1 STAY ALIVE ! セクシュアル・マイノリティのメンタルヘルスとコミュニティ ・インタビュー 高知東生 依存症という病に苦しむ人に送る知恵 ・インタビュー 松本俊彦(精神科医)LGBTQ の薬物依存、メンタルヘルス ・インタビュー 塚本堅一 「死にたい」から「長生きしたい」と思えるようになるまで ラッシュ事件、その後─ ・インタビュー メンタルヘルスに問題を抱えるLGBTQ当事者のための自助グループ「カラフル@ はーと」 ・LGBTQ+ が自ら死を選ばなくても済む世の中へ 鈴木賢 ・夥しい死者たちを語り継ぐ──平等の問題としてのゲイネス 北丸雄二 ・追い詰められるトランスジェンダー 畑野とまと ・新しいコミュニティーを作ってみる ティーヌ ・日本に来てまもないゲイ・バイセクシュアル男性のためのカフェ・スペース Not Alone Cafe ・OVER THE INTERVIEW 〝違い〟を残したままで 「集まるクィアの会」 ・新宿二丁目で松浦理英子の『ナチュラル・ウーマン』を読む ティーヌ ・この寂しさのゆくえー『異人たち』によせて 木津毅 ・QUEER KOREA『them』 ・私が握れなかった手 映画『エゴイスト』で再会した「母」 おーけー ・そして僕は、ナイロビに住むLGBTIQ+ 難民のサポートを始めた 植田祐介 ・執筆者紹介 ・編集後記 (版元サイトより引用)
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クィア・マガジン『Over』vol.01
¥1,320
Over vol.01 発行・発売:オーバーマガジン社 発売日:2019/05/24 ISBN:978-4-9910840-0-3 創刊号の特集は『SroneWall50_人権!差別!LGBT!』 豪華な執筆陣による寄稿文とインタビュー記事で、LGBTの権利回復・尊厳回復運動の歴史に迫り、これから我々がなにをすべきかを考えていきます。 ■Contents 北丸雄二:作用と反作用の長き派手やかな道―ストーンウォール五十周年(上) 畑野とまと:ストーンウォールの真実 菅野恒平(写真):ニューヨークで起こったこと 鈴木賢:LGBT+の生きづらさの根源にあるもの 笹川かおり:「家族のかたち」から考える、連帯の広がり 小倉東a・k・a・ドラァグクイーン・マーガレット:ドラァグクイーンであることは政治的であること 木津毅:ポップとアートが世界を動かす 金相佑・潟見陽:QUEER KOREA(インタビュー 6699pressイ・ジェヨン) カナイフユキ(読切):GAME OVER 井上洋士:「新時代」を迎えているHIVと「U =U」という「新常識」 八尋遥:LGBTユースの居場所づくりの現場から 木津毅:クィアに先鋭化するエレクトロニック・ミュージック タキタリエ:「gossip でゴシップ」始まりなのに「OVER」とはこれいかに。 相川千尋:それでもやっぱり、言葉で救われる ティーヌ:新宿二丁目で『台湾俳句歳時記』を読む。 butaji:誰かの愛の歌があなたに届くとき(インタビュー) 編集後記:LGBT界のブルーズブラザーズとよばれて What is your PRIDE? 畑野とまと、鈴木賢、笹川かおり、小倉東(マーガレット)、 木津毅、イ・ジェヨン、タキタリエ、ティーヌ、 Akira the Hustler、生島嗣、石田仁、 尾辻かな子、杉山文野、鈴木茂義、東小雪、藤めぐみ、松岡宗嗣、 ブブ・ド・ラ・マドレーヌ、前田邦博、山縣真矢、松中権
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キム・ジェンドリ・グムスク『草 日本軍「慰安婦」のリビング・ヒストリー』
¥3,300
韓国出身のグラフィックノベル作家、キム・ジェンドリ・グムスクが2017年に発表した作品を完訳。 日本軍「慰安婦」イ・オクソンのリビング・ヒストリーをベースにした480ページに及ぶ大作は、グラフィックノベルの傑作と称され、ニューヨークタイムズが「ベストコミック2019」に選定するなど欧米でも高く評価されている。 戦時性暴力、植民地支配下での女性の痛みを描いた本作の理解を深めるために、バンド・デシネ翻訳家、歴史学者らの解説を収録。 キム・ジェンドリ・グムスク プロフィール 1971年、韓国・高興生まれ。グラフィック・ノベル作家。韓国(世宗大学絵画科)とフランス(ストラスブール国立装飾美術学校)で絵画を学び、取材をもとにした作品を多数発表。2017年刊行の『草』は、フランス語、英語、イタリア語などに翻訳され、ニューヨークタイムズで「ベスト・コミック2019」に選ばれるなど高く評価されている。おもな作品に『チスル』、『ジュニ兄さん』、最新作『裸木』(いずれも未訳)など。
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伊藤春奈(花束書房) 責任編集『エトセトラ』 vol.9
¥1,540
「女人禁制」は、もういらない! マイノリティへの差別・排除と深くつながる 「女人禁制」の歴史を探りながら、 国や家父長制が追い出してきたものはなにか、 その底にあるのはなにかを知る特集号。 昔から、宗教や伝統のかたちを借りて、特定の職業や場所、集団に女性を入れない仕組みをつくってきた国、日本。21世紀になっても、大相撲、甲子園、古典芸能、山、プロの厨房、祭りなどなど、多くの場に「女人禁制」文化が残っています。フェミマガジン9号目は、女性史を中心としたライター・編集者の伊藤春奈をゲスト編集長に、多様な書き手や語り手が集まり、この問題を考えます。 エッセイ、インタビュー、読者投稿、漫画、いまだ「女性」が登れない「大峰山」への質問も! 誰かをどこかに「入(い)れない」システムはもう終わりにしよう。 ▶伊藤春奈さんによる「特集のはじめに」 著者情報 特集編集 伊藤春奈(花束書房) いとうはるな(はなたばしょぼう) 編集者・ライター。近著『「姐御」の文化史 幕末から近代まで教科書が教えない女性史』(DU BOOKS) 。「花束書房」名義で北村兼子の広報活動と、女性史を中心とした出版プロジェクトを主宰。花束書房から『ウィメン・ウォリアーズ はじめて読む女戦記』(パメラ・トーラー著、西川知佐訳)、『未来からきたフェミニスト 北村兼子と山川菊栄』(2023年5月刊行予定)を刊行。『群像』(講談社)にて「ふたり暮らしの〈女性〉史」連載中。 目次 特集:NO MORE 女人禁制! 特集のはじめに 【読者投稿】 あなたが知っている「女人禁制」 【論考・エッセイ・漫画】 源淳子「『女人禁制』と天皇制」 堀越英美「『山の神』と『女芸人』に求められてきたもの」 柚木麻子「ラーメンいちから作ってみたら自然と腕組みしちゃってた記」 山崎ナオコーラ「『女人禁制』と『源氏物語』と出家、ついでに私」 はらだ有彩「能・卒都婆小町と私」 佐藤瑞枝「博多祇園山笠――このホモソーシャルな世界」 (地元の声/永島順子) 林葉子「〈女性の穢れ〉と近代公娼制度」 金貴粉「ハンセン病療養所に生きた在日朝鮮人女性たち」 川﨑那恵「『アナーカ部落フェミニストの会』創立への呼びかけ」 堀江有里「性への忌避――キリスト教の女性嫌悪・同性愛嫌悪をめぐる断想」 鳥山純子「家父長制はマザコン生成装置なのか――現在モロッコの嫁姑問題から」 牧野雅子「女性専用車両の存在は何を意味しているのか」 【インタビュー】 性善寺・柴谷宗叔「性的マイノリティも地元の人も誰もが入れる『みんなの寺』」 ナモナモ寺・野世阿弥「寺という場所から仏教やフェミニズムをちょっとずつ開く」 桂二葉「まっすぐ自分の声が出せるように」 【アンケート】 女人禁制「大峰山」への質問 「女人禁制」を続ける理由はなんですか? 特集のおわりに ************************************************************ 【寄稿】 吉田亜矢子「渋谷区、美竹公園・神宮通公園野宿者排除に抗して」 長田杏奈「被害者非難の温度を測る」 【対談】 小川たまか✕有馬ゆきみ「フェミニストのライターと弁護士が語る『性暴力』の周辺 VOL.1」 【漫画】 とれたてクラブ「ワタシってディ→バディ→バしてるから」 【新連載】 「祖母の話」/#1高柳聡子「光なき朝を生きて」 「北京会議の前と後」福田和子/第1回「日本各地から北京へ! 草の根の女性たち」 「アート・アクティヴィズム」北原恵/〈97〉渋谷パルコでゲリラ・ガールズ展――ポストフェミニズム時代の『アート』」 【連載】 「編集長フェミ日記」2022年12月〜2023年3月 「Who is she?」大橋由香子/第6回:取り上げる彼女たち 「LAST TIME WE MET 彼女たちが見ていた風景」宇壽山貴久子 私のフェミアイテム:奥薗和子 NOW THIS ACTIVIST :末原真紀 etcbookshop通信 (版元サイトより引用)
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小川たまか 責任編集『エトセトラ』 vol.11
¥1,540
110年ぶりとなった2017年の性犯罪刑法改正と、 根幹的な変化があった2023年の再改正。 その7年のあいだ、現場を見てきたライターの小川たまかとともに2つの刑法改正をふりかえり、 日本で性暴力とたたかい、改正を成し遂げた当事者、支援者、フェミニストたちの活動を記録に残す。 法曹、ジャーナリズム、研究、医療、性教育、表現、運動…etc.それぞれの場で 社会を変えようとしてきた声を集めた特集号。エッセイ、インタビュー、座談会、読者投稿など。 小川たまか「特集のはじめに」は▶︎こちらで全文読めます。 著者情報 特集編集 小川たまか おがわ・たまか 1980 年東京生まれ。大学院卒業後、2008 年に共同経営者と編集プロダクションを起ち上げ取締役を務めたのち、2018 年からフリーライターに。Yahoo! ニュース個人「小川たまかのたまたま生きてる」などで、性暴力に関する問題を取材・執筆。著書に『「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。』(タバブックス)、『告発と呼ばれるものの周辺で』(亜紀書房)、『たまたま生まれてフィメール』(平凡社)、共著に『わたしは黙らない―性暴力をなくす30の視点』(合同出版)。 目次 特集:ジェンダーと刑法のささやかな七年 特集のはじめに 【座談会】 池田鮎美✕岩田美佐✕早乙女祥子「性被害者当事者たちの刑法改正とこの7年」 解説:2017年と2023年の刑法改正とは?(作成・小川たまか) 【寄稿】 寺町東子[法律に埋め込まれた家父長制・男尊女卑の地雷を掘り起こしてひっくり返す話」 仲岡しゅん「20年前の性暴力、闘い勝訴した女性とその弁護士の記録 」 河原理子「あなたに知ってほしいこと」 安田菜津紀「日本で、世界で、『支配する力』に抗うこと」 宮﨑浩一「男性の性暴力被害を研究して見えてきたもの」 池田祐美枝「性暴力のない世の中を目指して〜産婦人科医から見える性暴力を取り巻く社会の遍歴〜」 清水美春「一点突破、全面展開。びわこんどーむレボリューション。」 【対談】 太田啓子✕安發明子「子どもを守れていない、日本の社会を変えるために」 村田沙耶香✕小川たまか「私と誰かの性被害を書くときに、小説にしかできないこと」 【インタビュー】 方清子「いまに続く性暴力の出発点として――日本軍「慰安婦」への連帯運動を知る」 高里鈴代「沖縄で基地・軍隊の性暴力とたたかい続ける、被害者の声を聴き続ける」 上野さやか「沖縄がつなぐフラワーデモ」 【読者投稿】 あなたが「セックスとはなにか」を知ったのはいつですか? 特集のおわりに ***************** 【寄稿】 金城美幸「ガザ・ジェノサイドと女性への交差的暴力」 ナッタニチャー・レッククラー(福冨渉・訳)「わたしたちの愛が、家父長制を元首とする異性愛規範に飼い慣らされるのではなく、革命の如きものになりますように――同性婚法案制定直前のタイから」 【フェミ・レポート】 冷君暁「絶望と希望:中国の女権主義」 【エッセイ】 下村 沙季マリン「私たちのバーベルを強く握る方法」 【連載】 「編集長フェミ日記」2023年9月〜2024年4月 「祖母の話」/#3 紀愛 「きっと最高の討論相手になってくれたであろう함매(ハンメ)へ 」 「寝た子を起こして、仲良くごはん」川﨑那恵/第一回「春、大和川の思い出にあそぶ」 「アート・アクティビズム」北原恵/〈99〉「飯山由貴に聞く――国立西洋美術館での展示と抗議行動」 「北京会議の前と後〜SRHR30年の足跡を探して〜」福田和子/第二回:ヌエックに集まった女性たちと北京会議 アーティストのフリースペース:とれたてクラブ 私のフェミアイテム:macca NOW THIS ACTIVIST :村上麻衣 etcbookshop通信 (版元サイトより引用)
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鈴木みのり・和田彩花 責任編集『エトセトラ』 vol.8
¥1,430
「アイドル」を含めたいろいろな人たちが、心身ともに健やかでいられるには-- 「アイドル」の表象、労働、消費について考える、 これまでなかったことにされてきた必要で切実で多様な声を集めた特集号 フェミニズムを身近なテーマから考えるマガジン「エトセトラ」8号目の特集は、「アイドル」。自身がアイドルの和田彩花、アイドル文化を含めた表象について執筆を重ねてきた鈴木みのりを特集の編集に迎え、労働、心身の健康、ボディイメージやライフスタイルの消費、SNSを巡る諸問題に向き合い、そしてアイドルから得られる希望や喜びとは何かを探る。1408もの声が集まった「アイドルの未来のためのアンケート」も! 特集外も、ジュディス・バトラーへのロングインタビュー、「オープンレター 女性差別的な文化を脱するために」原文掲載など、残しておきたい記録に満ちた一冊。 著者情報 特集編集 鈴木みのり・和田彩花 鈴木みのり(すずき・みのり) 1982年高知県生まれ。ジェンダーやセクシュアリティの視点、フェミニズム、クィア理論への関心から小説、映画、芸術などについて「i-D Japan」「キネマ旬報」「現代思想」「新潮」「すばる」などで執筆。2018 年、範宙遊泳『# 禁じられたた遊び』に出演。近刊に『「テレビは見ない」というけれど』(共著/青弓社)。『早稲田文学増刊号 「家族」』(筑摩書房)に短編小説を寄稿。 和田彩花(わだ・あやか) 1994年群馬県生まれ。アイドル。2009年アイドルグループ「スマイレージ」(後に「アンジュルム」に改名)の初期メンバーに選出。リーダーに就任。10年「夢見る15歳」でメジャーデビューを果たし、同年「第52回日本レコード大賞」最優秀新人賞を受賞。19年アンジュルム、およびHello! Projectを卒業し、アイドル活動を続ける傍ら、大学院でも学んだ美術にも強い関心を寄せる。特技は美術について話すこと。特に好きな画家は、エドゥアール・マネ。好きな作品は《菫の花束をつけたベルト・モリゾ》。特に好きな(得意な)美術の分野は、西洋近代絵画、現代美術、仏像。 目次 特集:アイドル、労働、リップ 特集のはじめに 鈴木みのり・和田彩花 【エッセイ】 菅野つかさ「少女時代を通して出会った世界」 野中モモ「『街いちばんのナイス・キッドたち』によせて」 藤野可織「私はいかにしてアイドルの恋愛に一喜一憂するようになったか」 犬山紙子「ファンと消費」 【創作】 岩川ありさ「わたしはこぶしを握りしめる」 【論考】 ハン・トンヒョン「矛盾に満ちた『推される人』たちにかかる負荷が少しでも減ることをいつも願っている」 上岡磨奈「アイドルとあなたとは何も変わらない、同じ人間である」 田中東子「アイドルたちは何を開示しているのか?」 【写真】 藤岡亜弥「熱狂の広島、オバマがヒロシマに来た日」 【インタビュー】 竹内亜矢子「〈自分の身体と折り合いをつける〉ために試してみたいエクササイズとストレッチ」 寺嶋由芙「好きなことを好きでいるために、アイドルの問題を話していきたい」 内藤忍「働くすべての人の『労働』が、守られるために知りたいこと」 【アンケート】 わたしの“アイドル” 宇垣美里/エミリー/太田莉菜/温又柔/カナイフユキ/近藤銀河/佐久間裕美子/佐野亜裕美/柴崎友香/周司あきら/岨手由貴子/仲西森奈 /羽佐田瑶子/valknee/潘逸舟/丸山美佳/宮越里子/森栄喜/WAIFU 1408の声が集まった 「アイドルの未来のためのアンケート」 特集のおわりに 鈴木みのり・和田彩花 ************************************************************ 【インタビュー】 ジュディス・バトラー「反ジェンダー、反多様性にフェミニズムは抵抗する」 (聞き手:清水晶子/ 翻訳:西山敦子(C.I.P. Books)/ 企画・写真:間部百合) 【アーカイブ】 「オープンレター 女性差別的な文化を脱するために」を記録する 【寄稿】 北原恵「イトー・ターリが遺したもの――追悼展示会報告記」 【フェミリポート】 下郷さとみ「ブラジルの政治を、先住民族の女性・マイノリティの手に」 【連載】 「編集長フェミ日記」(2022年8月~10月)鈴木みのり・和田彩花 「ふぇみで大丈夫」ナガノハル/vol.4:ちゃんみな大好き 「ここは女を入れない国」伊藤春奈(花束書房)/第6回:炭鉱と女人禁制 「Who is she?」大橋由香子/第5回:日雇いで働くニコヨンの彼女 「LAST TIME WE MET 彼女たちが見ていた風景」宇壽山貴久子 私のフェミアイテム:須藤はる奈 NOW THIS ACTIVIST :門田亜里砂 etc. bookshop通信 (版元サイトより引用)
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井谷聡子 責任編集『エトセトラ』 vol.6
¥1,430
スポーツはジェンダーと切り離せない。 スポーツは「男らしさ」の規範を強化し、「女らしさ」を監視してきた一方で、 ジェンダー規範に揺さぶりをかけてきた。 フェミニズムの視点で捉えなおして、 スポーツや運動をいま、私たちの身体に取り戻そう! フェミニズムを身近なテーマから考えるマガジン「エトセトラ」6号目が取り上げるのは、「スポーツ」。スポーツとジェンダー・セクシュアリティ研究の井谷聡子責任編集のもと、読者アンケート、論考・エッセイ、スポーツ史年表、多様なインタビューで構成。 著者情報 責任編集 井谷聡子 いたに・さとこ 専門は、スポーツとジェンダー・セクシュアリティ研究。関西大学文学部准教授。2015年トロント大学博士課程修了。著書に『〈体育会系女子〉のポリティクス―身体・ジェンダー・セクシュアリティ』(関西大学出版部)、監訳書にヘレン・レンスキー『オリンピックという名の虚構』(晃洋書房)、ジュールズ・ボイコフ『オリンピック―反対する側の論理』(作品社)がある。 目次 特集:ジェンダーとスポーツ はじめに 【エッセイ】 松田青子「ようやく気づけた」 キム・ホンビ「私たちのグラウンドを広く使う方法」(小山内園子 訳) 津村記久子「スタジアムの女の人たち」 【読者アンケート】 スポーツ・運動と私たちの関係 【ジェンダーでスポーツを考える】 井谷惠子「『体育嫌い』とジェンダー・ポリティクス」 熊安貴美江「スポーツが内包するハラスメント、暴力」 (インタビュー) 飛騨シューレ・山田ゆかり「スポーツとの関係を変えるために、子どもたちと一緒に場所をつくる 」 (レポート) 小川たまか「女性のための護身プログラム『Wen-Do』を体験する」 小林美香「五輪広告の女神たち 『美しさ』と『強さの表象』」 小林直美「オリンピックニュースをジェンダー・センシティブに――報道内容と報道される選手の権利―― 」 【年表】 ジェンダー視点でふりかえる女性スポーツ・体育この100年(作成:小石原美保) 【エッセイ】 伊藤春奈(花束書房)「スポーツに自由を見た女性たち――『強さ』を入り口に」 【インタビュー】 今日和「女子相撲を広げるために、やりたいこと」 【スポーツと生きる】 ケイト・シルベスター「強い絆と集団的沈黙:女性にとっての剣道の矛盾」(高井詩穂 訳) 水野英莉「サーフィンが自由な身体文化であるために」 関めぐみ「私が『女子マネージャー』を研究する理由」 井谷聡子「東京2020とトランス選手と」 (インタビュー) サヴォイ・“カパウ!”・ハウ「トランスジェンダーも、共に安心できるボクシングジムができるまで」 特集のおわりに 【連載】 編集長フェミ日記 2021年7月〜9月/井谷聡子 ここは女を入れない国 第4回山と女人禁制(前編)/伊藤春奈(花束書房) Who is she? 第4回花をもって立つ彼女/大橋由香子 ふぇみで大丈夫 vol.2 スガ・バッハの行いを精神障害者に押し付けるな/ナガノハル LAST TIME WE MET 彼女たちが見ていた風景 vol.6/宇壽山貴久子 私のフェミアイテム 06 Nami Sato NOW THIS ACTIVIST vol.5 長位鈴子 etcbookshop通信 【寄稿】 いちむらみさこ「オリンピック・パラリンピックに対する女性たちの抵抗」 岩間香純「ラステシスと私たち:現代のアクティビズムが繋ぐ痛みのコミュニティー」 【フェミリポート】 高柳聡子「ロシア、もうひとつのエピデミック」 (版元サイトより引用)
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田房永子 責任編集『エトセトラ』 vol.1
¥1,100
毎号、新しい編集長がいちばん伝えたいテーマを特集するフェミマガジン創刊! 大手コンビニチェーンが、2019年8月末日までに「成人向け雑誌」の販売を中止する方針を決定。 私たちの生活に欠かせないコンビニという場所に「エロ本」があったこと/なくなることについて 田房永子が編集長となって、二度とないタイミングで60人のリアルな声を集めました。 作家や漫画家、書店店長、成人誌製作者からの寄稿他、一般投稿による40人の賛否激論フォーラム、各社コンビニへのアンケート、もちろん田房永子のエッセイ漫画も! 身近なテーマからフェミニズムを考える、新しい雑誌の誕生です。 (目次) 特集/コンビニからエロ本がなくなる日 寄稿 小川たまか/北原みのり/伊野尾宏之 デジスタ小保方/ドルショック竹下/武田砂鉄 瀧波ユカリ/水谷さるころ/少年アヤ 安達茉莉子/高橋フミコ/清田隆之 一般投稿40人による賛否激論・投稿フォーラム 漫画 かつてコンビニにはエロ本があった コンビニに抗議できなかった話 田房永子 アンケート 「コンビニからエロ本がなくなること」について、コンビニ各社へお尋ねしました。 連載 編集長フェミ日記 2019年1〜2月 LAST TIME WE MET 彼女たちが見ていた風景 宇壽山貴久子 私のフェミアイテム 長田杏奈 NOW THIS ACTIVIST 福田和子 etc.bookshop通信
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野原くろ・エスムラルダ『トビタテ!LGBTQ+ 6人のハイスクール・ストーリー』
¥1,760
野原くろ(のはらくろ) ニューヨーク、Pratt Institute中退、1995年12月雑誌『薔薇族(96年2月号)』で漫画家デビュー。その後、イラストレーターとして活躍しながら、古川書房から単行本『ミルク』全3巻を刊行、雑誌「Badi」の連載などでも作品を発表し続け、現在は単行本『下宿のお兄さん』が6巻まで刊行中、また新作『玄太はオレが好き』をWEBマガジン「newTOKYO」に連載中。韓国の6699pressが制作した『キミのセナカ』は韓国、台湾で出版後、日本でも発行され話題に。また、フランスでは電子書籍連載後に書籍化もされた。バンドcali≠gariのギタリスト桜井青と「くろとあお」でも活動中。 エスムラルダ 1994年よりドラァグクイーンとして各種イベントやメディア、舞台などに出演。2002年、東京都「ヘブン・アーティスト」ライセンスを取得。 脚本家・ライターとしても活動しており、舞台・ドラマの脚本や東宝ミュージカル『プリシラ』(宮本亞門演出)の翻訳を手がける。近著に『ロジカルメモ』(アスコム刊)。また2018年12月、作詞家・及川眠子、作曲家・中崎英也のプロデュースにより、ドラァグクイーン・ディーヴァ・ユニット「八方不美人」を結成し、CDデビュー。 自分らしくありたい そして誰も傷つけなくない 若いLGBTQ+の悩み、迷い、優しさ、そして勇気がギュッとつまった胸キュン・ストーリーを通じて、彼らの悩みを、知る、学ぶ、応援する。コミック、エッセイ、関連資料が1冊に。 男性として扱われることに違和感を覚えるも、女性として生きたいわけではないと思い悩む凛。ゲイというセクシャリティを自分自身で受け止めることができず、ついつい何事にも否定的になり、周囲に嫌がらせをしてしまう輝。転校生のさやかは正義感が強いレズビアン。寡黙な優等生タイプの智史、明るくフェミニンな雰囲気のオープン・ゲイの虹太、明るく優しい性格が魅力の陽菜。 ここにいるのは、自分自身に正直であろうと、そして誰も傷つけたくないと葛藤するティーンたちばかり。 周囲への初めての告白(カミングアウト)、初めてみつけた理解者や仲間たち、彼らとの適切な距離を保つことの難しさ、そして常にある自分自身との葛藤。悩んだ末に決断した海外留学。 「トビタテ!留学JAPAN」派遣留学生有志&「プライドハウス東京」 「トビタテ!留学JAPAN」は、文部科学省が展開する日本の若者の海外留学への気運を醸成する官民協働の留学促進キャンペーン。その主な取り組みである「日本代表プログラム」による派遣留学生(以降、トビタテ生)のなかには、自身がLGBTQ+当事者、LGBTQ+に関連するテーマでの留学経験者など、LGBTQ+に関心の強い人が多くいました。 そんなトビタテ生の何名かが、大学のサークルやプライドパレードの企画などを通して、プライドハウス東京と接点をもつことに。留学を通して価値観が広がったと同時に、日本で当事者として生きることが辛い、自分が当事者であることを受け止めきれないなど様々な辛さや困難に悩んでいる人もいました。もし、LGBTQ+に関するレガシーを残すのなら、私たちと同じように悩んでいるユースに向けて、レガシーを残したい。その想いが「プライドハウス東京」と共鳴し、本プロジェクト立ち上げに至りました。 (版元サイトより飲尿)
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SNS医療のカタチ『医療のトリセツ』
¥2,200
020年3月から2023年2月にかけて「SNS医療のカタチ ONLINE」に出演された36人の医療専門家たちによる、それぞれの講義をまとめ、「SNS医療のカタチTV2023」開催を記念して2023年8月に刊行された同人誌。 山本健人 『知っておくべき七つの言葉 大塚篤司 『今さら人には聞けない〝エビデンス〟って何?』 堀向健太 『 子どものアトピー性皮膚炎のスキンケア』 市原 真 『小学生でもわかる臨床検査学』 坂本昌彦 『医療啓発について考えよう!』 大須賀覚 『がん治療についてのよくある誤解』 児島悠史 『薬剤師って何をする人?』 二重作拓也 『スポーツ医学の現場から』 國松淳和 『ストレスと自律神経の話』 豊永拓哉 『放射線のトリセツ』 西 智弘 『死に向かって、どんな自分であっても。』 志賀 隆 『四季別でお気をつけいただきたいこと』 新妻耕太 『ゼロからわかる、やさしい免疫学』 水野 篤 『たまには「心臓」の話もしよう』 岸 拓弥 『心不全 不全心じゃなく身不全 でもでも実は心不全』 武藤義和 『感染症診療の夜明け』 稲葉可奈子 『知るという、がん予防』 勝俣範之 『なぜ治療研究に応援が必要なのか?』 石井洋介 『大腸を失って外科医になった僕は、病院の外に出ることにした。』 今西洋介 『新生児科医からの手紙』 川島恵美 『産業医ってこんな人』 井上 祥 『メディカルノートの舞台裏』 山田悠史 『 「五つのM」で考える上手な歳の重ねかた』 大浦 誠 『病院家庭医が教えるマルモとの上手な付き合い方』 忽那賢志 『コロナにまつわるエトセトラ』 田中希宇人 『肺がんを治したい!』 看護師のかげ『看護と医療のカタチ』 紙谷 聡 『コロナワクチン情報の見分け方』 柴田 育 『これでわかる! 歯のキホン』 後藤礼司 『メディアでのコミュニケーションと立ち振る舞い』 永田 真 『これからどーなる? 日本のアレルギー診療』 福田芽森 『みんなが知らない学会のお仕事』 前田陽平 『耳鼻咽喉科医のおしごと』 坂本史衣 『家族に勧めている五つの感染対策』 倉原 優 『コロナ禍で悩ましい咳をなくしたい』 Dr.おかめ『あなたの腎臓の世界が変わる話』 ほか 表紙イラストは『 胚培養士ミズイロ』『阿・吽』『サプリ』『かしましめし』などでお馴染み、漫画家のおかざき真里さん。 (版元サイトより引用)
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ジェローム・ポーレン『LGBTヒストリーブック 絶対に諦めなかった人々の100年の闘い』
¥2,860
著:ジェローム・ポーレン(Jerome Pohlen) 独立系出版社シカゴレビュー出版の編集長。人権運動としてのLGBT運動の子ども向けの本がないことに気が付いたため、本書を執筆。小学校の理科の先生だった経験もあり、子ども向けのわかりやすい科学書『アインシュタインと相対性理論』(丸善出版)は、日本でも翻訳出版されている。また『アメリカの奇人』シリーズを手掛けた旅行ライターとしても有名。 訳:北丸雄二(Yuji Kitamaru) 中日新聞(東京新聞)ニューヨーク支局長を経て1996年からフリージャーナリストに。長年にわたってNYから米政治・文化などのほか、LGBTQ+の情報を日本に向けて発信。2018年から拠点を日本に移して活動。 ストーンウォールの反乱から50年 LGBTの権利回復の運動の歴史 本書『LGBTヒストリーブック 絶対に諦めなかった人々の100年の闘い』は、その副題通り、1世紀という長期にわたるLGBTの権利回復に向けた運動の歴史を、子どもたちのためにわかりやすく解説しています。 ピンクの三角形、ラヴェンダー狩り、ストーンウォールの反乱、ハーヴィー・ミルクの暗殺、エイズ危機、ヘイトクライム、数々の裁判、同性婚の実現……。LGBTの権利を求めて闘った100年にわたる歴史は、一進一退を繰り返しながら、一歩ずつ一歩ずつ、時には劇的に、前へ前へと進められていきました。そこには、決して諦めることのなかった、有名無名を問わないたくさんの「ヒーローたち」の活躍がありました。歴史をつくるのは、人なのです。人と人のつながりが、歴史を動かし、未来を切り開いていくのです。 公民権運動の異端児で、最初のゲイの権利団体を組織したマグヌス・ヒルシュフェルト レズビアンの社交クラブだった「ビリティスの娘たち」という団体を、強力な運動団体に変えたフィリス・ライオンとデル・マーティン 有名なアメリカ最初のトランスジェンダーであるクリスティーン・ジョーゲンセン そしてサンフランシスコの最初の公選市会議員ハーヴィー・ミルク さらに、歴史上のLGBTたち、フォン・スチューベン将軍、アラン・チューリング、ジェイン・アダムス、ベイヤード・ラスティン、その他の人々もとりあげています。そして歴史の最後を飾るのは、同性婚を可能にした最高裁の判決です。 ふんだんな個人史とエピソードの数々、貴重なビジュアルを多数収録! 子どもから大人まで学べる1冊です。 (版元サイトより引用)
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里見喜久夫(季刊『コトノネ』編集長)『いっしょが、たのしい』
¥2,178
「地域につながる」ことは、「地域をつなげる」ことでした。 ひとつの福祉施設の、なんでもない日常 『コトノネ』編集長の里見喜久夫が、3年間ほどひとつの障害者福祉施設に通って本にしました。『コトノネ』でおなじみの写真家の岸本剛さん、山本尚明さん、そして、地元のボランティア写真家の平山賢治さん(トヨタ自動車勤務)にも協力していただいて、素敵な写真集になりました。 「いっしょが、たのしい」から「ひとりも、たのしい」 写し出されるのは、障害者福祉施設でのなんでもない日常です。地元の農家や商店や料理家などさまざまな人が登場しますが、多くは障害者の写真です。畑仕事をしたり、なかには座っている人がいたり。個室で音楽をたのしむ人がいれば、庭でただ草をむしっている人もいます。 障害者福祉は、「みんなの福祉」でした。 写真を撮り、話を聞き、そんな日々を重ねていくと、町に生きる障害者福祉施設の姿が見えてきました。障害者を支援することで「地域につながる」。それは「地域をつなげる」ことでした。障害者福祉は、いつしか「みんなの地域福祉」になっていました。 (版元サイトより引用)
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佐久間裕美子『We Act! #1 できることは必ずある:わたしたちのアクション集』
¥660
佐久間裕美子のニュースレターをハブに生まれたコレクティブSakumag。#できることは必ずある をテーマに、参加者たちが、自分の足元から社会を変えるためにこれまで取った、大なり小なりのアクションと「Outcome(結果)」をまとめた小冊子。ジェンダー、環境、人生、仕事、政治、人権といった分野で取ったアクションが、どのように自分や周りを変えたのか。アクション志向のコレクティブSakumagのエッセンスのわかる一冊です。
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カナイフユキ『DOMINANT STORY-I'M A BOY-』
¥500
DOMINANT STORY -I'M A BOY- カナイフユキ 128mm×182mm 28ページ ホッチキス綴じ 2017年3月16日(土)~4月6日(土)にアップリンク吉祥寺マーケットプレイスで開催されたカナイフユキ「ドミナントストーリー -わたしは男の子-」 のPOPUPで展示されているイラストの原案となるZINEとして発行されたZINE
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【サイン本】太田尚樹『グレーとライフ』
¥1,650
人生に意味なんてあるだろ。 マイノリティの生きづらさと向き合いながら、確かな希望を見出す29篇のエッセイ。 世界の中心はお前じゃない、私でもない。 やさしいって、こういうことだったんだ。 上坂あゆ美(歌人・文筆家) 誰のせいにもしない。 納得するために、命がけで書く。 すごい人がいる。 岸田奈美(作家) すごく楽しい本なのに、 なんかどこまでも救われてしまいました。 花田菜々子(書店員) LGBTQのシンボルカラーはレインボーですが、ゲイとして生きてきた僕のこれまで は、どちらかと言えばグレーでした。 本書には、グレーな毎日にいちいちライフを削られる僕の弱腰な人となりと、それでもグレートなライフを諦めたくない僕の意地のようなものが込められています。 自分と同じように、毎日わからないことばかりで喫茶店の端でうずくまってしまうような 人がもう一度席を立ってみようかと思うその助けに、少しでもなればと願っています。 なんとなく前向きになれたり、なんとなくホッとしたりする、そんな曖昧な希望があるよう な、ないような、そんな本であってくれたらと願っています。 (本書「はじめに」より) ◎目次 美学という平等 / やさしいつくりもの / 笑ってのぼる、その悲しみについて / よろしうやりや / 傘がある / また(気が)合う日まで / 愛にも難易度がある / バック・トゥ・ザ・鶴瓶 / おたのしみ権(利) / かわいそうなこと / 未熟者には「へへへ」がお似合い / やさしさは、どこへいく / 想像の彼 / ときに下ろうと、上り坂にたつ / 舌打ちごしの希望 / おれは、おれなりに / 晴れやかな後悔 / コミュニケーションは急げない / 心のヒダ / 救いの手はひかっている / 感謝は、遅れてやってくる / 適当なおじさん / 両手ですくうように / おれの個性は、おれが決めるんだぜ / みつばちへ / さようなら、鏡月 / Piano Man / 幸福な道 / 幸福な道の先 / あとがきにかえて 定価:1,650円(本体1,500円+税10%) ISBN:9784781624402 発売日:2025年4月12日 判型・製本:四六判・並製 ページ数:208ページ 発行:イースト・プレス (版元サイトより転載) --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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椋本湧也『日常をうたう 〈8月15日の日記集〉』
¥1,650
SOLD OUT
94歳の祖母に戦時体験をインタビューし、その録音を聴いた27名の同世代が綴った「8月15日」の日記集。 戦時下の記憶をめぐる祖母へのインタビューと、寄稿者による日記の朗読を収録した『音声版』を聞きながらページをめくってみてください。 "日本では戦争を体験した世代が数を減らし、離れた土地では戦争が長期化するいま。戦争を体験していない私たちには何ができるだろう。94歳の祖母に話を聞くと、戦争が終わって最も嬉しかったのは「部屋の電灯が明るいこと」だったと教えてくれた。そしてこう思った。戦争とは日常を奪うものであり、なにげない日常こそが私たちを存在させてくれているのではないか、と。" (「はじめに」より) 〈ルール〉 1.戦争をめぐる祖母との会話を聴いてください。 2.その上で「8月15日」の日記を書いてください。 3.日記を朗読してください。 作:椋本湧也 装丁:古本実加 装画:三瓶玲奈 楽曲提供:秋吉敏子 〈書誌情報〉 サイズ:127✕177mm ページ数:168 ISBN:978-4-600-01343-1 初版部数:2000部 発行:2024年春 (版元サイトより引用)
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【サイン本】横道誠, 菊池真理子, 二村ヒトシ『「ほどよく」なんて生きられない 宗教2世、発達障害、愛着障害、依存症、セックス、創作活動をめぐる対話』
¥1,800
「どうして自分を好きになれないのか?」機能不全家庭で育った文学研究者、漫画家、AV監督──異なるフィールドで創作活動を行う3人が、「裸になれない」もどかしさを抱えながら、対話の舞台へと挑む。生きづらさの正体を探り、心の奥深くに切り込む、新たな視点がここに! Prologue[菊池真理子] Part 1 私たちが育った機能不全家庭 横道誠の場合 二村ヒトシの場合 菊池真理子の場合 Part 2 宗教2世問題 隠しておきたかった宗教教育 宗教とSMの意外な関係 信仰の自由と表現の自由の狭間で Part 3 発達障害・愛着障害・依存症 依存症は遺伝なのか、脳の病気なのか? 人間は退屈であることが苦しい 依存症になるのは真面目な人 こだわりであり、正義 セックス依存は依存症なのか? 僕は罪悪感を利用して生きてきた 発達障害者はモテるのか? 問題 じぶんを好きな人って、そんなにいるの? Part 4 創作の中で表れる問題 逆張りのアダルトビデオ 解離と創作の関係 パソコンに向かって、一秒後には没入状態 人間のダメさみたいなものを… 怖いのは、救われて矛盾がなくなった人 狂信者の強さに憧れる 引き裂かれの状況から、コーピングとしての創作へ Epilogue[菊池真理子]・「対話のあとに」[二村ヒトシ・横道誠] (出版社HPより転載) --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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エチュードブックス(編)『#選択的子なし 私たちの思うこと』
¥660
女性として生まれながらも、妊娠・出産を選ばなかった4人の綴るエッセイ。 筆者 イヌコ ねぎ 青井 真野いずみ 発行:エチュードブックス A5/20ページ (版元サイトより引用)
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やぎかなこ・伊藤茶色『十月十日の旅(とつきとおかのたび)』
¥2,200
あるひとりの女性が初めての妊娠を通して感じた変化、生まれてきた感情、見えてきた社会、もはや彼女自身も忘れてしまったかもしれない、あるいは今も持ち続けてるかもしれない、そんな言葉をパンパンに詰め込んだ冊子を発行します。 『十月十日の旅(とつきとおかのたび)』 伊藤茶色という友人、ときどき、仕事仲間がいる。生まれた場所も育った環境も、歩んできた道も違うわたしたち。でも、わたしたちは共に1992年に生まれた。そして長野県上田市という大きくもあり、小さくもある街で暮らしている。 これは、そんな友人の初めての妊娠、そして出産に至るまでの記録。わたしと彼女の長くて短い旅路。わたしから彼女、彼女たちへの祝福。 (著者noteより引用)
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編集:aoi『菜食と生きる』
¥1,500
本zineは、Queer、Queerアライ、Deaf、Vegan、フレキシタリアン、地方住み、都内住み、海外在住、などそれぞれに異なる属性があるけれども、フェミニズムを大事にしている6人のメンバーの記事でつくられています。菜食についておはなししたり、旅行した先のおはなしや、お弁当のおはなし、トロントでのおすすめスポットだったり、veganismのことを知るならこれがおすすめなどの情報も掲載しております。それに加えて、パレスチナに連帯するおはなしや、BDSのことにも触れています。 本zineはveganismの多様な在り方を周知することを目的としてつくられました。
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【サイン本】とれたてクラブ『祈りとスキンケア』
¥990
A5判 / 34頁 「スキンケアは…祈りみたいなもんかも」 「祈り…?」 「どうしたって僕殺される側なんで 僕がきれいだったら 話を聞いてくれる人がひとり増えるかもしれない 殺される量がちょっと減るかもしれない(略)ぼくたちの肌にトナーとセラムが1mlなじむたび ぼくの言葉を誰かがきいてくれて人の上に落ちる薬莢が1g減るかもしれない…」 ——本書より 失恋したばかりのゲイのミチは、河川敷で、関東大震災時に虐殺された朝鮮人を追悼する在日朝鮮人ユンジェと出会う。ふたりはパレスチナで起きている虐殺をはじめ、現代社会の問題にまつわる対話を深めてゆく—— 強烈な祈りのこめられたBL漫画本です。 本編はもちろん、あとがき代わりの「参考文献・出典について」も必読です。 登場人物たちの祈りがあなたに届き、だれかの上に落ちる薬莢が1g減りますように。 (著者公式オンラインストアより転載) --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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FIFTYS PROJECT『FIFTYS PROJECT ZINE』
¥1,000
FIFTYS PROJECTではこの度、活動の背景にあるメンバー一人ひとりの思いを知っていただければと思い、ZINEを発行しました。 このZINEはFIFTYS PROJECTのマンスリーサポーター向けに毎月送っているニュースレターに掲載しているメンバーのコラムをまとめたものです。20代〜30代のメンバーがそれぞれの活動の報告や時事ニュースについて考えていることなどを毎月交代で書いています。 「個人的なことは政治的なこと」という言葉があるように、私たちが活動する背景には、この社会に生きている一人の人間として、女性として、女性として見られる存在として直面する理不尽や日々感じるモヤモヤ、不安、怒りがあります。このZINEを通して、少し勇気がもらえたり仲間がいるという安心を感じてもらえたらとても嬉しいです。そして、政治分野におけるジェンダー平等を求める人の輪が広がることを願っています。 (版元サイトより引用)