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代わりに読む人『別冊代わりに読む人 試行錯誤3』
¥1,100
『試行錯誤』は読む/書く人々の試行錯誤のための実験室です。文芸に新しい視点をもたらす著者のエッセイや批評を集めています。 「文芸雑誌『代わりに読む人』よりもずっと小さくはじめた別冊『試行錯誤』の3号目がようやく完成しました。これまで通り、わかしょ文庫さんの「大相撲観戦記」、伏見瞬さんの「蓮實重彥論」、陳詩遠さんの「なにがなんだか」、友田とんの「取るに足らないものを取 る」のエッセイや批評の連載に加えて、今号からスズキナオさんの「谷崎潤一郎のことを考えながら散歩する」が始まりました。/最近、よく考えるのですが、つづけていくことで、はじめてできあがってくるものがあります。だから、連載という形で試行錯誤してもらえる小さな発表の場所をつづけていきたいと思います。何より、私自身が著者と並走し、何かができあがってくる様子を目撃していたいという気持ちがあります。読者の皆さんにもぜひ一緒にそれを見守り、またご自身でも何かを調べ、書き綴っていただけたらと思います。」(巻頭言「新しい仲間、つづけていくこと」より) 目次 わかしょ文庫 大相撲観戦記 「相撲に熱中できない 寺山修司の世界からやってきたお相撲さん」 【新連載】スズキナオ 谷崎潤一郎のことを考えながら散歩する 「生家の跡地でしゃぶしゃぶを」 伏見瞬 蓮實重彥論「蓮實重彥と生活する」 陳詩遠 なにがなんだか 「走ることで金を失うことから身を守っている・他1編」 友田とん 取るに足らないものを取る 「事務所、借りるかもしれない」 [書誌情報] 定価 1,000円+税 文庫判86頁、並製本 表紙用紙:アラベールスノーホワイト110kg 、本文用紙:上質紙70Kg 発行年月:2024年6月 発行所:un poco / 代わりに読む人 発行部数:350部 (版元サイトより引用)
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【サイン本】品品(ex.世田谷ピンポンズ)『SETAGAYA MAGIC』
¥1,320
自分が住む街の現在・過去・未来へのパスポートに。 twililightがある三軒茶屋をテーマにしたポケットブックシリーズ「sanchapbook」(サンチャップブック)。 3冊目は、twililight web magazineで2024年6月から9月まで連載していたフォークシンガー・品品(ex.世田谷ピンポンズ)によるセンチメンタル連載小説を書籍化した『SETAGAYA MAGIC』。 “感傷より先に歌があるのか、歌より先に感傷があるのか、自分の情緒が時々分からなくなる” 世田谷区の三軒茶屋に長いあいだ住んでいたフォークシンガー・品品(ex.世田谷ピンポンズ)による初めての小説は、 三軒茶屋を舞台に、自身と重なる杵賀谷を主人公に迎え、選ばれなかった人々の心に真摯に寄り添う。 歌うこと、生きること、夢を見ること。 「もっともっと迷い惑うことだよ。君がこの街で出会った人たちがえっちらおっちらそうやって暮らしてきたみたいにね。茶沢通りの一本道でさえ迷う君さ。だからこそ、ひょんなことからまたいつかどこかで別れた誰かと再会できるかもしれない。誰も見たことのないような変な景色を見つけることができるかもしれない」 タイトル:『SETAGAYA MAGIC』 /シリーズ:sanchapbook 03 /著者:品品(ex.世田谷ピンポンズ)/装画: waca/ デザイン:横山雄/ 判型:B7/ ページ数:104ページ/ 本体価格:1200円/ 発行:ignition gallery/ 発行所:twililight/ 刊行日:2024年12月28日 目次 「すずらん通りの定食屋」 「太子堂中央街のライブハウス」 「世田谷通り沿いのマンション」 「三軒茶屋中央劇場」 「地震の日」 「じしんの日」 「送別会」 「世田谷マジック」 あとがき ページ数:104 判型:B7 装丁:横山雄 品品(ex.世田谷ピンポンズ) フォークシンガー。 吉田拓郎や70年代フォーク・歌謡曲のエッセンスを取り入れながらも、ノスタルジーで終わることなく「いま」を歌う。 音楽のみならず、文学や古本屋、喫茶店にも造詣が深く、最近では文筆活動も積極的に行っている。 あたらしいフォークの旗手。 (版元サイトより転載) --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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【サイン本】グラフィック社編集部 編『ブックデザイナー・名久井直子が訪ねる 紙ものづくりの現場から』
¥2,200
仕様:A5 並製 総144頁 定価:2200円(10%税込) 本が生まれる・紙がつくられる現場に息づく匠の技を、ブックデザイナー・名久井直子ならではの鋭くも優しい視線でレポート。普段ではなかなか見ることができないプロの現場を豊富な写真とわかりやすいテキストでご紹介します。紹介する現場は、震災で大打撃を受けた日本製紙・石巻工場(震災1年後の姿)や活版印刷、各種製紙現場、紙の神様を祀る・越前和紙の里、型抜きなどの紙加工とあらゆる種類の現場に渡り、貴重な現場の様子がわかる一冊です。 (出版社HPより転載) --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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植本一子『それはただの偶然』
¥1,540
いつか別れる日のために どこまでも一緒に歩いた わたしたち 自費出版で初めてエッセイ集を作りました。 今年の春に事件に巻き込まれてしまい、かなり苦しい日々を過ごしてきました。 生きることさえ諦めそうになったけれど、書くことはそんな自分を助けてくれました。 夏から秋にかけて書いた7篇と併せて『文學界』『ベストエッセイ2024』に掲載された1篇、少しの詩を載せています。 また、今回「わたしの現在地」というシリーズ名をつけたので、気長に作り続けていけたらと思っています。 ---------------------------------------------------------------------------------------
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パク・ヘウル『inch magazine PocketStories 02 この星を離れた種族』
¥1,210
短篇小説をポケットに―― というコンセプトで、東京を拠点とするインディペンデント・マガジンinch magazineがリリースする海外文学翻訳シリーズ「PocketStories」の第二弾として、邦訳は初となる韓国で今注目のSF作家、パク・へウルのショートショート「鉄の種族」と短篇小説「ゆりかご惑星」の二篇を収めた『この星を離れた種族』を刊行。 著者プロフィール パク・へウル(著) 大学在学中であった2012年、『季刊文芸』の小説部門新人賞を受賞し、『ギパ(기파)』で2018年第3回科学文学賞長編部門大賞を受賞した。同年末、ムック誌『本日のSF#1』に短篇小説「希望を愛す(희망을 사랑해)」を掲載。2024年7月に初の短篇集『ゆりかご惑星(요람 행성)』が刊行され、表題「ゆりかご惑星」はイギリスで映画化が決定している。 廣岡孝弥(翻訳) 1981年富山県生まれ。『トトノイ人』をはじめ、リトルプレスの制作やサポート業に従事。2021年第5回「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」にて『モーメント・アーケード』で最優秀賞を受賞。オープンダイアローグ・ネットワーク・ジャパン正会員。 目次 鉄の種族 ゆりかご惑星 訳者解説 気候変動SF小史 橋本輝幸(SF書評家) ページ数 80 判型 W106mm×H184mm中綴じミシン製本 装丁 坂脇慶
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【サイン本】小原晩『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』(商業出版版)
¥1,760
SOLD OUT
\異例の累計1万部突破/ 一生懸命生きれば生きるほど空回りするすべての人へ 誰もが経験したことがあるような感覚、せわしない日々からこぼれていく感情や体験 を、切実に丁寧に掬いあげる彼女の文章に共感やあの頃を懐かしむ人が続出! 私家版の23編に加え、新たに17編を書き下ろし、東京での生活を中心とした全40編となります。 不安ややるせなさで固まった心をほぐしてくれる18~27歳までの東京での生活を中心に綴られたエッセイ集。 ままならないことも 不器用さもすべてひっくるめて 生活は愛おしい ここで唐揚げ弁当を食べないでください 著者 小原晩 体裁 四六判、並製、総176ページ 価格 本体1,600円+税 発売日 2024年11月14日 出版社 実業之日本社 ISBN 978-4-408-53869-3 挿絵・装画 佐治みづき ブックデザイン 漆原悠一(tento) <著者プロフィール> 小原晩(おばら・ばん) 1996年東京生まれ。2022年、自費出版(私家版)にてエッセイ集『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』を刊行。2023年9月に『これが生活なのかしらん』(大和書房)を刊行。 ---------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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【サイン入り】VIDEOTAPEMUSIC『Revisit』
¥5,500
ミュージシャンであり、映像ディレクター。失われつつある映像メディアであるVHSテープを各地で収集し、それを素材にして音楽や映像の作品を制作しているVIDEOTAPEMUSIC。 近年では日本国内の様々な土地を題材にしたフィールドワークを行いながらの楽曲制作を行なっているVIDEOTAPEMUSICが、滞在制作で訪れた館林(群馬)、野母崎(長崎)、須崎(高知)、塩尻(長野)、嬉野(佐賀)の各地を再訪(=Revisit)し、再レコーディングを行い再構築した楽曲群に加えて、多摩湖を題材に渋谷WWWで開催した自身の単独公演「UNDER THE LAKE」(2023年12月開催)のために書き下ろされた新曲2曲、高知出身で須崎での滞在制作の経験もあるoono yuuki、長崎出身のアーティストAkito Tabiraという須崎、野母崎に縁のあるアーティストによるRemixトラック2曲をコンパイルした全9曲収録の5作目のアルバム「Revist」が完成。 このアルバム作品を音源(カセットテープ)と、各地での滞在制作 – 再訪の際の日記など、作品や訪れた土地にまつわる記録、記憶を書き綴ったテキストを収録した全160Pの書籍を特製ケースにパッケージした限定プレス”カセットブック”として完成。 --------------------------------------------------------------------------------------- 同一タイトルのサイン本のご購入はおひとりさま1冊限りにさせていただいております。 また販売しておりますサイン本の転売は、固く禁止させていただきます。 転売行為が発覚した場合には、以降、当社オンラインストアでの商品ご購入をお断りする場合がございます。
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べっくやちひろ『木漏れ日と胃カメラ』
¥1,100
35歳から「"大人第二章"に突入したなあ」と思うことが増え、そんな自分自身の観察記録のようなものを書きました。 "中年の新歓"現象、ミッドライフ・クライシスのこと、「30代は楽になる」のか、写真写りに対する所感、自己受容について、など。 (著者SNSより引用)
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石戸諒『モンゴルのゲルから』
¥2,200
モンゴルの遊牧民が暮らす「ゲル」から見える景色や、ゲルから始まる旅について写真と文章をまとめました。 全5章のうち3章までは、2022年から毎年夏に訪れている遊牧民・オトゴーさんのゲルとその周辺で起こった出来事を収録。4章にはモンゴル最西部にある最高峰・フィトゥンを目指した旅、5章には北部のロシア国境付近に住むトゥバのトナカイ飼養民を訪ねた旅についてそれぞれ収録しています。 人との距離が近いゲルの周辺と、地平線まで続く草原を交互に見ることになるモンゴル旅行。読んでいて少し目がよくなるような、読んだ人の気持ちや本棚の風通しがちょっとよくなるような本として制作しました。 ・・・ モンゴルのゲルから 2024年11月15日 発売 B5変形(182*200)/118ページ/カラー 価格:2,000円(+税) 発行:石戸 諒 写真・文:石戸 諒 デザイン:宮原 美佳 (版元サイトから転載)
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me and you『me and you の日記文通 message in a bottle vol.2』
¥2,200
me and youが隔週金曜日にお届けしているニュースレター「message in a bottle」で連載中の「日記文通」。me and you竹中万季・野村由芽がそれぞれ日記を書き、お互いの日記にお手紙をそっとそえる実験の記録を、『me and you の日記文通 message in a bottle vol.2』という2冊目の本のかたちにまとめました。 2冊目となる「me and youの日記文通 message in a bottle」は、2023年3月〜2024年9月のうち、それぞれ19日分の日記と返事を1冊にしたもの。読み返してみれば、新型コロナウイルスによって外出や人に会うことを控え、家のなかから思考の枝葉を広げていた時期と、友人とごはんを食べたり、小さな旅に出かけたり、まだ見ぬ場所へとからだを再び運ぶようになった時期の日々が半分ずつぐらいの記録になりました。また、今回はそれぞれの日記に登場した本を一覧にしたブックガイドも巻末に収録しています。 装丁は、香川に暮らし、晩年の平野甲賀さんに学ぶなど、タイポグラフィーを用いたデザインを持ち味とする古本実加さん。書かれているものごとの余白に目を凝らし、耳を澄ませ、想像をめぐらせる余白や風合いを大切にしながら、丁寧にかたちにしてくれました。 表紙にあしらわれた「message in a bottle」の文字は、見方によってロゴのようにもイラストのようにも受け取ることもできれば、お鍋やお花など、生活の道具にも見えてきます。日記文通に書かれていること自体がそうであるように、古本さんが手がけてくださったモチーフたちにも、答えめいたものはありません。モチーフは表紙だけではなく本文にも隠れているので、そのときの気分によって、「あれに見えるな」「これかもしれない」とゆらゆら楽しんでいただけたらうれしいです。 ─不確かなことの多い世界を 自分なりに漕いでいくために─ ああではない、こうでもない、と言いながら、まとまらない言葉の手触りを残したまま、生活のなかで記録を続けていくこと。この試みが、不確かな世界を漕いでいくときの櫂となり、行先を少しばかり、ほの明るく照らすことがあればと願っています。出会っていただけますように。 (公式サイトより転載)
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飯村大樹『失われた「実家」を求めて』
¥1,320
両親の離婚と父親の再婚によって突然失われることになった私の実家。 果たしてあの場所は、時間は、一体何だったのだろうか? なんとなく遠ざけていた「実家」という場所を振り返るべく、私は久しぶりに両親に会うことを決めた。 家族へのインタビューとエッセイをまとめた一冊。 『失われた「実家」を求めて』 著 飯村大樹 装画 藤本将綱 値段 1200円+税 サイズ B6 飯村大樹(いいむら・ひろき) 1995年、茨城県水戸市生。フリーランスでデザイン・書籍組版業。好きな食べ物はたこ焼きとモンブラン。 (著者サイトから転載)
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『なnD 11』
¥1,430
『なんとなく、クリティック』『nu』『DU』という雑誌の編集者が結集して生まれたミニコミ「なnD」の12冊め、『なnD 11』です。いまを生きる総勢60名以上のひとたちの、小さな語りが織りなすタペストリー。 (公式サイトより転載)
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dee’s magazine BOOKS『dee’s magazine とわたし』
¥1,000
dee’s magazine BOOKS 第5弾 著者コメント 今までdee’s magazineに関わってくださった方や 手に取ってくださった皆さんのおかげで今のわたしがあると思っています。 感謝の気持ちで書きました。 ずっとこれから先どうしたらいいんだろう、という気持ちでいたので わたしにとってはdee’s magazineを作ったことが 一つの突破口になったような気がしています。 dee’s magazineのこれまでの紹介もあります。 ぜひ手に取ってみてください。 タイトル:dee’s magazine とわたし 著者:dee's magazine 本体価格:1,000円 ページ数:64Pモノクロ ステッカー付き サイズ:文庫サイズ
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影山知明『大きなシステムと小さなファンタジー』
¥2,750
「あなたの雇い主は、実はシステムなのだ。」 ──システムの力が強くなると、あなたが、時間が、関係性が、ことばが、手段になる。すべてが利用価値ではかられるようになる。現代の生きづらさの原因はここにある。 あなたがあなたであることから、それを互いに受け止め合うことから、やり直せないか。 クルミドコーヒーで、ぶんじ寮で、国分寺で。 何かとたたかうのではなく、何かを変えようとするのではなく、軽やかに、遊ぶように、「もう一つの道」を切り拓いてきた著者による、実践の記録。未来への展望。 種が土と出会い、芽を出し、やがて木へと育つように。一本の木が、まわりのいのちと関わりながら生態系を育み、やがて森へと育つように。 解き放とう、あなた自身を。 「一つ一つのいのちが大切にされる社会」はもう、すぐそこにある。
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原航平・上垣内舜介『VACANCES 第5号』
¥1,400
VACANCES 第5号 遊びはどこにある? (以下、敬称略) ■Contents 【カバーイラスト】 beco+81 【インタビュー】 上坂あゆ美 lilbesh ramko 五十嵐耕平 太田達成 【マンガ】 小川しらす 黒木雅巳 【エッセイ】 金子由里奈 乗代雄介 諭吉佳作/men 碇雪恵 【小説】 惑星ソラリスのラストの、びしょびしょの実家でびしょびしょの父親と抱き合うびしょびしょの主人公 【イラスト】 エビアヤノ 【プライベートビーチより(巻末企画)】 ・今号寄稿者や友人・知人など計21名に聞いた「みんなの遊びアイテム」 ・編集部の創作 -------------------- Staff: 編集・発行|原航平+上垣内舜介 デザイン|岸田紘之 協力|もりみわこ 仕様:B6、本文128ページ 発売:2024年12月1日 -------------------- 【概要】 編集・ライターの仕事をしている原航平と上垣内舜介が主導し、インディペンデントな体制で作っているカルチャー雑誌『VACANCES バカンス』。 第5号の特集タイトルは「遊びはどこにある?」。大人になってからの遊びは、わざわざ時間をとらないとできないものになった。子どものころと比べればバリエーションにも欠けているような気がする。しかし日常のどこかには、今も遊びを楽しむ心はたくさん散らばっているのではないか。そう期待した私たちは、「あなたの遊び(との向き合い方)を教えてください」と、その表現や言動に魅了されている方たちに尋ね回った。きらきらした遊びはどこにあるのだろう? あなたとたまたま交差したこの遊び場で一緒に探してみましょう。
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橋本亮二『かけないひび』
¥1,320
二〇二四年、四十二歳から四十三歳への日々の小さな記録。 本を巡る六月の岩手ツアー。盛岡に降り立ち、紫波の町を歩き、たくさんの人と会った。旅をしていても、日常は頭によぎり、呼吸が浅くなる瞬間はあった。隣にいてくれる人、通り過ぎたり向き合ってくれる人がいて、それは抑えられた。温かい記憶、そのなかにも鋭利な衝動や漠とした虚しさ、足元が揺らぐ感覚はあった。それでも、あの日を思うとやわらかい光に包まれる。 常な日なんてないけれど、日常は存在する。心身の変化を強く感じる。年齢や環境のせいではなく、仕事とも人との関係性においても、核となるところで向き合えてこなかった積年が突きつけられている。言葉を綴ることも、えいやと走り出すことも叶わない日が続く。一日いちにち、欠けることがないようにとだけ思い、繰り返している。 すっかり読めなくなったけれど、気持ちも考え方も啓いてくれるのはやはり本だった。一人の人間の機微、捉え難い関係性や社会のあり方を掬い取り作品として昇華する作家の力。長い物語の全体がすこしずつ心にしみ渡ることも、たった一文に奥深く横になっていた思いが呼び覚まされることもあった。こんな文章を書きたい、その気持ちは変わらずある。そう思わせてくれる本は過去に数知れずあるし、これからも生まれてくる。 あの日のこと覚えてる? いつか、自分にも、横にいる人にも、遠くにいる誰かにも声を掛けたい。(まえがきより) ページ数 90 判型 A6判 装丁 関口竜平 著者プロフィール 橋本亮二(著) 1981年、愛知県生まれ。出版社で営業職。共著『本を贈る』
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笠井瑠美子 『製本と編集者 vol.3』
¥1,100
これまでの出版業界にとって本を作るということは疑う余地もなく、紙の本を作るということだった。電子書籍が登場し、多くの人たちが当たり前にそれを読む端末を手にし、紙の本の価値を問われるようになって久しいが、それでもまだ紙の本のほうが商売になる(儲かる)という理由で、なんだかんだと紙の本は作られ続けている。けれど商売になるかどうか以前に、どうして紙の本をいいと思うのか説明できるようになりたい。それは自分がこの先もこの仕事を続けていく理由に繋がるはずだからだ。 製本の現場から、三人の編集者へ問いかける これからの本についてのインタビュー、シリーズ完結 編者:笠井瑠美子 話す人:中村康二(光文社)、岸本洋和(平凡社)、出射優希(ライター) 中村康二(なかむら・こうじ ) 一九八一年生まれ。千葉県出身。武蔵野美術大学造形学部デザイン情報学科卒。病院の受付からパソコン誌二誌の編集を経て漫画編集者に。ウェブ漫画サイト「トーチweb」「コミックボーダー」「webアクション」を立ち上げる。二〇二四年七月から光文社に在籍。 岸本洋和(きしもと・ひろかず) 一九八一年生まれ。東京大学教養学部超域文化科学科(文化人類学)卒業。同大学院総合文化研究科修士課程中退後、二〇〇六年思文閣に入社。古美術を扱う仕事を五年経験したのち、二〇一一年平凡社に入社。二〇一五年、科学と文芸のシリーズ「スタンダード・ブックス」を創刊。新書、ノンフィクション、エッセイ、写真集、小説、人文書、絵本、漫画など、ジャンルを問わずいろいろ作っています。 出射優希(いでい・ゆうき) 二〇〇二年生まれ。兵庫県出身。京都芸術大学文芸表現学科卒業。インタビューを学ぶ。二〇二四年より、藍染を中心に伝統文化を伝える・受け継ぐ活動を行う「藍の學校」に、ライターとして伴走中。それを機にフリーライターとして活動をはじめる。人が好き。 ページ数 122 判型 A5変判 装丁 千葉美穂(Ophelia Design Studio.) 著者プロフィール 笠井瑠美子(編著) 一九八〇年生まれ。横浜市育ち。武蔵野美術大学デザイン情報学科卒業後、株式会社東京印書館に入社。退職後、デザイン制作会社に勤務する傍ら、手製本工房まるみず組で手製本を習う。加藤製本株式会社で束見本担当、二〇一九年退職。二〇二〇年一月より、株式会社松岳社で引き 続き束見本を担当することになりました。束見本以外にもいろいろな作業をするのですが楽しいです。 行きつけは今野書店、時々Title。本を売る先は古本屋の音羽館。かもめブックスは第五の故郷です。 ・『本を贈る』(三輪舎)共著 ・dee’s magazine コラム連載中 ・はたらく写真絵本シリーズ「はたらく製本所」(ambooks) ・はたらく写真絵本シリーズ「はたらく製本所」(創元社)
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『現代詩が好きだ』
¥3,850
小笠原鳥類による詩評集。 北村太郎、入沢康夫、野村喜和夫、広瀬大志、吉岡実、草野心 他。 A5版 本文 452ページ 帯文 野村喜和夫 広瀬大志 ソフトカバー
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『「幻代詩アンソロジー」Vol.3』
¥1,650
49人の詩人による幻代詩アンソロジー第3弾 【参加詩人】(掲載順・敬称略) 小笠原鳥類 一方井亜稀 佐々木漣 鷹枕可 椿美砂子 石川敬大 山田真佐明 青山勇樹 十六夜 永沢俳里 飯田ひろ 白島真 でおひでお 天乃絵留 アラ降旗 川嶋ゆーじ 鳥井雪 金澤実愛 藍眞澄 蒼井百合亜 柳坪幸佳 梁川梨里 音放送 月兎 葉音 宇佐見踏繁 灘奏子 蒼河颯人 よるのものがたり 都圭晴 文雨 伽奈 二階堂慈雨 神々廻こたろう。 大山いずみ 福富ぶぶ 湯村りす うたもも 犬伏カイ 香椎柳 104hero 高橋加代子 小島ともみ 佐河 泰地 原島里枝 ひだり手枕 黒崎水華 黒崎晴臣 八島路佳男 医ヰ嶋蠱毒 広瀬大志 A5版 全116頁 表紙 高橋加代子
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そぼろ・アリサ『欠けたまま自由になるための縫いぐるみづくり -そぼろとアリサのささやかなお手紙記録- 』
¥2,420
新作縫いぐるみができるまでのそぼろさん、アリサさんのお手紙、制作の写真やそぼろさんの制作コメントなどをたっぷり収録。ぬいぐるみのステッカーつきです。
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スズキロク『別冊のん記 妻のレコードおつかいDO!』
¥1,100
話題の「レコードおつかい」4コマがさらにパワーアップして登場! レコードにまったく詳しくない妻・スズキロクが、 レコードに詳しい友人のヒントだけを頼りにおつかいチャレンジ! 予算は(夫の)1万円! はたして妻は何のレコードを買ってきたのか!? 『別冊のん記』レコードおつかいシリーズ新作は、オカモト"MOBY"タクヤ(SCOOBIE DO)がゲストで登場! クイズ作家でもあるMOBYの出すレコードおつかいお題に、レコードおつかいの天才妻ことスズキロクはどう答えるのか? 応援・トミヤマユキコ、協力・矢野利裕で賑やかにお届けします。 同時収録は2024年2月に行われた、前作『別冊のん記 妻のレコードおつかいリターンズ』刊行記念イベントのレポートマンガ(出演・柳樂光隆、長谷川裕、矢野利裕)。 イベントのために用意された新たなお題に妻が挑む! はたして妻は奇跡を起こせるか!? スズキロク渾身のレコードジャケット再現イラストも必見です。 (公式サイトより転載)
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僕のマリ『鮮やかな季節』
¥1,400
2023年11月〜2024年10月の記録です。 文筆家と古本屋の夫婦二人暮らし、マユリカのpodcast、日々の仕事、新刊『記憶を食む』制作の思い出、自炊と外食、犬に対する想い、街の悲喜交々、読んだ本や行った展示など、ちっぽけな出来事ばかりです。ちっぽけなことほど書き記すのが面白く、読み返した時に感じ入るものです。 装画作品:米澤真子「ふたつの煙」 DTPデザイン:佐藤夏菜子 (著者公式サイトより転載)
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【特典付き】坂口恭平『絶望ハンドブック』
¥2,200
【特典購入】 坂口恭平パステル画(本のなかにでてくる8月の絶望状態のときに描かれた)ステッカーを一枚お付け致します。(ランダムにお付けしております) 出版社:エランド・プレス 仕様:四六判変形/ソフトカバー/224ページ 発売日:2024年12月7日 価格:2000円+税 ISBN978-4908440-10-6 躁鬱の人生を歩む坂口恭平がつらい「絶望状態」を克服するため、ひたすら「絶望」をみつめる。 ひとたび「絶望」にとらわれると記憶が分断され、「絶望」の底にいる「自分」とは対話ができない。 分断された自分を救うことはできるのか。 それは他者の「絶望」のハンドブックともなりえるのではないか。 苦しみの底で見つけたものは? ベストセラー『生きのびるための事務』著者がおくる、こころの深淵の歩き方。 作家・坂口恭平が若い頃よりとらわれてきた自身の「絶望状態」との格闘をつづった、切実で赤裸々な記録。困難の果てに辿りついた「絶望」との新たな関係性にいたる道筋は、渦中にいる多くの人々に希望を示すだろう。 苦悩する人へのギフトであるとともに、人間の精神や創造性への洞察をはらんだ〈絶望文学〉のマスターピース。 <目次> ・はじめに ・第1章 絶望の分析 ・第2章 絶望の渦中で ・第3章 絶望の変調 ・第4章 絶望と生きる ・おわりに ・付録 絶望状態のメモ 「死なないためのハンドブック。それが今回の執筆の目的だ。とにかくあの絶望しているときの自分に向けて書いてみたい。正直、恥ずかしすぎて、書きたくないなという気持ちもある。でも、とりあえず自分のためなのだから、気にせずに書いてみよう。いやなら、あとで消せばいいだけだ」 (「はじめに」より) ※出版社HPより
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批評のための運動体 近代体操『近代体操 第二号』
¥2,200
*『近代体操 創刊号』のご購入はこちら https://bookandbeer.theshop.jp/items/95972394 創刊号の発刊から2年。 私たち『近代体操』は、第2号を刊行します。 特集テーマは「やわらかな聖なるもの――推し・宗教・陰謀の時代」。 〇巻頭言「やわらかな聖なるもの」(松田樹・森脇透青) 〇第一部 聖なるものとパラノイア:松田樹「阿部和重の映画と陰謀」 聖なるものとパラノイア:黒嵜想「見えない男」 〇第二部 聖なるものと「政治と文学」:古木獠「国家・肉体・恥――試論」 聖なるものと「政治と文学」:石橋直樹「「死」が人間を喰らうとき――林桜園・神風連の乱・蓮田善明」 聖なるものと「政治と文学」:倉数茂「永遠のオルガスムへ上りつめること――三島由紀夫と大江健三郎の『セブンティーン』」 ◯第三部 聖なるものと「ポップカルチャー」:武久真士「やわらかな変態――詩的言語とコミュニティ」 聖なるものと「ポップカルチャー」:安永光希「モダン・ジャズの(カフカ的)自意識――分裂と追いかけっこ」 聖なるものと「ポップカルチャー」:森脇透青「Hello goodbye 平沢進――「母」の変容」 ◯松本卓也・山本圭「「否!」なき時代に――松本卓也・山本圭クロスインタビュー」(聞き手:武久真士・松田樹・森脇透青) 〇草乃羊・武久真士・古木獠・松田樹・森脇透青・安永光希「「聖なるもの」をめぐって」