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山學ノオト2(二〇二〇)
“日常を取り戻したいのだけれど、そもそも僕らの「日常」とはどんなものだったのだろう。”
奈良県東吉野村。人口一七〇〇人の村の山あいに佇む一軒家、人文系私設図書館「ルチャ・リブロ」。自宅を開放して図書館を運営する夫婦が、仕事に、生活に、山村と街を、あるいは彼岸と此岸を往復しながら綴った日記に、エッセイや草稿「研究ノオト」を収録した、日記帳第二弾。新型コロナウイルスに翻弄されたり、「男はつらいよ」を一気見したり、福祉のしごとやオンライン対談からも気づきを得た、二〇二〇年の記録。
『山學ノオト』(2020年刊行)の続編で、2020年分の著者の日記と書き下ろしエッセイを収録しています。基本的なスタンスは変わらず、真兵さんは福祉の仕事をしつつ読書やイベントに出たり。海青子さんは、ルチャ・リブロのカウンターにいつつ家を改装したり鹿を追い払ったり。2020年の主なトピックは「男はつらいよ」を一気見したことなのですが、それが新型コロナウイルスの状況と関連しあい、現代社会の「基盤」や「二つの原理」の存在を再考することになった、日記ならではのライブ感がある二冊目になりました。とはいえ、と言いますが、日記なのでどこからでもふらりと読んで楽しめる作品になっています。
山學ノオト2(二〇二〇)
著者:青木真兵、青木海青子
本体;2000円
判型:四六判変形(120*170mm)224頁 並製
ISBN:978-4-9907596-5-0 0095
製本:藤原印刷株式会社
青木 真兵(あおき・しんぺい)
1983年生まれ、埼玉県浦和市に育つ。「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」キュレーター。古代地中海史(フェニキア・カルタゴ)研究者。博士(文学)。2014年より実験的ネットラジオ「オムライスラヂオ」の配信をライフワークにしている。2016年より奈良県東吉野村在住。現在は障害者の就労支援を行いながら、大学等で講師を務めている。妻・青木海青子との共著『彼岸の図書館 ぼくたちの「移住」のかたち』(夕書房)、『山學ノオト』(H.A.B)、「楽しい生活─僕らのVita Activa」(内田樹編著『ポストコロナ期を生きるきみたちへ』晶文社)などがある。
青木 海青子(あおき・みあこ)
1985年兵庫県生まれ。七年間、大学図書館司書として勤務後、東吉野へ。現在は私設図書館を営みながら、陶と刺繍で制作を行う。夫・青木真兵との共著『彼岸の図書館 ぼくたちの「移住」のかたち』(夕書房)、『山學ノオト』(H.A.B)がある。夕書房noteにて「土着への処方箋 ルチャ・リブロの司書席から」が好評連載中。
(目次)
エッセイ:闇の底より訴える
日記(山學日誌):一月~六月
研究ノオト:「限りがある」のもいいじゃない
エッセイ:怒るひと
日記(山學日誌):七月~十二月
研究ノオト:それが渡世人の楽しいところよ
オムライスラヂオ年表(二〇二〇)
「社会との約束の下、寝て食べて動く。しかし、いつ約束したのだか判然としない。」
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山學ノオト4(二〇二二)
山學ノオト4(二〇二二)
青木真兵、青木海青子
装丁:武田晋一
刊行:エイチアンドエスカンパニー(H.A.B)
本体:2000円+税
四六判変形、256頁、並製本、表紙一部箔押し(パール)
978-4-910882-04-8 C0095
毎年刊行しております日記帳『山學ノオト』。四年目の分が出来上がりました。
いつになく本年は、労働と社会を取り巻く価値観が画一的になっている歪さ、を受け止める真兵さん。
「サバイバーがサバイブしたその後」に目を向け、生き延びる形を探る海青子さん。
どことなくより一層、お二人の活動や視点もリンクしてきているように感じられる2022年。
……とまぁ、日常はいつもそんなに切迫しているわけでは、当然ありませんが、一年を一冊にして見てみるとその思考の変化が、自分のことのように迫ってまいります。
1巻から変わらず、装丁は同じ東吉野村に住むアーティスト、武田晋一さん。シリーズ共通の佇まいの中で、各巻少しづつ変化をつけています。
今回はメインは白い紙ですが、うっすらとした色味や手触りが伝わってくるようなセレクト。表紙にはパール箔という透明でうっすら光を反射して輝く白を押しています。
(概要)
「社会との約束の下、寝て食べて動く。しかし、いつ約束したのだか判然としない。」
奈良県東吉野村。人口一五〇〇人の村の山あいに佇む一軒家、人文系私設図書館「ルチャ・リブロ」。自宅を開放して図書館を運営する夫婦が、仕事に、生活に、山村と街を、あるいは彼岸と此岸を往復しながら綴った日記に、エッセイや草稿「研究ノオト」を収録した、日記帳。
人の動きが少しづつ戻ってくる中で、あらためて見えてきた他者や社会とその「外側」にあるもの。内と外を行ったり来たり。ぐるぐる回りながら考えた、二〇二二年の記録。
(版元オンラインサイトより引用)
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