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幅野昌興『A Walk Through the North York Moors National Park ノースヨークムーアズ・ナショナルパークを歩いて』
¥1,760
SOLD OUT
ノースヨークムーアズ・ナショナルパークは、イギリスの北東にある、海岸から内陸へ4分の1程まで広がる国立公園。 海沿いには小さな漁村があり、その奥へと丘陵が続く。起伏は多いが高い山はなく、荒地や牧場が広がり、のどかで静かな村々が点在しているという、ごくありふれたイギリスの里山だ。けれども、この「特に何もない」ことこそ最高の魅力なのだ。フットパスを歩き、村の小さな緑地とパブを楽しむ。幅野は、ここを訪れる度に懐かしさが増し、15年も通い続けた。 羊が自由に歩き回る草原、海岸線にせり出す家々、ハイキングの人々の表情。モノクロの豊かな階調に焼き付けられた、懐かしくも新鮮な風景。 幅野昌興(はばの まさおき)|Masaoki Habano 1943年 大阪府出身。日本大学芸術学部写真学科卒 日本写真芸術学会会員。個展歴 "Magic Zone Tokyo", "Manhattan Kingdom I,II,III,IV"他
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らくだ舎出帆室『二弍に2(にににに)』
¥4,290
『二弐に2(にににに)』のテーマは「200年」という時間軸です。 今この時代には、 200年という時間軸で物事を捉えることが必要なのではないかと仮説を立て、長期的な視座を持って活動されている方々に寄稿を依頼しました。 そして、詩や短歌、写真、エッセイ、小説など多様な形で、返答をいただきました。 私たち自身も、いくつかの文章を書きました。 完成したらきっと何かが見えてくる。そう予感してこの本を作り始めましたが、完成した今、予感は正しかったと言うことができます。 響き合う言葉と感情をここに、提示します。 こわれたとけい/すいげん/未来 石原弦 ひなたぼっこ 大西文香 二〇〇年の射程を捉える 千葉貴子 いま、ここ、にいる責任ーー抱樸をたずねて 千葉智史 イマジンを聴きながら モリテツヤ 「これからの私たちの本」をつくる 髙松夕佳 「生きること」を問い直す三冊 青木真兵 夜を渡っていくために 柞刈湯葉 物語の重なり しいねはるか 辺境から考える「脱成長」 トンガ坂文庫/Youth Library えんがわ/らくだ舎 家庭内運動からSakumagというコレクティブへ 佐久間裕美子 西木根 石原弦 集う、信じる、生活を共有するーーゴーバルで見つけたこと 千葉智史 コミュニティと継承と 柳楽光隆 私の今日/わたしの今日 柴田葵 簡素と永遠 高村友也 山里思考 千葉智史 のんびり魂 畠中悠子 おわりに らくだ舎出帆室 出版に寄せて らくだ舎出帆室 本の骨格を構想してから三年以上を経て、いま僕は1冊の本を手にしています。しかし、思っていたような感慨はありません。作る前は、あんなに自分たちで本を作りたいと息巻いていたのに。「自分が」という感覚はどんどん薄れ、代わりに、関わってくれた方々の手でこの本が世に現れた、そんな感触が強くあります。この時代にあえて自分たちが本を作り、売ることに意味はあるのか、今でも不安はあります。それでも、本を作る過程で出会った人、本、言葉の数々が捻り合い、未来を柔らかく包む有機的な編み目が生まれていく様を目撃した確信もあります。己の一歩を踏み出し続ける方々の心に、薪をくべる一冊になればと思っています。(智史) 何を作ろうとしているのか、漠然としたまま作り始めた本だった。三年前、きっと見えるものがあるという智史の言葉に、私は半信半疑であった。原稿を、整え、並べ、一冊に構築していくうち、半信半疑は八割信二割疑程度になっていった。そして最初から最後まで通読する時が来て、私は、本の内に響く共鳴をはっきりと感じ、少し泣きそうになった。一冊の本を作る意味は確かにあっただろう。らくだ舎出帆室にとって名実ともに始まりとなる本書が、誰かにとっての始まりの書になることを祈っている。(貴子) shunshun メメントモリ。綿々と森。 死を思う時、詩が芽生える。 どれだけ超えていけるのか。時を。 時という字は日と土と寸からできている。 太陽の光と大地、そして僅かなものの集まり。 まるで地球そのもののようだ。 資本主義から資をトルと「本主義」になる。 所有を手放してみんなで共有したら 「本質」や「本物」だけが残るのかもしれない。 英語のBookには「予約する」という意味がある。 本をつくることは未来を予約することでもあるのだ。 「二弐に2」という本は、未来の森をつくるちいさな種。 1111冊から派生する本のリレーによって 2222年の風景が少し変わるかもしれない。 綿々と命の森がつづくことを願いながら、 色川村の200年後の懐かしい未来光景を創造した。 石原 弦 高校を卒業したばかりのぼくは紀伊半島を歩いていた。進学も就職もせず、旅をしたいと言ってふらふらしていた息子に母は、那智勝浦におもしろい人たちがいるから訪ねてみたらと言ったのだった。結局ぼくはそこを訪ねはしなかったのだけれど、それから二十四年後に、そのおもしろい人たちとの繋がりから、らくだ舎の千葉さんたちがぼくを訪ねて来てくれるとは。長いこと旅をしていない。でもたとえば木は歩かないけれど旅をしていると言ったらおかしいかな。この本もこれから旅をしていくのかな。うなずいたり、すれちがったり、わからないけど、わからないまま、わかりあえるといい。 大西 文香 地域における本や本屋の果たしうる役割、行き過ぎた資本主義への疑問など、本誌に関わった方々の真剣さとひたむきさが伝わってきました。らくだ舎に伺うと、店内では楽しそうに地域の方が語らい、宝物のような一冊に出会えそうな本が並び、カウンター席では千葉さんと話しながら色川の恵みがいただける。ここで過ごす時間には、心地のよい安心感がありました。もしかしたら、色川の風景を守ろうとする人の思いが土地に伝わり、恩返しのように土地に守られているのかもしれません。そんな、土地と人との信頼関係を感じました。改めまして、私の写真と言葉を真っ直ぐ受け取ってくださった千葉さんと、共にこの本に関わってくださった皆様に感謝申し上げます。 佐久間 裕美子 時間をかけること、何が得られるかわからなくてもやってみること、自分が大切にする価値観を共通項に、まだ見ぬらくだ舎さんの出版プロジェクトに参加できSakumagのことを書くチャンスを得たことは、自分の宝箱の中身をひとつ増やす結果になりました。この本が、いろいろな場所でいろいろな試みをする人たちの手に届きますように。 畠中 悠子 今回の作品に取り組ませていただいて、未来を見てきたような気持ちです。子どもたちの成長を見守りながら願うのは、「自分が何をしたいか」「どんな風に生きたいか」、自分自身を見つめてほしいなということ。自分と向き合う時間をしっかり持つこと。他人と比べて窮屈な気持ちにならないこと。のびのびと生を謳歌すること。それは、本を作ることに似ている、と思いました。そんな人が増えていけば、「自分が変われば世界が変わる」マハトマ・ガンジーの言葉通り、優しさに満ちた世界が築かれる。そんな未来が作れることを、心から信じています。 しいねはるか ひとりひとりの、ちいさなかくめいを感じる作品だった。種、という言葉について考えるキッカケが度々あった。考え方、行動、取り組みがさまざまで、書いた方々に興味がわく。いつか会って話してみたいな。らくだ舎さんへ訪ねた日のこと、和歌山の山里で先人たちが積み重ねた石垣、今この場所から感じること、日々の生活。ひとりひとりが、いつのまにか重なり合い、関わり合っている。これは作品のなかだけの物語ではないだろう。いろんなひとの話をきいてみたい。 こんなふうにせかいが編まれているとしたら。 (版元サイトより引用)
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インセクツ『IN/SECTS Edition わたしたちの谷6案内』
¥1,375
インセクツ ポケットブックシリーズ① “わたしたちの谷6案内” わたしたちインセクツの編集部があるのは 大阪の谷町六丁目。通称“谷6”です。 心斎橋からは歩いて15分くらい だけど、長屋の残る下町でユルいムード。 そう、ほどよい生活感がある。 空堀商店街も賑わっていて ベビーカーを押すお母さんをよく見かけますね。 そして、ここ数年で個性的なお店もたくさんオープン。 いま、大阪のちょっとしたホットスポットと言えるのかも。 この本では“ローカル・カルチャー”をテーマに掲げる わたしたちのスタンダード、というか ふだん通っているご近所さんたちを紹介します。 いうなれば、インセクツの極私的谷6ガイド。 友人たちと呑むのもいいし ひとりでカレーを食べるのもいい、われらが谷6。 ぜひ今度、ぶらっと散歩にきてみて。 *仕様: 56 ページ/ビニールカバー付き/サイズ A6 (版元オンラインサイトより引用)
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『bold journal』No.2 Vacation
¥1,980
ライフスタイルマガジンボールドジャーナル 特集は「休暇」 *内容はすべて英語・韓国語でのみ掲載されている雑誌です。
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桃山鈴子『Insects Suzuko Momoyama』
¥1,650
虫を描く画家として注目される桃山鈴子さんの2019年刊行のZINEです。 サイズ 182×255 mm カラー32ページ
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桃山鈴子『Insects 2 Suzuko Momoyama』
¥1,760
SOLD OUT
虫を描く画家として注目される桃山鈴子さんの2020年刊行のZINEです。 桃山鈴子個展「わたしのイモムシ 2020」(2020年7.6〜11)開催に合わせ、ギャラリーと maya storeで販売していた商品です。 サイズ 182×255 mm カラー32ページ
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Biblantern・文化情報編集室『仙台本屋時間』
¥1,980
本屋にながれる時間とそれぞれの体験――。 本書は写真とエッセイでつづる本屋の本です。 前半は、本屋をこよなく愛する宮城在住の写真家、志賀理江子が撮り下ろした本屋の写真と、五名の作者によるエッセイのコラボレーション。 後半は、仙台の街なかにある本屋を一軒一軒ご案内します。 寄り道におすすめの本にまつわるスポットのご紹介もしています。 仙台の市街地には、創業110年の老舗から2019年にオープンした独立系書店まで大小の本屋が点在しています。 付録の地図を広げながら散策するのはもちろん、 出かけられない日はページを開いて本屋の時間を体験できる一冊です。 <目次> 写真 志賀理江子「仙台本屋時間」 エッセイ 本屋とわたし 佐伯一麦「いつもそばに本屋が」 柳美里「言葉の前に椅子を」 小林直之「本屋さんに通う」 友部正人「ニューヨークにある小さな本屋の話」 志賀理江子「彼らの小さな本屋」 写真×ドローイング 志賀理江子×工藤夏海「本屋の夢」 仙台市街地本屋ガイド エリア1 <仙台駅⇄五橋> 案内人 土方正志(荒蝦夷|古本あらえみし) エリア2 <東二番町⇄東仙台> 案内人 前野久美子(book cafe 火星の庭) エリア3 <一番町四丁目⇄北山> 案内人 菅原匠子(曲線) 別紙付録 「仙台本屋時間」MAP|A3判カラー [料金] 1,980円(本体 1,800円) [発売日] 2021年3月20日 [ブックデザイン]岡田とも子 [さし絵] 工藤夏海 [企画・編集] 前野久美子 [印刷・製本] analog(仙台市若林区卸町) [地図制作] 風の時編集部 [発行] Biblantern|ビブランタン 〒980-0014 仙台市青葉区本町 1-14-30-1階 (book cafe 火星の庭内) (版元サイトより引用)
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橋本倫史『まえのひを再訪する』
¥1,018
著・橋本倫史 発行・HB編集部 四六判 210頁 2016年7月1日発行 川上未映子の詩をマームとジプシーの藤田貴大が演出し、 青柳いづみの一人芝居として上演した リーディング公演『まえのひ』は 二〇一四年の春に全国七都市を巡回し 著者はこの旅に同行し、少し ずつ作品が変化していく姿を見届けた。 一年後、著者はツアーで訪れた場所を再訪する。 『まえのひ』が上演さ れた場所だけでなく、ツアー前に川上未映子と藤田貴大の対談が収録された自由が丘、 青柳いづみが出演する別の作品が上演されていた韓国・ソウル、 川上未映子に案内してもらった母校、 鹿児島から 沖縄まで二十五時間かかるフェリー......。 一年前に訪れたすべての場所を再訪し、言葉を交わし、同じ店で食事をすることで記憶を辿る。 あのとき舞台で表現されていたものは何だったのか。 そしてさらに一年後の2016年、執筆にあたり再び『まえのひ』で旅した場所を訪れ、 記憶を反芻しながら綴ったドキュ メントが本書である。 橋本倫史(はしもと・ともふみ) 1982 年東広島市生まれ。ライター。 『週刊 SPA!』連載の坪内祐三・福田和也「暴 論・これでいいのだ!」構成を担当。 構成を担当した書籍に、谷川俊太郎 +箭内道彦+宮藤官九郎『ボクらの時代 自由になる技術 80 歳詩人の言葉 を聞く』(扶桑社)、 向井秀徳『厚岸のおかず』(イースト・プレス)、宇野 常寛+濱野智史『希望論―2010 年代の文化と社会』(NHK ブックス )、坪内 祐三『総理大臣になりたい』(講談社)など。
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FOLK old book store 『肝腎』
¥1,650
様々なジャンルの方100名に、自身の血肉になっている本をご紹介いただくFOLK old book store企画『肝腎』が本になりました! 200の紹介文と、クリエイターチーム最後の手段による漫画を収録。 (漫画めちゃくちゃかっこいいです…。最後の手段には、メインビジュアル・表紙の絵も手がけていただきました。) デザインはギャラリーhitotoのタナカタツヤさんにお願いして、角丸、蛍光ピンクのスピン、蛇腹状の漫画などなどかっこよく仕上げていただきました。手に馴染む感じも最高です。 良い本が出来ました。 『肝腎』 発行 FOLK old book store デザイン タナカタツヤ 題字・イラスト 最後の手段 写真 大岡由和 印刷 株式会社国際印刷出版研究所 助成 おおさか創造千島財団 B6(角丸)/208ページ+漫画10ページ(蛇腹)/手帳製本 《はじめに》 肝臓や腎臓を失ったときに、代わりに血肉になってくれるものは何かと考えていたことがありました。 自分の場合は、読んできた本や読書体験そのものがきっとそれにあたると思って、みんなはどうやろうと聞いてみたくなって、2019年夏から2021年春にかけてその時々で声をかけたいと思った方100人に「自身の血肉になっている“肝腎”な本はありますか?」と聞いてきました。 支えになっている本や心を動かした本、創作の一助になっている本、ただひたすら忘れられない本、自分に戻っていける本など 広く自由に一人2冊、計200の紹介文をいただき、それをまとめてこの本が出来上がりました。 2020年春からは新型コロナウイルスが猛威を振るい、選ばれる本や紹介文にも一部影響があったかと思います。 コロナ禍によりほぼ全ての人が感染の心配や経済的なことで、会えない人がいることで、様々な事情で程度の違いはあってもきっと疲弊し不安定になっていることと思います。この『肝腎』という本が、 新たな出会いと自身の“肝腎”を思い出す一冊になれたら嬉しいです。 2021年5月 FOLK old book store 吉村祥 《目次》 橋本亮二 出版レーベル「十七時退勤社」社長 七尾旅人 シンガーソングライター 谷端実 イラストレーター コニシユウヘイ 某まんがプロダクション映像担当 大場ともよ シンガーソングライター 北島敬明 パハプス オーナー 丸山晶崇 デザイナー・デザインディレクター 谷口智康 谷口カレー店主 最後の手段 クリエイターチーム 吉村祥 書店店主 筒井大介 絵本編集者 濱崎宏之 教員 あおむろひろゆき 漫画家・イラストレーター・会社員 山下賢二 ホホホ座座長 橋本博人 出版関連勤務 ミヤザキ イラストレーター・アーティスト スケラッコ 漫画家 吉川祥一郎 blackbird books 店主 朝野ペコ イラストレーター 大井秀人 NEW PURE +店主 ユッカ・バッファロー イラストレーター よしだみさこ イラストレーター 金武啓子 福祉施設職員 權田直博 絵描き 大津萌乃 イラストレーター 鈴木裕之 野良ストレーター 原田晃行 Hi,how are you? 松村貴樹 編集者 川口まり絵 壬生モクレン店主 田窪直樹 ギャラリーディレクター 東南西北 kiken 洋服のお直し kiken 発・出版レーベル 尾柳佳枝 絵描き 山口良太 アートディレクター・グラフィックデザイナー オオルタイチ 音楽家 黒田明宏 ちのり文庫店主 木村耕太郎 イラストレーター 奥村千織 書店店主 山田翔 漫画編集者 宮崎千絵 絵本作家・イラストレーター 福田千尋 絵本作家・イラストレーター 杉本喜則 HOPKEN・POL 和久田善彦 編集者 阪口大介 (株)サカグチワークス代表 鳥居貴彦 開風社 待賢ブックセンター 露草社 兼業主婦 谷川徹 アートディレクター・グラフィックデザイナー 阿野まゆ子 北海道民芸店 北浦麻美 グラフィックデザイナー・dieci staff 北浦和也 彫刻家・イラストレーター 米田雅明 ON THE BOOKS 川崎誠二 カレー屋 大塚結良 雑誌『広告』編集部 山本佳奈子 ライター・Offshore マタレーゼ・エリック 執筆者 瀧亮子 出版業 いとうひでみ イラストレーター・漫画家 高橋和也 SUNNY BOY BOOKS 主宰 鷹取愛 企画業 たけしげみゆき インディーズ出版物のお店「シカク」代表 小野友資 クリエイティブディレクター 松永良平 ライター・編集者 きくちゆみこ 文筆業 成重松樹 写真作家・koko Mänty(kissa)主宰 寺田燿児 音楽・漫画 はまぐちさくらこ 画家・絵本作家 コタニカオリ サロンモザイク店主 岩田雅希 リノベーションの設計担当 小指 マンガ家・随筆家 三上洸 カレー屋 いか文庫 店主 粕川ゆき エア本屋店主 森本恵 花森書林店主 森雄大 ミュージシャン タダユキヒロ イラストレーター・コミック作家 福西悟一 ミュージシャン 竹内厚 編集者・ライター 高山燦基 デザイナー 竹林はるか 食堂のおばちゃん 小前司 Barnshelf(バーンシェルフ)店主 少年アヤ エッセイスト てんしんくん イラストレーター・ミュージシャン millitsuka イラストレーター マメイケダ 画家・イラストレーター BIOMAN ミュージシャン・グラフィックデザイナー なかむらあきこ マヤルカ古書店店主 南田真吾 イラストレーター・ペインター・会社員 unpis イラストレーター 内田ユッキ artgallery opaltimes店主・ペインター hitoto ギャラリー・スペース 村上豪 古本屋店主 カワグチタクヤ イラストレーター カヤヒロヤ デザイナー・イラストレーター 石井嗣也 イラストレーター ピンポン食堂 やさしいおやつ屋 みなはむ 絵描き・イラストレーター 堀部篤史 誠光社店主 大橋裕之 漫画家 小林ラン イラストレーター 禺吾朗 イラストレーター 石川直樹 写真家 カシワイ 漫画家・イラストレーター 漫画「カンジンくん」最後の手段 (版元サイトより引用)
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田中さとみ・照井知二・福間健二・マーサ ナカムラ・宗近真一郎・山崎修平『ZUIKO』vol.2
¥1,100
田中さとみさん、マーサ・ナカムラさん、山崎修平さんの3人により創刊された雑誌。第二号。 刊行年:2020 ページ数:64p サイズ:A5
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稀人舎『Solid Situation Poems』
¥880
「現代詩手帖」(思潮社)2017.8~10月号連載の誌上アンソロジー企画〈川口晴美と、詩と遊ぶ〉は、これが現代詩手帖!? と思うような小宮山裕による大胆なデザインと具体的でソリッドな設定のお題で話題になりました。 この企画は、ある設定した世界の人物になりきり、詩、短歌、俳句を作るというものでした。 その3回分をぎゅっと1冊に閉じ込め、装いも新たにパワーアップした冊子です。 A5版、表紙カラー、本文モノクロ、本文32ページ (版元サイトより引用)
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マタレーゼ・エリック『Animals and Humans 動物と人間』
¥509
SOLD OUT
人が少なくなり、川上村の動物は住宅の近くに出没するようになりました。その「お話」を紹介する冊子です。 anaguma 文庫 03 文/写真:エリック イラスト:OGAWA COCORO 定価:500円(+送料) 発行:2018.8 (B6/モノクロ/24ページ) (版元サイトより引用)
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草間小鳥子『源流のある町』
¥1,870
これは夕凪 あれは反射光 草間小鳥子 堂々の第二詩集。第31回萩原朔太郎賞最終候補。 「町」をテーマとした18篇を収録。 「おもかげの育て方を間違えていますよ」 執着しているからです つづら折りになった地獄が 両目に釘を刺しにくる 「適切な距離を保って」 段取りを踏めばすんなりと 形式的な不在となる 問われた罪 問われなかった罪 これで手打ちだ、と本を閉じ つじつま合わせの長い夜を越えた 去ってゆくものへの ひろびろとしたやさしさ やさしさに似た諦めが ぎりぎりの肺を満たしている 結論は出せない 出せるものでもない 仮住まいのつもりで 浮ついた季節をかぞえながら 遠い波形に目を細め (ずいぶんと高い空だ) いま ほんとうに崩れてゆく瞬間の 最後の透過へ浸水する 白い手袋で敬礼するドアマン 陽気な口笛と避難誘導 (また 電話します) むき出しの鉄骨にきらめく埃 その隙間からさす光 まっさらな 雨上がりの引力にしたがい 大きく弓を引いたまま わかりやすいものを疑いながら生きた (すべてを愛せなくたって) いま 明けかけた空へ旗が振り下ろされ ひとりきり滑空の合図だ はじまりの時そうであったように なにもないところから ただ なにもないところへ 荒れる湖を飲みこんで まっさおな胸 忘却曲線のかなたに白い帆のはためき たったひとりできみは 軽やかな骨になれ 【著者プロフィール】 草間 小鳥子(くさま・ことりこ) 第14 回北日本児童文学賞最優秀賞。 第27 回詩と思想新人賞受賞。(2018) 2019 年、資生堂の季刊誌『花椿』の付録として、小詩集『ビオトープ』を発表。 詩集『あの日、水の森で』(2020、土曜美術社出版販売)第71 回H 氏賞候補 著者 草間小鳥子 発行所 七月堂 発行日 2022年10月8日 四六判 並製 130ページ (版元サイトより引用)
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小島日和『水際』
¥990
小島日和詩集 第26回中原中也賞受賞 「薬指をおかえしに上がりました、女は下げていた巾着袋を差し出した。」 【作品紹介】 エスカレーター 底のない穴のなかを エスカレーターが動いている 上っているのか 下りているのか とにかく、逆向きに乗ってしまい 遠い国のデパートのように 段差がなく平らになっているので ベルトコンベアで運ばれているようでもあり ほうれん草の束が滑り下りてきて そちらが上かと知るのだが 反対側からも転がってくる鶏肉を 腕に抱えこもうとするなら降りねばならない どこかからやってきた子どもが 扉の前に座りこみ 一本ずつ指をしゃぶっている かれは得意になって 私よりずっと とおくへはなす ポケットから取り出した 抜け殻も 壊れて落ちていくままにはしない 手の平に残ったかけらまで すっかり なめ終えてしまい よくまわる舌から ほつれた糸が引きだされていく しわが寄り ひだが生まれ とおくは ちかくへ絞られていく 踊り場から坪庭を見下ろす 排出される空気に巻かれながら洗濯物が落下していく 忘れ物をたしかめているとき、 わたしの背後では断層が広がっている いつまでも搬出口が見つからない 喉の奥にはりついて離れない 灰汁をかき消すように いきおいよく注いだ牛乳で飲みくだす 著者 小島日和 発行所 七月堂 発行日 2020年7月1日 四六判 89ページ (版元オンラインサイトより引用)
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高塚謙太郎『詩については、人は沈黙しなければならない』
¥1,870
発行 / 七月堂 2023年6月9日 発行 A5変 / 116頁 七月堂50周年記念企画第一弾! 詩集『量』でH氏賞を受賞した髙塚謙太郎が、矛盾もひっくるめて真っ向から思考した記録。 2020年12月から2021年9月の間にnoteに連載し、また他の場所で発表したものをベースに書下ろしを収録。 noteに連載する際、ご自身で作ったルールは以下になります。 ①出来るだけ週に1つ以上追加する。 ②ナンバリングするが、連続性、関連性を意識しない。 ③思いつきで書き、書いたものは1週間以上寝かせない。 本編の編集後、さまざまなわけがあってできた時間のなか、栞文を書下ろしていただきました。 詩を書くということとは。 詩を読むということとは。 ことばとは。 (版元サイトより引用)
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瀬戸夏子『白手紙紀行』
¥1,320
SOLD OUT
文庫判252頁 オーロラ箔 「現代短歌」2018年5月号から2019年7月号まで連載された同名の読書日記に加筆・修正を行い、文庫化。 わたしはこれまで使ってきた自分の言葉で、人間のかたちに換算すると三人分は人を殺してきたと信じているし、それは特定の三人を殺したという意味ではなくて、さまざまなわたしの言葉が直接的に間接的にただしいかたちであるいは誤解されて人やそのあいだの空気を傷つけ続けてきた結果、それほどの罪は犯しているだろうと考えている、ということだ。 別にこの考えを人に押し付けるつもりはないけれど、あんたも、おまえも、あんたも、やってんだよ、とわたしは思っている。きれいな、誠実な表情ばかりして、わたしは無罪だという顔でものを書いてる人間には全員吐き気がする。(本書より)
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りいぶる・とふん『百年のわたくし 巻二』
¥1,100
りいぶる・とふんから『百年のわたくし 巻二』が刊行。
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りいぶる・とふん『百年のわたくし 巻一』
¥770
りいぶる・とふんから『百年のわたくし』が刊行。 徳正寺で催されるポエトリー・リーディングにあわせ制作した詩と散文の冊子。 執筆者は荒木みどり-季村敏夫-扉野良人-ぱくきょんみ-藤原安紀子-山崎佳代子の6人。 (著者SNSより引用)
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カナエ・ナハ『九月 十月 十一月』
¥1,100
2020年に、さいたま国際芸術祭、MIND TRAIL、建築倉庫ミュージアム「謳う建築」展らの制作と並行して制作された詩集。 21×12.7cm|62p|2020
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本づくり協会『BOOK ARTS AND CRAFTS』 VOL.4
¥1,100
本づくり協会会報誌 『BOOK ARTS AND CRAFTS』 VOL.4 2019年発行 / A5・36頁 CONTENTS 02 一篇の詩のために、文字をつくる【完結編】 谷川俊太郎詩集『私たちの文字』ができました 04 特集 『本をつくる』を、つくる 06 インタビュー【編集者 永岡 綾さん】 本を編み、文章を書く。それもまた「ものづくり」 12 『本をつくる』と写真【フォトグラファー 高見知香さん】 長期プロジェクトで触れた職人の魅力を写しとる 13 『本をつくる』とデザイン【グラフィックデザイナー 守屋史世さん】 職人の「素直」な仕事を追った本を「素直」にデザインする 14 編集者対談【河出書房新社 高野麻由子さん × 編集者 永岡 綾さん】 ふたりの編集者で力を合わせて本の可能性を広げる 18 『本をつくる』刊行記念展【森岡書店 森岡督行さん】 1冊の本とじっくり向き合える場で職人たちの情熱を感じる 20 工場探訪 艶めく箔を、ひとつひとつ 野崎工業所を訪ねて [本づくり協会の活動リポート] 24 本づくり学校 25 本づくり協会の集い/本づくり協会セミナー 26 紙博 in 福岡 27 本づくり協会フェア at 恵文社/ペーストペーパー ワークショップ 28 本づくりと○○を楽しむ日 2019 29 ドイツ、製本の旅 30 分科会活動 印刷部会より 31 影山知明理事 退任のあいさつ (版元オンラインサイトより引用)
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『ポリ画報 vol.2』
¥550
ポリ画報 vol.2 南極大陸 ~ 詩・現実・思考実験 諺にきく … Living well is the best revenge. 詩・言葉あそび/原牧生 絵/辻可愛 漫画・テクスト/外島貴幸 デザイン・うた/佐々木つばさ A2サイズ、限定100部、2015年制作 (著者サイトより転載)
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尾形亀之助『かなしい月』
¥1,100
SOLD OUT
「尾形亀之助全集 (増補改訂版)」(1999年、思潮社) に未収録の詩や散文を集め整理した拾遺集。編者が偶然手に取った詩誌や文芸誌から生まれた私家版の本。 (表紙デザイン) 『北方詩人』第二巻第四號 (昭和3年4月) ■窓 (詩) 『文藝の国』第一巻第三號 (昭和2年5月) ■接吻 (詩) 『果樹園』第十六輯 (昭和2年9月) ■冬の街 (詩) 『民謡詩人』第二巻第二號 (昭和3年2月) ■かなしい月 (小説) 『無花果』第十一輯 (昭和2年11月) ■憐れな夏 (小説) 『果樹園』第十七輯 (昭和2年10月) ■夢 (小説) 『カメレオン』第二號 (昭和3年3月) ■マヴォ 『朝日新聞』大正12年8月15・16日 ■又、一月の誓 『新使命』第二號 (昭和2年2月) ■(受信抄) 『果樹園』第十四輯 (昭和2年7月) ■部屋 『無花果』第十輯 (昭和2年10月) ■中西章介君へ 『無花果』第十一輯 (昭和2年11月) ■部屋 『無花果』第十一輯 (昭和2年11月) ■素晴しき哉人生 『民謡詩人』第二巻第二號 (昭和3年2月) ■「白壁」に就いて 『南方詩人』昭和5年1月號 ■花嫁ケイ・フランシス 『若草』第八巻第七號 (昭和7年7月) ■仙臺 ― 在郷詩人之圖 『人物評論』第一年第七號 (昭和8年9月) ■(岡本彌太詩集「瀧」批評) 『鬣』終刊號 (昭和8年11月)
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『妃 17号』
¥660
一番高貴な詩の雑誌「妃」17号 【参加メンバー(敬称略)】 長谷部裕嗣 田中庸介 仲田有里 瓜生ゆき 月読亭羽音 後藤理絵 梁川梨里 広田修 管啓次郎 鈴木ユリイカ 編集発行人 田中庸介 発行所 妃の会 装幀 室井良輔 装画 マチュー・マンシュ「ゴースト・タウン」 発行日 2015年10月11日 B5判 99ページ (版元サイトより転載)
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『ぽかん5号』
¥1,069
本誌:150mm × 150mm/ページ数 68P/中綴じ/付録2種/2015年 *目次* 「ぽかん」5号目次 黄のはなのさきていたるを 服部滋 とけていく記憶 佐久間文子 テレビ出演転末記 山田稔 友だちと文庫本にまつわる話 保田大介 父のチェーホフ(二)1928年、湯浅芳子 扉野良人 鳥の糞 岩阪恵子 多喜さん漫筆(五)― 学校での談義から 外村彰 めぐりあいと再会 秋葉直哉 千代田区猿楽町1-2-4(其の三) 内堀弘 付録 ぼくの百 中野もえぎ 付録 「のんしゃらん通信」vol.3目次 フリーダの根、ベロニカの花 佐藤和美 お月様はいなかった 福田和美 磯野波平さんと同い年になりました… 森元暢之 ぐらぐらと椅子がゆれるので直してと花が ポストに 100 万円文学館 帆布次七 旅ぎらいの旅 佐藤靖 あんしんしてくらすこと 郷田貴子 (版元サイトより転載)