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柴沼千晴『長い話』

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演劇が、音楽が、文学が、映画が、
写真が、絵画が、日記が
世界をよく見るための通り道だとしたら? (本文より)

それぞれの場所で暮らしていても、
一緒に生きていると思えることについて、
最近はずっと考えている。(帯文より)

A5変形/72ページ/ミシン綴じ製本
価格(売値):税込1300円
2025年11月30日 第1刷 発行(『生活の観客』と同時刊行)
装丁・組版:栗本 凌太郎
印刷・製本:イニュニック

毎日の日記を束ねることで日記本を制作してきた著者初の「日記エッセイ集」。2025年の日記の中から、演
劇や音楽、本などの作品を鑑賞した6日間の日記を抜粋し、計3万字の作品として纏めました。(いずれも
『生活の観客』にも収録している日付ですが、日記は異なる文章です)。
自分の生活を綴りながら他者の痛みを想像し、「それぞれの場所で暮らしていても、一緒に生きていると思
えること」を考え続ける日々。著者が日頃から関心を持つ文化芸術の作品に触れる(=観客である)こと
は、そのアーティストの考え方を借りて世界をよりよく見ようとする営みでした。そして、それを受け取っ
た自分の中に何が起こったかを自分なりの通り道(=日記)で書き残すことで、その作品に出てきた人やそ
の作品をつくった人、そしてまだ出会えていない誰かへの応答を試みました。『生活の観客』と対をなすも
うひとつのまなざしのドキュメンタリーであり、また、ひとりの人間が、表現に向かうまでの物語です。

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