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瀧瀬彩恵『言葉は身体は心は世界』

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本書は、他者から投げかけれた著者にまつわる言葉をきっかけに、自身の身体感覚・言語感覚・アイデンテティの周辺について綴った13篇のエッセイを中心に、他者に向けられた5篇のエッセイ・詩・ライナーノーツ、言葉の断片、さらに11名の他者によるアートワークがレイヤーされる構成となっています。

第2版（限定200部）は初版掲載内容に加え、西山萌（編集者）と石崎詩織（SCYTHE／Chai Apoth.主宰）と実施した観覧者参加型の出版記念対談（アートワーク：Yurika Shiroyama）と、著者によるあとがきも収録。今後も増版を重ねるごとに育まれ変化していく本です。

〈本書より〉
この本は、私が他者からもらった〈わたし〉に関する言葉を手掛かりに、自分の言葉・身体・心の回路構造［システム］を確認しながら、別の他者へ向けて渡す試みです。
（中略）たとえ私ひとりの時間、経験、思考、感情だと思ったものでも、形や色は違ってもとっくに皆のもので、総じてこれらは応えあるいは問い、もしかすると詩、処方箋、祈りにすらなるのかもしれません。

造本設計：村上製本
仕様：124×175mm・316ページ（初版より60ページ増）・PUR剥き出し背糊製本、スピン2本
印刷：村上製本、株式会社グラフィック
製本：東海電子印刷株式会社
加工：株式会社ペーパークラフトイトウ
＊1冊ずつ手製本での仕上げとなります。

（ご本人のサイトより）