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茨木のり子『茨木のり子全日記 第1巻』
¥5,500
医師・三浦安信と結婚した1949年11月、大学ノートに日記を書き始めた。 1955年からは日記帳に、詩人たちとの交流、書いた詩のこと、日々のこと、 晩ごはんのおかず、映画や演劇の批評、読んだ本、世相のことを綴った。 そして日記は、1975年、最愛の夫・安信が逝くと空白が目立つようになり、 その二年後、日記帳は閉じられた。 没後二十年の時を経て、詩人茨木のり子の穏やかな魅力ある日々、 ニ十七年間の日記を公開する。全3巻。 巻頭……カラー口絵32ページ、人物相関図、目次 巻末……略年譜、あとがき、人物総索引 第1巻=1949-1952/1955ー1962 第2巻=1963ー1968(2027年春刊行予定) 第3巻=1969ー1977(2027年末刊行予定) [茨木のり子 全日記 I もくじ] 口絵 ……3 はじめに・凡例 ……49 人物相関図 ……50 1949 昭和二十四年 二十三歳 ……54 十一月十九日 土曜 引越し大体完了。夜二階の窓から星がみえる 十二月二十三日 金曜 夫婦間の扶養と友情についてYとディスカッション 十二月二十八日 水曜 日比谷公会堂で原智恵子の華麗なショパンを聴く 1950 昭和二十五年 二十四歳 ……59 一月十九日 木曜 ヴァレリイの『文学論』、 チェホフの『三人姉妹』丁寧によみかえす 十二月二十日 水曜 「美しい暮しの手帖」の近藤すまの日記に鮮烈な印象を 受け、刺戟される。 私もすがすがしい日記をかいてゆきたいとおもう 1951 昭和二十六年 二十五歳 ……64 二月二十八日 水曜 「展望」の「宮本百合子追悼号」を読む。 こういう稀有な作家が居なくなったのは惜しまれる 三月三日 土曜 紙びな、菜の花を飾り、お寿司でお祝い 三月四日 日曜 ミカン箱をやいて本箱をつくる。 本居宣長の書棚の如き趣きあり 三月二十一日 水曜 私の嗚咽はとめようにもとまらない。 男と女のもつれだ。ひしゃ蛙のように泣く 三月三十日 金曜 鶴岡の父上上京。 カトリック医師会総会に案内役で行く 四月九日 月曜 博物館でマチス展。デッサンのすばらしさに一驚 五月九日 水曜 モリエール『女学者』、林芙美子『晩菊』、 永井荷風『腕くらべ』、堀辰雄『風立ちぬ』をよむ 五月十一日 金曜 日劇地下で「偽れる盛装」をみる。 吉村公三郎も味なものを作ったと感心 五月十三日 日曜 吉祥寺の前進座に徳球潜入の疑い。 四五〇人ほどの警官がとりまく 六月十二日 火曜 誕生日。うす暗い台所でのりまき、 いなりずし、夏みかんのゼリーなどをつくる。 彼歓声をあげている 六月二十三日 土曜 六月分月給もらう。 地方税六〇〇円ひかれ、一万四百円也 六月二十七日 水曜 砂糖の配給をとりに行ったら、 そこのいつも愛想のいいおかみ、今日は機嫌わるし 六月三十日 土曜 林芙美子が死んでしまった(二十八日) 七月四日 水曜 お母さんの乳癌、 吉田で手術ときまった由、安心する 七月二十二日 日曜 銀座で南仏カレーを食べて 三越にゆき、彼のレンコートを買う。 五千円也(中元の商品切手) 八月一日 水曜 彼当直。夕ぐれ近づくと、たまらない淋しさに 襲われてパンものどを通らない 八月二十日 月曜 つくづく主婦廃業したくなることあり。 一切合切がいやでたまらなくなることがある。 くされ桃みたいな顔をしている 十月七日 日曜 「麥秋」をみにゆく。三宅邦子の好演印象に残る。 大和の風景、田舎道の嫁入行列ともに良し 十一月十五日 木曜 台所の合理化……ガスがほしい、どうしても 十二月九日 日曜 「愛妻物語」を観て、顔のはれ上るほどに泣いてしまい、 夕食のおかず買いを夫君に頼む 十二月二十九日土曜 新しく飾られた猪熊弦一郎の上野駅の壁画を見ながら、 朝十時鶴岡へたつ 1952 昭和二十七年 二十六歳 ……101 二月一日 金曜 『山のあなたの空とおく』(暮しの手帖増刊)を買う。 主婦の綴方集だけど、すてきにたのしい 三月七日 金曜 朝吉田着。なにもかもなつかしい……。 なんといっても私の育った風土なのだ 四月二十日 日曜 ビール瓶の百本もこわしてみたいほど胸がしこる。 岸田國士の「紙風船」のにくらしさ! 四月二十八日 月曜 講和発効日。今日から独立というわけなり 五月二十五日 日曜 朝からご馳走する。 グリーンピース御飯、ビフテキ、玉子焼 六月二日 月曜 栗の花、かすかに匂う。 セクシュアルなノスタルヂイを感じさせる匂い 六月八日 日曜 電報。ミツヨ シンダ ソウシキハ 十日。 ばばさまの死……はかなさ身にしみる 九月五日 金曜 『中国の赤い星』エドガー・スノーよむ。 如何に隣邦を知らないかを悟る 1955 昭和三十年 二十九歳 ……116 一月十一日 火曜 「櫂」十号、川崎さんから送ってくる。 バーナード・リーチ氏の表紙 一月十五日 土曜 あさ九時起床。お雑煮に油揚入れてたべる。 「家」の設計図を方眼紙に入れて書く 一月二十四日 月曜 会計ピンチ! 水道料とりにきたけれど、ものやわらかにゲキタイ 二月十日 木曜 ワイシャツ五枚、のりづけ。家の設計、再検トウ。 ああ早く引越したい 二月十八日 金曜 「小さな渦巻」という詩一篇できる。 ゆうべ玉子焼の玉子をかきまわしていたとき ふっと浮んだのだ 三月十三日 日曜 スイートピー、アカシアの花など買ってきて Yは絵をかく。ボナール風の美しいもの 三月二十三日 水曜 終日雨。家計簿みると、私も何か収入の道をと おもわずにいられない 四月二十一日 木曜 岸田衿子さんの詩集『忘れた秋』がとどく。 ユリイカ版、とてもとても美しいもの 五月五日 木曜 「野生の女」を第一生命ホールにみにゆく。 アヌイ原作。慶應系の劇団の由 五月十三日 金曜 十一日の瀬戸内海での紫雲丸事件、 いろいろ報道されていたましい 五月十九日 木曜 詩学社より、「現代詩戦後十年」寄贈される。 川崎さんの茨木のり子小論、ほめてあって照れる 五月二十二日 日曜 「文章俱楽部」の「小さな渦巻」、 決定的な誤植あり、不愉快 六月十四日 火曜 虫干しみたいにズボンを干し、アイロンかけしてくたびれる 六月二十三日 木曜 猛暑のなかで詩を書く。 私は暑い時の方がよい仕事が出来るような気がする 七月三日 日曜 『和風住宅80選』という本買ってきて、住宅の研究。 清家清のプランなかなかいい 七月九日 土曜 夜、宝塚歌曲集をきく。 葦原邦子、大空ひろみ、橘薫などみななつかしき名前 七月十一日 月曜 Yと一緒に家を出て、 新宿の昭和信用金庫に第一回の住宅申込みに行く。 あとは当落を待つのみ 七月二十三日 土曜 お金とぼしいのでしょんぼりしている。 茨木のり子さんもだめですよ 七月二十五日 月曜 月給日。やっと漕ぎつけた思い 八月一日 月曜 中原中也、草野心平、八木重吉などの詩人全集を よむ。中原中也など一体どこがいいのだろう 八月十八日 木曜 住宅公庫はみごと落選。一寸力をおとす 八月二十日 土曜 えり子さんから葉書、 信州の富士見高原療養所からのもの 九月十四日 水曜 砂川町の抵抗、敗北に終る。 録音ニュースできく叫喚すさまじい 九月二十二日 木曜 私の良い服選んで質屋に四点持ってゆく。 千五百円かしてくれる、助った! 九月二十三日 金曜 午後三時五分の東海号(準急)に乗る。吉田着十時 十月十五日 土曜 ブラウスの仮縫いを伊勢丹でして、新宿東宝で 「旅情」をみる。この映画ならもう三回位みたい 十月三十日 日曜 白河行。二時頃着。節さん、並木さんの出迎え。 海抜六〇〇米の夜気、牧歌的なくらし 十二月十六日 金曜 詩集『対話』を「櫂」同人に発送 1956 昭和三十一年 三十歳 …… 190 一月四日 水曜 Y、仕事始め。水道橋の結核予防会の新年会にも 顔を出す 一月十五日 日曜 夜やき鳥をつくってたべる。 やき鳥のエキスパートになれそうである 一月十七日 火曜 Y、所沢東映に「黒田騒動」をみにゆく。 すっかり内田吐夢ファン 二月四日 土曜 渋谷の中村書店より、 詩集『対話』十さつ送ってほしい旨の葉書あり 二月二十一日 火曜 サルトルの『ユダヤ人』を読む。 サルトルの合理精神はまったく瞠目に値する 三月二十五日 日曜 十一時半頃トラック到着。朝霞、池袋を通って、 一時すぎ神楽坂到着 四月二日 月曜 『茶と美』を読む。柳宗悦氏の論に肯定、 否定ともどもに感じる 1957 昭和三十二年 三十一歳 ……216 一月一日 火曜 庄内にて。美しく晴れて、いいお正月 一月五日 土曜 朝七時、上野着、三等寝台は実に快適 一月十二日 土曜 風烈し。モロッコにでも行ったように、 公園の砂塵が家の中に入ってきてまっくろくなる 一月十九日 土曜 「ユリイカ」二月号とどく。 私の「くだものたち」という詩がのっている 一月二十三日 水曜 安西氏来訪。朝日新聞のブックレビューの 仕事をしないかというありがたい話 一月二十五日 金曜 岐阜の印刷屋のおじさんから ファンレター(?)もらった 一月二十七日 日曜 午後三時、笹の雪で「櫂」の新年会(会ヒ五百円) 二月一日 金曜 『女は誰のために生きる』の 書評一枚ちょっとかいて送る 二月十日 日曜 池袋、ジローにて、 谷川俊太郎氏のシャンソンの会あり 二月十八日 月曜 住友銀行で七千六百円下す。 松坂屋でYにイングランド製のネクタイ一本買う 三月十二日 火曜 『挽歌』(原田康子)を読む。 新鮮で読ませるだけのものを持っている 三月二十九日 金曜 土佐林三兄弟、突然現れてびっくりする 四月三日 水曜 野方の牟礼氏宅訪問、初対面の牧羊子氏とも会う 四月七日 日曜 Y、病院へゆき、クランケみて、 帰り小出楢重展みてくる 四月十二日 金曜 三時すぎ音楽家の服部公一氏来訪、 「うた」を作りたい話 四月二十日 土曜 「鳩バス」に乗る、八時間の一日コース。 月島、泉岳寺、明治神宮、 歌舞伎座の一幕見は「心中天の網島」をみせられる 四月二十四日 水曜 大岡氏の結婚式。神田、学士会館にて 五月十九日 日曜 夕方星ヶ岡茶寮で支那料理たべる。 美しい庭と、おいしいごちそう、デザートにびわ 五月二十三日 木曜 千代田劇場で、母上と二人、「あらくれ」をみる。 おもしろい映画だと思う、森雅之がいい 六月十九日 水曜 山葉ホールで友竹辰さんのリサイタル。 三好達治の詩を作曲したもの、よかった 九月十三日 金曜 詩劇集の批評、朝日新聞に出る。悪評。 少しくさる 十月四日 金曜 淡谷のり子の自叙伝よむ。 書評用。たぶんに感覚的 十月十九日 土曜 横浜の上原教会で、花形久子さんの告別式。 キリスト教の告別式をはじめてみる 十一月四日 月曜 「詩学」に「友あり 近方よりきたる」を送る。 いい詩だとおもうのだが…… 十一月十二日 火曜 書評、とどけに朝日までゆく。 『黒い肌』、『愛といのちと』 1958 昭和三十三年 三十二歳 ……257 一月二十一日 火曜 芥川賞、開高健氏の「裸の王様」にきまったそうだ。 よかった、牧さんのよろこびを思う 二月七日 金曜 「週刊朝日」と「現代詩」二月号読む、 「現代詩」のつまらなさに呆然 二月二十七日 木曜 出版クラブで「ユリイカ十周年」の会あり、 伊達得夫氏をはげます会とのことなので出席 三月八日 土曜 夜、阿部さん、静子さん来訪、四人で建築の打合せ 三月十三日 木曜 「婦人公論」五月号のためのグラビア。 石元さん、二世で、おもしろい人だった 四月六日 日曜 Y、後楽園へ野球みにゆく。巨人、国鉄の試合 四月九日 水曜 Y、「戦場にかける橋」みて帰る。 「クワイ河マーチ」、ピーピー鳴らして帰ってくる 五月三十日 金曜 『ヨーロッパ三等旅行』読む。 戸塚文子の女の一人旅でおもしろい 七月二十二日 火曜 「真夏の夜の夢」うまく出来上らない。 いい作品か、悪い作品かウラナイしてみたら悪いと出た 八月六日 水曜 母の命日。写真の前で 詩「真夏の夜の夢」占ってみる。吉と出た 八月二十六日 火曜 「貯える」という詩かく。一夜にしてなったもの。 ふしぎに早く出来た 九月十四日 日曜 Y、午前中「彼岸花」をみにゆく。 歌舞伎座立見席で「戦国御前」と「茨木」みる 九月十六日 火曜 有吉佐和子の『ずいひつ』よみ、若々しくおもった 九月二十二日 月曜 川崎さんに赤ちゃん生れたことをきく。 早速、祝電をうつ。 「オメデトウ ステキデスネ ナコウド」 九月三十日 火曜 常木さんより新潟の梨とどく。長十郎すきだったのを 忘れずに送ってくれた厚意、身に沁む 十月一日 水曜 電話がきて、すごく便利 十月二十六日 日曜 引越し日。まったく一切の力を出しきった引越し 十一月八日 土曜 結婚記念日。ガスもこないし、何も御馳走できない。 ウイスキイとライスカレー 十二月二日 火曜 夜、チキンコキール。天火のありがたさ、身にしみる 十二月六日 土曜 母上の命日。おみかんを供え、焼きりんごを作った 十二月二十一日 日曜 旧「櫂」メンバー集る。 寺山修司氏、えり子さんも来訪。 皆いい家だとほめてくれる 十二月三十一日 水曜 「家」もできたし、詩集も出したし、 いろいろと多事な年だった 1959 昭和三十四年 三十三歳 ……314 一月六日 火曜 「ユリイカ」一月号に那珂太郎が 『見えない配達夫』の書評かいてくれている 三月一日 日曜 朝七時半、新宿集合、房総旅行。 岩目館は林芙美子の常宿だった由 三月二十四日 火曜 会計ピンチとなる。 夕方、原稿料三千四百円とどく。助った! 四月十日 金曜 皇太子、美智子さんとハイラーテン、 いわゆる御成婚式なり 五月八日 金曜 月給日より十四日目にて一銭もなくなる 五月二十二日 金曜 「現代詩」に「女の子のマーチ」送る。(速達) 五月二十九日 金曜 田無銀映座に行って「キクとイサム」をみる。 今井正は泣かせどころを知っている 六月二日 火曜 吉祥寺へ買物に行く。 名店街の二階に山下清がサイン会のため来ていた 1960 昭和三十五年 三十四歳 ……338 一月二十九日 金曜 新宿三越で鶴岡の母上の肺炎お見舞のもの買う。 ストール、靴下等ととのえ送ってもらう 二月二十四日 水曜 「現代詩」のベスト・スリー、今月は 石垣りんさんの「その夜」にする。 『私の前にある鍋とお釜と燃える火と』 という詩集悪くない 三月十日 木曜 Yがコロンビヤテレビが良いといってきかないので、 吉祥寺でコロンビヤを契約してくる 六月四日 土曜 安保闘争へはじめて参加 1961 昭和三十六年 三十五歳 ……350 一月六日 金曜 水牛の骨のネックレスして 英一の結婚式に行くことに決めた 一月十八日 水曜 朝日新聞で、伊達さんの死を知り、言葉もない 一月二十二日 日曜 朝日の「きのうきょう」に 谷川さんの「伊達さん」という文章のっている。 いい文章でしみじみ読む 三月二十一日 火曜 Y、突如倒れる。嘔吐、心臓の苦痛。 夜中に意識の混濁あり、事の重大さを悟る 三月二十三日 木曜 Yの症状少しも好転せず、石山先生 始めてルンバールをして下さる。(6cc) 「ア、やっぱり蜘蛛膜ですね」 三月三十一日 金曜 病院へ入ったらほっと安堵の溜息が出た この安心感は例えようもない 1962 昭和三十七年 三十六歳 ……375 一月二十八日 日曜 荻窪から地下鉄で伊勢丹まで。 つい先日開通したばかりの地下鉄 一月三十一日 水曜 朝九時、田村隆一氏ふいに現る。 まだ食事中のところだったのであわてる 二月十九日 月曜 電気洗濯機、ぶんぶんまわして、せんたくもの 一掃する。私のおもちゃができたようだ 三月十八日 日曜 近江牛を西武で買って、夜すきやき。 特級酒白鷹をあけて定夫さんをもてなす 四月五日 木曜 「週刊女性」で山本太郎氏が 私の詩「もっと強く」を引用している 五月四日 金曜 昨夜、常磐線の三河島で衝突事故あり、 一五〇人近くが死んだという惨事。 新聞の記事をよむと全くやりきれなくなる 五月十六日 水曜 寿屋の新しい麦酒名の募集に出してみることにする。 「ドンキホーテ」「ホップ・ポルカ」「アイボー」 六月十三日 水曜 夜、文化服装学院流の原型をとる。ミシンがほしい 六月十八日 月曜 夕方、安部公房氏よりでんわ。びっくりした 六月二十七日 水曜 吉祥寺で母とミシンをみる。 シンガーの電気ミシン買ってもらう。三万二千円也 七月二日 月曜 選挙開票速報をテレビでみる。 社会党意外にのびず、暗いきもちになる 七月二十九日 日曜 凄い暑さ。三十五度。 電気冷蔵庫が切実にほしくなる 十月十二日 金曜 「文藝」の田邊園子さん来訪、 したしみの持てるいい編集者 十月十三日 土曜 スパゲッティにして、かにを入れた ソースをかけてたべる。Yすこぶるおいしがる 十一月八日 木曜 原稿書き。昨日の対談のまとめ。多忙なり。 Y、夜ふっと「今日はおれたちの結婚記念日だ」という 十一月二十八日 水曜 宮崎病院開業 20周年記念日 十二月十四日 金曜 N響の小澤征爾ボイコット問題が、こじれにこじれ、 とうとう演奏会が中止に 十二月三十一日 月曜 Yはボクシング(チャチャイと海老原)、 私は紅白歌合戦のテレビをみる 略年譜 ……448 あとがき 宮崎治 ……454 人名総索引 ……468 (出版社HPより転載)
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【伊藤紺さんサイン本】Kaho Iwaya(opnner)・伊藤紺『すごく近い 5周年記念版』
¥2,750
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夏は、近い季節。 Tシャツのうすい布をはさんで一緒にいること。 匂いや体温、気持ちが流れ出す。期待。興奮。 さわらなくても、分かち合えるもの。 2021年夏、MIDORI.so OMOTESANDO galleryにて10日間開催された夏の展示「すごく近い」。 展示作品と夏の日記を収録した、あの“図録のような本”が、5年の時を経て、冊数限定の新装版として復刊しました。 さわやかな薄いレモン色に、窓枠のような透明箔を重ねた印象的な表紙はほぼそのままに、さらっとスポーティーなまっしろのスリーブを追加。スリーブの両面には描き下ろしの落ち葉がキリッとブラックインクで刻まれています。 5周年を記念して、あらたな描きおろしの絵2点と短歌2首、 新装版のためのあとがきを追加収録。 みなさんの夏の、すごく近くに。 絵19点、短歌19首、夏の日記を収録。 著者:Kaho Iwaya(opnner)、伊藤紺 Design:Asuka Wakida Design Support:Sekine Aya 判型:184.5mm×128mm (版元サイトより転載) --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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宮沢賢治『新編 銀河鉄道の夜』
¥539
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【フィクショネス 文学の教室 関連書籍】 『銀河鉄道の夜』 貧しく孤独な少年ジョバンニが、親友カムパネルラと銀河鉄道に乗って美しく哀しい夜空の旅をする、永遠の未完成の傑作である表題作や、「よだかの星」「オツベルと象」「セロ弾きのゴーシュ」など、イーハトーヴォの絢爛にして切なく多彩な世界に、「北守将軍と三人兄弟の医者」「饑餓陣営」「ビジテリアン大祭」を加えた14編を収録。賢治童話の豊饒な醍醐味をあますところなく披露する。 (出版社サイトより引用)
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宮沢賢治『注文の多い料理店』『新編 風の又三郎』
¥572
【フィクショネス 文学の教室 関連書籍】 『注文の多い料理店』 これらのちいさなものがたりの幾きれかが、おしまい、あなたのすきとおったほんとうのたべものになることを、どんなにねがうかわかりません――生前唯一の童話集『注文の多い料理店』全編と、「雪渡り」「茨海小学校」「なめとこ山の熊」など、地方色の豊かな童話19編を収録。賢治が愛してやまなかった“ドリームランドとしての日本岩手県”の、闊達で果敢な住人たちとまとめて出会える一巻。 ----------- 『風の又三郎』 「やっぱりあいづ又三郎だぞ」谷川の岸の小学校に風のように現われ去っていった転校生に対する、子供たちの親しみと恐れのいりまじった気持を生き生きと描く表題作や、「やまなし」「二十六夜」「祭の晩」「グスコーブドリの伝記」など16編を収録。多くの人々を魅了しつづける賢治童話の世界から、自然の息づきの中で生きる小動物や子供たちの微妙な心の動きを活写する作品を中心に紹介。 (出版社サイトより引用)
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【サイン本】最果タヒ『溶けていく氷にとってぼくらは永遠』
¥1,650
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きみやぼくや空や街に、私たちはいつも、最果タヒの言葉を見つけている。 現代詩手帖賞、現代詩花椿賞、 中原中也賞、萩原朔太郎賞4冠! 現代を代表する詩人の、最新詩集。 詩集『夜空はいつでも最高密度の青色だ』の映画化、 ホテルとのコラボ「詩のホテル」、全国各地での個展開催、 人気アーティストへの歌詞提供、「詩のプラネタリウム」上映、 教科書への作品掲載、詩集・エッセイはのきなみ即重版…… 唯一無二・縦横無尽の活動の末に 満を持して届いた約2年ぶりの詩集! 今、書かれ、今、読まれてほしい43篇。 — 命を削るのは命の綺麗なところを残していくため。 傷んだところから削り落として、 いつもみずみずしい果物のような表面が、 わたしの瞳としてきらめいている。 老いる、老いる、きらきら老いる。人を、信じてください、 ひとりでいいから。その人を信じたらどこまでもいけますよ、と、 きみはわたしに言い、ずっと果てのもうおしまいの命のところを、 川の始まりを、指さしていた。 「きらきら老いる」より — ◆最果タヒ×リトルモア 刊行10冊目記念 特設サイト〈最果タヒ×リトルモア10〉 ⇒ https://littlemore.co.jp/books/saihate10/ 四六判 96ページ (出版社HPより転載) --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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『暑いと言ってもしかたがないから、』
¥1,650
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\豪華執筆陣、多数参加!/ どうしようもなく暑い夏を、なんとか乗りきれるように… いろとりどりの「暑い」がつまった夏の本、できました! 『暑いと言ってもしかたがないから、』 ライター、エッセイスト、イラストレーター、山岳収集家、書店店主など… ジャンルを超えた総勢14名による、夏にまつわるアンソロジー。 ・・・ <執筆者>※敬称略 ◻︎エッセイ 内田洋介(編集者) 久木田友希(ARBOR BOOKS 店主) 久保勇貴(宇宙工学者) 小林駿平(写真家・ライター) 鈴木優香(山岳収集家) 中前結花(エッセイスト) 三好愛(イラストレーター) もりみさき(ライター・編集者) ◻︎プロダクト なりたまゆか(セラミックアーティスト) 西本良太(木工作家) □詩歌 のもとしゅうへい(詩人) 柊有花(イラストレーター・詩人) 仲内ひより(歌人) ◻︎小説 まつさかゆう(本屋ブーケ 店主) 装画:カシワイ 企画・編集:まつさかゆう 発行:はなやぎ出版(本屋ブーケ出版部) 変形サイズ(125mm × 155mm) 並製本 100p|1,650円(税込) ・・・ 〈目次〉 「コーンのさきまで愛してよ」 中前結花「夏は、消えない。」 三好愛「みんな湿ってる」 柊有花「夏」「駅にて」 のもとしゅうへい「味のなまえ、音のさき」 久木田友希「つるべとつるべい」 もりみさき「サイダーの泡で浮かび上がる」 仲内ひより「懐っこい」 なりたまゆか「花の湯」 *作品の写真掲載 西本良太「すいか」 *作品の写真掲載 鈴木優香「ヒマラヤモンスーン」 内田洋介「熱風」 まつさかゆう「あの日、水道公園で。」 久保勇貴「燃える、尽きる」 小林駿平「千年後も言いたい」 (版元サイトより転載)
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『短歌研究 2026年7月・8月合併号』
¥1,870
*注)今号では「短歌研究詠草」の募集はしていません。 第69回「短歌研究新人賞」発表 ダブル受賞 水本麻衣「いつも寝顔を褒められている」/岡本 恵「影の名前」 三十首 次席 渓 響「すべ」/候補作・朝田おきる「角材」/川瀬 翠「耳鳴りとフェルマータ」/瀬名 蛍「ゆげ」/吉村のぞみ「剥離のとき」 新人賞選考座談会 石川美南/内山晶太/黒瀬珂瀾/千葉 聡/横山未来子 最終選考通過作/佳作/予選通過作/短歌研究新人賞受賞作一覧 7月の新作作品集 二十首= 穂村 弘「レコードの赤ちゃん」/三十首= 外塚 喬「孤食」 二十首= 小川優子「赤の記憶」/沖 ななも「ダッシュライン」/加古 陽「五月」/北山あさひ「チャンネルはそのまま」/霧島あきら「降りる」/工藤 吹「ミニチュア」/雲嶋 聆「推しの声」/後藤すみ子「ざわわわ」/田口綾子「ふたりだけ」/名嘉真恵美子「ノーバディアゲインスト」/柳澤美晴「夜歩く」 追悼 「岡野弘彦という存在」 寄稿=沢口芙美/秋山佐和子/岡野夏井 岡野弘彦の101首(棗 隆・選) 特別対談 「AIと短歌――2026」 坂井修一&睦月 都 短歌アプリ・運営者対談「57577」&「コトアム」 採録 オンライン読書会「平井弘歌集『羊をいつぴき』を読む会」 佐藤弓生/山田 航/土岐友浩/小塩卓哉 連続対談 和歌が生活にあった頃 第1回│安田 登×渡辺祐真(スケザネ) 連載 猫には猫の、犬には犬の 3(仁尾 智+酒田 現) 人生処方歌集 69(佐藤弓生・千葉 聡) 作品季評第139回=米川千嘉子(コーディネーター)/竹中優子/笠木 拓 前半 川野芽生「事実と魔法」/高木佳子「走泥紋」/小島なお歌集『卵降る』 後半 初谷むい「光はあなたの季語」/川上まなみ「如月の風貌」/大口玲子歌集『スルスムコルダ』 書評 山田 航│ 吉田恭大歌集『フェイルセーフ』 土井礼一郎│佐藤理江歌集『ドアノブだったら屈んで拾う』 大森静佳│馬場あき子歌集『アスパラの芽立するころ』 大?安代│中平武子歌集『あこがれやまず』 加藤英彦│雁部貞夫歌集『骨酒』 紺野万里│梶原さい子著『震災短歌ノート』 嵯峨直樹│松村正直著『啄木ごっこ』 歌集歌書評・共選=遠藤由季/滝本賢太郎 短歌時評=門脇篤史│書き起こすこと、書き残すこと 永田和宏=選 短歌研究詠草 特選 瑞慶村悦子 準特選 鈴木雅信/高城ナナ/ともえ夕夏/浅井克宏/木立 徹/拾井志枝/永井貴士/琴里梨央/田中靖人/下野たづ/柴田和彦/青山奈未/助野貴美子/永井季子/長谷井慶子/田川郁代 (出版社HPより転載)
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【サイン本】小津夜景『漢詩の手帖 書庫に水鳥がいなかった日のこと』
¥1,980
南仏ニースと京都にくらす俳人、小津夜景による漢詩翻訳エッセイ最新刊。 道を歩いているとき、美容室の椅子に座っているとき、お風呂につかっているとき──くらしのさなかにふと訪れる詩のことば。 杜甫、李白から菅原道真、嵯峨天皇、明治の狂詩まで、古今の漢詩を自在にひもとき、日常のなかにあざやかに置き直す27篇。 ◎目次 はじめに 黄色だけが残った 風呂屋と山鯨 書庫に水鳥がいなかった日のこと 弾かれるわたしの時間 金と雪 良い午後を、と彼らは言った 降りどきを見失って 九月の抽斗をあけて 靴ひもを結びながら 死んでいない、まだ生きている つり下げられた季節のための習作 エッグタルトと三日月 財布はいかにして開かれるか 散らかったままの話 夜明けのプレイリスト ふくらんだり、しぼんだり 背中を撫でる水流 あれも桜餅、これも桜餅 センセイの夏 雲の工房 土は言葉より正直だ 爛柯はフレグランスの夢を見るか 昼の裏側 世界がやわらかくなる日 突然の終わりのあとで 前略、北窓より 夜の音はすべて代役 あとがき 本書に登場するおもな詩人たち ◎著者プロフィール 小津 夜景(おづ やけい) 1973年北海道生まれ。俳人。句集に『フラワーズ・カンフー』『花と夜盗』、エッセイに『カモメの日の読書 漢詩と暮らす』『漢詩の手帖 いつかたこぶねになる日』(文庫版『いつかたこぶねになる日』)『ロゴスと巻貝』、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者須藤岳史との往復書簡集に『なしのたわむれ 古典と古楽をめぐる手紙』などの著作がある。 ◎書誌情報 定価:1,980円(税込) 判型:B6判変型 製本:ソフトカバー 頁数:256頁 ISBN:978-4-910413-20-4 ブックデザイン:重実生哉 装画:姫野はやみ 発行日:2026.5.7 発行:素粒社 (版元情報より転載) --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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短歌同人「電報」『電報 vol.1』
¥1,000
SOLD OUT
member: 左沢森/石村まい/羽水繭/織原禾/京野正午/下地颯/高橋寧/永汐れい/花島照子/林騎兵/吉村優作 11名それぞれによる15首連作の書き下ろし。 96ページ/B6 X:https://x.com/denpoqneb/status/2045457387600105495
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浅野愛佳『あなたの朝に間に合うように』
¥1,000
SOLD OUT
はじまりの泣き声ひとつこの世への入口出口わたしをとおる ドライヤー止めるたびまた耳すますからだの奥で泣き声がする いまここを瞬きごとに上書きしわたしの知らぬ時制で笑って 未来から借りた時間できみを抱く洗濯物がよく乾く日だ <著者コメント> 妊娠・出産・子育て。何気ない1日が、あとから振り返ると宝ものになるかもしれない。そんな一瞬一瞬のささやかな記録です。 <編集・小島なおさんより> 産むこと、産まれてくること。子どもを育てる日々のなかで、自分自身の今が更新されて産まれ変わる。遠い過去からの声が、向こうの未来からの手が、いつも私を呼んでいる。目を瞑れば飛び去ってしまう今ここにある肌の温みと重みを、つねに新しい邂逅として。 <編集・筒井菜央さんより> 妊娠、出産、慣れない子育ての日々。写真には残らない子育ての一瞬一瞬が歌として、確かに起こった奇跡の証となる。あっという間に大きくなってしまったあなたに。 -- デザイン:名久井直子 サイズ:文庫サイズ 発行:4C
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広瀬大志『朝の夜のガスパール』
¥2,750
SOLD OUT
「朝」と「夜」という本来交わることのない時間のあわいに立ち上がる、 かすかな感覚と言葉の蠕動―― 本作は、その揺らぎを精緻に掬い上げた「水と歌」の詩集です。
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深海共同エッセイ『深海ZINE』
¥1,540
イラストレーター、派遣社員、読書会主催者。それぞれの場所で活動する、1年前に出会ったばかりの女性3人が、2025年11月の文学フリマ東京に合わせて「深海」をテーマにZINEを作りました。 深く潜って考えて、『好き、暗さ、寂しさ』を持ち寄りつつ、『お隣さんに醤油を貸す位の軽やかさ』で連帯するをモットーとし、架空の3人暮らしのひとコマ漫画、それぞれの“深海”的エッセイ、短歌、対談などを綴った94ページです。 【深海★内容】 はじめに (醤油の貸し借りぐらいの距離感) 深海アパートメント(ひとコマ漫画) -深海エッセイ- 絵を描いて深海へ 好きに贅沢はない 化粧 優しさ わたしたちだって連帯したい ある人の怒り 体力とピアス ホントのことはつたわらない 水底から見あげる いきつぎ短歌 深海対談(あたらしい女友達) 『深海ZINE』 2025年11月23日 初版第一刷発行 著者:深海共同エッセイ A5/94ページ 内容:ひとコマ漫画+深海エッセイ+短歌+対談 著者/発行:深海共同エッセイ(ナオ、ちえ、なつみ)
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ヤリタミサコ『ギンズバーグが教えてくれたこと』
¥1,760
スリーマイルアイランドの原発事故以前に原発反対を唱えて線路に座り込み運動をしたアメリカの詩人ギンズバーグ。プルトニウムへの鎮魂歌、全体主義への警鐘……。ギンズバーグの詩を通して政治を考える。 著者訳によるギンズバーグの詩を5編収録し、また北井晴彦の写真、Painter Kuroのアート作品も掲載しています。
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七月堂『AM 4:07』vol.4
¥1,100
七月堂ZINE「AM 4:07」vol.4 発行いたします! 〈内容紹介〉 【第4号ゲスト】 詩| 向坂くじら 短歌| 小津夜景 エッセイ|〈テーマ:冬、AM 3:10〉 浅生鴨 青柳菜摘 【連載】 詩| 西尾勝彦 エッセイ| 全12回 Pippo/近現代詩紹介 西尾勝彦/マーホローバだより 第4回 池上規公子(葉ね文庫)/中崎町2番出口で考え中 第4回 後藤聖子(七月堂)/なんだかうまく眠れない。 第4回 全4回 城下康明(ひとやすみ書店)/ぼく、おつりもらいましたっけ? 最終回 選書│テーマ〈ある冬の午後、ちいさなブーケといっしょに自分のために買って帰りたい詩歌本〉 吉川祥一郎 / blackbird books 辻山良雄 / Title 加賀谷敦 / あんず文庫 カバー写真| 寺岡圭介(紙片) 「AM 4:07」創刊にあたって この、「詩」と「エッセイ」そして「書店」をテーマに立ち上げた雑誌のタイトルは、もうすぐ日の出を迎える空を見上げると、夜とも朝とも名付けられない景色が広がっているであろう七月の東京の空のことを想像してつけられました。どちらでもあって、どちらでもない。また、そのものでしかありえないもの。世界にはきっと、名付けられていないものが、名付けられたものの何百倍もあって、そんなことには関心を持たずに存在しているような気がします。 自分らしく生きるということが、何者かになるためではなく、ただその人そのものであればよいと思えたら。 これからの七月堂が目指したいことのひとつ、「自分らしくあれる場所」を自分自身の手で作り守っていくために、全一二回の発行を目標に創刊しました。 詩を書く人と、読む人と、売る人の架け橋になることを願い、ありったけの感謝の気持ちをこめて作っていきます。 手にしてくださる方にとって、思いがけずふと、詩的な世界を楽しんでいただける雑誌になれることを願っています。 2024年3月 七月堂 後藤聖子 発行人┆後藤聖子 組版・デザイン┆川島雄太郎 写真┆寺岡圭介(紙片) 製本指導┆紙とゆびさき 印刷・製本・発行┊七月堂 発行日┆2025年12月5日 発売┆11月23日 (版元オンラインサイトより引用)
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青葉市子『アダンの風』プロット集(阿檀書房)
¥1,100
書名:『アダンの風』プロット集 著者:青葉市子 価格:1,000円+税 仕様:B6サイズ/全88P 写真:小林光大(P54-70) 造本:町口景(Match and Company Co., Ltd.) <目次> まえがき 第一章 プロット 第二章 スケッチ 第三章 「アダンの風」写真=小林光大 第四章 「アダンの風」オフショット写真 あとがき
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西尾勝彦『ふたりはひとり』
¥2,200
『光ったり眠ったりしているものたち』(BOOKLORE)より約4年ぶりとなる、西尾勝彦の新詩集です。 たとえ会えなくても、触れることができなくても、大事な人や存在との世界が、ゆるぎなく、これからもずっとつづいていきますように。 「ふたり」も「ひとり」も、同じように大事であれますように。 そんな願いをこめて『ふたりはひとり』の制作にあたりました。 2021/03/21発行 四六判変形 135x140 上製 帯付 装画・挿絵:小川万莉子 / 組版・装丁:川島雄太郎 / 撮影:菊井崇史 発行:七月堂 (版元情報より転載)
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【特典つき】波戸岡景太『ロケットの正午を待っている』
¥1,980
*2016年6月18日に当店で行われたイベントのために作られた手製本『引 -in-』を特典として同封いたします ◎トマス・ピンチョン論を中心に、現代文学全般、文化論へと批評のフィールドを広げる気鋭のアメリカ文学研究者が問う、希望とともに文学を生き直す文学評論の試み。 ◎批評、エッセイの枠組みを超え、今を生きる私たち自身にとって新鮮で、そして切実な響きをもって語られる新しい文学の言葉が、活版印刷による書物に託される。 ◎「ロケットの正午」とは、トマス・ピンチョンの『重力の虹』に登場する、ヒトラーが企てた試作ロケットの発射音が刻む、虚構の時刻。 ◎ピンチョン、ジョナサン・サフラン・フォア(『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』)、スピーゲルマン(アメリカンコミックのスター)、吉田修一、村上春樹など、現代文学の最前線に立つ作品群のページをめくりながら、読むこと、書くこと、想像することの今と未来に思いをはせる。 ■著者 波戸岡景太(はとおか・けいた) 明治大学准教授。アメリカ文学専攻。博士(文学)。 主な著書に、『ピンチョンの動物園』(水声社)、『ラノベのなかの現代日本 ポップ/ぼっち/ノスタルジア』(講談社現代新書)、『オープンスペース・アメリカ 荒野から始まる環境表象文化論』(左右社)がある。 ■目次 スロースロップを追いかけて 物語を産みつける 分からなさを描くこと ヒーローなき時代の英雄譚 メタネズミは語る 極限状態のからだ 男たちのモラル・ジレンマ ロケットの正午を待っている 四六判/上製本/カバー装/本文72ページ*本文=金属活字活版印刷 1,800円(本体価格・税別) 2016年4月刊 ISBN978-4-89629-313-5 C0098 発行 港の人 (版元情報より転載)
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佐野豊『夢にも思わなかった』
¥1,650
佐野豊さんの詩22篇が収録されています。 佐野さんは第10回びーぐるの新人に選出。 花椿文庫 「第3回あなたが選ぶ今月の詩」でも「風」という詩が選ばれました。 私家版を発行されたり、詩の同人誌「極微」(無料配布)の同人としても活躍されています。 著者 佐野豊 四六判・仮フランス装・帯、栞付き 栞文 松下育男 装画 秋山 花 106ページ 発行 七月堂 (版元情報から転載)
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川上亜紀『あなたとわたしと無数の人々』
¥2,200
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惜しまれつつ2018年に亡くなった川上亜紀の刊行全四詩集を、各詩集のあとがきなどもふくめて収録しました。 ・生姜を刻む(新風社 1997) ・酸素スル、春(七月堂 2005) ・三月兎の耳をつけてほんとの話を書くわたし(思潮社 2012) ・あなたとわたしと無数の人々(七月堂 2018) 豆と米 肉と葱 噛まれてそれが【わたし】になって 火や水を使い発語するとは思えないのに 味噌と茄子 噛まれて熱となって 胡瓜 また噛んでいる 「噛む夜」より抜粋 ふと振り向けば私の心はあたたかく澄んだ水に満たされていてもう溢れそうになっているのだ。 声高なわざとらしさが一切ないのが、川上さんらしい。切実だけど、茶目っ気たっぷり。突然のユーモラスな展開や幻想的なイメージには思わず笑ってしまう。 ──川口晴美 私たちは親しく語り合った後のように「もうほんとうに恐ろしいことなどありはしない」と微笑みを浮かべて頷きたくなり、言葉を介して結ばれる無数の人々の一人となるのだ。 ──北爪満喜 川上亜紀の詩は、どの作品も、読み手に向かって語り掛け、扉が開かれ、その先には川上の言葉でできた通路が無数に伸びて絡み合っている。 ──白鳥信也 川上亜紀プロフィール 1968年、東京生まれ。 早稲田大学文学部卒 在学中、難病にかかり、闘病しつつ、詩、小説を書く。 2016年、癌にかかり闘病かなわず 2018年1月23日、初版『あなたとわたしと無数の人々』を制作中に逝去。 栞文:川口晴美・北爪満喜 叢書版あとがき:白鳥信也 組版・装幀:川島雄太郎 発行:七月堂 (版元サイトから転載)
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大橋弘『夢見坂廃物公園』
¥1,650
本書は、二〇二〇年刊行の第三歌集『既視感製造機械』以後に発表した作品から取捨選択するとともに、いくつかの未発表作品を加えて再構成したものである。 章題のうち、「その日その日を夢に見て」は佐藤春夫『田園の憂鬱』の本文から、「大きな大きなめぐり」は立原道造の詩「晩き日の夕べに」から引いたものである。(本書「後書」より) 栞文:笹川諒・吉野裕之 装幀:秋山智憲 【5首選】 一生のうちでもっとも焼売に近い今年も暮れてゆきます 鳥たちの寿命を延ばす旅をするそんなつもりのおやすみなさい 新宿を出ると電車はカーブする見たこともない言葉の方へ あれが夢の断片ですね消えていく飛行機雲のおしりのあたり かたつむり。あやうく明日の生き方を決めそうになりすぐに眠った (版元サイトより転載)
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松木秀『Easy Livin’』
¥2,200
第5歌集。 2019年から2024年までの5年間の歌を収録。 ただごとに徹して詠まれた歌は、しかし社会を斜めに切り取り、読む者に思索を促す。 松木秀の歌は、常に「今」と呼応している。 【5首選】 片仮名で書くと一気にロシア語の風味を帯びるコロスツモリカ 鬼退治して帰りたる桃太郎それからの長い長い年月 人間がムカデでなくてよかったなだって五十倍靴代かかる アキレスが追い越した亀アキレスより長生きをしてついに追い抜く 抱えすぎた在庫で問屋つぶれたりそうは問屋が卸さなさすぎて 2025年5月27日発行 四六判並製カバー装180頁 装幀:三好 誠(ジャンボスペシャル) (版元サイトより転載)
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薄暑なつ『small tune, little view』
¥1,980
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ねむいままバスを降りれば包まれるサービスエリアの光のにおい あなたの名前ぎゅっと握って歩く夜 かけるべき言葉がわからずに 隣室のラジオが聞こえてくる夕べこれから眠る町がふくらむ 毎日の暮らしのなかで、特別ではない平凡な出来事だとしても、薄暑なつは注意深く目を凝らし、耳を傾け、意識して匂いを感じとろうとする。ほんの一瞬の出来事であるがゆえに、多くの人たちは見過ごしてしまうようなワンシーンを彼女は繊細にとらえて歌にする。繰り返し表れる光、音、夜、そして、匂い。そのどれもが愛おしく、歌を読んだ人の心にそっと触れる。 ことばが遅れて届くような、小さな記録のかたち 岡野大嗣 光、波、心、身体、関係、日々、常に揺らいでいるものたち 木下龍也 いま過ごしている時間の豊かさがゆっくりと増幅していくのを感じる 東直子 日々の中で心が揺れたりふくらんだりしたことを、そのままのかたちで目の前に置いておけるように記した146首。力を抜いて読むことができて、必要なときにただそばにいられるような本を目指しました。バスの後部座席に揺られて過ごすしずかな時間、終わってもあかるいライブ会場、ベランダから見渡す町のごはんの灯り、おやすみの代わりに小さく光らせるラジオの声。1首でもあなたの中に灯る景色があれば、とてもうれしく思います(薄暑なつ)。 目次 高架下にまぶしい ベッドチューン ナイトパス リメイク それでも明るい 必ずしも links 未明に moon 月と半券 レインサービス vista あかるいままに これからも リトルタウン ゆびさきとゆめ ペンシルフレンド きこえるよ グッド・フェイク 著者プロフィール 薄暑なつ(はくしょ・なつ) ナナロク社 新短歌教室1期生。この教室から歌をつくりはじめる。 ミニ歌集に『Thank you for praying』(SPBS)。 参加文芸誌に『文藝蟻酸vol.2 ギギ』。 同人「号外」、「夏澄み」。 X:hakusho_ 2022年 東京歌壇年間賞(東 直子選) 2023年 NHK全国短歌大会 自由題一席(東 直子選) 2024年 おそろい短歌賞 金賞 2025年 あたらしい日々への短歌賞 銀賞 など (出版社HPより転載)
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田中さとみ・照井知二・福間健二・マーサ ナカムラ・宗近真一郎・山崎修平『ZUIKO』vol.2
¥1,100
田中さとみさん、マーサ・ナカムラさん、山崎修平さんの3人により創刊された雑誌。第二号。 刊行年:2020 ページ数:64p サイズ:A5
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稀人舎『Solid Situation Poems』
¥880
「現代詩手帖」(思潮社)2017.8~10月号連載の誌上アンソロジー企画〈川口晴美と、詩と遊ぶ〉は、これが現代詩手帖!? と思うような小宮山裕による大胆なデザインと具体的でソリッドな設定のお題で話題になりました。 この企画は、ある設定した世界の人物になりきり、詩、短歌、俳句を作るというものでした。 その3回分をぎゅっと1冊に閉じ込め、装いも新たにパワーアップした冊子です。 A5版、表紙カラー、本文モノクロ、本文32ページ (版元サイトより引用)
