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エディトリアル・デパートメント『スペクテイター 54号』
¥1,320
スペクテイター 54号 特集 パンクの正体 定価 本体 1,200円+税 B5変型 160頁 発行 エディトリアル・デパートメント 発売 幻冬舎 ISBN 978-4-344-95494-6 COMING SOON 概要 1970年代中頃にパンク・ロックが大流行した当時のイギリスの社会状況は、現在の日本とよく似ている。 原油価格の高騰、極端なインフレ、上昇する失業率、上流階級への不満——そうした社会に対する鬱憤が爆発し、若者による文化革命が起こった。 パンクとは何か? どのようにして生まれ、社会をどう変えていったのか? 関係者への取材と文献調査を通じて、その正体を明らかにする。 目次 ある寓話 構成 編集部 作画 コルシカ 早わかり ロンドン・パンク史(1973~1980) 文 赤田祐一 作画 関根美有 インタビュー パンクと伝統 巫女舞・いろ 織茂敏夫インタビュー 聞き手 宇田川岳夫 まんが「怪しい女」 作 蛭子能収 パンクの女王 ジョーダン・ムーニー 文 鳥谷晴菜 ドールズ、ヴェルヴェッツ、T.G.──パンクについて考察する 講師 松谷健(キャプテン・トリップ・レコード代表) インタビュー 「NO!」ではなく「NON!」能勢伊勢雄 インタビュー パンク文化の発信基地 A store Robotディレクター宮崎洋寿に聞く 聞き手 持田保+赤田祐一(本誌) インタビュー 48年間、パンクを継続しているバンド 突然段ボール 蔦木俊二 文 新井宗彦 100年前のパンク詩集『死刑宣告』 内堀弘(「石神井書林」店長)に聞く まんが「ひつじ」 作 まどの一哉 ブックガイド パンク おすすめする本 文 持田保、宇田川岳夫 パンク年表(1973~1979) 構成 編集部 (版元サイトより引用) ------------------------------------------- こちらの商品は店頭でも取り扱いしているため、在庫切れの可能性がございます。あらかじめご了承ください。
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のもとしゅうへい『おばけのおいしいひと休み』
¥1,485
辛い時も、不安な日々も、おいしいごはんがあれば、たぶん大丈夫。 毎日がんばりすぎていませんか? これはそんなあなたへ贈る物語。 疲れたら、おいしいごはんを食べて、おばけといっしょにゆっくりしよう。 今注目の作家、のもとしゅうへい氏による初コミック。 心と体が温まるレシピ15品や、毎日を心地よく生きる暮らしのヒントを収録。 【あらすじ】 ある日、僕は気づいたら感情のない、おばけの姿になっていた――。 大学卒業後、入社した会社で、 仕事をがんばりすぎて心の調子を崩してしまった「僕」は、 気づいたらおばけの姿になっていた。 おいしいごはんを食べ、周りの人と触れ合う日々の中で 少しずつ心を取り戻していく「僕」の姿を描いた、優しい物語。 (版元サイトより引用) ------------------------------------------- こちらの商品は店頭でも取り扱いしているため、在庫切れの可能性がございます。あらかじめご了承ください。
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ふじちか『世界でいちばん美しいひと ふじちか短編集』
¥880
SNSやpixivで話題の短編収録! 美しき老女と彼女に仕える若者の年の差を超えた交流を描く「美しいひと」(pixivで97万PV)、才能ある画学生が嫉妬から転校生を殺害しようとする「汚れたキャンバス」(pixivで119万PV)、佃煮屋の店員が推しのテレビアナウンサーの意外な一面を目にする「希望の朝田ちゃん」など、ありのままに生きることの〈美しさ〉を描く物語6編を収録した珠玉の短編集。 ▼収録作品 「美しいひと」 「困ります、お客様」 「タカラジャン!」 「希望の朝田ちゃん」 「ありのまんまのあなた」 「汚れたキャンバス」 (出版社HPより転載) ------------------------------------------- こちらの商品は店頭でも取り扱いしているため、在庫切れの可能性がございます。あらかじめご了承ください。
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副島あすか『それでも暮らしが続くから』
¥1,430
▼▽関連書籍・副島あすか『29歳の断末魔』▽▼ https://bookandbeer.theshop.jp/items/109752550 うつ病のモノクロ作家・副島あすかが贈る春夏秋冬の物語。 2DK築30年、家賃8万円のアパートで猫の「たより」と一人暮らし。 今日は午後から喫茶店に行く。明日はペットシートを買いに行く。来月の個展のために絵を描く。 3年前、生きることを諦めそうになった時もあったけど、日々の小さな約束を作ることで私は生きていく。 個性的な視点と、確かな筆致で紡ぐコミックエッセイ。 【もくじ】 プロローグ ・春の話 すれ違う犬を数える 喫茶店でのんびり過ごす 鎌倉にある一軒家の一部屋をアトリエとして借りる レイアウトを検討する 3年前、橋のふもとで ・夏の話 アトリエを掃除する 部屋の断捨離をする アトリエから撤退する 森を逃げ回る夢 ・秋の話 雨の中一日中部屋で過ごす 来ないバスを待つ夢 ・冬の話 寒い日に外でコーヒーを飲む ペットシーツを買いに行く バスに飛び乗る夢 郊外に引っ越す エピローグ (版元サイトより転載) ------------------------------------------- こちらの商品は店頭でも取り扱いしているため、在庫切れの可能性がございます。あらかじめご了承ください。
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かりた・こたつ・七野ワビせん『ざんげボックス』
¥1,000
漫画家のこたつ(オガツカヅオ)さん、七野ワビせん(史群アル仙)さん。3人の漫画家による合同誌。 こたつさん(原作・背景作画)かりたさん(キャラクター作画)による「ざんげボックス」、 七野ワビせんさんの短編「少年…」の2編を収録。 B5/24p/本文モノクロ ------------------------------------------- こちらの商品は店頭でも取り扱いしているため、在庫切れの可能性がございます。あらかじめご了承ください。
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つくづく『趣味のほとりで』
¥1,100
あなたの趣味は何ですか? 私の趣味は、あなたが目にしてくれた小冊子を作ること。また、そこに掲載するために友人・知人と雑談を交わし、収録した音声を文字に起こして再構成すること。あとは、日々のなかで考えた事柄を雑文として書き散らすこと。 趣味とは何か。かつての私ならば、それをどうにか定義づけようと試みたのですが、今回はただただ自らの出版活動が趣味であったのだと再認識した上で、趣味をテーマにこうした冊子を作ってみました。結果として、少しは「趣味」に肉薄できたのか。そもそも趣味それ自体、肉薄するものなのか。そうしたことを考える時間もまた趣味のひとつであり、であれば、さしたる答えに辿り着かずとも、少なくとも私個人の趣味としては完結しているのです。 これは不特定多数に向けた「趣味の手引き」ではなく、一個人が取り組む趣味の、その一端をまとめたとても個人的なメモ書きです。そうして今日もまた、私は趣味のほとりで日が暮れるまで何かをしています。 目次: □ 雑談・座談 ・劇団どくんごのマラカス(宮田文久) ・作家の肖像 ❷ 藤村亮太 ・藤村さんの趣味未満 ❶ オリジナルの“冷マ” ・藤村さんの趣味未満 ❷ ロードコーミング ・金を払って与太話(太田靖久/碇雪恵) ・pottmannが知りたくて(pottmann /植田浩平) ・ラム酒やジャズは 「大人の趣味」か(森谷四郎) ・雑誌と趣味の関係性、たとえばフライフィッシングでは(堀内正徳) □ はなしを寄稿 ・つくづくの頁貸します Topology ・日常生活の冒険ゲームブック❷ ダイアリー ゴーズ オン 太田靖久 ・無限階段#9 土井政司(タラウマラ店主) □ 下書きの連載 ・言葉ひろい ❸ ・続・おかしな雑誌のつくりかた ・【新連載】はい、ポーズ❶ 趣味のほとりで(つくづくポケットライブラリ) 102ページ/A5変形/平綴じ (版元SNSより転載) ------------------------------------------- こちらの商品は店頭でも取り扱いしているため、在庫切れの可能性がございます。あらかじめご了承ください。
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【サイン本】ひらいめぐみ『泳ぐように光る』
¥1,540
SOLD OUT
『転職ばっかりうまくなる』が出版され、適応障害になった春。はじめて食中毒を経験した夏、胃腸炎の秋、大腸の内視鏡検査を再びすることになった冬……。不調とともに過ごしながら、書くことに向き合った日々の記録。 『転職ばっかりうまくなる』の執筆をはじめた2023年4月1日から、『ひらめちゃん』の発売を控えた2025年3月31日までの2年間の日記ほか、あとがき、索引を収録しています。 【以下、本文より一部抜粋】 二〇二十三年 四月七日(金) 転職本の原稿の続きを書くが、まったく進まない。 二〇二四年 七月十四日(日) ひろこの命日だったことを思い出さないまま過ごす。だからって、忘れたわけじゃない。生きてたら、こんなに思い出すこともなかったかもしれない、と思うのはひどいことなんだろうか。いないから思い出すほうが、ずいぶんと自分勝手なような気もしてしまう。 二〇二四年 九月六日(金) 在籍している同期と会うたび、ここにいない自分を自覚して、寂しくなる。寂しくなりたくて、会っているのかもしれない。わたしは野心がないけれど、この会社にいたときの同期に会うと、ちょっと頑張ろうという気持ちになる。凪でいたい自分も、波立った海に飛び込みたくなる自分も、きっとどちらも嘘じゃない。 二〇二四年 十二月二十日(土) 準備ができた人から順に検査を始めるとのことで、誰が最初にトイレへ行くのかという緊張感に包まれながら、催すのを待つ。看護師さんがつけてくれたテレビには有村架純ちゃんが出ていて、こんなに可愛く綺麗な人を見ながらひたすら便を出さないといけないのか……と思うと、テレビの向こうがより一層遠い世界に感じられた。 二〇二五年 三月三日(月) 校閲の方からの『ひらめちゃん』の赤字確認、反映。確認済みのゲラを北尾さんへメールで送る。午後から雪。のぞむくんがもらった直火鍋でお米を炊く。歳を重ねることは、好きな硬さでお米を炊けるようになること。のぞむくんを見送る道すがら、契約書をポストに投函。 ------------------------- 〈収録作品〉 日記(2023年4月1日〜2025年3月31日) あとがき 索引 ------------------------- A6 / 228p 著書 ひらい めぐみ 装丁・索引の文字/イラスト 花原史樹 本文デザイン ナガサワケンタ (著者サイトより転載) ------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 こちらの商品は店頭でも取り扱いしているため、在庫切れの可能性がございます。あらかじめご了承ください。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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【サイン本】谷頭 和希『ドンキにはなぜペンギンがいるのか』
¥924
【24歳の著者が挑む!日本の「いま」を切り取ったチェーンストア都市論】 私たちの生活に欠かせないチェーンストアは都市を均質にし、街の歴史を壊すとして批判を受けてきた。 だが、チェーンは本当に都市を壊したのだろうか。 1997年生まれの若き「街歩き」ライターはその疑問を明らかにすべく、32期連続増収を続けるディスカウントストア、ドン・キホーテを巡った。 そこから見えてきたのは、チェーンストアを中心にした現代日本の都市の姿と未来の可能性である。 ドンキの歴史や経営戦略を社会学や建築の視点から読み解きながら、日本の「いま」を見据える。 【推薦!】 ■石田英敬 氏(東京大学名誉教授) ドンキめぐりはクセになる、読み出したら止まらない、ドンペン探偵が読み解くチェーンストア記号論。 ■宮沢章夫 氏(作家・早稲田大学教授) まず「肯定する」という態度がここにはある。正直、ドンキが渋谷にできたとき、80年代の渋谷を知る者は苦い気持ちを味わった。世代的にそんなことなど関係ない著者はドンキを中心にロードサイドやショッピングモールを肯定する。そしてその「肯定」が、いま私たちを取り巻く資本の構造への、見事な批評になっている。 【目次】 序章:日本中がチェーンストア チェーンのイメージをときほぐす 第一章:なぜ過剰な外観は生まれるのか レヴィ=ストロースが語るドンペン/なぜドンキの外観はさまざまなのか 第二章:都市のなかの「ジャングル」 「ジャングル」としての店舗構造/驚くほど似ているドンキとヴィレヴァン/コンビニとどう共存するか 第三章:チェーンストアは新たな地域共同体である ヤンキーとDQNとドンキと/「呼び込み君」が私たちに伝えてくれているもの/地域共同体のなかに生まれる新しい共同体 第四章:ドンキから見える日本のいま チェーンは歴史を壊すのか?/ドンキ的な資本主義のルートへ 終章:チェーンストアの想像力 チェーンが生み出す「ゆるやかな連帯感」/オンライン化する世界におけるチェーンストアの可能性 【著者略歴】 谷頭和希(たにがしらかずき) ライター。1997年生まれ。早稲田大学文化構想学部卒業後、早稲田大学教育学術院国語教育専攻に在籍。デイリーポータルZ、オモコロ、サンポーなどのウェブメディアにチェーンストア、テーマパーク、都市についての原稿を執筆。批評観光誌『LOCUST』編集部所属。2017年から2018年に「ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾 第三期」に参加し宇川直宏賞を受賞。本作が初の著書。 (版元サイトより転載) --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。 こちらの商品は店頭でも取り扱いしているため、在庫切れの可能性がございます。あらかじめご了承ください。
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朴 順梨『離島の本屋ふたたび』
¥1,760
紹介 22の島を訪ねた話題作『離島の本屋』から7年。「ふたたび」の旅がはじまる。 消えかけた本屋の灯りを再びともした島民、島のつらい歴史を伝える本を売り続ける心意気、そして閉じる決断をした本屋たちとの出会いを描く。 著者プロフィール 朴 順梨 (ボク ジュンリ) (著) 1972年群馬県生まれ。フリーライター。早稲田大学卒業後、テレビ番組制作会社、雑誌編集者を経てフリーランスに。おもな著書に『離島の本屋』『太陽のひと』(いずれもころから)、『奥さまは愛国』(河出文庫、共著)がある。 ------------------------------------------- こちらの商品は店頭でも取り扱いしているため、在庫切れの可能性がございます。あらかじめご了承ください。
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朴順梨『離島の本屋』
¥1,760
紹介 北は礼文島から、南は与那国島まで。 誰もが知る小笠原諸島から、誰も知らない家島まで――。 22の島で「本屋」の灯りをともす人たちの物語。 本屋大賞フリーペーパー『LOVE書店!』で好評連載中のルポが単行本になりました! 目次 旅のはじめに 「本屋」がない島で 「本を手渡す」人たち/小笠原諸島(東京都) 昭和のレジが活躍する それが「島の本屋さん」/伊豆大島(東京都) 昔懐かしい紙芝居が 今日も物語を紡いでいます/中通島(長崎県) 図書館司書にして書店員 日本最北端の「本の窓」/礼文島(北海道) みんなのための一冊 ひとりのための一冊/生口島(広島県)、弓削島(愛媛県) Uターン青年と 築100年の本屋/周防大島(山口県) 「おもしろい本は 意外に売れないんだよね」/江田島(広島県) 島の本屋の存在理由は そこに「ある」ことと見たり/篠島(愛知県) 本屋がない島の 「自宅内図書館」奮戦記/与那国島(沖縄県) 書店発ディスコ経由書店行き 変遷を支えた家族の力/与論島(鹿児島県) 野菜もらって、パンク修理して 人が集まる本屋さん/八丈島(東京都) 隠岐の本屋にある 隠岐の本が一番いい/島後島(島根県) 本屋が島にやってきた Ya! Ya! Ya!/北大東島(沖縄県) おもちゃと本と文具に雑貨 まるでタイムカプセル/家島(兵庫県) 100年続く書店の50年続く夫婦 ふたりの間にはいつも本が/大三島(愛媛県) 島と本との出会いで 自分を見つめ直すきっかけに/奄美大島(鹿児島県) 異業種参入の女性店主 伊豆の島で腕まくりするの巻/新島(東京都) 静かな島にたたずむ やさしく静かな本屋たち/小豆島(香川県) 博多の北、釜山の南 国境の島の本屋/対馬(長崎県) 亜熱帯の島 香り立つ本屋たち/沖永良部島(鹿児島県) 旅の途中で 著者プロフィール 朴 順梨 (ボク ジュンリ) (著) 1972年群馬県生まれ。早稲田大学卒業後、 テレビ番組制作会社、雑誌編集者を経て、フリーライターに。共著に『韓国のホンネ』(竹書房新書)がある。『離島の本屋』は初の単著。 ------------------------------------------- こちらの商品は店頭でも取り扱いしているため、在庫切れの可能性がございます。あらかじめご了承ください。
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『「電チャリ通」から考えた地域づくり』(東京大学出版会)
¥2,640
SOLD OUT
目次 はじめに(北村友人) 本プロジェクトと豊中高校能勢分校の関わり(菅原 亮) 第1章 なぜ「電チャリ通」が必要だったか (北村友人) 中山間エリアの高校生たちにとっての通学課題/能勢分校における「電チャリ通」プロジェクトの立ち上げ/中山間エリアとしての能勢町 第2章 「電チャリ通」の実態と交通安全(岸上祐子) 地域魅力化クラブとe-bikeプロジェクト/事故が多い自転車運転の安全性を高めたい/ 自分事になる通学路の事情/地域に関わる人たちも視野に/プロジェクトに関わって 能勢分校生たちの声・1 1.導入前から導入直後/2.プロジェクトが動き出して/3.入学前に期待していたこと 第3章 「電チャリ」環境改善のための地域の大人たちとの協働(葉 健人) 扱う問題と一連のワークショップのねらい/交通インフラワークショップ(WS①②):チャリ通における道路利用環境の課題の発見と提案/地域協働ワークショップ(WS④⑤):高校生と地域の大人の協働による課題解決/まちづくりワークショップ(WS③⑥⑦):電チャリのまちづくりでの活用への展開/ 能勢分校生たちの声・2 1.交通安全ワークショップに参加して/2.普段の学びとの違い 第4章 地域の課題、地域を変える(岸上祐子) 高校生からはたらきかける/地域と能勢分校/地域循環へ/若者の視点と愛着へ 第5章 生徒の電チャリ運転行動を変える(吉田長裕) 交通安全教育の現状/そもそも交通安全教育の目的は何なのか/プロジェクトの目的/採用した行動モデル/行動変容の検証方法/対象/行動モニタリング調査/行動モニタリング調査の結果/WS前後での運転技能の変化/WS前後での運転行動の変化/行動変容要因の分析/探究的学習効果の分析/おわりに 第6章 高校生との協創的教育による自己効力感と行動意欲 (葉 健人) はじめに/先行研究の整理と本研究の位置づけ/交通に関する協創的な教育の概要とその狙い/協創的な交通教育による意識変容/本章のおわりに コメント・これからの交通社会のあり方を考える 「若者のポジティブ感情が導く持続可能な交通まちづくり」(土井健司) 「将来の子どもたちの幸せにつながるインフラとは」(馬奈木俊介) 第7章 高校生たちが主体的に参加する地域課題改善モデル(北村友人) プロジェクトの活動とねらい/高校生による地域課題改善モデル e-bikeプロジェクトがもたらした能勢の変化(上西将司) おわりに 高校生が変わると地域が変わる(北村友人) 著者プロフィール 北村 友人 (キタムラ ユウト) (編) 東京大学大学院教育学研究科教授 1972年生まれ。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)教育学大学院博士課程修了。Ph。D。(教育学)。UNESCOパリ本部教育局教育専門官補、名古屋大学、上智大学准教授などを経て現職。著書は『国際教育開発の研究射程』(東信堂、2015年)、『激動するアジアの大学改革』(共編、上智大学出版、2012年)、『SDGs時代の教育』(共編、学文社、2019年)、『SDGs時代のESDと社会的レジリエンス』(共編、筑波書房、2020年)ほか多数。 ------------------------------------------- こちらの商品は店頭でも取り扱いしているため、在庫切れの可能性がございます。あらかじめご了承ください。
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高山なおみ『毎日のことこと』
¥1,980
暮らすこと、食べること、季節のこと からだの奥でおぼえているちいさな「ことこと」を大切にひらく36のエッセイ。 「この本には、2021年の春からはじまる季節が三めぐり分収められています。慣れ親しんだ東京を離れてのひとり暮らしはまだ心もとなく、それでも月日を重ねるごとに、私の気持ちは少しずつ外に向かって開かれていきます。その間、世のなかでもさまざまなことが起こりました。ひさしぶりに読み返してみたら、そういうことも文の呼吸に表れていて、なるほどなあと思いました。」 料理家でたくさんの著作もある高山なおみさんが、遠くに住む友だちに宛てた手紙のように、神戸での暮らしを3年にわたり綴ったエッセイ集です。 2021年4月~24年3月、神戸新聞の連載を一冊にまとめました。 〈目次〉 モビールの鳥 ミルクパンを磨く 雨とアイロン 夏のはじまり 夏休みの坂道 夏休みの思い出 朝の散歩 ディルの苗 六甲の冬 3人のお正月 「ふくう食堂」 三年前の日記 朝の楽しみ 植物の先生たち ネズミモチの垣根 懐かしいメール 幼い自分との再会 夏の終わりの旅 今年初めての栗 神戸の晩秋 ある日の日記から 三年ぶりの帰省 雪じたく 早起きの理由 北九州の家族 みどりのあらし 富良野の友より 古い冷蔵庫 夏休みの国 冷蔵庫が来た日 展覧会の日々 「sana village」 生きている感じ ラジオの声 新しい挑戦 パソコンのない一日 おわりに 「おわりに」 神戸に暮らすようになって六年目、地もとの新聞社の方から、月にいちどエッセイを書いてみませんかとお誘いがありました。掲載は土曜日の朝刊。朝の光を浴びながら、のんびり読んでくださるといいなと思い、私の身のまわりで起きた、日々のささやかな出来ごとをみつめ、綴っていくことにしました。 タイトルはまず「ことごと」という言葉が浮かびました。次に浮かんだのは「ことこと」。煮炊きの音コトコトです。すると自然に、いつかの旅で出合った忘れられない一皿や、普段着の簡単なごはんのことなども書きたくなってきました。文章だけでは少しさびしい気がして、写真や小さなイラストも添えることにしました。 (「おわりに」より) ------------------------------------------- こちらの商品は店頭でも取り扱いしているため、在庫切れの可能性がございます。あらかじめご了承ください。
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奈良 敏行(著/文)三砂 慶明(編集)『本屋のパンセ』(作品社)
¥2,420
紹介 定有堂は、本屋が詣でる本屋だった。鳥取まで訪ねていき、奈良さんからふっと宙に放たれて光ることばに、支えられた本屋は自分だけではないはずだ。 NUMABOOKS/本屋B&B・内沼晋太郎さん推薦! 本が好き、という〈初発衝動〉から奈良さんは店を始めた。(…)時空を歪めた奈良さんは、店を閉めてもまだ本屋でいる。 市場の古本屋ウララ・宇田智子さん推薦! 名店の店主の人生の本200点超を一挙掲載。本から誘われた思索の軌跡。 定有堂は、本屋が詣でる本屋だった。鳥取まで訪ねていき、奈良さんからふっと宙に放たれて光ることばに、支えられた本屋は自分だけではないはずだ。オブジェが吊られた定有堂の店内を思い出しながら本書を読み、奈良さんのことばを受け継いで実践を続けようという決心が、青空のようにひらけた。 NUMABOOKS/本屋B&B・内沼晋太郎 本が好き、という〈初発衝動〉から奈良さんは店を始めた。本を並べ、ミニコミを出し、読書会をして、対話と思索を続けた。時流に遅れながら外界につながり、終わりはまた始まりになった。時空を歪めた奈良さんは、店を閉めてもまだ本屋でいる。 市場の古本屋ウララ・宇田智子 本を読むことの先に、本の中のような人生は扉を開いていなかった。とすると本そのものを目的として生きるしかない。本を読むのでもない書くのでもない、本を売るという人生がそこにあった。読むことや書くことは、あまりに一つの人格のもとに緊縛性が強く行き止まりだった。本を売るという人格が、解けなかった人生の問いを一挙に明快なものにしてくれた。(本書「本屋を生きる」より) ------------------------------------------- こちらの商品は店頭でも取り扱いしているため、在庫切れの可能性がございます。あらかじめご了承ください。
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草森紳一『本が崩れる』
¥968
SOLD OUT
紹介 2LDKのマンションを埋める数万冊の蔵書が雪崩となってくずれてきた。風呂場のドアが開かない。これは読書の快楽への罰なのか。抱腹、超絶、悪夢の本との格闘が始まる――。本好き、古本好き、積ん読派に恐怖と共感の嵐をまきおこすこと必至の随筆集。単行本未収録原稿を増補。解説・平山周吉 ------------------------------------------- こちらの商品は店頭でも取り扱いしているため、在庫切れの可能性がございます。あらかじめご了承ください。
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和氣正幸 (監修)『さあ、本屋をはじめよう 町の書店の新しい可能性』
¥2,200
紹介 出版不況が叫ばれる中、実は書店の数は増加傾向にある。それは独立系書店と呼ばれる、「新しい形の町の本屋」を中心とした潮流といえる。そこで本書では書店主たちの貴重な体験を描いたエッセイから、生業としての独立系書店の開業から趣味としての書店運営の方法などを知ることができる一冊となっている。 ------------------------------------------- こちらの商品は店頭でも取り扱いしているため、在庫切れの可能性がございます。あらかじめご了承ください。
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鹿島茂『パリの本屋さん』(中央公論新社)
¥3,520
パリ、パリ、パリ! 鹿島茂が縦横無尽にパリを歩き、書き、語ってきた文章の傑作選に、知的興奮が止まらない! 一癖も二癖もある古書店、文化の中心を担ってきたカフェ、邸宅美術館とルーブル美術館それぞれの楽しみ方(悔しがり方!)、美しくも醜くもあるパリの歴史散策…… 博覧強記にして達意の文章家たる著者が、四半世紀にわたって書いてきたパリにまつわる60編余の文章を編み直した、絢爛豪華たるエッセイ集。 ------------------------------------------- こちらの商品は店頭でも取り扱いしているため、在庫切れの可能性がございます。あらかじめご了承ください。
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榎本空『音盤の来歴』(晶文社)
¥1,980
ここには、人間を生かそうとする言葉が書かれている。──永井玲衣 1枚のレコードを通じて関係する、無数の人生。この世界を諦めずに歩んでいきたいと思いました。──後藤正文 虐殺が続く世界の片隅で、静かにレコードに針を落とす。音楽に守られた日々の記録。 アメリカで神学と人類学を学び、自分のVOICEを探す日々の裏で、心の支えとなった音楽があった。ブルーズ、ジャズ、ロック、ソウル……いまも保持する愛着の深い音盤群と、ニューヨークで、ノースカロライナで、そして沖縄で出会った心やさしき人々との交流をもとに語る生活の記録。ガザで、ウクライナで、シリアで虐殺が続くなか、音楽はシェルターとなりうるか? 若き神学・人類学者による、世界の片隅からの祈りにも似たメッセージ。 “わたしがレコードを聴いていたのも、結局は似たような理由からだったのだと思う。ときにあまりに残酷で醜悪な世界から身を隠すため。閉ざされた内密の空間で生を実験するため。歌ってみたり、踊ってみたり、もうひとつの世界を、ありえたかもしれない今を想像したりして。もちろんレコードは片面二十分足らずで終わってしまうのだけれど。そしたらまた針を落とせばいい。そうしている少しの間、この世界をかたわらへ寄せて、別の世界へ、あるいは別の惑星へ。”(「あとがき」より) 【目次】 はじめに ■Side A アラン・トゥーサンと過去をかたわらに寄せることの勇気について ライ・クーダーとチャイナタウンのアパートの屋上から見えた月 レオン・レッドボーンと初めてのレコードプレイヤー メイヴィス・ステイプルズを聴きに501に背を向ける ハービー・ハンコックとアメリカで車を売ること ドニー・フリッツと自由の瞬間 ビートマスとレコードのないクリスマス ■Side B ドクターQが教えてくれたり、教えてくれなかったりしたいくつかのこと 『アメイジング・グレイス』を探して フランシスコのサンクチュアリ 黒いキリスト、メアリー・ルー・ウィリアムスを記念して 豚と詩人 レコードにまつわる抜き書きのアーカイヴ、あるいは百年目のボールドウィンへ 細野晴臣を聴いていた夜のこと クラシックでしまくとぅば ドン・コヴェイがシャウトする朝 あとがきにかえて ------------------------------------------- こちらの商品は店頭でも取り扱いしているため、在庫切れの可能性がございます。あらかじめご了承ください。
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【書き下ろしエッセイつき】植本一子『ニーニとネーネ』vol.1、vol.2
¥1,200
『ニーニとネーネvol.1』 2025年2月22日 初版第1刷発行 500部限定 書き下ろしエッセイ「生きている」 『ニーニとネーネvol.2』 2025年2月28日 初版第1刷発行 500部限定 書き下ろしエッセイ「ネーネちゃんの入院」 写真と文 植本一子 校正 藤本徹 デザイン 飯村大樹 フルカラー A6サイズ 40P ホチキス留め 完全家内制手工業 売り上げは猫たちの医療費およびQOLの向上に充てます (公式サイトより引用) ------------------------------------------- こちらの商品は店頭でも取り扱いしているため、在庫切れの可能性がございます。あらかじめご了承ください。
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堀内誠一『世界はこんなに』
¥2,530
うつくしい、おもしろい、ゆめいっぱい、はてしない。 堀内誠一は、目の前に広がる景色を写し、空想世界の夢を描いた。 古き良きものの面影を讃え、新しい時代の息吹を捉えた。世界はこんなに、と伝えるために。 PLAY! MUSEUMで開催の「堀内誠一展 FASHION・FANTASY・FUTURE」公式アートブックを刊行します。 あなたもきっと見たことがある、絵本『ぐるんぱのようちえん』の大きなぞうの絵、雑誌『anan』『BRUTUS』『POPEYE』のロゴマーク。それぞれを知っていても、同じ人が手がけたことは意外と知られていません。なぜか? それは堀内誠一が自由な発想で、幅広い仕事に取り組んだアーティストだったからかもしれません。 絵本作家、イラストレーター、アートディレクター、デザイナー、時には写真家として、多くの仕事に携わりました。さまざまな画風で描いた絵本、新しい表現で作りあげた雑誌、絵画やリトグラフ、地図、ポスター、旅行記にエッセイ、絵手紙と、一人の仕事とは思えないほどです。 1987年、54歳で生涯を終えるまで多彩な作品を生み出しつづけた堀内は、どのように世界を見つめていたのか――「世界はこんなにうつくしい」「世界はこんなにはてしない」など4つのテーマから、約100点の絵や写真と言葉を贅沢に散りばめ、その知性と好奇心、関わる人を惹きつける思いやりに満ちた視点を探ります。 「世界はこんなに」のその先に思いを馳せ、宝物をふと手に取るように、何度も楽しんでもらいたい一冊です ------------------------------------------- こちらの商品は店頭でも取り扱いしているため、在庫切れの可能性がございます。 あらかじめご了承ください。
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ヤグチリコ『点点(てんふたつ) 4号』
¥1,320
「点と点をむすんでいけないか、ゆっくりうろうろ探している、探し人によるzine」として不定期で発行している『点点』の4号目。 いろいろあって、瀬戸内海に浮かぶ島・豊島(てしま)での生活を突然始めてみた。小さな島にはコンビニもスーパーもチェーン店ももちろんなかったけど、気がついたら約10ヶ月間経っていた。外食を生きがいにしていたはずなのに毎日ご飯を作りお弁当を詰める生活、さびしさについてひとりで理解しようとする休日、対話をすっ飛ばして体当たりしてくる好意のしんどさ、数人の生活がいい意味ですれ違う寮という不思議な空間。たしかにあった、日々のこと。 今回は自身のジンでははじめて印刷と製本を外部委託しました。写真、ドローイングのようなもの、デザインすべて著者によるものです。 110mm×170mm、122p (著者HPより転載) ------------------------------------------- こちらの商品は店頭でも取り扱いしているため、在庫切れの可能性がございます。あらかじめご了承ください。
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影山知明『大きなシステムと小さなファンタジー』
¥2,750
SOLD OUT
「あなたの雇い主は、実はシステムなのだ。」 ──システムの力が強くなると、あなたが、時間が、関係性が、ことばが、手段になる。すべてが利用価値ではかられるようになる。現代の生きづらさの原因はここにある。 あなたがあなたであることから、それを互いに受け止め合うことから、やり直せないか。 クルミドコーヒーで、ぶんじ寮で、国分寺で。 何かとたたかうのではなく、何かを変えようとするのではなく、軽やかに、遊ぶように、「もう一つの道」を切り拓いてきた著者による、実践の記録。未来への展望。 種が土と出会い、芽を出し、やがて木へと育つように。一本の木が、まわりのいのちと関わりながら生態系を育み、やがて森へと育つように。 解き放とう、あなた自身を。 「一つ一つのいのちが大切にされる社会」はもう、すぐそこにある。 ------------------------------------------- こちらの商品は店頭でも取り扱いしているため、在庫切れの可能性がございます。あらかじめご了承ください。
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『moyou 創刊号』
¥1,980
テーマ:「わたしをつくるもの」 わたしって何でできているんだろう? 人との出会い、観た映画、聴いた音楽、読んだ本、行った場所、食べた物、誰かの言葉。 それらがあったから、今わたしはここに居る。 ■表紙&巻頭「心模様」 俳優・遊屋慎太郎と上原実矩。 触れて、揺らめく、ふたりが描く心模様。 ■対談企画①:現在地 俵山峻(スクールゾーン) × 山田佳奈(映画監督・演出家・脚本家) カトウシンスケ(俳優) × 坂尾篤史(オニバスコーヒー代表) 宇賀那健一(映画監督) × 戸川貴詞(NYLON JAPAN編集長) 須藤蓮(映画監督・俳優) × 綿貫大介(編集者・ライター・テレビっ子) 林健太郎 (NOTHING NEW代表)× 鈴木健太(クリエイティブディレクター・映像ディレクター) 安川有果(映画監督) × 西川朝子(映画プロデューサー) ◆対談企画②:すれ違わないふたり 宮田佳典 meets 渡邊謙一郎 中澤梓佐 meets 菊地健雄 渋江譲二 meets 架乃ゆら ◆さて、どこに住もう? 神奈川県・三崎 ミネシンゴ 北海道・喜茂別町 加藤朝彦 ◆特集:山梨県 アメリカヤ DOux CAFE ◆コラム 折田侑駿、白磯大知、中山求一郎、tsu ◆アンケート企画 「わたしをつくるもの」 <雑誌「moyou」概要> フリーで編集、ライター、宣伝などの仕事をしているやべさやが企画&編集を務め、2022年11月30日に創刊。 これまで出会ってきた魅力的で面白いヒト、モノ、コト、考え、生き方などをさまざまな角度や形で紹介する雑誌。 キャッチコピーは「新しい“模様”と出会う」。 発売日:2022/11/30(水)/判型・96頁:A4変形 ------------------------------------------- こちらの商品は店頭でも取り扱いしているため、在庫切れの可能性がございます。あらかじめご了承ください。
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吉本ばなな『724の世界 2023』
¥1,980
還暦直前、コロナ明け、まだ子どもが家にいる日々の、人生の宝みたいな記録になった。 行ったお店、ちらっと出てくる考え。どれも読んだ人にひそかに役立つと信じていますし、願っています。 ──吉本ばなな 本書では、2023年1月1日〜12月31日の書き下ろし日記を収録。 アブダビで本格的なアラビア語圏の文化に初めて触れたり、親しい人々と久しぶりの再会を祝したり、20歳になった子どもとの思い出を振り返ったり。 ページをパッと開くたびに、生活の息遣いにホッと和み、たわいない日常のかけがえのなさにハッと気づかされます。 折に触れて読みたくなる、人生に寄り添う一冊です。 書名:724の世界 2023 ISBN:978-4-910865-07-2 著:吉本ばなな イラスト:山西ゲンイチ ブックデザイン:大西隆介 沼本明希子(direction Q) 発行:DR BY VALUE BOOKS PUBLISHING 発売日:2024年5月24日(金) 価格:1980円(税込) 頁数:240ページ 判型:B6変形(124×182mm) ------------------------------------------- こちらの商品は店頭でも取り扱いしているため、在庫切れの可能性がございます。あらかじめご了承ください。
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『伊丹十三の台所』
¥2,860
食いしんぼうですね、伊丹さん! 映画監督、俳優、エッセイスト、なによりひとりの生活者。 表紙のイエローの洋皿は、伊丹十三が独身時代から愛用し、カレーのCM出演の際も自ら持ち込んで使ったもの。子どもたちが小さな頃は納豆スパゲッティを盛る定番でもあったといいます。 若い頃から好みの器を揃え、吟味した道具を使い、家族はもちろん、来客にも料理の腕をふるっていた伊丹十三。 この本では、食にまつわるエッセイをひもときながら、いかに伊丹さんが食べること、作ることを楽しんだかをお伝えします。そして、伊丹さんに影響を受けたさまざまな方々のお話も。 スパゲッティのおいしい召し上り方――細川亜衣 伊丹さんと台所――中村好文 池内家、父の料理――池内万平 ぼくらの好きな伊丹さん――宮脇誠・吉田昌太郎 伊丹十三の料理本――高橋みどり 風邪のときにつくってくれた親子丼がほんとうにおいしかった――宮本信子 (登場順、敬称略) ほか、映画『お葬式』の舞台となった湯河原の台所の全景、愛用の器、道具類も多数紹介。 定価 2,860円(税込) 発売日 2023/6/30 ISBN 978-4-908155-12-3 編者 つるとはな編集部 発行者 佐藤真 発行所 株式会社つるとはな 印刷・製本 株式会社シナノ ------------------------------------------- こちらの商品は店頭でも取り扱いしているため、在庫切れの可能性がございます。あらかじめご了承ください。